2007年11月30日

衝撃の事実!

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担当:桜林 舞

明日はリーグ戦最終節。早いですね。ちょっと寂しい感じもします。試合前恒例のミニゲームを写真におさめながら、フォトギャラに20枚写真をアップしたら広報日記用のネタがなくなってしまいました。なので今日は簡単にさらりといきたいと思います。

ミニゲーム。赤組が最初から善戦します。
各選手の得点後の各チームの反応をお楽しみ下さい。

赤1点目:佐藤選手
黄チームコメント「先制点まずいよー!」

赤2点目:ドゥンビア選手
赤チームコメント「2点差一番危ない点数だよ?!」

赤3点目:ドゥンビア選手
その後すぐに黄チームのハンドを取った田村コーチに、
黄チームコメント「タムさん、空気読んでよー」

赤4点目:ブルーノ選手
赤チームコメント「次は5点目、5点目!」
黄チームコメント「まだ時間ある、時間ある!!」

で。赤が4-0で圧勝するなか、赤チームの選手がシュートをミスってしまいます。すると、赤チームから「そういうところではずしていると流れが変わるんだよ、このゲームは?!」という声が上がりました。

みんな必死。
真剣。
でもなんでしょう、この和気あいあいとした和やかな雰囲気は。
これぞ、ザ・日立台。
見ているほうまで楽しくなってしまいました。

【ドゥンビア選手のゴールにハイタッチで喜ぶユキ&ドゥン】
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その後、黄チームが2点を返すも、赤チームも追加点をあげ、5-2で赤チームの勝利!その後の罰走で、本日は2人が罰ゲームに指名され、その後2人の立候補者を加え、4人の一発芸人が誕生いたしました。

【ギャラリーに背を向けて。今日も沸かせました、ノリ芸人ジャンボ】
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【落ち着いた一発芸をきめて、ギャラリーに参戦するクラ】
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【「ハセ魂」の後継者、シマ!ナイスファイト!!】
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【まさにワザの満漢全席や?、フルさん!影の一発芸番長です】
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罰走で、罰ゲームに指名されたジャンボさんとクラさんですが、2人とも「オレじゃない!」の主張。
そこで、監督から衝撃の事実が!
「手前の方が遅く見えるんだよ?」

!!

!!!

!!!!!!!!!!!!!!

そ、そーだったんだぁー。
確かに2人とも、判定者のタムさんの方に並んでいました!
(いや、クラさんはゴールラインを間違えて手前でストップしてしまっただけなのですが。。。)
確かに、今までも、タムさんサイドの選手が指名されることが多かったです!

な、なるほどー、最終ゲーム前に明かされた新事実ですね。
え?
なに??
みんな知ってた???
いや、選手たちは気づいているかもしれませんね。。。
これで、来季からはミニゲーム終了後に、別のポジション争いが勃発することでしょう。

という話はおいておいて、明日磐田戦は14時半キックオフです。
最終節、勝って気持ちよく来季を迎えましょう♪

2007年11月29日

年の瀬の話

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担当:大重正人

今朝のミーティング。石崎監督の「おはようございます!」の号令でスタート!酒井トレーナから、ケガや故障者の報告があり、連絡事項が伝わったあと。「ベストイレブン、皆さんの意見を!」という話になりました。

当HPで観覧希望の告知を掲載していましたが、12月17日(火)に横浜アリーナで行われる「Jリーグアウォーズ」で今季活躍した選手、MVPや新人賞など表彰されます。選考方法は、J1リーグ17試合以上に出場した選手が選出対象となり、そのノミネート選手自らが11選手を選び投票します。もちろん各クラブ監督も清き一票を投票します。ちなみにレイソルの投票対象選手は以下のとおりです。

【GK】南
【DF】古賀、小林祐、藏川
【MF】アルセウ、大谷、佐藤、永井、山根、谷澤、太田
【FW】フランサ、菅沼、李、ドゥンビア

この中で挙げれば、特に南選手と古賀選手は今季リーグで3本の指に入る活躍をしたと言えるのではないでしょうか。二人とも10年以上プレーしている選手ですが、もし受賞とあいなれば初の栄誉となります。現在リーグ2番目の守備力を誇るレイソルの守り神ですから、その活躍を広く認められることになれば、これほど嬉しいことはありません。ちなみに各チーム3選手がアウォーズに招待されます。その人選に、宮本タクマネージャーは、ほとほと頭を悩ませていました。。。

今日は、まさに冬将軍到来!といえるほどの凍える寒さのなか、小さなお客さんがいっぱいお越しくださいました。柏市立名戸ヶ谷小学校の2年生のみなさんです。みんなお行儀よく体育すわりで練習を見学。

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桐畑選手のロングキックに「ワァー、スゴ?イ!」と歓声を上げたり…
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「あっ、チュンソンだ?!」とか「ヒラヤマは髪の毛の色が違うから、すぐわかるよ!(今日のグラウンドには現れず。室内で治療に専念中)」など、選手の名前がポンポン出てくるのに本当ビックリでした。引率された先生の胸元からはイエローがのぞいていたぐらいですから……さすが地元の小学校!こうして熱く応援していただいていることに感謝するとともに、責任の重さを感じます。

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今日のトレーニングはジュビロ戦を前に、セットプレーなどの最終確認。いよいよ、今季最終戦。セットプレーやサイドからのクロスでの失点が目立っているだけに、このセンターバックコンビもクリアの練習!これは決して褒めら れることではありませんが、甲府戦のシュート数は5対17と圧倒されながらも、堅い守備で踏ん張り、決定的なチャンスを前線がしっかり決める。それぞれがきっちり役割を果たし、レイソルの必勝パターンに持ち込みたい。泣いても笑っても、残り1試合!
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2007年11月28日

あと4日

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担当:大重正人

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3月4日、ジュビロ戦が2007石崎レイソルの船出となりました。世間をアッと言わせ、大きな自信をつかんだJ1復帰戦。奇しくも、最終戦で再戦を迎えます。当時のジュビロは川口、前田という攻守のエースを欠いた状況で、レイソルのスピードあふれるサッカーでフランサ&ミノルが2ゴールずつを奪いました。しかし今回のレイソルは、その2人を欠いています。戦前の状況は開幕戦と最終戦でひっくり返ったと言える状況かもしれません。

やはり期待がかかるのは攻撃陣。そこで注目が集まるのが太田選手でしょう。今日はるばる静岡からテレビ局の取材の方が来られました。ジュビロには弟の吉彰選手がいますから、どうしても兄弟対決がクローズアップされます。ともに縦へのスピードと運動量が持ち味、ポジションが右サイドということで真っ向勝負という形にはならないでしょうが、アニキの意地を見せて欲しい!こんな感じの見事なボレーシュートをおおいに期待です!

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今日は先週同様、一部練習に変更となりましたが、メニュー・濃度ともに非常に密なトレーニングでした。フィジカルからボール回し、そしてハーフコートからオールコートのフォーメーショントレーニングでした。その中ボール回しで敗れたチームには罰走に次ぐ罰走が与えられました。そこでしたたかに生き残る佐藤由紀彦選手。誰が言ったか知りませんが「ユキヒコターン」を呼ばれる技があるそうです。「ワシも見た!!」と石崎監督も言っていましたが、私には確認できませんでした。。。今度、競争するシーンがあれば、ぜひこの目で見届けたいと思ってます!

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練習後、大河原選手に声をかけました。チャリティーオークションの商品引渡しを行いました。「ちょっと待ってください」とクラブハウスへ戻っていくグンリョウくん、どうしたの?と思いきや、手には真っ白なスパイクが。「これもどうぞ!」とサプライズプレゼントでした。愛用のスウェットにサインと「ぐんりょう」と書き込んで記念撮影!「シミがついちゃっててスミマセン」と照れくさそうでしたが、お互いの心に残る思い出となったことでしょう。本当にご落札ありがとうございました。

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そしてもうひとつ。今日はインフルエンザ予防接種の2回目。古賀選手、そして石崎監督らスタッフもするどい針と痛みをこらえながら(?)、注射終了です。

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やっぱりスポーツ選手にとっては健康が第一です。今日行ったモバイルレイソルのインタビューで小林祐三選手が話していました。「もし出場できるチャンスがあっても、そこで体調が万全じゃなければ、ゼロになってしまう」。残りわずかのシーズン、疲労もたまっていると思いますが、なんとか無事に今シーズンを終えてもらいたい。勝って欲しいという気持ちと同じぐらい強く願わずにはいられません。

2007年11月27日

キリ劇場

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担当:桜林 舞

練習グラウンドに向かおうとスタジアムの脇を通ると。

【スタジアムがえらいことに!】
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【穴がポコポコと】
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【こんな状態でくりぬかれています】
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空気の通りを良くするのでしょうか?はたまた、出来た穴に肥料でも入れるのでしょうか?今度メンテナンスされている方に聞いてみたいと思います。2日前にホーム最終戦を終え、日立柏サッカー場はすでに次のシーズンの準備中です。

しかし、2007シーズンはまだ残り1試合。磐田戦に向けて「リーグ戦はチームの総合力を試されている。最終戦、みんなで力を合わせていこう!」とチームミーティングで檄を飛ばす石崎監督の姿がありました。


こちらはGK練習。
【きれいにボールが並びます。キリvsロビンソンコーチ】
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千本ノックならぬ14個シュート!。。。こういう書き方をするとあまりしんどくなさそうですね。14個のボールを一列に並べロビンソンコーチが右サイド、左サイドと交互に狙ってシュートします。実にしんどそうです。終了後GK陣は肩で息をしていました。

そしてミニゲーム終了後の罰走でも目立っていたのはキリでした。

【一発芸を指名され「マジかよ!」とキリ】
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【「5、4、3、2、1」石さんにカウントダウンされるキリ】
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【キリの一発芸「柏の中心で愛を叫ぶ」】
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【思わずガッツポーズ!】
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日立台劇場に負けず劣らずのキリ劇場をお届けしました。


そして、グラウンドの傍らではアルセウ選手と夫人がファンに囲まれ、サインや写真撮影に応じていました。チームミーティングで「またグラウンドで会うか、同じチームになることもあるかもしれませんが、今季レイソルで学んだことを活かし、成長していきたいと思います。みなさんにはありがとうしかいえません」と挨拶しました。その後、谷澤選手から全選手のサイン入りレイソルユニフォームが手渡されました。今季袖を通した黄色いユニフォームを笑顔で受け取り、がっちりと握手を交わしていました。ホーム最終戦で湧き上がるアルセウコールに遠慮がちに応えていたアルセウ選手。レイソルの4番の思い出を胸に、明日ブラジルに帰国いたします。オブリガード!豪快なアルセウ砲が見れなくなると思うととても残念ですが、ブラジルでもこの笑顔でファンを魅了してくれることでしょう。

【オブリガード!アルセウ選手】
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2007年11月26日

ダブルハットトリック

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担当:大重正人

いきなりですが、まずお詫びしなければなりません。諸事情あって現在パソコン通信環境の用意が身近にありません。ケータイによる入力ですので短くなってしまうこと、お許し下さい。

感動感涙のヴァンフォーレ戦、ケガで苦労した近藤、鈴木両選手のゴール。シュート数では5対17と圧倒されながら、それでも最高の結果を掴めたのは、全員が最後まで勝つことを信じていたからでしょう。どんな形でもいいから勝つ。執念や気持ちで相手を勝っていた。

ヒーローや主役となった鈴木選手、由紀彦選手は、今日も試合に出場しました。練習試合の新潟経営大学戦でした。試合前、石崎監督が「マナブちゃ?ん」と親しげに呼ばれる方、実は新潟経営大学の杉山学監督は、イシさん山形監督時代の選手だったそうです。監督と選手の関係から、監督対監督の師弟対決でした。ベンチではなくスタンドから俯瞰して大声で指示される様子は師匠譲りの熱血ぶりでした。

今日のMVPは、間違いないこの人!ジャンボ大久保選手しかいないでしょう?クロスに飛び込んでヘディングや脚でのシュート、さらにドリブルでかわして決めるなど、ゴールラッシュ!五点を決めて迎えたロスタイム、最後のCKチャンスにド迫力のジャンピングヘッド!「自分でもあれが一番でした」と自画自賛のゴールで、ダブルハットトリックでした。レイソルにとってある意味忌まわしいキーワードでしたが、昨日の勝利と今日ジャンボゴールで少しは払拭できたのではないでしょうか!
明日はオフ。身体と心を休め、最終戦ジュビロとの決戦です!

2007年11月24日

「レイソル、マジサイコー!」

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担当:桜林 舞

9月23日以来の勝利で、ホーム最終戦を締めくくることができました。
快晴。
風もほとんどなく。
暖かな三連休なかび。
3月4日の開幕戦から数えて今季17試合目のホーム・リーグ戦。
そんな11月24日を時系列で振り返ってみましょう。

【今季最後のふれあいタイム。ぐんりょう&しゅう】
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最後まで笑顔でファンサービスをしてくれた大河原選手。8月25日千葉戦の「ゆかたデー」では同じペア浴衣を着てくれましたね。両選手とも浴衣を気に入って「いいなこれ」と呟いていたのが思い出されます。


【これぞ日立台!】
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一斉に脱ぎだしたゴール裏サポーターのみなさん。みごとなまでの裸っぷりです!!!風邪をひかれませんように!


【イエローとホワイトの芸術!】
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開幕戦の黄色地に黒文字の「一心同体」もみごとでしたが、このストライプもみごとです。絶対に負けられない、負けない!という熱気が伝わってきます。


【ポリバレントをまさに体現、タニ!】
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いつもの左サイドバックから本日はボランチを務めたタニ。「試合展開がすごく早かったです。お互い前線のプレスが強く前に前にとなっていたので、最終ラインからのビルドアップがなかなか出来ず、ボールが落ち着く時間がありませんでした。相手が甲府だという意識よりも、今まで勝てていなかったので、勝つことができてよかったです」と大谷選手。そして「今日は我慢でした」と笑顔で語ってくれました。


【ヤザのクロスをすばらしいトラップでシュート、スズタツ!】
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「ホーム最終戦なので、サポーターのみんなの気持ちに応えられて光栄です」と鈴木選手。決勝点を叩き込んだ瞬間、右手を羽のように広げて華麗に舞いました。「毎日毎日しているシュート練習のことを考えて打ったから、力が抜けてよかったのだと思います」。練習の成果が結実したゴールでした!


【ちばぎんカップ以来のヒーローインタビュー、ドゥー!】
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前節の鹿島戦でケガから復活した近藤選手。ちばぎんカップ以来の日立台弾で、レイソルに2ヶ月ぶりの勝利を呼び込みました。少しおとなしめに見えたゴール後の喜び方も「自分的には目一杯喜んだんだけど」とのこと。この笑顔がなによりの証拠でしょう。


【全選手で胴上げ、シューシャ&ヤスキ!】
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ゴール裏の中央に「由紀彦」「HIRAYAMA」「yes!Yasuki」「大河原亮」のフラッグ。ゴール裏に入っての挨拶時に手渡されたオリジナルのTシャツを羽織ってイエローに埋め尽くされた日立台の宙に2度3度と浮かびました。


【ピッチの中でも外でも兄貴分、ユキヒコ】
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腕に抱かれた愛息。この子は覚えているでしょうか。イエローの集団に囲まれて最高の舞台にたった自分のお父さんのことを。「ユキさんのように人柄とリーダーシップでひっぱれる選手になりたい」と鈴木選手。誰もが認める兄貴分、ユキヒコ。トラメガを右手に堂々と掲げて「レイソル、マジサイコー!これからもレイソルを応援し続けてください!」。私たちは、これからもユキヒコを応援し続けます!!!

【最高の舞台!日立台劇場!!】
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石崎監督の挨拶にて、今季の日立台劇場は無事終焉。試合終了後、ぽっかりと浮かんだ満月が日立台に降り注いでいました。でもシーズンは12月1日の磐田戦までありますよ。


さて、明日14時から行われる新潟経営大学との練習試合はスタジアムで行われます。バックスタンドを12時過ぎに開放しますので、暖かい格好をしてお越し下さい。明日のご来場もお待ちしております。

2007年11月23日

ニュース

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担当:大重正人

今季最後の日立台ホームゲーム、甲府を迎えて一戦を控えています。ホームページにアップするニュース。マッチデープログラム、チャリティーオークション、イベント一覧、サポーターの皆さんによる人文字へのご協力告知。そして最後にもう1本のニュースを流しました。

例年ならばもう少し遅いタイミングでの発表になるところですが、ホーム日立台での今季最終戦を控え、できるだけ早く伝えて欲しいという選手たちの希望もあり、ここまで応援し支えてくれたサポーターの皆様に感謝の気持ちを伝えられるように、早めのリリースとなりました。なんといってよいか、こういう書き方でよいものか、正直わかりません。

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今日の大河原亮選手。捻挫から徐々に回復し、徳弘トレーナーとメニューに取り組んでいました。ピッチの外周をかなりのペースでランニング。「まだボールを蹴ると痛いんで。でも大分よくなりました」。遅めのランチを取っているところにお願い事に行きました。いろんな事情があることもわかったうえで「いいですよ!!!」と快く引き受けてくれました。彼らしい爽やかな笑顔は今日も変わっていませんでした。

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石舘選手の黄金の左足。特に好きなのは、インサイドキックのパス。糸を引くようなスピードで、さらにバウンドさせないように抑えを効かせたパス。受け手の選手がトラップしやすいように。5月、ひたちなかでのサテライト鹿島戦。たしかキャプテンマークを左腕に巻いていたと思います。相手ペナルティエリアで果敢にしかけ、その衝突で痛めた左肩がなかなか癒えず、もどかしい思いだったはずです。顔も美形だし、サッカースタイルもスマートなダテが、むき出しの闘志で突進したシーンが忘れられません。

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由紀彦選手は、いつも堂々としていて前向きです。普通にカッコイイ人です。「普通に」というのはカッコよさが普通なのではなく、「普通に、全くためらわずにカッコイイと言い切れる」ということです。会えば「オオチョウくん!!」とハッキリした口調で声をかけてくれます。広報日記の内容について、ほかの選手の気持ちを汲んだアドバイスをくれたこともありました。かわす言葉は短いことが多いけど、元気にさせる強いパワーをくれます。チームが苦しくてもがいているとき、ユキさんの言葉がどれほど心強いか。

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今週の平山選手。骨折のリリースを発表しました。でもギプスで固定していないし「痛くない」と何度も言っていました。骨にヒビが入っているのに、出場することを諦めていなかった。最後の最後まで。この日立台で最後になるかもしれないピッチに絶対に立ちたい。そんな闘志を見せつづけた今週に見えました。どんなに苦しくても、J2に落ちても、レイソルを選んだ思い。あす日立台に集まるみんなはそれを知っています。

明日14時。選手は走り、サポーターは応援し、スタッフは選手を支え、フロントは試合を滞りなく運営する。私は速報を打つ。やるべきことをやり遂げましょう。勝利を引き寄せるのは、レイソルのもとに集まったみんなです。やり抜こう、最後まで。

最後に、明日観戦に来られる方にお願いです。サポーター有志の方が、人文字など応援イベントを企画されています。ホームゴール裏、ならびにバックスタンドでご観戦の方は、選手入場前に心持ち早めにご着席くださいますよう、お願い致します。選手たちを勇気づけ、最高の日立台劇場になることを願っています。

2007年11月22日

サポボイ拡大バージョン

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担当:桜林 舞

今日も天気がよく!ピーカンの空のもと、午前練習が行われました。日本海側は積雪でたいへん寒いようですが、太陽の下ではそんなに寒くありませんでした。しかし、一旦日陰に入ると、、、寒いというより沁みる冷たさです。甲府戦2日前とあって、フルコートでの実戦練習、セットプレーの確認。終了後は、シュート練習。ベテランも若手も一緒になっておおはしゃぎです。今日は澄み渡る空のせいでしょうか、練習する選手もいつも以上に気持ちよさそうです。

【右サイドからのクロスをタイミングよくシュート!阿部吉朗選手】
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【ベテラン2人で歓談中。佐藤選手と山根選手】
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そして帰ってきました、U-22コンビ。北京五輪出場を決めた後とあって、表情も軽やかです。

【日本代表戦の青フラッグにサインを求められる小林祐三選手】
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「日本代表の青フラッグ、選手たちはもらってないんでしょ?」とフラッグもプレゼントされていました。パンゾーくんは代表合宿合流中に誕生日を迎えたことから、誕生日プレゼントも手渡されておりました。右小脇に抱える赤いものが見えるでしょうか?これは、テニスラケットなんです!なぜテニスラケット???と思っていたら「小学校、中学校でテニスをやっていたという話しをしていて。もちろん遊びで、ですけど。いつも何百円か払って借りていたのに、一気にマイラケットを持つ身になってしまいました。すごいうれしいです」と照れるパンゾーくんでした。

そして、午前中をクールダウンで終えた、李選手。お疲れのところ、さっそく取材対応。

【帰柏そうそうインタビュー。いつもよりテンションあがりぎみの李選手】
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「国立がめちゃくちゃ青で染まっているのをみて、これだけ応援してくれているサポーターの皆のためにも、自分たちのためにも、決めてやるぞと思っていました。欲をいえば点を決めたかったけど、『五輪出場』が一番の目的だったので、素直にうれしいです。試合後に喜びを体いっぱいで表現していたので、喉は枯れるし、筋肉痛だし、足はつるし、大変でした(笑)」と疲れが見えながらも、いつも以上に饒舌なチュンソンくんでした。


時は変わって夕刻の日立台のアウェイアップルーム。

【年に2-3回行われるメディアトレーニングを受ける柏レイソルU-18】
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「相手の目をみて受け答えをしましょう。隣の人とやってみて」と片上メディアトレーナーが問いかけると、ユース選手はお互いの目を見つめて恥ずかしさのあまり笑ってしまいます。「目をみるのが恥ずかしかったら、相手の喉もとをみて。そうすると相手の目をみているように見えるから」と少しテクニカルな指導。実践する選手たちからは「いや、喉もと見てるように見えるよ」とこれまた、笑いが起きていました。他のチームでは、ユースの選手はアマチュアという立場から、サインや写真撮影など禁止しているクラブもあるそうです。柏レイソルでも基本的には控えていただくようお願いしています。そういえば大島選手もイヤーブック用のサインを求められた際、初めてサインを書いたと言っていましたっけ。でも、ファンサービスは求められてしまうもの。ユースの時代からファン対応などを身につけておくことも大事なことですね。

そしてスタジアムに出るとこの景色。

【夕暮れ時の日立台。いつみてもきれいですね】
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この夕暮れを明日経験すれば、もう今季のホーム最終戦です。一昨日の広報日記で、甲府戦のマッチデープログラムの「サポーターズ・ボイス」を募集したところ、いつも以上の方から多くの声援をいただきました!この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。そのため、甲府戦のサポボイは拡大バージョンでお送りいたします!掲載できなかったメッセージの一部は場内アナウンスでも放送させていただきます。お楽しみに☆

2007年11月21日

太陽vs風林火山

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担当:大重正人

水曜日は、通常ならば午前&午後の2部練習。しかし今日は午前練習のみとなり、午後の選手たちは、甲府戦に向けてしっかりと身体を休めたことでしょう。しかし、その分午前中の練習はハード。古邊コーチの熱血指導のもと、スピード系のフィジカル練習をこなし、石さんメニューへ移ります。ボール回しから、ハーフコートの7対6、そしてフルコートの紅白戦。時間にして2時間ほどの長い練習でした。

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練習前のミーティングは、ヴァンフォーレについてのスカウティング報告でした。藤田、茂原、石原とテクニカルな選手がそろい、ラインを下げることなく、ショートパスでつないでくるアグレッシブなサッカー。まだまだ寒さの残る4月の小瀬、残念だった1点目の失点シーンもビデオで流されました。あのシーンにこそ、警戒しなければならない甲府の真髄が現れていました。あの試合、私にとっては今季もっとも鮮烈に刻まれている試合のひとつです。

藏川選手がむずかしい浮き球を左足で決めたスーパーゴール。
きれいにパスを繋がれて、完全に崩された1点目の失点。
前半ロスタイム、石川選手が頭部を強打して、救急車で搬送。
後半早々、古賀選手が2枚目の警告で退場。
一人少なくなってから、前夜五輪予選アウェイ戦から合流したばかりのミノル、チュンソン。フランサと絡んで挙げた勝ち越しゴール。
しかし残り10分を切って、保坂選手に決められた連続ゴール。

しかしレイソルにとっては、これから何年何十年経っても忘れられない試合があります。
あの初冬以来、日立台の甲府戦になります。

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今日は、Jスポーツさんの取材で、大谷選手のインタビューがありました。
「あれだけ点差が開いても、最後まで応援してくれたサポーターがいました。その人たちのためにも勝ちたい。チームがひとつになる大切さを教えられました」
柏と甲府。今は背負っているものこそ違いますが、その重さは比べようがなく、そして途轍もなく重いものです。相手は、一心不乱に柏ゴールだけを見て闘ってくることでしょう。レイソルはそれを跳ね返すプレッシングで、2年分の忘れものを取り戻さなければなりません。

お互いがプレイスタイルを貫けば、春のようにスペクタクルあふれる試合に。サッカーの相性が合致し、石さんが目指す観衆を楽しませる試合が見せられるはず。そして勝つのは、レイソル!今季最後で最高の日立台劇場になるように。。。開演は土曜14時です!

2007年11月20日

「さぁ、がんばろーぜ!」

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担当:桜林 舞

11月20日(火)です。今年最後のホームゲーム、11月24日(土)まであと4日。早いですね。
あと数週間で師走です。今日は、日差しの下にいれば比較的暖かい日でした。陰に入ると十分寒いですけれども。

【そんななかでも選手は汗びっしょり。ジャンボ&シマ】
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午後練習の11対11の1コマです。

【こちらは罰走で、軽やかに走る山根選手。ブルーノ選手のホンキモード】
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今日の午後練習から全体合流のようです。練習の合間にはホームラストゲーム甲府戦のマッチデープログラムの取材がありました。今足りないものは?の問いに「うーん。。。マイナスイオンかな。滝にでも打たれにいこうかな?」と本気か冗談か応えていました。みなさん、イワオさんに会ったら、マイナスイオンを注いであげてくださいね!

こちらの平山選手も取材中。千葉テレビ「Rising Reysol」のインタビューです。

【「髪の色、そろそろ黒に戻そうかな」と平山選手】
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本日リリースを出させていただいたとおり、平山選手は左足内くるぶし骨折による全治6週間。申し訳ないタイミングの取材になってしまいました。。。でもギブスや松葉杖をつくこともなく、普通に歩けるとのことです。

今日の鹿島戦を振り返るチームミーティング。「怪我人、出場停止選手がいるが、残った選手がどれだけ頑張れるかが大事だ!甲府も降格するかしないかがかかった特別な試合という意識で臨んで来るだろう。決して安心できる試合にはならない。最後のホームゲーム。勝って気持ちよく来シーズンにつなげよう!!」と石崎監督。そして「さぁ、がんばろーぜ!」と選手をグラウンドに送り出しました。

古賀選手も右足首捻挫の全治4週間。シーズン終盤に来てのベテラン勢の相次ぐ負傷はチームとしてもとても痛いことですが、ここで活躍するであろう中堅、若手選手に期待しましょう!

そして、今年最後のマッチデープログラム「Vitoria」のサポーターズヴォイスに声援をお寄せください。11月21日(つまり明日です)午前中まで募集しております。ありったけの思いをお送りください!!!

koho@reysol.co.jp

2007年11月18日

獲るか獲れないか

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担当:大重正人

今日は、鹿島がここまで続けてきたように3ゴールされるようなことはないと思っていました。良い試合ができると。金曜日に書きましたが、純粋に「挑戦者」として戦えるシチュエーションだったからです。メンバーの多くを欠いて、これまで以上に危機感を感じ、ひとりひとりが身体を張ってディフェンスすること。最後まであきらめず、走りぬくこと。カシマスタジアムの断崖にせり出したような高い高い記者席から、覗き込むように見ていても、それは実践し、徹底されていたように思います。とにかく下がらず、前から当たっていこうと。事実、善戦はできました。

鈴木達也選手はこう振り返りました。
「鹿島はセットプレーでも、どんな形でも1点を獲った。でもうちはチャンスがあったのに、獲れなかった。1点獲れるか獲れないか。これがウチと強いチームとの差です」

大谷秀和選手はこう反省します。
「攻撃のときに連動性がまだない。ひとりひとりは頑張っているけど、もっとチームとして相手が嫌がるような動きをしないと。今日はサイドばかりで、中央からスルーパスを狙うようなことも必要です」

神戸戦やHonda戦のようなもろさはなく、辛抱強く粘り強くやれていた。ただJリーグ創世記から優勝争いを繰り広げていた勝者のメンタリティーは、相手に一日の長がありました。

バイオリズムの下降線は脱したと思いたい。ただ、それは次節の甲府戦で勝って初めて言えることでしょう。プレッシャーをかけるわけではありませんが、今度は間違いなく「勝たなければいけない」試合です。自分たちのためにも、サポーターのためにも、1年の集大成をみせなければならない。良い試合だったのに、勝てなかった。今度こそ悔しさを晴らせるように、また1週間努力あるのみです!!

2007年11月17日

キーワードは「粘る」

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担当:桜林 舞

昨日一昨日とは打って変わって冷え込みの激しい日立台。手袋をはめる選手も目立ちました。鹿島戦を明日に控えて、ウォーミングアップのちミニゲームが行われました。


【スタジアム内でウォーミングアップ・GK4人衆】
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【ミニゲーム・赤組必死のディフェンス】
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【黄組先制ゴール・谷澤選手。
エアロビクスポーズで喜びをアピールするも、他の選手はすばやい切り替えで攻撃に戻ります。
手前を駆け抜ける池元選手と太田選手。】
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【それでも笑顔の谷澤選手。やっぱり愛されています。】
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黄色チームが3得点を先制し、黄色チームが圧勝かと思われたその時、赤チーム佐藤由紀彦選手が1点を返します。3-1になった時「こういうことがあるから、入れられるときに入れとかないと?」と今日もGKの大谷選手の呟きが聞こえました。

「あと3分!」石崎監督がロスタイムを告げ、藏川選手が赤組2点目を追加。3-2となりこのまま逃げ切りたい黄色チーム。黄チーム永井選手が「はい、時間!」「じかーん!!「じーかーん!!!」とロスタイム終了を必死でアピールするものの石さんのホイッスルは鳴らず。。。かなり長めのロスタイム経過後、またもや藏さんが押し込み、遂に3-3の同点に。

「Vゴール!」接戦を演出し、してやったりの石さん。

【腕時計を見るふりをしていますが、石さん次第の「ワシ☆タイム」】
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必死の攻防戦を制したのは、0-3から怒涛の3得点で追いついた赤チーム!ジャンボ大久保選手が「鬼ラッキー!」と評したシュートがゴールパイロンをなぎ倒しました!!!

【両の手で天を指差し勝利の喜びを分かち合う赤チーム】
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トップチームの傍らでは、柏レイソルジュニアユースがウォーミングアップ。そうそう、今日は土曜日でしたね。

【輝け、未来の太陽戦士☆】
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くしくも、鹿島アントラーズジュニアユースとの対戦だったらしく、赤と灰色のユニフォームをまとった鹿島アントラーズっこもウォーミングアップをしていました。鹿島ユース出身の加藤選手が顔なじみと思しきコーチたちと言葉を交わしいるのが見受けられました。


「鹿島は強いよ。優勝の可能性もまだあるチーム。気合を入れてのぞんでくるじゃろう」と石崎監督。「横浜FC戦は、CKのこぼれ球からクロスをあげられ失点してしまった。今回のキーワードは『ねばり』。球際に厳しく。あと一歩足を出す。最後まで諦めない、強い気持ちを持って戦おう」。6月20日の鹿島戦では、日立台で悔しい悔しいロスタイム弾で黒星を喫しました。カシマサッカースタジアムでは勝ったことがないようですが、そんなの関係ない、ですよね?石さんマジックにかかれば、ロスタイムの3分も何倍もの時間に感じるはず!粘って、自分たちのサッカーを!鹿島戦は明日14時キックオフです。


そして最後に、練習見学にきてくださるサポーターの皆様にお願いがあります。
日立台のファンサービスゾーンにおいて、寒さが増すこの時期は特に身体を冷やし風邪をひく恐れがありますので、サインや写真撮影などは出来るだけ短めにお願いします。
広報からのお願いでした。

2007年11月16日

ハッスル、石さん!

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担当:大重正人

鹿島戦を日曜日に控えています。小笠原選手は出場停止ですが、野沢、本山、青木選手らで構成する中盤、マルキーニョス&田代選手の2トップの攻撃力をどう迎え撃つか。リーグ戦では5試合連続3ゴール中で、いまやリーグ一の得点力といっても過言ではありません。リーグ戦5試合未勝利のレイソルに対し、6連勝中のアントラーズ。正直、強敵です。

この数試合、ホームは絶対に落とせない、下位のチームには取りこぼせない、といった思いがいつも以上の荷物になっていたかもしれません。だからこそ、今回は強敵だからこそ、純粋に「挑戦」の気持ちで戦えると信じています。あの赤く染まった埼スタでアジアチャンプ相手に堂々の戦いを見せられたのは、レイソルが恐れることなくチャレンジしたからです。

今日のトレーニングは、セットプレーの確認を主にした紅白戦。その後、石崎監督の精力的な指導が入りました。右サイドから石さん自らがボールを入れ、クロスに対するマーク&クリアの確認です。何度も切り返して、マークの修正を促したり、左からは平川テクニカルスタッフも加わりクロスを入れます。「ここのところ、セットプレーで一回クリアしたところで安心してしまうのか、マークが外れてやられているから」と石さん直々の指導でした。

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さらに逆サイドでは攻撃陣がクロスからのシュート練習。田村コーチがひとり蹴っていたところへ石さんも駆けつけます。「2人で110歳コンビじゃ」。若い選手にまったく負けていない、心身ともに若いコーチングスタッフでした。

午後は取材が1件。南選手とのマナー講習会を終えた北嶋選手がプレスルームへ。サッカーマガジンの別冊「我が心の高校サッカー選手権」のインタビューです。冬の選手権、16ゴールを挙げた史上に残るストライカーだったことは、あまりに有名です。ドリブラーだった高校1年生から、現在のポストプレイヤーに変貌したきっかけを作ったあの名選手との出会い。恐れ多い布監督に鍛えられた根性とフィジカルと目を盗んで給水するテクニック。冬になれば選手権で思い返すサッカーが大好きだという純粋な気持ち。キタジの原点は、やはり市船にあります。10年前、テレビで見ていたあの北嶋選手が、いまこうして目の前で当時を振り返っている。なんだか、不思議な感覚に包まれました。

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横浜FC戦。あれだけチームの気持ちを盛り上げ、勇気づけるゴールはキタジしか決められない。「高校時代は超ヘタクソだった」ヘディング。いまや最高の切り札。みんなの願いを乗せて、決めてくれ!キタジ!!

そして最後にクラブハウスにあの人の懐かしき写真。落書きの餌食に…
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2007年11月15日

「ヘイ、アミーゴ!」

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本日も、いいお天気でした。秋晴れか、冬晴れか、どっちなのでしょうと、スタッフで語ってしまいました。

午前練習は、昨日の練習試合に出場した組と出場しなかった組に別れ、軽めの調整。

【カメラを向けると二人でピース、ドゥンビア選手&ブルーノ選手】
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昨日の練習試合でもナイス・コンビネーションを見せてくれた二人。今日の午後練習でも、ブルーノ選手のボールを「ヘイ、アミーゴ!」と叫びながら要求するドゥンビア選手の姿が見られました。異国の地でも明るい若き2人です!


今日も職場体験の中学生が、船橋から来てくれました。

【午前練習が終るのを待つ一日レイソルスタッフのみなさん】
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【石崎監督を前に、みんな緊張している様子】
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「僕はボランチなんですけど、どういうことに気をつければいいですか」とサッカー部の生徒ならではの質問も飛びます。一つ一つの質問に、身振り手振りを交えながら丁寧に応える石崎監督でした。


こちらは、午後練習後の一こまです。

【デコピンを受ける、古邊コーチ。男らしく観念した様子】
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【デコピンを受ける、キタジ。注射同様マジで嫌がっています】
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コーチ陣とキタジ、ヤナギ、シマがリフティングゲーム。負けたらデコピンというレイソル恒例のゲームです。みんな大人気なく本気でデコピンですから痛そうなこと。その場で後ろに倒れ悶絶する選手とコーチの姿が見受けられました。


そして本日は、ベトナムでU-22 代表合宿に合流中の小林祐三選手22回目の誕生日!ベトナムで盛大にお祝いされているのでしょうか?この広報日記がベトナムでチェックできるかどうかわかりませんが、ブログを通じて、おめでとうございます!異国の地でこちらのレイソルの若き2人も「ヘイ、アミーゴ!」の精神で頑張ってくれることでしょう!!

2007年11月14日

栃木SC戦でアピール

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担当:大重正人

ロビンソンコーチは言いました。
「フランサがいない、ミノルもいない。チュンソンと祐三も代表に行っている。だからと言って、それを理由にしてはいけない。監督やコーチやスタッフは、選手たちが勝てるように心から信じて送り出す。選手たちも、監督やコーチを信じて戦えば、必ずこの苦しい状況を打開できる」

今日の練習試合、栃木SC戦に出場した選手は、週末の鹿島戦での先発、もしくはメンバー入りをかけてアピールしなければいけない試合です。前半はボールを保持したときに、なかなかスペースへ飛び出す選手が少なく、チャンスが生まれません。連続してCKチャンスを得る時間帯もありましたが、シュートが打てない。池元選手のシュートがポストを叩く場面が一度。逆に栃木SCに決定的な場面を作られます。1失点目はクロスから、2失点目はセットプレーのこぼれ球を拾われ、相手をフリーにしてしまいました。この前の横浜FC戦を見ているようでした。

しかし後半。石川コーチの指示と厳しいゲキで、ゲーム展開が一変します。左サイドからトップ下に移った池元選手が細かいタッチでキープ。またボランチに下がった佐藤選手や左サイドバックの石舘選手がボールを受けるやいなや、サイドから鈴木選手やドゥンビア選手が2列目から裏へ飛び出して、起点となります。

そして、セットプレーのチャンス。佐藤選手の正確なキックが、石川&大島のゴールを呼び込みます。特に大島選手、対外試合では初めてのゴール。「ユキさんがいいボールをくれました。あまり慣れていないので、ハニかんでしまいました」と嬉しそうな表情☆

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そして極めつけは3点目でした。センターで佐藤選手がキープ。すると右サイドから大声が飛びます。

「ユキーーーー!!!!」

こんな呼び方をするのは、ドゥンビアしかいない!と思ったら、なんとブルーノ選手でした。ブルーノが加入したころを思い返すと、語弊があるかもしれませんが、ものすごい成長です。正確なキックやテクニックはフランサにも負けないものが当時からありましたが、体力的なハンデが否めませんでした。毎日毎日、夏のうだるような暑さのなか、練習後に公文通訳と黙々とグラウンドを走る姿が思い出されます。

日々の練習が少しずつ実を結び、後半34分の体力的にきつい時間に、右サイドを駆け上がっていくのです。ぞわぁっと鳥肌が立ちました。そして持ち前の正確なキックで、逆サイドを突進する親友のドゥンビアへクロス!これをフリーで蹴り込んで、一気の3得点で逆転勝利をつかみました。

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「ハーフタイムには厳しいことを言ったけど、セットプレーや流れの中から相手をきれいに崩すことができた。いいアピールができたと思う。ここで満足して踏みとどまるんじゃなくて、明日明後日の練習につなげていこう!」。激闘終えた選手たちに石川コーチの労いの言葉を送りました。すばらしい後半のプレーでした。ですが厳しいことを言えば、前半から同じようなプレーができるはず。今日のいいイメージを持って、木・金・土と3日間、石崎監督の目に留まるプレーを見せてほしいです!

2007年11月13日

インフルエンザ予防接種

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担当:桜林 舞

昨日と同様、本日もいい天気でした。青空広がる日立台では今日も2部練習。太陽降り注ぐ時間帯はぬくぬくと暖かい、というより暑いぐらいでしたが、少し日が陰るとさっきまでのぬくもりが嘘のように寒くなっていました。太陽沈む頃の影もいっそう長くなってきましたし、秋というより、冬間近という感じでしょうか。ピアノのお姉さま方も落ち葉がいっぱい詰まったゴミ袋を何袋も運んでいましたしね。

【レイソルの太陽たちは相変わらずのこの笑顔。輝きまくりです】
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この時期毎年取りざたされるのが、そう、インフルエンザです。トップアスリートたちもウィルスにはさすがに敵いません。というより、体力の限界ギリギリまで毎日練習をしているプロスポーツ選手たちの方が、風邪を引きやすいという話しを聞いたこともあります。本当でしょうか?

ということで、今日はインフルエンザ予防接種が選手および現場スタッフに行われました。予め問診表を記入して、各自体温を測ります。、ドクターがワクチンを打っても問題なしと判断した選手・スタッフ全員が対象です。午後練習後、準備できた人から順次、の予定がアンプルの到着が遅れ、薬の到着を待つ選手とドクター。


【なごんでいます。なぜかカメラ目線の山根選手。】
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いざ、注射!

<山根選手編>

【落ち着いた対応。山根選手、さすが大人です!】
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【と思いきや、アルコール消毒で一変。「俺、こういうのダメなんだよー」】
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【「うっ」と言葉が漏れます】
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【「あっ」と恍惚(?)の表情】
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とりあえずそんなに痛くはなかったようですね。


<谷澤選手編>

【「痛いですか?痛いですよね??痛いんでしょ???」びびりまくりの谷澤選手】
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【ヤザ「先生、注射の持ち方、変ですよ。おかしいですよ」
先生「打てれば、なんでもいいーの。大丈夫だから」】
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【「ちょっと待って、待ってよ。待ってください。あぁー!」】
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【「いってぇー」と谷澤選手】
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そういえば、尿酸値測定の時も谷澤選手は人一倍痛がっていた記憶が。繊細なんですね、きっと。

<北嶋選手編>
【「明日練習試合があるんですよ。注射した次の日激しく動いたらダメですよね。え、いいの?そんなことないでしょー」と北嶋選手。いろんな理由で拒否ろうとしていました。「注射、本当にイヤなんです」】
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<ドゥンビア選手編>
【「ママ、ママン、ママーン!」もう、ネタなのか本気なのかすらわかりません。。。でも怖い時お母さんを呼ぶのは万国共通なんですね】
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さて、明日14時からは栃木SCとの練習試合が、日立柏サッカー場(スタジアム)で行われます。それにともない、午前練習は、練習試合出場メンバー以外の選手がトレーニングを行いますので、ご了承ください。

明日も今日に負けず劣らず天気が良さそうです。昼過ぎにバックスタンド側の席を開放しますので、是非みなさま防寒を万全に、ご来場下さい。

2007年11月12日

活気

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担当:大重正人

雨と涙に濡れた柏の葉から一夜。朝一番は激しく雨が降っていましたが、練習が始まる頃にはやんで、トレーニングが行われました。

先発組は、ランニングとストレッチと、リカバリーメニューで身体を軽く動かしました。その彼らを待っていたのは、多くの家族連れでした。地元柏市の町内会のみなさまが多数お越しになり、短い時間でしたが選手たちと写真撮影やサインなど楽しい時間を過ごしていただけたことでしょう。激闘の果て、あと残りわずかで勝利を掴むことができなかった選手たちにとっても、無邪気なお子さん達の元気さに心晴れたことと思います。

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そのなか谷澤選手が輪のなかに入って行きません。「だって、チュンソンのマネージャーみたいになるもん」。子犬のように寂しそうな表情。ヤザワくん、決してそんなことはないです。子供たちは列になって谷澤選手のサインを待つ行列ができるほどでした。楽しいふれあいの模様は、フロントスタッフブログでも紹介いたします。

そして、残り選手たちは、石崎監督のもと活気あふれる練習を行いました。4対4のライン突破。4チームに分かれ松原コーチや古邊コーチも加わって、チームが入れ替わりながら激しい攻守の切り替え。ボールを奪取するところで、チャレンジ&カバーのチーム戦術。修正すべきところは石崎監督がホイッスルを鳴らし、身振り手振りを交えて、「このスペースをカバーしないと」「ボールと逆サイドの選手は内に絞れ」など熱血指導。

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その後はゴールキーパーをつけて7対7のミニゲーム。2タッチで素早いパスワークが求められます。池元選手、ドゥンビア選手ら鮮やかにネットを揺らすなか、同点のまま「延長Vゴーーール!」と石さんの号令。ここで決めたのは、赤組キャプテンのキタジ!CKからニアで合わせて、“2試合連続ゴール”でした。石さんが「写真、写真をとろう」。それがトップページの写真です。監督がチームを盛り上げようと声を出し、それに選手やコーチが最高の笑顔で応えていました!

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確かに、選手たちが成果を発揮しなければならないのは、試合であり、それがすべてかもしれません。でも、これだけハードに、身体と頭を使い、全身をぶつけあって日々トレーニングしています。決して下を向くことなく。試合しか見たことがない方、平日はお仕事や学校があって来られない方も多いと思いますが、もし今日みたいに日曜日の練習があったら、ぜひ足を運んでほしいと思います。今日は特に活気にあふれていて、互いに大きな声も出ていて、大島選手の一発芸もあって、レイソルらしさに満ちた練習でした。

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最後に監督が選手を集めます。「今日みたいに勝負にこだわることで、楽しく素晴らしいトレーニングができる。ここにいるメンバーが、レギュラーを突き上げていかないとチームは絶対に強くならない。水曜日の練習試合(栃木SC戦)、ここで『試合に出たい、メンバーに入りたい』という気持ちを強くもって、アピールしてほしい」。次節の鹿島戦は、U-22代表に李、小林祐両選手が招集されます。これは出場機会の少なかった選手にとっては大きなチャンス。レギュラー組だって当然気を抜いていられません。火曜からのトレーニング、激しいチーム内競争が始まります。

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2007年11月10日

半歩前進

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担当:桜林 舞

「一心同体」と掲げられたビッグフラッグの前には、「戻れ!初心!死ぬ気で闘え!」と書き記された横断幕。ゲーム開始直前のゴール裏でした。

【寒い雨の中、熱い応援ありがとうございます!】
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初心に戻って臨んだ横浜FC戦。連敗はストップしたものの、結果は1-1のドロー。レイソル先制ゴール8分後の同点弾。「勝ちきれないなぁ」と石崎監督。

サポーターの皆様の気持ちも複雑でしょう。挨拶をする選手たちには、ブーイングと励ましの言葉、拍手が入り混じっていました。

「くやしい。もったいないです。でも誰も気持ちは切れていません。悪い流れを変えるには勝つことが一番なので、勝ちたかった。でも、負けなかった。勝ち点1を積み上げたということに関しては、1つ上積みできたと思います」と太田選手。

「1歩前進、とはいかなかったけど、半歩前進、ってとこかな」と本部室スタッフ。

75分、北嶋選手の待ちに待った復活ゴール!ゴール裏からはキタジのテーマ、ヤマトが鳴り響きました。サポーターに駆け寄り、左胸のエンブレムを拳で2度強く叩き、声援に応えました。

【チュンソンのアシストで、待望のキタジゴール!!!】
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「勝利という花を添えられなかったのは申し訳ないですが、キタジさんが決めてくれたことを、よいキッカケにしていけたらと思います」と小林祐三選手。

「勝てなかった」と下を向くのではなく、「負けなかった」と上を向いていきましょう。
「試練を乗り越えたときに、人間は、チームは強くなる」と石さんが繰り返す言葉。
その言葉を信じて。

2007年11月 9日

信念

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担当:大重正人

金曜日、試合前日は恒例のミニゲームです。連勝して調子が良かったときも、連敗して苦しかったときも調整方法は変わりません。

キタジ&シューシャ、合わせて3ゴールで勝利に大貢献!
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練習後、南キャプテンは取材に対して今の思いを語りました。「みんな前向きに頑張っているし、開き直って戦うことが大事だと思う。自分たちは120%の力を出さないと勝てない。石さんと自分たちの戦術がブレることはない。自分たちは前線から全員で守備をして戦ってきた。まずは失点を抑えることです」。

これは、火曜日のミーティングで石崎監督が考え抜いて、自らペンを動かして説いたグラフです。

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現実から理想へ。絶えず右肩上がりの人生なんてありえません。いい時もあれば、悪いときもある。浮き沈みがあってアップダウンを繰り返しながら、それでも結果的に右肩上がりになっていればいいのです。今のグラフが下向きの位置かもしれないけど、これを乗り越えたら絶対に強くなれる。今シーズンこれまで努力してきたこと成果は十分現れているでしょう!だからこそ勝ち点46を獲れたのです。自分たちのサッカーを貫くこと。自信を持つこと。失うものはありません。

レイソルに戦う気持ちのない選手なんていません。
レイソルに関わるみんながひとつの目標に向けて戦う。自分を信じ、仲間を信じる。揺らぐことなく。明日16時、みんなで力の限り戦おう!

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2007年11月 8日

ピッチ外でできること

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担当:桜林 舞

朝9時ごろ、アルセウ選手と木村通訳がフロントオフィスに顔を出してくれました。

【笑顔のアルセウ選手、木村通訳と強化部飯田さんの手には・・・】
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アルセウ選手の奥様の手作りケーキの差し入れです!しかも2ホール!!

【整然としたカッティング!ベレーザ!!】
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宮本主務ブログでこの差し入れされたケーキが紹介されていた時、いいなー、食べたいナーと思っていたので、とてもうれしいです!しかも、みんなで食べられるように小さな紙皿とプラスチックのスプーンも付いて、至れり付くせり。

ブラジルのケーキ、「bolo」。とうもろこしの粉から出来ているそうですよ。断面が黄色です。周りにチョコファッジみたいなものが塗ってあって。ありがたく、フロントのみんなでいただきました。見た目よりは甘くなくて、生地はしっとり、カステラより甘くなく、カステラよりずっしりした感じでしょうか。しかも手作りの優しい味。おいしいです!初めてのブラジルケーキに感激し、その細やかな心遣いにも大感激です。オブリガード、アルセウ選手&奥様!!今度練習か試合でお見かけしたら御礼を言わなくちゃですね。


今日は午前練習のみ。いいお天気でした!

【ぐるぐると4人で回りながら投げたり取ったりGK練習。溶けてバターになっちゃいそうです。】
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【阿部嵩選手と宝崎トレーナーも心地よい日差しを浴びてウォーキング】
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U-22帰りの2人の姿も。

「事前合宿はみんなが仲良くなって良かったと思います」と小林祐三選手。練習後、母校の富士見中学校で「ふれあい講演会」を行うため慌しくクラブハウスを後にしていました。「サッカー部の子に向けて、ご無理を言ってボールを使ったコーチングもしていただいて。。。祐三選手のお友達も大勢きてくれて、大盛況でした!祐三選手はサイン攻めでお時間オーバーしてしまって申し訳なかったのですが、おかげで子どもたちも喜んでくれて。本当にありがとうございました」と講演会終了後、学校の窓口になってくださった方からご丁寧に御礼のお電話をいただきました。こうやって母校に感動を還元していけるって素敵なことですね。サッカー選手が出来ることはグラウンドの中だけではないということを改めて感じました。

【古賀選手とランニングする小林祐三選手】
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そして「今回はFWのサバイバル合宿だと思って臨みました。でもまずは横浜FC戦。フランサがいないから負けっぱなしなんていわれたくありません」と李選手。チュンソン節は健在でした。

【合宿の疲れなんてなんのその、李選手】
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そして練習グラウンドの脇では、大重広報がかわいらしい記者さんから取材を受けていました。地元紙「朝日れすか」さんの1日記者体験の中学生記者さんです。「どんなふうに練習をやるんですか」「取材の時はなにしているんですか」など興味が尽きることはありません。「次の横浜FC戦に向けての抱負を教えてください」と、大谷選手にも取材を敢行!応えるタニくんはもちろん笑顔。さわやかな日立台の経験を持ち帰ってくれたことでしょう。

【メモを片手に真剣!中学生記者さん】
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2007年11月 7日

一歩

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担当:大重正人

今日は、まず朝一番で残念なお知らせがありました。フランサ選手の骨折です。Honda戦の前日の練習中、着地したときに左足を痛め、検査の結果、左第五中足骨骨折の診断。母国ブラジルに帰国し、治療に専念することとなりました。昨年は故障に泣かされることが多かったフランサ選手がオフシーズンに下半身の筋トレに励み、万全の態勢で戦った今シーズン。そのプレーを一目見れば、その凄さに一瞬で魅了されてしまう。マジカルかつエレガント。「なにげなくトラップして、敵のいないところにスッとパスを出せる。なにげないけど、そこが凄い」。昨日の練習、竹本GMは背番号10のいない練習場を見て、残念そうに語っていました。今はただ、早くケガが癒えることを一緒に祈りましょう。

でも残り4試合は、フランサ抜きで戦うしかないのです。Honda戦を入れて公式戦5連敗と今季最大の試練です。石崎監督は言います。「ワシは神様にこう言っている。『苦しい試練に当たった時こそ、もっと試練を与えてくれ』と」。それを乗り越えてこそ選手として人間として強くなれると。

選手は決して下を向いていません。その姿をファインダーに収めようと、午前練習のフィジカルトレーニングに出向きました。ラダーと呼ばれる縄ばしご、ポールを立てて作った隙間を、スピードをつけて抜いていく練習です。このトレーニング、足が速ければ上手くできるものでもないのです。古邊コーチによれば「ヨーイドンで競争させたら、絶対にタニが速い」。腰を落として、細かく足腰を動かして、ターン&ステップする動きが大谷選手は抜群です。決して走力があるタイプではないけれど、動きの質を高めることでスピードのある相手を阻めるのです。

クラ&オオタのステップワーク
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「ヤナギ、速いねぇ」監督も絶賛する柳澤選手のアジリティ
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その模様を撮影していると、石崎監督から私に声がかかりました。「そのカメラ、ビデオも撮れるじゃろ」。もう少しステップを良くしたらスピードが上がるはずの選手の動きを撮るように言われたのです。慌ててダイヤルを回してビデオモードに。何とか最後の一本、ポールを抜ける最後のところは映すことができました。練習後、小さなカメラを選手と監督、古邊コーチが囲んでビデオを巻き戻して検証。「ここ、足が揃ってるところ。片足でターンできたらもっと速くなるよ」と早速、古邊コーチが実演。他の選手との動きも見比べて、「やっぱりビデオで見ると説得力があります」。

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たしかに、ターンの仕方が他の速い選手と違っていました。指摘されて注意して見てみないとわからないもので、でも「その一歩が早く出れば、シュートを止めたり、ドリブルに対して手を使って止めることもなくなる」と監督&コーチは細かいところまで見逃しません。これがトレーニングです。ボールを使うトレーニングはもちろんですが、オフザボールの動き方、大切さを私も今日改めて教わりました。

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私個人としては監督に「また、何かあったら映してよ」と言われたのが、とても嬉しいことでした。カメラで撮影しただけでデジタルカメラの性能が凄いという話なのですが、、、ふだんは取材の調整をすることが最大の関わりで、こんな形でごくわずかでもトレーニングの役に立てたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。と勝手に思っている次第です。

この一歩が出るか出ないで、シュートブロックやパスカットにつながるかもしれないし、シュートやゴールにつながるかもしれない。ひいてはそれが勝ち点1や勝利にまで。。。千里の道も一歩から。その一歩をいち早く踏み出すために、選手もスタッフは今日も奮闘しています。

そして最後に。。。公式戦5連敗中と苦しむチームを後押ししてくれるのはサポーターのみなさんしかいません。勝利を願う思い、勇気づける激励をマッチデープログラムのサポーターズボイス宛にお送り下さい。たくさんのメッセージ、お待ちしています!
koho@reysol.co.jp

2007年11月 6日

冬芝の種

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担当:桜林 舞

休み明けの2部練習。本日より午後練習がいままでよりも30分繰り上がり、14時チームミーティング、14:30午後練習開始となりました。夜が刻々と早くなっていきますからね。17時ごろにはあたりは真っ暗。どの選手か確認するのもギリギリになっていたので、30分早めることになった次第。しかし、この30分の差が結構、慌しいものですね。取材の対応をしていたらあっという間に午後練習が始まってしまいました。

天皇杯4回戦ホンダ戦を振り返るチームミーティング。「リーグ戦4連敗にこの間の1敗で5連敗。やらなければいけないことがまだまだある。暗くなりがちな状況のなかで、どう乗り越えていくか。どう強い人間になっていくかが試されていると思う。1人1人では乗り越えるのは苦しいかもしれないが、ここにはチームが、同じ志で過ごしている仲間がいる。下を向く必要はない。上を向こう!」とチームを鼓舞する石崎監督の姿がありました。石崎監督の理想とするサッカーは「攻守の切り替えの早いサッカー」。そのための攻撃の目的は「シュートを打つこと」。そして守備の目的は「相手のボールを奪うこと」と目的を再確認。「気持ちを切り替えるためには、納得のいくプレーをするしかない。トレーニングで、試合の中で、いま一度現実を理想に近づけるために一生懸命やっていこう」と締めくくりました。


そして、おめでたいこと三連発です!

本日は、大谷選手23回目の誕生日でした。両手に持てないほどのプレゼントを抱え、サポーターからの「おめでとう」の言葉にいつもと変わらぬオオタニスマイルで応えるタニくん

【プレゼントとケーキを手に記念写真】
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【タニくんの似顔絵デコレーション特製バースデーケーキ】
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「タムさんのお孫さんと同じバースデーになってしまいました」と23歳とは思えない落ち着いた物腰のタニくん。おめでとうございます!


そう、本日はタム爺こと田村コーチに女の子の初孫がお生まれになった日でもありました!「これでタム爺も、本当のおじいちゃん。リアル・タム爺だね」と宮本主務に揶揄される姿も満面の笑み。タムさんのような厳しくもおおらかで温かいおじいちゃんを持ったお孫さんは幸せですね。おめでとうございます!


そしておめでとう第3弾は、昨日、南選手に第3子が誕生しました!女のお子様で、「名前はまだ決めていません。候補はだいぶ絞り込んだんですけどね。予定日より1ヶ月ほど早かったとのことですが「母子ともに健康なのがなによりです。素直にうれしいです」と南選手。おめでとうございます!

【良きパパぶりにより拍車がかかること間違いなし】
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朝、スタジアムの芝生ではメンテナンスが行われていました。ホンダとの激戦を彷彿とさせる芝の穴。その穴の一つ一つに冬芝の種を混ぜた土をかぶせます。夏芝は横に這うように伸びるらしいのですが、冬芝は株で下から生えてくるのだそうです。気候にもよりますが、いまだと3週間ほどで芽がでるのだそうですよ。

【ホンダ戦の蹄】
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本日は、菅沼選手の負傷リリースを出しました。当初は捻挫かなと思われていましたが、腫れが引かないということで検査をしたところ、左足の内くるぶし剥離骨折と診断されました。

戦っている以上、負傷や調子の低下は避けられません。
負傷の穴に新しい種をまいて、新しい芽がでることを待ちましょう。
芝も、選手も、チームも、以前より良い状態になるために。

2007年11月 4日

No Supporter,No Reysol!

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担当:桜林 舞

胸の痛くなる試合でした。
試合終了後、「なにやってんだよ!」と上から降ってくる言葉。

爽やかな秋晴れ。
絶好の観戦日和。
しかし、悔しさの残る日曜日となってしまいました。
2-3、ロスタイム弾で、HondaFCに敗北です。

「全てにおいて相手に負けている。気持ちを切り替えて、球際にもっと厳しく行こう」とハーフタイム時の石崎監督。「技術、体力、戦術、すべての面で負けていました。あとは気持ちの面が大きかったのではないか」と監督記者会見でも述べておりました。その言葉どおり、ホンダの球際の厳しさには目を見張るものがありました。

黒星を喫してしまった結果から述べると、相手が昨年度JFL優勝に輝いた実績のあるチームとはいえ、J1チームがアマチュアとの戦いに臨むにあたり気持ちの緩みがあったかもしれない、と言われても、弁解の余地がないことかもしれません。

【延長戦前の大円陣】
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「今日は自分たちがダメでした。サポーターの皆さんからのブーイングは当然だと思います」と6日からU-22合宿に合流する李選手。悔しさをかみ殺しながら、それでも毅然と本日の試合を振り返りました。

「新しいチャントを作って応援してくれたサポーターに応えきれずに残念です」と5月19日のガンバ戦以来の公式戦出場となった近藤選手。アップ時に3回繰り返されたオリジナルチャント。最後の方はさすがに恥ずかしそうに笑みがこぼれていました。夏ごろにはすでに完成していたと聞いていましたが、本日ようやくお披露目となりました。試合結果は黒星でした、負傷からの復帰戦で90分ならぬ120分戦い抜いたことはうれしいことです。「ドゥー!!!」で締めくくられる親しみやすい応援歌。次こそは白星で響かせたい!

【背番号3復活】
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痛い敗北です。
しかし、チームも生き物です。
良いときもあれば悪いときもあります。
次節こそ、ともに、悪い流れを断ち切りましょう!

選手も、
スタッフも、
そしてサポーターの皆様も一丸となって!!

「No Reysol,No Life!」ならぬ
「No Supporter,No Reysol!」です!!!

【4,015名のサポーターの皆様。いつもと変わらぬ応援、ありがとうございます】
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2007年11月 3日

ミニゲームの悲喜こもごも

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担当:大重正人

今日の日立台グラウンド。いつもの野球場から向こうのほうに見えるユースグラウンドに黒山の人だかりができていました。試合にしても多すぎるなぁと思いきや、ユース出身の平川テクニカルスタッフが教えてくれました。「ユースのセレクションですよ。すごい人ですね」。今日はレイソルユースU-15のセレクション。現在小学6年生、来年中学1年生となる少年たちが、憧れの黄色いユニフォームを目指して、試験を受けました。「ユースの成績も良いし、トップチームもここまで順位がいいですからね。相乗効果ですね」

トップチームの活躍を見て、ホームタウンのサッカー少年がユースチームに入り、U-12→U-15→U-18と成長し、いつの日かトップチームに入団。こういう潮流は数十年単位の長いスパンでじっくり作られるものですが、地元のユース選手を育てるという柏レイソルとしての理念のもとに、トップとユースの良好な関係を築いていくことが理想。今日集まった少年たちのなかにダイヤモンドの原石が必ずいることでしょう。将来のドゥー、タニ、イシ、ミノル、ヤナギ、キリ、シマが!!

今日は天皇杯を前にミニゲーム調整。昨日の広報日記で書いた山根選手は、やっぱりゴール前。相手のゴールを守る大谷&大島コンビに執拗に絡んで絡みまくり、なんとかゴールをお膳立てしようと画策↓↓↓
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ひとつ可笑しかったのが、平山選手と藏川選手がワンツーでパス交換するとき、平山選手が間違って「キタジ!」と呼んでしまい、逆に藏川選手がさも冷静に「キタジじゃないよ」と言い返したところ。あんな必死にプレーしているのに、めちゃくちゃ冷静にボソッと話したのが、今日のツボでした。

さて結果は、、、2点を先制されながら、ユキ&クラのイワオ世代ベテランがゴールを挙げて同点に。「延長Vゴール?」「あと2分?」と石さんのラストコールが迫る中、ゴールをやぶったのは谷澤選手でした。もみくちゃにされながら黄組が大喜びするなか、「スリータッチだよ!!!」と赤組の猛抗議も実らず。

そのゲーム中、「今日はアラウージョに集めよう」という声が聞かれました。ニュースでお知らせしましたが、アラウージョ選手が来週火曜日に帰国することとなりました。「チームが苦しいときに貢献できなくて残念です」とチームやフロントに挨拶しました。1対1で見せるテクニックとスピードはさすがブラジル人と目を見張るものがありました。性格はまじめで物静か。でも公文通訳によれば、典型的なブラジル人。言われた言葉を理解したにもかかわらず、あえて違う言葉を返してからかったりするお茶目なところが。赤ちゃんができたばかりの若い23歳のパパ。ブラジルに帰っても家族のために頑張ってくれることでしょう。ガンバレ、アラ!!

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2007年11月 2日

レイソルの中ボス

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担当:大重正人

日曜日の天皇杯へ向けて、調整が進んでいます。奥の古賀選手と手前の池元選手。東福岡高校の先輩後輩でウォームアップのパス交換です。

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今日もさわやか、ユキヒコスマイル!
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JFLの雄、Honda相手に全力投球です。4連敗中の今ですが、「リーグ戦残り4試合に向けて、この試合をきっかけに」とか言える現状ではありません。2004年、JFLのFCホリコシ(現アルテ高崎)時代にレイソルを破った経験のある藏川選手は、「JFLのチームはすごいモチベーションで戦ってくる」とその怖さを語っていました。相手どうこうではありません。11人で11人を相手に攻撃しゴールを守る。ひとつのボールをがむしゃらに追いかける。球際で絶対に負けない。

今日はアップ中に「モモカン」が入り、苦しみに悶える山根選手でしたが、その後の紅白戦やセットプレーの確認など、無事メニューをこなしました。練習後には「自ら店で選びました」というラグランシャツに着替えて取材ルームへ。

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サッカーダイジェストの「ON THE PITCH OFF THE PITCH」のコーナー。サッカーをプレーしているオンタイムと、サッカーを離れたときのオフタイムについて語りました。同誌への登場は久々ということで、石崎監督に誘われてレイソルにやって来たところから話がスタート。FWからボランチへの転向も、もちろん石さんからの厳命です。「石さんと1対1で守備練習して鍛えられたよ。もし股抜きしようものなら、石さんも若かったから、シュパーンって○○○○○○○○が飛んできた!」と室内に笑いを起こします。

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正直言って、インタビューというよりもおしゃべり。広島弁を交えながらのマイペーストーク。「こんな取材はほとんど記憶にないです」と取材の方もびっくりするほどでしたが、「でも包み隠さずにスバッと本音を話してくれるのでとてもありがたいです」との言葉も。いろんな苦労をしてきたベテランの山根選手だからこそ言える言葉もありました。「若い奴に前で点を取ってもらって、後ろは古賀ちゃんとかクラとか年上の人間で頑張って守ろうって言ってるよ」。「ウチはまだまだ強いチームじゃないよ」。

単身赴任で頑張る3児の父は、これからもケガを厭わず身体を張りまくってボールを奪い、中盤でドンと構えてくれることでしょう。でも明日のミニゲーム(おそらくですが)。普段の紅白戦とは違い、フォワードとしてゴール前であまり動かず、虎視眈々とおいしいゴールを狙っているはず。

2007年11月 1日

S級ライセンス研修

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担当:桜林 舞

昨日の天気予報では今日は弱雨。だったのですが、朝はいい天気でした。「あれ?天気予報はずれたなぁ」と思ったら、午後からあれよあれよと曇り出し、午後練習前には予報どおりのパラパラ雨。

そんなそぼ降る雨の中、グラウンドの片隅には、平日にしては珍しく練習見学におじさまたちの姿が!それも20数名も!!・・・というのは冗談で、JFA公認S級ライセンスの受講生の皆様でした。

【そのなかには、われらがやっさん、鈴木康仁スカウトの姿が】
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S級ライセンスを取得しようとする方々はもちろんサッカー関係者。なので、本日は選手もスタッフもいつも以上に交流する姿が見受けられました。

【大谷選手と酒井大輔トレーナーも談笑中】
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ユースのコーチ陣も練習見学をしていました。あまりユースのコーチ陣がグラウンド脇にいる姿を見ないので「S級ライセンスの受講生に知り合いがいるからなんですか」と尋ねると、「今日はそれもあるけど、木曜日はユースの練習試合が遅いので、紅白戦の時は見にきているよ」と酒井直樹U-15コーチ。今まであまり気づきませんでしたが、そうだったんですね。



そして、背番号の大きい順から小さい順に、順次取材を行っているモバイルレイソル選手インタビュー。本日は16番桐畑選手が練習の合間に身振り手振りを交え、熱弁を振るってくれました。「今までの選手の中で一番しゃべってくれたんじゃないかな?」と取材に立ち会った大重広報。さすが、『Jリーグサッカーキング』という雑誌で「おしゃべりキング」の栄冠を手にしただけあります!最後にサポーターへのメッセージをムービーで撮らせてとお願いすると「あ、それ2つ目のインタビューページにアップされるやつですよね」。なんでもモバイルレイソルインタビューを毎回チェックしてくれているそうです。携帯漫画がブレイクしているご時世ですから、桐畑選手の年代だとモバイルをいじることは苦にならないのですね。インタビューは近日中にアップされますのでお楽しみに!

【「今とても充実しています」と桐畑選手】
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最後にお詫びです。
11月1日からのサーバー移転に伴い、携帯の一部機種で有料登録会員コンテンツが見れないなどの不具合が発生しており、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした。