2013年6月30日

準決勝へ

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担当:大重正人

タイトルに向けて、準々決勝を勝ち抜きました!時間によって、変化する状況をしっかり認識しながらのリアリスティックな戦い。2戦合計して1勝1敗、合計スコアは2-2。差を分けたのは、アウェイゴールの数でした。先週の広島で奪った2点、これが大きく大きくものを言いました。

佐藤寿人選手のゴール。ゼロックスカップと同じか、それ以上のさらなるスーパーゴールでした。「あれは相手を褒めるしかないゴール」と栗澤選手をはじめ、みなリスペクトの思いを抱きながらも、「まだアドバンテージがある。あそこで慌てることなく戦えたのが今日のポイントだった」と、冷静なゲーム運び、マネジメントがしっかり効いてからこその勝ち抜けでした。

激しい当たりが繰り返され、試合が進むにつれてさらにヒートアップする試合。相手に退場者出るほどのエキサイティングな展開でしたが、工藤選手は「サンフレッチェの選手に、準決勝頑張ってくれよ!と言ってもらいました。互いにリスペクトして、2試合ともいい試合だったと思います。相手のそういう気持ちもくみとって、このままファイナルまでいきたい!」。監督も会見で述べたように、2試合とも拮抗し、互いの長所が現れたレベルの高い試合を両軍選手たちが見せてくれました。

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ミドルシュートのこぼれ球、詰める石原選手、起き上がって身を呈して飛び込む菅野選手、勝負を大きく分けた、今日一番のビッグプレーでした!

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準決勝は、アントラーズを破った、マリノスとの対戦に。9月7日にホーム日立台で第1戦、第2戦は10月12日にニッパツでのアウェイゲームです。天皇杯でもセミファイナルでぶつかった相手、マリノスは今度こそと燃えているはずです。レイソルにとっては、8?9月はものすごいスケジュールになりそうです。

現状発表されている日程ですと、、、
8/17 J1仙台戦 ホーム
8/21 ACLアルシャバブ ホーム
8/24 J1大宮戦 アウェイ
8/28 J1湘南戦 ホーム
8/31 J1鹿島戦 アウェイ
9/7 YNC横浜FM戦 ホーム
9/11 天皇杯 ホーム
9/14 J1磐田戦 ホーム
9/18 ACLアルシャバブ戦 アウェイ
9/21 J1C大阪戦 アウェイ
(9/25 ACL準決勝 ホーム)
9/28 J1新潟戦 ホーム

2月のリーグ戦日程発表時に注釈がついた「変更の可能性あり」という試合もありますので、今後リーグから発表され次第、改めてお知らせいたします。

最後に、今日6月30日は、桐畑選手26歳の誕生日でした!今日は試合終了直後を強襲、「ちょっと恥ずかしいよ、これ!」と照れくさそうにしていましたが、思わぬゲストも加わっての記念写真です。おめでとう、キリ☆

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2013年6月29日

経験と自信

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担当:河原 正明

 明日のJリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝 広島戦は5月22日以来、久々の日立台でのホームゲームです。土曜日ということもあって多くのサポーターの方が練習見学に訪れました。
 トップチームは試合前日恒例のミニゲーム。選手、スタッフが入り混じっての戦いでカラダと心のコンディションを整えました。
 
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 赤組のクレオ選手がアレックスGKコーチの蹴ったコーナーキックにダイレクトで合わせてカッコいいゴール!

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 一方、緑組は鈴木選手が絶好機をつぶすとキムチャンス選手が「どうして?」と詰め寄ります(笑)。

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 でも後半に豪快なヘッドで汚名返上!どうだ、とばかりにアピールします!

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 赤組も追い上げます。"隠れテクニシャン"アレックスGKコーチがまたまたゴールゲット!やっぱりブラジル人ってみんなサッカーが上手いんです。
 しかし、最後の最後に見せたのは栗澤選手。カラダを上手く倒して華麗な?ボレーシュートが炸裂!ゴールデンゴールで見事な幕切れでしたー!

 リラックスした練習を終え、取材に応じた選手たちは早くも戦闘モードに。クレオ選手は「この中断期間に厳しい練習を積んできた。明日はとても大事な試合と認識している。もちろん相手を尊重はするけれど、我々もアドバンテージを持って戦い、勝ち上がるつもり」と意気込みを語り、工藤選手は「リードしているのはこっち。(アドバンテージはあるが)相手の実力は判っているので決して油断することはない。自分たちの戦いを貫いてベスト4に進む」と力強い。その理由は「カップ戦の勝ち方を身につけたから」と工藤選手。
 5月のACL全北戦、アウェイで2点差で勝利するも、ホームでの第2戦では立ち上がりから攻める相手に先制され苦しい試合になりました。しかし、慌てずワンチャンスをモノにして同点とすると、「(追加点を奪うたびに)相手のメンタルが落ちていくのがわかった」(工藤選手)。リーグ王者相手の戦いですが、ホーム・日立台でのカップ戦は高い勝率だけに、データ通りの結果でサポーターの皆さんと喜びたいですね。

 その試合のチケットですが、まだ全席販売中です。当日券も販売します。そして昨日もお知らせしましたが"ナビスコキッズイレブン"のアトラクションもあります。国立競技場でのファイナル目指してチャレンジしてください!来場先着1万名さまに"コーンチップ"のプレゼントもあります。幸いにも天気予報もくもりで雨の確率は低そうです。ぜひスタジアムでご声援をお願いします!!

2013年6月28日

ニューヒーロー

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担当:大重正人

ナビスコカップ準々決勝の第2戦まであと2日。今日は非公開で、戦術練習をおこないました。「サンフレッチェ3連戦」のラストマッチ、2011年のベガルタ連戦と同じように、お互いに手の内を知り尽くしていることでしょう。互いに高度な戦術を駆使するチーム、これまでと同様に互いの出方を探り合うような展開も予想されます。そうなると、やはり個のがんばりや、1対1の局面でいかに相手を上回れるかが勝敗のカギとなるでしょう。

そんな期待を背負う一人が山中亮輔選手。第1戦でのキレキレのドリブルを、このホーム日立台でもう一度。今日は練習後に、スカパー中継のショートインタビューを受けました。「ニューヒーロー賞の期待がかかる若手有望株を」というメディアの方のご要望に、ここは弱冠二十歳で急上昇中のヤマを推薦しました!メディアの皆さんから多くの投票をいただけるようなプレーを期待しましょう。インタビューはハーフタイムに放送されます。

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本日リリースしましたが、大会冠スポンサーの「ヤマザキナビスコ」による、恒例のイベントも開催されます。「ナビスコキッズイレブン」では小学生以下のお子様から大人の方まで参加できるサッカーアトラクションにご参加いただけます。参加された方にはナビスコ社のお菓子のプレゼント、また抽選で公式球「カフス」のミニボールやフェアプレーフラッグが当たるチャンスも。また来場された先着10000名様におひとつずつ、「コーンチップ」のプレゼントもあります。先週広島戦の前にいただきましたが、ついつい手が止まらなくなるようなポテトチップです?ぜひご賞味を!

今月募集が続いていた、モラージュ柏店様による「2013 柏レイソルがんばれ!『選手本人が選ぶ似顔絵コンクール』」。モラージュフェイスブックではお子様たちを中心にご応募いただいた、選手たちの個性あふれる似顔絵イラストがいっぱい掲載されています?。受付は30日の日曜日まで。応募された方にはオリジナルポストカードや、サイン入り2号球などプレゼントもあります。19時日立台のキックオフ前に、モラージュでショッピング&ご応募はいかがでしょうか!
http://www.facebook.com/ReysolOfficial#!/media/set/?set=a.372135049565579.1073741831.255339497911802&type=1

本日から「後半戦5試合パッケージチケット」が発売に、またニュースでは8月ホームゲームの第4回販売や、ACL準々決勝チケットをお知らせいたしました。ただ、まずはあさって日曜日のナビスコカップです!!準決勝進出、そして後半戦の逆襲へ向けて弾みをつけるための大事な大事な一戦。梅雨時期ですが幸いにも中休みで好天に恵まれそうです!どうぞチケットをお買い求めいただき、キッズイレブンでサッカーを楽しみ、お菓子もいただいて、そしてレイソルを目いっぱい応援して下さい!!
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2013年6月27日

連戦することの意義

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担当:河原 正明

 昨日の激しい雨が上がり、今日は快晴。朝から気温も上がり、練習試合の始まる16時ごろには西日も加わり暑さを一段と感じさせられました。
 トップチームは2週連続でレイソルU-18との練習試合。舞台はスタジアムから練習場に移りましたが、マッチメイクの意図は変わらず。高校世代でも屈指のボールポゼッションを誇るレイソルU-18相手に45分2本勝負です。

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 ピッチのすぐ脇にはここ日立台ならではの光景がありました。練習前のジュニア戦士たちがユースチームの選手と一緒にひざを抱えて試合を見学しています。すぐ目の前であこがれの選手たち―それはU-18の"お兄さん"たちも含む?がプレーをする。1本目が終わると練習に向かっていきましたが、実はトップ選手だけでなくより身近なお兄さんたちもチェックしている彼らにとってはこれ以上の参考書はない、といったところだったでしょう。
 その1本目は、U-18が奮闘、トップチームを抑えて0-0の引き分けでした。

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 先週は2本目に大量5失点を喫したU-18。率いる下平監督も「前半良かったのに、後半崩れたらまた同じ。ここからが勝負だ!」と気合が入っていました。トップチームはメンバーを全員入れ替えて、後半に臨みました。

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 ユースイレブンにとって心強かったのはGK稲田選手でしょう。何度か訪れたピンチの場面でも的確な飛び出しとセービングで得点を許しません。イナ自身にも前回5失点したことは脳裏にあったはず。「今日は引き分けに持ち込めました!疲れたー。」と試合後は晴れ晴れとした表情を見せていました。
 一方、トップチームは無得点に終わりました。2週連続で同じ相手と戦う難しさ。それはナビスコカップ準々決勝と同じです。今日良かった点、反省・修正点を明日、明後日の練習で整え、日曜日に再び広島との一戦を迎えます。

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 さて、今日6月27日は谷口選手の28歳の、そして木村エキップの誕生日でしたー!練習試合の後、クールダウンをして帰る谷口選手とこれから片付けで忙しい木村エキップを捕まえての本邦初の?ツーショットです!若干風が吹いていたので"エアロウソク"になりましたが、今夜はそれぞれ自宅でご家族と共にお祝いをしていることでしょう!おめでとうございます。

 トップチームの明日の練習は非公開となります。土曜日16時からの練習に、そして30日(日)の夜はスタジアムでベスト4入りを目指すレイソルイレブンに熱いご声援をよろしくお願いします!!

2013年6月26日

今日はインドア

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担当:大重正人

キャンプ中から好天に恵まれていたレイソルイレブン、ところが今日は久々に大雨に遭いました。午前中から降り続いた雨でピッチは水がたまり、急遽体育館でのトレーニングに変更となりました。スパイクではなくランニングシューズに履き替え、バスケットボールのハーフコートを使って、パスゲーム。ピッチと違って凹凸のないコート。ボールがきれいに転がり、パスのテンポも上がります。選手たちには、ちょっとした気分転換にもなったかもしれませんね。ただGK選手たちは猛雨のなかでもお構いなし、雨の中、本当にお疲れ様でした。

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明日は、先週と同じく、16時からU-18とのトレーニングマッチ。今回は練習グラウンドを使う予定です。ベンチの位置によっては、またグラウンド南側のゴール裏での観戦をお願いするかもしれません。その場合は場内に案内を張り出しますので、それに沿ってご観戦いただければと思います。

今日のお昼過ぎ、クラブハウスにお届けものがありました。

代表して受け取った大谷キャプテン。ちょっと可愛く変身です笑。「本当によく似てますね?。ひとりひとり凄いです」と全選手分の色紙一枚一枚をながめて感嘆。日立台のお近くに住む女性の方が、監督と選手一人一人の似顔絵を描いて下さったそうです。2種登録の伊藤選手のものもあります。心のこもった手作りのプレゼント、本当にありがとうございました!フェイスブックに、全選手のイラストをのちほど掲載しますので、どの選手が一番似ているか、ぜひコメントしてくださいね?

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土曜からは、8月のリーグ戦3試合のホームゲームチケットの会員先行販売がスタートします。ACL準々決勝の日程が決まり、それに合わせて、リーグ戦やカップ戦を含めたスケジュールが見えてきました。リーグ戦、ACL、ナビスコ、天皇杯。すべて勝ちぬくと、本当に見たことのない行程となります。最善の戦いができるように、クラブ内でも協議を重ねていますし、日程が決まり次第、随時Jリーグからの発表に合わせて、お知らせして参ります。9月14日以降の日程は8月1日に発表予定です。

2013年6月25日

テツロー

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担当:大重正人

都内で発達していた雨雲がみるみる押し寄せた14時過ぎ。ものすごい雨が急に落ちてきて、トレーニングができるのか心配になるような嵐でしたが、15時半からのトレーニング開始にはなんとか収まり、さっきは柏熱地帯の向こうに、我らの太陽が光り輝いていました。

アウェイ広島戦組は、昨日が移動でそのままオフ。しかし今日火曜日からさっそくリスタートです。休息ももちろん必要ですが、ミッドウィークに試合がない今週は、しっかりとトレーニングを積める有益な期間でもあります。フィジカルに5対5のボールゲーム。雨上がりで白くもやがかかったグラウンド、17時30分ごろまでじっくり練習が続きました。

今週から、レイソルもサマータイムがスタート。といっても朝が早くなるのではなく、午後4時からのトレーニングが基本となります。猛暑の季節にはまだ早いですが、それでも午前中の日差しは夕方よりも厳しいですから。よりよいコンディションで練習できるようにとの配慮です。

そしてスケジュールが一部変更となりました。27日木曜日、先週同様U-18とのトレーニングマッチとなりました。いい流れはそのままに、そして仮想サンフレッチェとして最高の相手ともう一度「予行演習」です。先週は前半の主力組が0-0とドロー。そこで発出した課題や改善点を試合前に整理して臨んだからこその、第1戦の勝利でした。U-18チームのサッカーのクオリティの高さは重々知っていますが、トップチームもしっかりゴールを奪い、よりよい流れで第2戦に向かいたいところです。

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その広島戦のマッチデープログラム。今回は「レイソル復帰」を果たした太田徹郎選手に登場願いました。春先のテレビのエンターテイナーっぷりのイメージが強いと思いますが、実はちょっとシャイで、口数も多いタイプでなかったりもします。今日も朴訥と、レイソルと自分について語ってくれました。

ひとつ昔話を。「ユースの時にトップの練習に参加させてもらって。練習が本当にキツかった、監督がイシさんでしたからね。ある日、練習が終わって水風呂に入っていたら、全身が攣ったんです。最初にふくらはぎが攣って、モモ前、腹筋、それから全身が...。一緒だったシン(山中スクールコーチ)とかは笑ってましたけど。必死にトレーナーさんを呼んで、寝かされてようやく治りました」。お風呂の中ですし、ちょっとした命の危険ですよね...。先日のキャンプでも大谷選手が「本当にイシさんの練習がきつかったからね」と苦笑したトレーニング、高校生たちには本当に過酷だったでしょう。

5年ぶりの日立台帰還、ここまで出場は1試合ですが、しっかりボールを受け、ボールを受ける動きを惜しまず、味方へのサポートも欠かしません。ちょうど1週間後、7月2日は24回目の誕生日ですね。これまでの努力が実り、チャンスが来たときには、力いっぱい「テツローー!!」と応援して下さい?!

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2013年6月24日

先勝

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担当:大重正人

この日見事復帰戦を飾った橋本和選手の音頭から、勝利の余韻にひたるレッツゴーカシワの大合唱。しかし、そのあとコールリーダーの方から聞こえてきた「はい、前半終了!」の声。まさしくその通りです。アウェイでの第1戦を勝利という最高の結果で終わったものの、まだ前半が終わったばかりですから。サポーター皆さんのそんな気持ちは、選手たちのものとまったく同じのはずです。試合後の選手たち、まだ半分という思いもあってか、いい意味で喜び半分、サバサバといった様子でした。

ただ、このサンフレッチェ戦に勝つため、中断期間明けの期間すべてを懸けていたのは間違いありません。広島対策でキャンプ明けからずっと新しくチャレンジしてきました。懸命に走り込み、実戦練習のなかですりあわせ、時にはスタッフやチームメイトの間で激しく言い合ったこともありました。その努力がまず半分報われたこと、選手たちにとって「良かった」というところが率直なところかもしれません。

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もちろん個人的に、この試合に特に思い強く挑んでいた選手もいました。山中亮輔選手、5月末の同じ対戦では、対面のミキッチ選手に攻守とも圧される試合でした。キャンプ中もスタメン組に抜擢されることもあれば、Bチームに入れ替わることもありました。「ミキッチにやられたところもあったけど、逆にやり返してやろうと。自分のストロングポイントは攻撃、どんどん仕掛けていこうと思いました」。レイソルはサンフレッチェと同じようなシステムに変更し、5月の試合同様、お互いに様子を窺うような堅い試合になりました。そこで唯一、激しくぶつかりあったのが、前述の二人、レイソルの左サイドでした。この局地戦、今日はヤマが自信を持って仕掛け、優位に立ったことも大きな勝因のひとつでしょう。

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そしてもうひとり、橋本和選手。ミックスゾーンに現れるなり、「もう、涙出そうです」とちょっと冗談めかして関西弁がこぼれましたが、でも本音のところもあったと思います。「人生初の手術、4か月サッカーしないことも初めてやったし、不安もありました」。今日は攻撃時は4バックの左でしたが、守備時は左のセンターバック。慣れないポジションながら佐藤、高萩、石原というサンフレッチェのすばらしいアタッカーのめまぐるしい動きに食い下がり、1失点に抑えました。キャンプ明けから長く続いた治療とリハビリの日々。復帰戦で勝利をいう結果を得られたこと、今後の大きな支えになるでしょう。攻めと守りを繰り返すワタル、この夏から本領発揮です!

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来週30日、ホーム日立台での第2戦。勝ちか引き分け、0-1の敗戦でも今日のアウェイゴール2点のおかげで勝ち抜けとなります。ただサンフレッチェもこのままでは黙っていないでしょう。さらに守勢に回る時間も長くなるかもしれませんが、今日のように1対1や球際で激しくアタックする姿勢を残り90分続けられれば、結果は必ずついてくるはず。5月22日以来となる日立台のゲーム、ぜひスタジアムでの応援をどうぞよろしくお願いいたします!

※レイくんツイッターでお知らせした「やべっちFC」の放送ですが、生放送中の事情により、残念ながら放送されませんでした。深夜遅くまで楽しみにお待ちいただいた皆様にお詫びを申し上げます。

2013年6月22日

先手必勝へ

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担当:河原 正明

 昨日広島に移動したトップチームに合わせて、私も本日現地入りしました。広島市内での練習、出迎えてくれたのはカラっと晴れた青空。「昨日だったら雨で大変だったよ」とスタジアムの管理人さんも話していましたが、湿度も低く「いい汗をかけた!」(稲田選手)トレーニングとなりました。

 思いがけず早くなった広島との再戦。前回広島に乗り込んできたときは、浦和戦の大敗を受けて「絶対に同じ過ちは繰り返せない」と、ややもすると悲壮感も伴うものでした。1か月で7試合目に指揮官が選択した策はミラーゲーム。選手たちは忠実にミッションをこなし、無失点で柏に戻りました。

 それからまたおおよそひと月を経て、チーム状態は先月とは全く異なります。短い休息でリフレッシュし、日立台と鹿児島キャンプで研鑽を積んできました。もちろんレイソルだけでなく、相手も戦力を整え、戦術を磨き待ち受けていることは確実です。

 それでも、なおも期待しているのは選手たちの表情に一点のくもりがないから。ここまでチーム得点王の工藤選手がナビスコカップの広島2連戦、そして7月に入ってからのJ1リーグ5連戦に向けて「キャンプで走りぬくガソリンを蓄えた。ここからギアを上げていく!」と宣言すれば、キャプテンの大谷選手も「最後の最後は個人個人の力がどれだけ相手を上回ることができるか。それに向けての準備は出来ている」。ナビスコカップに勝ちあがるとさらに過密な日程になりますが「それには慣れたし、自信を持っている(工藤選手)」と頼もしい言葉通りにならんことを。まずは敵地でアドバンテージを取って帰りたいと思います。

 明日の試合、日曜ナイターということで残念ながら現地に向かわれる方は決して多くないかと思います。スカパー!では決勝トーナメントがスタートします。スカパー!ではJリーグヤマザキナビスコカップを準決勝まで全試合生中継されます。明日の試合もぜひスカパー!でご覧ください。そして20時からはライジングレイソル、稲田選手のインタビューもありますのでどちらもお見逃しなく!では明日、広島でお待ちしています!

2013年6月21日

再び西へ

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担当:河原 正明

 キムチャンス選手が帰ってきました。先月29日の広島戦の翌日に母国・韓国代表に合流、以来3週間以上チームを不在にしていました。すでに皆さんもよくご存知の通り、韓国代表は今週18日(火)に行われたワールドカップ最終予選の最終第8戦でイランに敗れたものの、辛うじて得失点差1で2位を死守。8大会連続の本大会出場を決めました。「ワールドカップ出場を決めたことは良かったけど、イランに負けたのが残念」とチャンス選手自身もどこか消化不良な口調でした。昨晩に帰国、そして翌朝から即合流、とハードなスケジュールですがしっかりとフルメニューをこなしていました。

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 もっとも代表選手たるもの忙しいのは当たり前、と言いたいところですがワールドカップ予選という肉体的にも精神的にもギリギリの中での戦いを終えたばかりで「ちょっと疲れた」というのが正直なところなようです。それでもピッチに立てば代表の誇りを携えて戦う姿を見せてくれることでしょう。

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 トップチームは午後、広島に向かいました。レイソルではスタンダードとなった長距離移動時の「前々日入り」です。心配された台風4号も午前中に温帯低気圧に変わりましたが、風雨が強い中でのフライトに「ヒコウキ、アブナイね!」とワグネル選手は不安顔に。夕方には広島空港へ到着しました。
 明日は広島市内で練習を行い、万全の体制を整えて日曜日のナビスコカップ準々決勝第1戦に挑みます。明日のチーム動向は広報日記でお伝えします。

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2013年6月20日

ACLは中東で!

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担当:大重正人

今日は話題がいっぱいです。まずは、マレーシアで行われたACLの組み合わせ抽選で、ベスト8以降のトーナメントが決定しました。準々決勝は、サウジアラビアの「アルシャバブ」と対戦します。8月21日の第1戦がホーム、9月18日の第2戦がアウェイ。初めての西アジアのクラブを日立台に迎え撃つことになります。

ネルシーニョ監督はサウジアラビアのクラブを率いたことがあります。1993年、アルヒラルというクラブでした。「当時は成長過程だったが、今は国としての力がついている。アルシャバブは、当時は国内では中位のクラブだったが、いまはトップクラスの力をつけた。技術が高いチームが当時から揃っていた。ただその他の7チームすべてが強敵で、勝ち方を知っているチームばかり、簡単な相手はひとつもないが、我々もグループリーグで一番いい成績を挙げたチーム、これまで同様に自信を持って戦いたい」とドローの結果について語りました。

そして大谷キャプテンは「ベスト8まで残ったけど、漠然とした感じだった。でもトーナメントがすべて決まって、気持ちがまた入りました。中東のクラブとはFCWCでアルサッドと戦ったぐらい。サウジは、代表戦を見ているとやっぱりカウンターが凄いというイメージです。ただ分析はまだ先でいいと思うし、今はナビスコやリーグ戦で結果を残して、ACLへ向けていい状態に上げていくことが大事ですから」と、やはり目の前の一戦に全力で臨むというスタイルが変わりません。それが最後に最後に大きな勝利につながるということをレイソルの選手たちは知り得ていますから。

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直近の広島戦に向けて、さらに目の前の試合。それがU-18とのトレーニングマッチでした。離脱していた選手が戻り、対広島に向けてキャンプから取り組んできた総仕上げとなる一戦。前半はU-18のパスワークからなかなかボールが奪えず、スコアレスで終了。メンバーが入れ替わった後半は一気のゴールラッシュ。栗澤選手の鮮やかな左足ボレーを皮切りに、「あの仙台戦のようでしたね」という澤選手復活ヘッド、さらに裏へぬけだした太田選手、そして田中選手も2ゴール。明日の午前練習のあと、一日早く広島入りして、最後の調整。今日うまくいかなかったところはしっかり改善して、日曜のアウェイ戦に臨みます。

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最後に、ご要望をいただいていた「天皇杯優勝ワッペン付きレプリカユニフォーム」を数量限定で発売することになりました。ユニフォームは今季からのモデル、ゼロックススーパーカップと9月からの天皇杯で着用する限定モデル。半袖が800着、そして長袖も200着販売します。週末の22日(土)から27日(木)まで、オンラインショップ、KAMO柏店、東急ハンズ柏店にてお申し込みください。9月上旬の天皇杯2回戦に合わせる形でお届けの予定です。下記サイトをご確認のうえ、ご注文をどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2013/015348.html

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2013年6月19日

実は16年ぶり

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担当:河原 正明

 トップチームは日立台で午前中にトレーニングを行いました。週末に迎えるJリーグヤマザキナビスコカップ。ホームアンドアウェイでの2連戦のまずは初戦をアウェイで戦います。今年で21回目の同大会ですが、実はレイソルがサンフレッチェ広島とナビスコカップで対戦するのは1997年以来なんと16年ぶりなのです!
 今季は既にFUJI XEROXスーパーカップと先月30日にリーグ戦で2度対戦、「またすぐに再戦」というイメージがあるので意外でした。過去5度の対戦成績はレイソル4勝、サンフレ1勝となっています。が、当然、両チームに当時から現役を続けている選手は在籍していませんので、過去の記録は参考になりません。改めて今季まだ未勝利の相手から勝ち星を奪い、準決勝へ勝ちあがるための連戦となります。

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 そんな今日、TV取材を受けたのは稲田選手。チバテレビ"RisingREYSOL"のインタビューに登場しました。収録の冒頭、今日が誕生日の稲田選手にMCの西谷綾子さんからバースデープレゼントが!思いがけない贈り物にイナの表情も緩みます。西谷さんセレクトのこだわりと思いが重なったセレクトに大感激でした!
 
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 昼には初めてピアノでのバースデーケーキ登場シーンもTVで収録。イナも驚いた某選手のバースデーソングのプレゼントもバッチリ収録(笑)、貴重な初公開の映像となります。ナビスコカップ広島戦と重なるのが少し残念ですが、23日(日)放送の"RisingREYSOL"をお見逃し無く!

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 さて、いよいよ明日の夕方、CLベスト8の組み合わせ抽選がマレーシア・クアラルンプールのAFCアジアサッカー連盟の本部で行われます。クラブからも吉田ダイレクター他スタッフが現地に向かいました。その時間はトップチームはU18との練習試合のまっ最中。どちらの動向も気にしながらの落ち着かない時間になりそうです(苦笑)。抽選結果については、決まり次第クラブより発表いたします。
 なお、明日の練習試合ですが、昨日の広報日記で「バックスタンドを開放」とご案内いたしましたが、現時点で雨天の予報ですので「メインスタンドを開放」とします。なお、最上段の記者席ではご観戦できませんのでご注意ください。また、明日の練習後のファンサービスは行いませんので併せてご了承願います。
 最後に当日に予定が変更となる可能性があります。ご来場前には再度公式サイトやモバイルサイト、レイくんツイッターや公式フェイスブックをご確認くださいますようお願いいたしますようお願いいたします。

2013年6月18日

梅雨から

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担当:大重正人

それにしても、蒸し暑い日立台。指宿のじりじり焼けるような暑さもきびしかったですが、汗がじわっと身体を湿らすような暑さは爽やかの真逆ですね。。。人間は汗をかき、それが渇く時に熱を奪われることで体温が下がるのですが、湿度が高いと汗が蒸発せずになかなか体温が下がりません。この季節、体温調節がむずかしく意外と熱中症になりやすいそうです。ランニングを終えた狩野選手も、水分補給をしっかりとおこなっています。練習見学のみなさんもどうぞお気をつけください。

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復帰にむけて頑張っている選手もいれば、長いリハビリを乗り越えて、チームに合流した選手たちもいます。指宿キャンプでは、澤選手や橋本選手の動向を少し多めにレポートしました。皆さんが復帰を心待ちにしている2人です。この日立台で思い切りシュートを打ち込んだり、身体を投げ出してスライディングしている姿を見ると、よくぞここまで...という思いがこみあげます。さあ今度は、公式戦のピッチで。

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ただその前に、木曜日のトレーニングマッチがあります。U-18の選手たちを相手に、ナビスコカップへの最後の総仕上げを行います。20日木曜日、16時からスタジアムでおこないます。見学の方へはバックスタンドを開放いたします。ただ大きな天候の乱れがあったりした場合は予定が変更になることもありますので、お出かけ前にはツイッターやフェイスブック、HPやモバイルサイトをご確認くださいますようお願いいたします。

今夜はキム チャンス選手が、ワールドカップ予選最終戦に臨みます。ホームでのイラン戦、戦前から監督同士の舌戦が繰り広げられるなど、国の威信をかけた大きな大きな戦いです。ウズベキスタン戦のチャンスは1-0とリードしたことや、前線の選手がサイドに張っていることもあって、まずは自陣の守備に徹し、しっかり結果を残しました。舞台はレイソルにとっては因縁の地、蔚山。今日も先発し、右サイドを勇躍するチャンスを応援したいと思います!キックオフは21時、NHK-BS1でこのあとすぐ!

2013年6月17日

がむしゃらに

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担当:河原 正明

 1週間の鹿児島キャンプを終えて、今日から日立台に戻ってきました。滞在中はほぼ雨に降られることもなく、むしろ台風がそれた後は梅雨明けを思わせるようなカラットした気候の日もあるくらいでした。改めて選手、スタッフを見るとやはり日に焼けて精悍さを増しています。
 一方、日本時間の昨日早朝から地球の裏側ではコンフェデ杯が始まりました。日本代表の初戦・ブラジル戦は残念な結果でした。今朝はどの選手も「しっかりと寝て」練習に参加しました。ちなみに昨日休み返上でJリーグスペシャルマッチに出場したワグネル選手は、今日はオフでした。ジョルジも後半45分でしたが公式戦と変わらぬ運動量で「しっかりと試合に絡んでいましたねー」と番記者さんも感心されていました。

 トップチームは今日からはナビスコカップ準々決勝・広島との2連戦に向けてのトレーニングになります。昨日がオフ、そして試合が7日後の日曜日ということで6日間の練習初日はフィジカルメニューを中心とした練習を行いでした。フィールド陣だけでなく、GKもGK陣専用のフィジカルメニューでした。

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 サーキット系のトレーニングで主に走力を鍛えます。どの選手も力を出し切ることを求められ、選手たちも負けじと歯を食いしばり駆け抜けます。その負荷は思わずインターバルの間は膝に手をついて休んでしまうくらいです。

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 最後のグループには選手全員が集められ励ましの声を送ります。先月30日の広島戦に先発出場した山中選手には「ミキッチに負けるな!」とゲキが飛びます。苦しいメニューをやり終えた選手には全員が拍手で称え合いました。

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 さて、今日Jリーグから後半戦の日程発表についてお知らせがありました。9月14日(土)の第25節以降のキックオフ時間などについては8月1日(木)17時発表となります。またレイソルに関してはACLに伴う日程がある場合は、それも反映されたものとなります。そのACLベスト8の組み合わせ抽選はマレーシア・クアラルンプールで20日(木)夕方に行われます。どんな相手が待っているのか、楽しみです。

 そして忘れてはいけないのがレイソルで唯一の代表選手、キム・チャンス選手が明日18日(火)の夜、ワールドカップ出場をかけてイラン代表と戦います。なんとキックオフ時間は中東同時にあわせて21時!ですが日本でもテレビ中継がありますので応援したいと思います。願わくば気持ち良く柏に帰ってきて広島戦に向かって欲しいものです。頑張れチャンス!

2013年6月15日

指宿夏季キャンプ7日目

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担当:大重正人

指宿キャンプ、全7日間を終えて、今朝無事に打ち上げとなりました!最終日はコーチやGKも交じっての、2タッチゲーム。大きな声を出し、笑顔がこぼれ、リラックスした良い雰囲気で1時間ほど身体を動かしました。

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達成感と充実感に満ち溢れた選手たちの表情。いいキャンプが送れた証拠だと思います。ただ、すべては試合で結果を残すため、これからの大会で勝者となることが、最大の目的です。これから柏に向かって出発し、明日は長期オフ明け初めての休息日。そして月曜日からナビスコカップに向けて再始動します。練習スケジュールは柏に戻ってからお知らせいたします。雨が続いていると聞いていますが、また日立台で選手たちを激励いただければと思います。

最後になりましたが、今回も細部まで行きとどいた準備と温かい笑顔とおもてなしで、柏レイソルを迎え入れてくださった鹿児島県、指宿市、いわさきホテルの皆様。本当にすばらしいキャンプをありがとうございました。その御恩に応えられるよう、これから戦って参ります。今後とも柏レイソルへのご支援ご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

2013年6月14日

指宿夏季キャンプ6日目

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担当:大重正人

いよいよ指宿キャンプも、残すところ2日となりました。約1週間の行程、序盤はフィジカルを中心に身体を追い込みながら、徐々に負荷を落とし、ボールゲームや紅白戦を入れていく流れは、試合に向けてこなす1週間と同じようなリズム。23日日曜日のナビスコ広島戦へ、順調にメニューを消化してきました。

梅雨時期なのに、ここまで天候に恵まれたのは、太陽王レイソルの成せる業でしょうか。太陽をいっぱいに浴びて、褐色の肌になった選手たち。精悍でたくましく見えます。このキャンプ、茨田選手の動向がすごく目に飛び込んできました。ピッチの中央で持ち前のパスセンスを発揮してゲームメイクしたり、タイミング良く前線へ飛び出したり。さらに目立っていたのは、コーチング。特にユースの後輩であるU-18選手が多く参加していたこともあってか、細かいポジショニング、ボールの動かし方など、常に周りに気を配り、声を出し続けていました。プロ4年目、例年ほど出場機会に恵まれていないだけに、彼もここから!という思いが強いはずです。

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さあ指宿、最後の晩餐。今夜のメインは、、、
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先日贈呈いただいた「かごしま黒豚」のしゃぶしゃぶ!今日は、各テーブルすごく賑やかで大きな歓声や笑顔がたくさんありました。明日でキャンプも終わる達成感や安堵もあるのかもしれませんが、一つの鍋をみんなで囲みながら、一緒に楽しい時間を過ごして和を深める。これこそ、キャンプの最もいいところかもしれませんね。写真の大きな黒豚の盛り合わせ。「若い選手のテーブル。無理かな?と思いましたけど、4皿も間食しましたよ」とホテルの方が教えてくださいました。U-18の高校生4人の若さと食欲に、さぞびっくりされていました!

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今回はけが人も多く、彼らがいなければ紅白戦も十分にできない状況。最初は遠慮がちでしたが、ピッチでは丁寧なボールさばきやパスワークを徐々に発揮。先輩の秋野、小林、木村選手らとの2012クラブユースチャンピオンチームがここに復活し、そのすばらしい特長であるポゼッションサッカー、まさに仮想サンフレッチェとして最高最適のチームでした。もちろん、トップチーム昇格を夢見る彼らが、個人的にアピールするチャンスでもあります。今回のプレーや頑張り、ネルシーニョ監督は必ず記憶にとどめていることでしょう。トップもユースも、「チームレイソル」として実りあるキャンプを送ることができました。あと1日、最後まで無事に終われますように。

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今日は午前が紅白戦、午後がフィジカル。変則だったわけは、、、
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ワグネル選手が午後は不在になってしまうから。16日に開催される「東日本大震災復興支援 2013Jリーグスペシャルマッチ」に向けて、午後一番で指宿を出発しました。昨年はJリーグチャンピオンとして、4選手+スタッフの「ネルシーニョレイソル」がJリーグ選抜の中心となりました。今回はジョルジ一人とすこしさみしくもありますが、TEAM AS ONEには、大津祐樹選手に加え、アカデミー出身の指宿洋史選手とカレンロバート選手とレイソルに縁のある選手も出場します。

まず明日は、国立競技場で前日公式練習が行われます。千駄ヶ谷門から入場し、メインスタンドが無料開放されます。
14時30分?15時30分 Jリーグ選抜練習
16時20分?16時50分 両チーム募金活動(バックスタンドコンコース)
17時?18時 TEAM AS ONE練習

そして試合は、日曜日の15時キックオフです。Jリーグ屈指の選手が集まるチームの中で、ジョルジがどんなプレー、黄金の左を見せてくれるか。チームメイトには中村俊輔選手がいます。同じレフティーで史上に残るプレイスキッカー。僕らはもちろんジョルジに蹴ってほしいですが、2人が「どっちが蹴ろうか?」と相談するシーンを想像しただけでもワクワクしますね?。
試合当日のチケット販売やイベントなどの詳細はJリーグサイトでご覧下さい。
http://www.j-league.or.jp/specialmatch/

またスカパー!やスカパー!オンデマンドではLIVEにて視聴することができますので、下記ご案内からどうぞお確かめください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2013/015333.html

2013年6月13日

指宿夏季キャンプ5日目

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担当:大重正人

毎日、朝昼晩とごはんをいただいているレストラン。すべてガラス張りで、180度全部、鹿児島湾を見渡せるオーシャンビューです。1日目、2日目は雲が厚く、白波が激しく打ち寄せて、台風が来たらどうなってしまうんだろう!?というぐらいの荒れた海でしたが、昨日、そして今日はさらにおだやかな海に。一面に青い空と紺碧の海が広がり、食事の時間が毎日楽しみでなりません。そして食事は海の幸もたっぷりのお肉も、みずみずしい野菜やフルーツもすべて美味。選手たちの力の源になっています。ホテルの皆様、毎日本当にありがとうございます。

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トレーニングは今日で5日目。ようやく折り返しを過ぎました。増嶋選手が「もう疲れすぎて、笑っちゃいます」と苦笑するほど、日々追い込んだトレーニングが続いています。今日も午前は室内トレからのシュート&ディフェンス練習。午後は紅白戦、合計3時間以上も薩摩の強烈な日差しを浴びながら、ボールを追いかけました。

このところ広島戦に向けて攻撃のトレーニングが増えています。5月29日の試合では、レッズ戦6失点直後ということもあって「短い準備期間のなか、とにかく守備を立て直すことが一番だった。監督の要求もそれ以上を求める感じではなかった」という大谷選手の言葉通り、とにかく必死に90分間守備に徹した試合でした。しかし今回は十分な時間があります。

田中順也選手は「こうしたいというイメージはある。ただ10人と一緒のイメージで合わせるのは簡単ではないですね」。練習後もいろんな選手とコミュニケーションをとって、すりあわせの作業が続いています。午前のシュート練習ではさすがの「黄金の左」という輝きを見せていただけに、頭を整理して、思い切り左足を振り抜けるシチュエーションを作り出したいところです。

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今日は、このキャンプ初めての取材がありました。井原コーチがテレビ朝日「GET SPORTS」のインタビューを受けました。24日深夜の放送で中山雅史さんが特集されるそうで、高校から大学、Jリーグ、そして日本代表でともに凌ぎを削ってきた思い出を振り返しました。「あいつは一番じゃないと気が済まない負けず嫌い。そんなゴンに感化されて、自分もゴンには絶対負けないという気持ちだった」と最高の友人でありライバルでもあった盟友を語りました。その他にも往年の名選手たちがVTR出演するそうですから、ナビスコカップ広島戦の夜にぜひご覧いただければと思います。

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最後に、2013シーズンのACLオーセンティックモデルユニフォームが、数量限定で販売することになりました。フィールドの1st半袖となります。デザインは昨年と一緒ですが、左袖のワッペンが新しくなっています。そして今季レイソルに加入した選手、そして背番号が変わった選手にとっては初めての番号&ネーム入りACLユニ発売となります(藤田、鈴木、工藤、クレオ、狩野、秋野、木村、小林、太田、キム、谷口の各選手)。もちろん去年から変わりなく在籍している選手のプリントも可能です。オンラインショップとKAMO柏店で150着ずつの限定、きたる土曜の15日から18日までがお申込み期間となっております。多くのご希望のお問い合わせをいただき、限られた枚数や期間でのお応えになってしまいますが、どうぞご注文をお待ちしております。
http://blog.reysol.co.jp/news/2013/015331.html

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2013年6月12日

指宿夏季キャンプ4日目

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担当:大重正人

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指宿は「夏」です!今日、横浜から来られたサポーターの方に伺いましたが、関東は雨だったそうですね。連日、梅雨時期ということもあってか、雨が降ったりやんだり、晴れたり曇ったり、まさに南国という天気が続きましたが、今日は、今キャンプで初めての快晴!一滴も雨が降らない恵まれた一日でした。おまけに気温もぐんぐんあがって、31.2度!気象庁サイトによると、鹿児島県内の観測地で最も暑かったようです。練習後の選手たち、わずかな木陰で身体を休めるのも納得の厳しい暑さでした。。。

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今日は、午前練習がキャンセルになり、午後一本。時間は1時間弱と、短い時間での集中したトレーニングになりました。5人チームに分かれ、パスゲームや5対5など、広島戦へ向けた実戦形式の練習。ネルシーニョ監督の指示も熱を帯び、そして大変細やかです。

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今日も中心となって、チームをけん引した大谷キャプテン。このキャンプのテーマ、守備の改善を挙げています。「今日の5対5でも、単にやっているだけじゃなくて、それぞれが攻撃も守備もやるべきことを意識して、1対1で負けない、身体を投げ出して、球際で負けない、失点はそういう個人の意識のところで減らせる。特別な全体練習をやらなくても減らせると思います」。

さらに続けます。「いまは広島戦に向けて準備しているけど、そういう個人の意識は、広島戦どうこうだけじゃなくて、その後も生きてくる」。戦術のなかで果たすべき役割、そして個人が1対1の局面で相手を上回る高い意識。監督やキャプテンのマインドがチームに自然としみわたるようなチーム、そうなれば自然と成績は上向いてくるでしょう。

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夕食を終えて、作業をしていると、外から大きな音が。
一足早い、花火の大輪。この夏から、また大きな花を咲かせましょう!

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2013年6月11日

指宿夏季キャンプ3日目

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担当:大重正人

指宿での3日目です。この日は午前の全体練習はオフになりましたが、走り込みやウェイトなど、個々足りていないトレーニングを補充するメニューが課せられました。午前9時からは6人の選手がピッチへ。近藤、太田、工藤、秋野、小林、中村。奇しくもユース組が揃いました。300メートルを1分弱で疾走、全力疾走に近いスピードです。「最初からアゴが上がってた」と工藤選手が苦笑するほど、厳しいメニューでしたが、歯をくいしばってやり抜きました。フェイスブックには動画をアップしています、選手たちの激しい息遣い、見て聞いてみてください!

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午後からは、キャンプ初めての実戦トレーニング。いきなりの11対11の紅白戦でした。来週末の日曜日、ナビスコカップのサンフレッチェが迫っています。5月26日のレッズ戦、29日のサンフレッチェ、そして6月末のサンフレッチェとの2試合と「ペトロヴィッチサッカー」との4連戦。特殊なスタイルのサッカーに対して、今回はしっかりと準備をおこなう期間があります。

フィジカル練習を積んで、疲労も少なからずたまっているところでしょうが、球際激しく、ぶつかりあいました。試合後には、大谷キャプテンが中心となって、ああしよう、こうしようと身振り手振りでコミュニケーション。時には激しく互いに要求しあいながら、来る準々決勝に向かって準備しています。

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今日は、春季キャンプと同じく、鹿児島県、指宿市の皆様による「レイソル激励式」がおこなわれました。指宿市の豊留市長からは「Jリーグ、アジアチャンピオンズリーグでのレイソルの活躍を指宿市民期待しております」と激励をいただき、いぶすき菜の花レディの久保葵さんからネルシーニョ監督へ花束の贈呈、またかごしま黒豚、フルーツの盛り合わせ、スイカ、鰹節など地元の名産品をいっぱいにいただきました。地元皆様からの温かい歓迎、ホテルスタッフ皆様の毎日の笑顔と手厚いサポートをいただいて、毎日順調にキャンプが進んでいます。

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たった今、韓国代表のワールドカップ予選が終わりました。キム チャンス選手が右サイドバックでフル出場、堅い試合になりましたが、攻守ともに安定したプレーで勝利に貢献しました!それにしても、ロングボールをキム シンウク選手に入れて、イ グノ選手がこぼれを狙う。去年のACLでまさにレイソルが押し込まれたプレーが繰り返されていました。また途中出場のイ ドング選手とは2年連続で戦っています。おそらくJリーグ関係者のなかで、レイソルの関係者やサポーターほどに韓国代表のサッカーを身近に感じて観戦したチームはなかったのではないでしょうか。チャンスがレイソルに来てくれて、そしてACLのステージを2年連続して戦っている。チームとしてすばらしい経験を得ていることを改めて感じます。

そしてこの後は日本代表戦。たった2年前、この指宿キャンプからものすごいスピードで階段を駆け上がっていった酒井宏樹選手を、同じ指宿で応援することになるなんて、本当に感慨深いことです。さあ、ブラジルへ向けて、やってやれ!!

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2013年6月10日

鹿児島キャンプ2日目

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 担当:河原 正明

 今日から鹿児島キャンプが本格的に始動しました。オフ明けの柏でのトレーニングは梅雨らしくないカラっと晴れて暑い日が続きましたが、鹿児島では梅雨独特の蒸し暑さと雨が出迎えていました。もっとも、昨晩も大雨でしたが、午前のトレーニング前には雨も上がり、午後も練習中には少し雨がパラついた程度で練習メニューに影響が出ることはありませんでした。

 それもピッチの芝が良いからこそ。多少の雨でも全く問題なく、ストレスなくサッカー漬けになれる環境ですし、むしろそれを求めて鹿児島まで来ているといっても過言ではないでしょう。

 GK陣は午前・午後ともアレックスGKコーチとともにフィールドで練習を行いました。午後はクロス対応やロングボールへの対応の練習を。アレックスコーチは様々な球種を蹴り分けられるのですが、今日は雨で滑りやすくなり、ボール扱いの難易度が自然と上がります。パンチングの際の手の高さや足の位置、フィードの正確性まで細かな指示をしながらみっちりと鍛えられていました。

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 一方、フィールド陣は午前にフィジカル系のトレーニングを。ジムでの練習から始まりキャンプ恒例のサーキットトレーニングへ。7つのメニューを3セット繰り返すのですが「最初は1セットだけかと思っていました」と秋野選手。「春もそうだっただろ?」と突っ込む太田先輩ですが、実はルーキー4人は春季キャンプにはJリーグの新人研修のために途中参加で未経験だったのでした。今回は最初から参加できることもあって、秋野選手だけでなく小林、木村選手らもしっかりと鍛えてアピールの機会にしたいとキャンプ前に話していましたが、意欲的になるにはもう一つ理由もあるでしょう。今回U-18の後輩選手たちが3人参加していることも意識を高くさせていることでしょう。

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 午後はボールを使ったトレーニング。短いパスの精度を高める練習やキリカエのトレーニングなどを行いました。決して長い時間ではないものの集中してメニューに取り組むことでレイソルのサッカー濃度を濃くしていくことに努めます。

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 明日は午後のみの練習となります。台風の動きも気になるのですが、午後には晴れて蒸し暑くなりそうな天気予報です。夏の暑さに耐えうる体力と戦術を磨く鍛錬の日々はまだまだ続きます。

2013年6月 9日

指宿夏季キャンプ1日目

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担当:大重正人

今日から、鹿児島・指宿キャンプがスタートしました。2月に続いての、今年2回目。5月までの激戦を終え、レイソルにとっては3週間ほどの中断期間は、後半の巻き返しに向けて、大変に重要な時間です。オフで心身を休め、このキャンプでコンディションを徐々に上げ、6月23日ナビスコカップ広島戦に臨む柏レイソルです。

午前7時に日立台を出発し、午前11時に鹿児島空港に到着。先乗りしていた宮本主務から「こっちは嵐ですよ!」とLINEがあって、ちょっと身構えて空港に降り立ったのですが、おどろくことに雨はやんでいました。太陽王の神通力が効いていたでしょうか!? バスで指宿へ向かい、13時半ごろには無事に到着。部屋で荷物をかたし、16時にはグラウンドに集合し、さっそくトレーニングをおこないました。

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「40フン、ランニング!」。ピメンテウコーチの号令で、ピッチや外周道路など、自由にランニングへ向かったフィールド選手たち。今回はU-18から4選手が参加しており、昨日のプリンスリーグでフル出場した、中谷進之介、白井永地、中山雄太の3選手には、半分の20分ランニングを個別に細やかな指示が与えられます。その40分のランニングが終わるのを待つように、空からは強い雨が降り始めました。

その脇で、GKトレーニングは、まだまだ続いていました。菅野選手、稲田選手らが息も絶え絶えになるほどに。前や後ろ、左右へ足を運びながら、アレックスコーチや布部コーチのシュートの嵐を浴びます。到着したばかりの初日というのに、強度、厳しさは通常と変わりません。これが土曜日まで、あと6日間続いていくわけです。ACL、ナビスコカップ、Jリーグ。3つの大きな大会を勝ち抜いていくために、選手たちは厳しいトレーニングのなかに身を置いています。

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今も雨が降り続いています。明日もできるだけ、いい天候でトレーニングが行えますように。午前午後の2部練習が待っています。

2013年6月 8日

進取の気象

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担当:河原 正明

工藤選手が日立台に帰ってきました。5月29日の広島戦翌日からそのまま直接代表に合流したので13日ぶり。オーストラリア代表戦の翌日から3日間のオフもあっという間だったようですが、元気な顔を見せてくれました。
 日本代表=日本で最高のレベルの集団で多くの選手とともにプレーし、過ごした7日間の感想を尋ねると「ワールドカップ出場が決まる瞬間に立ち会えたことは、良い経験をしたと思います。でも、ピッチに立てなかったという悔しさのほうが大きい」とキッパリと思いを口にしました。「もちろん試合に出たかった。(ロンドン)オリンピックもそうだったけど、そういう思いをエネルギーに変えてきた。これからもそうするだけですし、また代表に呼んでもらえるようにレイソルで結果を出し続けていきたい」。一度仕切りなおしになりますが、これからも上を目指して工藤選手の挑戦は続きます。

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 トップチームは午前中はフィジカルメニューを中心とした練習を行い、午後は300m走×12本!。これは規定の時間以内に300mを走るもので、実際にはほぼ全速ダッシュです。大げさではなく終わる頃には倒れこみそうな選手もいるほど。追い込まれて自らを追い込んで。Jリーグ後半戦、そしてアジアを戦い抜く力を蓄えるキャンプに向かいます。

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 その頃、隣の人工芝グラウンドではU-18が関東クラブユース選手権予選 vs水戸ホーリーホックユースとの試合を行っていました。結果は4-0でレイソルの勝利。昨年度のチャンピオンとして本戦に向けての戦いはまだまだ続きます。

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 さて、明日9日(日)から指宿キャンプが始まります。トラックで陸送する荷物は一昨日に出発、今日から先乗り部隊が受け入れの準備をしてくれています。ここ数日、木村・假谷エキップらは練習の準備、後片付け、さらには洗濯といった多忙な日常業務に加えて準備に追われていました。もちろんキャンプだけでなく日常からエキップメントスタッフ以外にも、選手のケアをするトレーナー・メディカル陣やスカウティングチームも常に「どうやったらチームが強くなれるか、試合に勝てるか」と考えて準備していますし、年々そのチカラも増していると思います。再開後にチームの浮沈のカギを握っているのはこうした下支えするスタッフかもしれません。
 準備を整えたチームは明日の早朝にクラブハウスを出発、空路鹿児島に向かいます。夕方のみの練習となりますが、広報日記でお伝えします。では行ってきます!

2013年6月 7日

復帰

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担当:大重正人

今日は、梅雨らしく雨が降る予報もありましたが、日立台は今日も燦燦と輝いて、太陽王の恵みをいっぱいに浴びた一日でした。午前のリハビリメニューを終えた渡部選手と、午後からの練習前に少し早く来てもらった桐畑選手で対談を収録しました。ファンクラブ会報誌「日立台通信」のダブルパスコーナーです。1987年生まれの同級生、誕生日もキリが8日早いだけで、ピッチの内外で仲の良い2人。今季発行の4号のうち、ぜひどこかで!と温めていた企画がついに実現しました?

この鉄板のマッチング、おもしろくないわけがありませんよね。そう皆さんも期待いただいていると思いますが、さぞかし笑いの絶えない60分でした。「こういうのって、褒めあうとやりにくいんだよね?」と言っているそばから「オレは100個は言えるぞ、ナベのいいところ」と豪語するキリ。苦笑するナベにしゃべる間を与えないままに「お前は、オレのいいところ言えないのかよ?!」。

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ただ今年26歳を迎え、中堅となった2人。決して多くはなかった出場機会のなか、なんとかチャンスをつかもうと、日のあたらないところで努力してきた姿や、チームに少しでも貢献したいという思いを、互いにわかりあっていました。「ナベは一人だけ遠征メンバーに入れないこともあった。でもそんなときの一人だけの練習も前向きに一生懸命やっていた」。「キリがベンチにいると、本当に雰囲気が良くなる。試合中に『ナイス!』って声が聞こえてベンチを見たら、やっぱりキリだった。ネルシーニョの次に声が通るから(笑)」。そんな2人には、ひとつの夢があります。いつかその夢を叶える日が来るのを、心待ちにしていようと思います。少し先ですが、昨日のクレオ選手と永井コーチと合わせて、7月中旬ごろのお届けを楽しみにお待ち下さい。

5日の始動から測定やフィジカル中心のメニューが続きましたが、今日の午後からボールトレーニングもスタートしました。橋本和選手もその輪の中にいました。「ちゃんとサッカーできるの、正月の天皇杯決勝戦以来ですからね...」と半年のブランクはやはり大きなものです。「リハビリ中も走っていましたが、ボールを追ったり、ディフェンスしたり、キュキュと動くところは違いますからね。これからキャンプで納得いくコンディションにして、イチからポジションを取り戻す気持ちでいきます」。口調はいつもどおり穏やかな関西弁ですが、「ACLはみんな勝ち残ってくれたし、リーグ戦も勝ちたい」と出遅れた半年を挽回しなければという思いが強いワタルです。
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今日のシュート練習、右からは藤田選手、左からは橋本選手らがクロスを入れます。それを中央で力強く弾き返す2人、増嶋選手と鈴木選手でした!持ち味の強いヘディング、正確な読みでブロックしたり、またGKが飛び出して空いたゴールをジャンピングクリアするナイスプレーもありました。サイドバック2人が復帰し、マスは「久しぶりのセンターでしたからね」。今季はサイドバックとしてもチームに貢献してきた2人ですが、本職のポジションでプレーできる喜びと、もう一度CBのポジションを奪いたい!という生き生きとした気迫がプレーに表れているようでした。

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選手たちが少しずつ復帰し、チーム内にはまた競争が生まれ、その結果チーム力が高まる。これまでレイソルが結果を残してきたスタイルが、また戻りつつあるように感じます。「やっぱりケガはダメなんだよ」。キリとナベが悔しさをかみ殺すようにうなずいたのが印象的でした。祈ることしかできませんが、できるかぎり全員無事にと願うばかりです。明日からは工藤選手も復帰、午前は室内メインですので、午後に代表帰りのお迎えをいただければと思います。

2013年6月 6日

自分と向き合う

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担当:河原 正明

 短いオフを終え、昨日からトレーニングが再開しました。入梅したとは思えないほどカラッとした気候の中、今日は午前にボールトレーニングを、午後は1,000m走を行いました。1,000m走は・・・やはり6本!「走りはイヤだな・・・」とつぶやく選手もいるのですが(苦笑)ゴネても本数が減ることもないので、ひたすら自らと向き合い走りこむ時間となりました。ここ日立台であと2日間しっかりとフィジカルを鍛え、鹿児島に向かいます。

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 練習再開とともに取材ラッシュも再開。キャンプまでの短時間でまた詰め込んでいます!本日の取材は2本。オフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」会報誌『日立台通信Vol.2』のインタビューでした。

 『Mr.REY』は、「日立台通信」に初登場のクレオ選手。昨年のACLで初めて日本を訪れたというクレオ選手ですが、いまでは日本の生活にも慣れ、家族と電車で移動して出掛けることも多いようです。レイソルへの移籍についてやACLとリーグ戦での戦いについて、後半戦への意気込みなどを語ってくれました。

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 創立20周年特別企画の『Precious memories?思い出のあの一戦を語ろう?』は永井 俊太U-18コーチです。永井コーチが選んだ試合は「自分の中では(現役時代の中で)この年が一番思い出深い年」という2007年のある試合です。途中出場ながら3得点に絡み、某サッカー専門誌でMan of the Matchに選ばれた印象深い試合だそう。今年で4年目となるアカデミーコーチについてや、本人も「懐かしい?」というプレー中の写真と公式記録も併せて掲載します。

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 『日立台通信Vol.2』は、明日取材を実施する予定の2選手対談企画『Double Pass』や『ACL特集』を含めて、7月下旬にはファンクラブ会員様のお手元にお届けできるよう準備しております。ぜひ、楽しみにお待ちください!

2013年6月 5日

再始動

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担当:大重正人

30日の帰柏から4日まで、5日半のオフが明け、選手たちが元気に日立台に帰ってきました。思い思いの時間を過ごし、心身ともにリフレッシュが図れたでしょうか。ちなみに近藤選手は「初めての沖縄に行きました。最初の日、2時間ぐらい泳いだんですけど、日差しがすごくて......沖縄の洗礼を浴びました」と赤く日焼けした背中を見せてくれました(苦笑)。茨田選手は実家浦安のTDL&TDSへ。「家族とホテルに泊まりました。娘は初めてだったんですけど騒いでました。一番のお気に入りは、プーさんでした、やっぱ黄色だからかな?笑」とさすが太陽王レイソルの遺伝子は確実に受け継がれているようですね☆

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ただ、早期復帰をめざすリハビリ選手とメディカルチームは、日月だけの休みだったと聞いています。また工藤選手はその間、栄えある日本代表に初参加し、ワールドカップ出場を決める瞬間は「サムライブルー」の一員でした。残念ながら出場と、コンフェデ帯同はなりませんでしたが、常に自分のプラスになることを追い求め、吸収するクドー、しっかりと得るものを手にして、柏に帰ってきたはずです。短いですが金曜までオフ、ゆっくりと静養してください。土曜から練習参加の予定です。

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今日はお伝えしていた通り、筋力と乳酸値の測定。今日は日立台から本当に近い柏八小の2年生の子供たちが校外学習で日立台に来てくれました。にぎやかな応援を前に、別メニューが続いていた、藤田選手、橋本選手、そして澤選手がチームメイトと共にピッチを駆けました。

澤選手は「毎日ミルクをしっかり摂ってますから!」と骨折していた左足首をカルシウムで補強したそうで(笑)、口もなめらか。なかなか痛みがとれず長引いてしまいましたが、ようやくチームに合流できるところまで来られたようです。しっかり、連戦もあって故障者が増えてしまった前半戦でしたが、後半の巻き返しへ彼らの力は本当に頼もしい。「キャンプで身体をいじめてきますよ!」

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8日(土)まで、この日立台でトレーニング。9日(日)から15日(土)まで、春季と同じく鹿児島県指宿市でキャンプをおこない、6月からのナビスコカップ、リーグ後半戦に備えます。また日立台を空ける日が続いてしまいますので、梅雨入りしたにもかかわらず天気が良さそうな今週に、ぜひ練習見学にお越しいただければと思います。

2013年6月 4日

【6/5】トレーニングについて

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明日6月5日からトレーニングが再開されます。
選手たちは午前午後ともに、個々時間別に「測定」をおこないます。午前がグラウンドなら午後はトレーニングハウス、その逆の選手もいます。ファンサービスも通常通りおこないますが、表にいる時間は短いかもしれませんのでご容赦ください。