2008年12月31日

大晦日の夜に

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担当:河原 正明

「もういくつ寝るとお正月」と数えるまでもなく、もうひとつ寝ると明朝は2009年、平成21年の元旦です。今日は大晦日。朝早くから日立柏サッカー場には練習見学に訪れるサポーターの方々。その数およそ500人くらいでしょうか?みなさん大掃除や年越しの準備は済んだのでしょうか(笑)。
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チームはミーティングからスタート。明後日からオフになりますので、諸注意の伝達やオフでのフィジカルトレーニングメニューなど、いつもより長めのミーティングになりました。
10時30分過ぎ、ミーティングを終えピッチに向かう選手・コーチたち。いまかいまかと選手が現れるのを待っていたスタンドからは大きな拍手が沸き起こりました。

ウォーミングアップののちにゲームを。昨日の広報日記で「恒例の選手、スタッフフル出場のミニゲーム大会」と書いていましたが、中2日でのゲームに備えて変更になりました。トレーニングの最後はチームを2つに分けて全員参加のPK合戦。そして負けた赤チームには…恒例の一発芸が待っていました。

まずは、罰走で最下位だった大島選手。足をややがに股気味に開いてボールを蹴るしぐさ。笑い転げる北嶋選手。アレックス選手のモノマネでした。
そして村上選手と続きましたが、最後は監督の「アニキ行こう!」の一言で古邊フィジコに指名が。スタンドのサポーターにもよく見えるように全員座って一発芸披露に。
「キュー」という掛け声と共に変な踊りを始めると、腹をまくってこのポーズ。どうやら「オバケのQ太郎」らしかったのですが、スタンドからは大爆笑と大拍手に大歓声が。
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練習後のファンサービスも今年は今日が最後。選手も大勢の方に出来る限りの対応をしたいとのことで、サインまたは写真を一人1枚とさせていただきました。ご理解とご協力ありがとうございました。
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石崎監督は…最後までいつも通りひとりひとりに対応を。気づくと1試合以上、延長戦に突入の100分を超えていました。

平常心で。
短くも楽しく、そしていつもと変わらぬトレーニングを終えて、午後に選手たちは明日の舞台である国立競技場へと向かっていきました。


「国立競技場で元日にサッカーができる」。李選手は「夢の舞台」と言っていましたが、多くのレイソルサポーターの皆さんにも、もちろん我々スタッフにとっても同じく「夢の舞台」です。前身の日立製作所時代より33年ぶりとなる決勝進出。33年前の1976年元日…レイソルの現役選手はだれもこの世に生を受けていません。

2005年の12月、我々は来る年がどのようなものになるのか、皆目見当がつかないといっても過言ではない厳しい年の瀬を迎えていました。それからわずか3年。レイソルにとっては初めての、そしてサポーターの皆さんと共に新しい歴史を作る、歴史に名を刻むチャンスがすぐそこまで来ています。
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除夜の鐘が聞こえてきました。

あと約14時間後、国立競技場で、テレビの前で。その目で歴史の扉を開く瞬間を共に確かめましょう。ご声援よろしくお願いいたします。

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2008年12月30日

歴史に名を刻む

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担当:桜林 舞

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いい天気です!
という書き出しも最近の定番になってしまうほど、好天が続いています。
昨日のエコパも快晴。週間天気予報でも、元旦は晴れのようです。

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そんな気持ちよさに誘われ、今日も大勢のサポーターの方が日立台に足を運んでくださいました。

それは、もちろん、天気の良さだけでなく。
天皇杯準決勝 vs FC東京戦の大逆転劇があったことも大きいでしょう。

私も昨日、日帰りでエコパに行って参りました。
朝の8時過ぎの東京駅は、JR東日本のシステムトラブルで東北、秋田、山形の各新幹線の運行がストップしていた影響で混雑していました。その中で、こだまのホームに向うと赤と青のグッズを身につけている方々と黄色のグッズを身に着けている方々の姿が。サポーターの方に挨拶をしつつ新幹線に乗り込みました。富士山がくっきりみえて晴れ晴れとした気持ちで到着した掛川駅。向かう先はエコパスタジアム。その後の時間の経過はあっという間で、昨日のことなのに、昨日とは思えないほどです。夜、戻ってきた柏駅でも、黄色いユニフォームを着たニコニコ顔の大勢のサポーターの方とすれ違いました。

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記者さんも各紙総出で日立台は取材陣の列ができていました。お子様にサインをする石崎監督もカメラマンがとらえます。

「(元旦の国立は)どんな雰囲気なんじゃろな。行ってみないと分からんよ」。延長戦にもつれ込んでガンバ大阪は疲労しているのでは?の問いには「といってもアジア王者のチームだからね。何がおきるかわからんよ」。「いつもと同じ戦い方で。楽しみながら思いっきりやりなさいと選手たちには言っているよ」といつもと変わらない石崎監督でした。

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「決勝の結果は、相手がどうこうというよりも、自分たち次第なんじゃないかなと思っています。苦しい試合、内容的には相手が優っていた試合もあったと思いますが、そこで勝ちきれた僕たちには、それだけの理由があったと思います。レイソルに加入して5年たちますが、天皇杯は、過去4年間で2勝しかしていないタイトルとは縁の薄い大会でした。それが今年はこの時期までサッカーをすることができて、本当にうれしいです。悔いの残らないように、のびのびとプレーしてみたい」と小林選手。

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99年のベスト4進出時に出場していた北嶋選手。「ここまできたら優勝するしかないですよね。2位じゃダメなんですよ。京都が優勝したときの対戦相手、すぐに言えますか?ヴェルディが優勝したときの対戦相手、覚えています?準優勝じゃ、記憶に残らない。勝負の世界ってそんなもんなんです。レイソルの歴史に残ること。サッカー界の歴史に名を刻むこと。絶対、かなえたいと思います」。ベテランのキタジだからこそ言えるセリフです。

それぞれの思いを抱えて臨む、元旦の国立。
明日は大晦日。
本当ですか、という感じですが(笑)。

昨日の広報日記でもお伝えしたとおり、今シーズンの日立台での練習は、天皇杯の勝敗に関わらず、明日が最後となります。毎年恒例の選手、スタッフフル出場のミニゲーム大会。もちろん石崎レイソル恒例の罰ゲーム・一発芸も行われるはずです。バックスタンドを開放いたしますので、1年の締めくくりに、是非日立台にお越しください。

2008年12月29日

国立へ

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担当:大重正人

石崎監督が先日のミーティングで言っていました。
「J1昇格を決めた湘南戦、あの時は不思議と涙が出なかった。でも天皇杯を優勝して日本一になったら、涙が出るかも知れない。年をとって感情的じゃなくなったのかもしれないけどね」。

なぜ涙が出なかったのか。それは当時、石さんのなかで昇格することが使命で、不可能に近い夢を叶えたわけでもなく、自分のやるべき仕事を当たり前に全うしたにすぎない。もっと先へ向けてやるべきことがたくさんある。そんな思いがあったのかなと勝手に想像してみました。

今日の勝利は、言葉にしがたい格別の逆転勝利でした。声がかれるほど応援して、ピンチには心臓が止まりそうになって、ゴールには全身で喜びを爆発させて、涙を流すほど感動した人もたくさんいるでしょう。

ただ、今日は試合が始まって、鈴木達也選手のすばらしいミドルシュートが決まったとしても、絶対に勝てる、勝つという確信めいた気持ちが私の中にありました。いまのレイソルはそれほどに団結していて、優勝へ向けて断固たる決意がある。今日の選手たちが、負けるわけがない。だから、まだ涙は出ません。まぐれじゃなく、勝つべくして勝ったんだと私は思っています。でも、決して冷静ではなかったです。記者席で報道陣が冷静に試合を見ている中、後半の2ゴールにひとり叫び声を上げてしまったのも事実。あとで記者さんに少し冷やかされました。。。

「イワオ、あと2日でしっかり治せよ」
「ムリムリ。今日は限界を超えたよ」
試合後のロッカー、天皇杯のもう1試合の行方を見ていた輪から外に出てきた師弟からこんな軽口も聞かれました。まだ100%万全ではなかった山根選手、それでも90分フル出場を果たし、大きな勝利をつかんだからこそ、笑いを呼びながら機知に富んだ話をしてくれました。「先制されたけど大丈夫だと思っていた。後半からフランサが入るのは、勝利の方程式だね。前半からみんな全力で飛ばして、相手が疲れたところにフランサが入る。今日もマジックが出たね?。ボールが落ちつくし、後ろの選手は休める。」さらに「決勝は来年、来年のことはまだわからないよ。今年は勝って終われた(笑)、オレたちは『ノリ』で来てるから」。

『ノリ』といえば、決勝ゴールをぶち込んだ李忠成選手もヒーローインタビューでそんな一節を口にしていました。ゴールを決めて真先にベンチへ猛ダッシュ、ロックオフされたのは石さん。しかし石さんは笑いながら猛ダッシュで逃げていました。その顛末が記者会見でも話題になり「ジンクスだよ」と答えたそうです。記者さんにジンクスって何?と聞かれ即答できず、あとで監督に聞いてみようとしましたが他の対応でゆっくり話を聞けず。そうしたら前広報の横井さんが教えてくれました。

「大分の頃からゴールを決めた選手に触れると、そのあとにピンチが来る」
06年のヴェルディ戦、セットプレーのクリアをフランサ選手がスーパーボレーで叩き込んだ名シーン。飛行機ポーズでベンチにやってきたフランサと、思わず握手してしまい、そあとに1点取られてしまった。だから、石さんはジンクスを思い出して一目散に逃げたのでしょう。チュンソン選手からは「羽交い絞め」宣言が出ていますが、それは元日にとっておきましょう!

いろいろ話がそれましたが、いつもと変わらぬ守備でゴールを守り抜いた菅野&古賀選手、カボレ選手を自由にさせなかった祐三選手の奮闘、いきなりの出番にもケガ明けからしっかりと努力を準備を続けてきた成果を見せてくれた石川選手、大学時代から鎬を削ってきた長友選手と真っ向勝負を繰り広げた村上選手、太田&ポポ選手の献身的なランニングが相手のスタミナを奪い、杉山選手の分まで栗澤&アレックス選手がゲームをコントロール。最後にゲームを絞めた藏川選手、ベンチに入った4選手、そしてメンバーから外れた大谷キャプテン。いつもはアウェイには来られないフロントやレイソルを支えていただいているスタッフの姿もありました。

そして何よりサポーターの数と声援。選手がアップに登場して早々、レッツゴーカシワの大合唱。あの応援が勝利のイメージを植え付け、選手を勇気づけたことでしょう。ついに決勝まで昇りつめました。これは、夢じゃありません。みんなが力のすべてを出し切って、自分たちで掴みとった現実。天皇杯のファイナリストです。

今日は来られなかった皆さんも、元旦の国立には一緒に戦えます。相手のガンバは、もちろん相手にとって不足なし。くどいですが、国立に行くことが目標ではありません。国立で勝つこと。チュンソン選手の言うように「胸に赤い星をもうひとつ!」

最後にご連絡です。明日30日、31日の練習は告知通り9時半から、もちろん見学も可能です。また天皇杯決勝の結果にかかわらず、31日が日立台での最後の練習になります。昨年同様にミニゲームを公開、そして今季でチームを離れる石崎監督、ロビンソンコーチ、アレックス選手にとっては最後の日立台になります。しみじみじゃなく、最後まで笑って。それが石崎監督の望みですから。多くのご来場をお待ちしています。

2008年12月28日

青い包囲網を突破セヨ

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担当:河原 正明

 今年も今日を含めてもあと4日。つい先日「師走」になったと思ったのですが…あっという間に年が暮れようとしています。  
 遠征メンバーは静岡県内で最後の調整を。残りのメンバーは日立台で午前練習でした。 

 練習後、人工芝グラウンドの方から大人と子供の歓声が。レイソルジュニアの小学4年生たちが「年忘れ親子サッカー大会」を行っていました。
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 普段なかなか親子一緒にゲーム形式でボールを蹴ることもないでしょうが、今日ばかりはお父さん・お母さんも息子さんたちに交ざっての楽しいひと時を。華麗な股抜きパス!を決めるお母さんや本気出し過ぎのお父さん、小さな妹さんたちもみな笑顔の日立台、冬の1ページでした。

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話は変わりますが、今日の午後クラブスポンサーであるHUB柏西口店で行われていました「柏レイソルサポーター感謝祭」に行って来ました。お店に着くと既に多くのサポーターの方がドリンクを片手にレイソル話で盛り上がっていました。
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2004年からクラブスポンサーとしてご支援いただいておりますが、当時スポンサー担当をしており、店内装飾など当時の店長さんやHUBスタッフの方とああでもないこうでもないと開店ギリギリまで準備作業をしていたことが懐かしいです。

年々特にアウェイの試合日にご来店されるお客様が多くなって来ているそうで、立錐の余地もないほどの盛況だそうです。今年はホームゲームでも盛り上がっていたとのことで、ヘルプに来ていた当時の依田元店長と二人で「ここまで長かったですね」と感慨深くなってしまいました。

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ビンゴ大会の景品のギター!しかもジャックダニエルの特注品!!インレイにもネームが入っているレスポールモデル…カッコいいです。素直に当たった方がうらやましいです(笑)。サッカーに関係ない話で盛り上がってしまいスミマセン。

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写真中央でなぜかジャンケンをしているのは下平スカウト。一緒にHUBに付いて来てもらいました。その理由は…シモさんの探球報告をご覧下さい。「決勝に進めるよう明日も応援よろしくお願いします!」との下平スカウトの呼びかけには多くのサポーターの方から大きな拍手が起こっていました。 みなさん、明日への充電もバッチリでしょうか?どうぞ飲みすぎませんように。明日もお昼から営業するそうです。

今夜20時30分からはチバテレビで「Rising REYSOL」が放送されます。レギュラー放送は今年最後になります。明日も年末特番「ぜんみせ」が21時から2時間たっぷり放送されますので、併せてお見逃しなく。


 いよいよ明日は天皇杯準決勝。今年ベスト4進出しているのはレイソル以外はいずれも青がチームカラーばかり。青を2つ連破し、頂点に立つ。まずは、目の前の敵を討つことに集中しましょう。
 心配されていた明日の天気も雨の心配はなさそうです。ツアーバスで、電車であるいは自家用車で静岡まで駆けつけていただけるサポーターの皆様、道中お気をつけて起こし下さい。家でテレビ観戦の方も、残念ながら仕事で来られない方も、UNIAOで、よろしく応援お願いいたします。

2008年12月27日

幸せの青い鳥

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担当:桜林 舞

リーグ戦の札幌戦(@札幌)、天皇杯の京都戦(@富山)、広島戦(@岡山)に続き、本日4度目の前々泊。FC東京戦(@静岡)に、メンバーは出発していきました。現地に2日前に移動した場合、今のところ3戦全勝!「これで勝ったら、国立にも前々泊しなきゃいけないじゃんね!」とシニカルなコメントを発したのは山根巌選手。ちまたでは「ゲンカツギ」と言われている面もあるようですが、ゲンでもなんでも、担げるものは担いでいきたいものです。

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スタジアムで行われた午前練習。「人形より高く飛んで!」という古邊フィジコの声が響きます。その言葉通り、人形よりはるかに高い打点でヘディングを決めるのは、酒井選手。大津選手と大島選手と3人1組となって、トレーニングです。

昨日に引き続き、青空に包まれたスタジアム。昨日よりは風もなく、陽の当たる場所は暖かさを感じるものの、バックスタンドの日陰は寒さに震える温度だったと思います。それでも、多くのサポーターの皆様に練習見学にご来場いただきました。

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ファンサービスゾーンは、年末にも関わらずリーグ戦シーズン中かと思われるほど賑わっていました。お目当ては、もちろん選手であり、コーチであり、そして、やはり我らが石崎監督です!

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馴染みのあるサポーターの方から、初めて日立台を訪れたサポーターの方まで。プレゼントに、サインに、写真撮影、そしてチームや選手についての語らい。スタジアムを出てから、取材陣のもとにたどり着くまで、1時間強。にこやかに朗らかにサポーターとのふれあいを。楽しんでいました。13時に出発とあって、短めに終えていただくようサポーターの方にお願いしにいくと、「まぁまぁ、そんな固いこと言わんでもええじゃろ?」と、逆に監督がおっしゃるほど。「サポーターがチームを育てる。そのサポーターにきちんとファンサービスをするというのは、ワシのポリシーだからね」と石さん。

石さんの左肩、写真に向って右側の肩に水色の小さなシールが貼ってあるのが見えますでしょうか?「サポーターにもらったんじゃよ。洗濯すると取れちゃうんだけどね」と笑いながら石さん。

その正体は「幸せの青い鳥」。

メーテリンクの童話の青い鳥のあらすじをご存知ですか?チルチルとミチルが(夢の中で)見つけば幸せになれるという青い鳥を探しに、『思い出の国』『夜のごてん』『ぜいたくのごてん』『未来の国』などいろんな国に出かけます。それぞれの国に青い鳥はいたのですが、その国をでると違う色の鳥になってしまったり、死んでしまったり。諦めた二人が目を覚ますと、家の鳥かごには青色の羽根が入っていました。幸せは外にではなく自らの内に、気づかないだけで近くにある、というお話です。

天皇杯の勝利を祈願してのプレゼントだったのかもしれません。

しかし、青空のもとスタジアムで練習ができたり、サポーターの方に囲まれて「頑張ってください」と声をかけられたり、「今日も疲れたね」といいながら長風呂をしたり、例えば選手にとってはそういう当たり前の日常が。

声を枯らしてレイソルを応援したり、時には「なにやってんだよ!」とテレビに向って怒ってしまったり、好きな選手が元気にプレーする姿を見たり、サインや握手をしてもらったり、例えばサポーターにとってはそういういつもの時間が。

実はすべて『青い鳥』なのかもしれません。

「特に願掛けやゲンカツギ、ジンクスめいた事はしない」と言っていた石さんですが、このさいですから、ガンでもゲンでも、掛けられるものはなんでも掛けていきましょう!

国立への道が、
自らのうちにあるものならば、
青い鳥が導いてくれるはずです。

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2008年12月26日

「では国立で!」

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担当:桜林 舞

本日は、12月最後の金曜日。
と、いうことで、仕事納めや忘年会が各会社で行われていることだと思います。

柏レイソルの事務所も、午前中は事務所の大掃除、13時からは本部室にて「納会」が行われました。河西社長の乾杯の合図に、軽くアルコールを飲む人もいましたが、その後の業務のためにウーロン茶で口を潤す人も多く見受けられました。ご存知の通り、天皇杯のベスト4に進出している我がチームは、実質的には今日が仕事納めではありません。

チームは、いつも通り9時半から練習がスタート。晴天続きのために座席改修が着々と進むスタジアムでは、吹きすさぶ寒風の中、選手たちの声が響いていました。

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昨日の夜は風がすごかったですね!この冬将軍は北日本や北陸に大雪を降らせているそうです。その北風に乗ってきたのか、スタジアムの脇にはモンテディオ山形に期限付移籍中の長谷川悠選手の姿もありました。山形は一足先にオフに入っているとのこと。

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ロビンソンGKコーチやフランサ選手が、長谷川選手の姿を見るやいなや「モンゴール!」と叫んでハグ&握手を交わしていました。日本人選手やスタッフたちも「山形、昇格おめでとう!」と口々に声をかけ、旧交を温めていました。J2リーグ45試合のうち、39試合出場13得点をあげ、チーム得点王となった長谷川選手。先日レイソルに顔を出した際にも「痩せたんじゃない?」と声をかけると「みんなにそういわれるんですけれども、そんなことないですよ」と首を傾げていました。「レギュラーとしてコンスタンスに試合に出ていると、やっぱり引き締まるんじゃない?」と下平スカウト。精悍さを増したハセは、下平スカウトとともに紅白戦に熱い視線を注いでいました。

昨日行われた天皇杯準々決勝ガンバ大阪vs名古屋グランパス。結果は2?1でガンバ大阪が準決勝に進出しました。これでベスト4が出揃い、29日の試合は、13時からエコパで柏レイソルvsFC東京、15時からは国立でガンバ大阪vs横浜F.マリノスとなりました。レイソル以外は、みんなチームカラーが青いですね。あと3日後には、元旦を国立で過ごす2チームが決定します。

監督の采配が気になるところです。ということで、というわけではないのですが、本日監督室を覗いてみるとかわいらしい監督の姿が!

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レイ監督の目の前には、日立柏サッカー場の模型(ホーム最終の大分戦で配布させていただいた、ペーパークラフト!)と、選手の背番号が書かれた戦術ボードがありました。手には赤いピコピコハンマーも。「メンバーは誰で行くかのぅ」。レイ監督の呟きが聞こえてきそうです。

事務所はつかの間の年末気分に包まれて、帰る人たちの「今年1年、お世話になりました」「よい年末を」「よいお年を」という暮れの挨拶が聞こえてきました。その定型挨拶に混じって、「では国立で!」の声も。

でも、まだ国立への切符はあと1勝しなければ手に入りません。

29日は、年末気分をつかの間封印して、
目の前の青を討つことに集中しましょう!

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2008年12月26日

サンタクロースからの贈り物?

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担当:河原 正明

遅くなりました。


クリスマスの今朝、出社してピッチを眺めると、まるでゲーム盤上の駒のように整然とコーンやボールが並べられていました。
上から眺めると、規則的・法則をもって置かれている様は、「お見事!」の一言。いったい誰が???


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サンタクロースが昨晩置いてくれた・・・訳ではなかったようです。

だれよりも早くピッチに現れていたのは石崎監督でした。静寂に包まれたピッチの上を一歩づつ、自らの足で踏みしめながら、規則正しい間隔でもくもくとコーンを、ボールを並べ続ける。他の誰もが手を出せない、その域はもはや芸術と呼んでも差し支えないでしょう。

全てはいいトレーニングのために。


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コーチ・スタッフ陣も総出でメニューの入れ替え時にはゴールポスト運びを。

全てはいいトレーニングのために。

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実は、今日は広報・ホームタウングループを含めた企画部の忘年会兼決起集会を市内某所で行っておりました。そのため更新が遅れましたことお詫び申し上げます。

ここ数年は、「納会」でしたが、今年は違います。なんといってもまだ試合が残っている!
とはいいつつも、同時進行ですでに来年に向けての作業も行っております。本日、2009年の新体制発表会およびサポーターズカンファレンスのご案内をいたしました。天皇杯2試合を残してのタイミングですが、実施まで1ヶ月を切っていますので、何卒ご理解願います。

思い返せば去年の今頃はクラブハウスも閑散としていました。でも今年はいつまでもにぎやかです。
こうして暮れが押し迫っても練習ができる、日記を書ける幸せを感じています。

明日も楽しい練習です。石崎監督が練習の準備を自ら行う姿、それを見られるのも残すところ、最長であと5日しかない。いつまでも見られる風景、当たり前・・・と思っていたのですが、それは詮無きことです。大晦日までこの笑顔が見れることを願って、まずは29日に集中して勝利することだけです。思いはみな同じはず。


とりとめのない日記で失礼しました。では明日。

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2008年12月24日

メリークリスマス☆

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担当:大重正人

みなさま、クリスマスイブの夜をいかがお過ごしでしょうか?
私は大事な仕事道具が見当たらなくなってしまい、こんな夜なのに事務所のなかや、暗がりのスタジアムの芝生で探し物をしています。。。見つかりません。。。
それはあとでしっかり探すとして……

年末まで戦いの最中にいられる幸せを感じて戦おう。石崎監督は今日も元気はつらつとしていて、大きな声を出し、誰よりもサッカーを楽しんでいました。午後のトレーニングはスタジアムで行われました。「選手は、お客さんに見てもらってナンボ。見られるから手も抜けないし、見られることでうまくなる」。

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いつものフィジテク、6人ずつのチーム対抗戦でした。今日はお客さんの目の前、バックスタンド側にコーンをおいて戦いました。今日来られたサポーターの皆さんは、野球場での練習よりも、もっともっとレイソルの雰囲気を体感していただけたと思います。選手たちのこの表情、心からサッカーを楽しんで、笑顔が弾けていますよね。これこそ石さんの狙いどころ。選手もお客さんもみんなでサッカーを楽しんでもらう、という信念です。

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もちろん、負けたチームには、バービー10本の罰。元気な声を出して、カウントを数えていきます。この写真、なにか変わっていることにお気づきでしょうか?

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実は、、、スタンドの個席化工事が順調に進んでいます。レイソルカラーの鮮やかなイエロー、そしてベンチシートから、狭いながらもひとりひとりの空間へ。これは今季までのML席、来季からはビジター専用指定席となるところです。今度はメイン左手のML席も少しずつ黄色へ。新しくなった日立台での初ゲームは、伝統の「ちばぎんカップ」となります。その日程は近日お知らせいたします。

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さて、こちらの楽しげな3ショットは、J:COMの応援番組「レイソルタイム」。アッキー&タカに、もうひとりのタカ。いや、真ん中は、シモさんこと下平隆宏スカウトでした。スカウトとして、レイソルの先輩として、選手たちのよきアニキとして、1年間暖かく見守ってきた。シモさんから見たこの1年間の選手たちの戦いぶり、またMVPを選んでくれました。この模様は東葛地域のJ:COMで1月放送予定です!

さて、、、小2時間ほど探し続けていたものが、やっと見つかりました!!!

なんと、引き出しの中からハッケン…

自分のルーズさに飽きれてしまいますが、これで心置きなく我が家に帰れます。
それでは皆様、ステキな夜をお過ごし下さい。メリークリスマス☆
これ↓ 岡山で見つけたクリスマスです。何かわかりますか?

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2008年12月23日

J.LEAGUE AWARDS

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担当:河原 正明

 遅い時間の更新で失礼します。さて、今日はトップチームがオフですので、本来広報日記もお休みなのですが、夕方都内でJリーグアウォーズがありましたので、ご報告も兼ねての特別版です。写真中心ですが、ご勘弁を!
 実は私もJリーグアウォーズは、今年広報担当になって初めて参加します。去年までは横浜アリーナが会場でしたが、今年は東京ドーム横のJCBホールに会場が変更になりました。

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控室にて。今回は石川選手会長に新人2選手・鎌田選手と村上選手が参加。まだリラックスしています。それぞれ石川選手はユース出身の他クラブの選手や、鎌田・村上の両選手も旧知の選手と挨拶や近況報告などをしていました。

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 タキシードに着替えた鎌田選手。リラックスしすぎでしょう。
3選手ともタキシードを着慣れていない、といいますか初めての経験で「河原さん、蝶ネクタイを付けてください」「ズボンがゆるいんですけど、どうすればいいんですか?」「袖のカフスボタンがないんですけど?」…まるで着付け係でした。もっとも、他クラブの広報担当やマネージャも同じようなことしていましたけれど。

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午後6時30分。オープニングセレモニーの後選手が入場してきます。鎌田選手、緊張のせいでしょうか、顔が怖いです。 

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 ステージ全景はこんな感じです。ホールといってもライブハウスのような大きさで、いままでのアリーナより小ぶりですが、その分客席とは近くライブ感がありました。
ベストピッチ賞や功労選手賞、フェアプレイ賞から優秀主審の表彰、さらには新人王と次々とステージに上がっていきます。
各賞のプレゼンターには、谷本選手(柔道)に北島選手(水泳)など北京五輪のメダリストが多数務めていました。

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今季のベストイレブン。どの選手からも自信と誇りが満ち溢れているようでした。
残念ながら今年はレイソルからは、優秀選手賞に誰も選ばれませんでしたが、近い将来レイソルの選手がここに立つはず。そう信じています。
 
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 今回のイベントはスカパー!で無料で生放送されていました。ステージ上での表彰はなかったのですが、スカパー!「アフターゲームショー」月間ベストゴールの受賞者から選ばれる年間ベストゴールに、フランサ選手が放った8月の対浦和戦、ロスタイムの同点弾が選ばれました!
実は事前に「スーツで来て下さい」とお願いしていたのですが、いざ会場に来てみてびっくり。他の選手がタキシードの中、一人カジュアルにタイドアップをしていましたが「これが俺のスーツだから」と颯爽とインタビューに向っていたのでした。

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アウォーズ終了後、パーティー会場でのひとコマ。村上選手、笑顔でハムを手づかみしないように。

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会場は大勢の人いきれと熱気で暑かったのですが、石崎監督からはこの笑顔。
TV取材でも繰り返しサポーターの皆さんへ、リーグ戦での声援の感謝を述べていました。

「あと1試合勝って、決勝の舞台へ立てるチャンスが来ている。」

今年から広報を担当して、この時期にまだ試合があるというのはとても名誉なことですし、準決勝に進出の4クラブ(現時点では5クラブですが)にしか経験できないこと。
 ぜひ、サポーターの皆さんと一緒に元日まで仕事ができて、最後に喜びたいとの思いが、今日リーグ王者として表彰台に登った鹿島アントラーズの選手・監督・スタッフを見て、ますます強くなってきました。頂上まであと少し。ひとつひとつ進んでいきましょう。

明日はオフです。広報日記もお休みします。では。

2008年12月21日

国立への道

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担当:桜林 舞

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120分の死闘を終えて、日立台には選手達の姿がありました。

勝利を手にして選手一同はつらつの笑顔!
といいたいところなのですが、クールダウンを終えた選手達はさすがに疲れているように見受けられました。

それもそのはず、メンバーは試合終了後、一路帰柏。
昨日柏に到着したのは24時を過ぎていました。

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それでもスタジアムをランニングしながら、カメラ目線で笑顔を見せてくれたポポ選手。
体は疲れていても、気持ちは今日の天気のように晴れ晴れとしていることは間違いありません。

それはもちろん、サポーターの皆様も同じ気持ちでしょう。
昨日私は日立台で中継をみていたのですが、勝利が確定した後、激励のメールはもちろん、事務所の電話が何度も鳴っていました。「バスツアーはでるんですか?」「次の試合会場はどこですか?」「レイソルの応援はアウェイ側でいいんでしょうか?」などなど。

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本日の日立台も、天皇杯ベスト4進出への歓喜を一言選手達に伝えたいというファンの皆様が大勢訪れてくれました。

「広島は、予想以上に強かったです。苦しい戦いでしたが、勝ててよかった」と安堵の表情を見せてくれたと、キャプテン大谷選手。「次のFC東京戦まで、まだ1週間ある。いい準備をして臨みたい」。

明日と明後日と、チームはオフになります。
しっかり体を休めて、29日も国立への道をこじ開けてくれることと思います。

明日はチームオフ日ですが、夕刻には今年も「2008Jリーグアウォーズ」が開催されます。昨年は、南選手、李選手、菅沼選手で参加させていただきました。当時・横浜FCの菅野選手が最優秀新人賞を獲得したのも記憶に新しいですね。今年も、3名の選手とともに行ってまいります。

「2008Jリーグアウォーズ」(12月22日(月) 18:00?/MEETS PORT JCBホール)は、スカパー!(スカパー!Ch.180、スカパー!e2 Ch.800、ならびにスカパー!HD Ch.190)にてお楽しみいただけますので、お時間のある方は是非ユニフォームではない選手達の姿をお楽しみください。

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最後に、ピアノで昼食をとっている小林亮選手です。「(ナビスコで優勝したトリニータ大分に)あやからせてよ、亮くん!」と縁起物扱いをされていじられておりました。

「大分のサポーターと同じように、レイソルのサポーターにも国立での歓喜を、味わってもらいたい」。
ホーム最終の大分戦で石崎監督が皆さんに語りかけた言葉。

まずは、エコパでのFC東京戦。
引き続き、一緒に戦っていただければと思います。

2008年12月20日

岡山

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担当:大重正人

「今日は全員で勝ちに行った」
石崎監督の試合後会見は、この言葉から始まりました。

サンフレッチェのパスワークは十分警戒していたはずですが、レイソル守備陣の対応は後手にまわらざるをえない前半でした。3トップのサンフレッチェの攻撃陣を捕まえ切れず、サイドに追い込んでアタックをかけてもかわされる。バイタルエリアを自由に使われて、佐藤選手に2点を奪われました。その中でセットプレーから古賀選手のヘディング、また相手GKのパスミスをポポ選手が奪い、菅沼選手がきっちりと決めた2得点。前半のシュート数はたった3本でしたが、前半をタイスコアで終われたことは、非常に大きかった。

石崎監督は、後半早々に山根選手を投入。彼はベンチから戦況をしっかり見ていました。「クリとアレックスを前に出して、自分がその後ろで余るようにした」。石崎監督は先日のインタビューでこんなことを話していました。「イワオは、実はコーチ向きよ。選手の組み合わせとか、言う通りに変えてみたら、それが当たってることが多い」。味方と敵と試合の状況をしっかり把握できる力、それをこの大一番で遺憾なく発揮しました。

「イワオが入って中盤が安定した」。これでセンターバックコンビも本来の落ち着き、粘り強さを発揮。特に祐三選手がゴールラインで強烈シュートをブロックしたシーンをはじめ、再三身体を張っての気持ちのこもった守備。GK菅野選手も1対1のシーンを何度もブロック。目を覆いたくなるような大ピンチの数々、味方が味方をカバーしてゴールを割らせませんでした。

粘っていれば、絶対にチャンスが来る。そんな守備陣の思いを、攻撃陣が最後の最後に結実させました。フランサ&チュンソンコンビのダイレクトプレーから、フランサ選手がチップキックで相手GKを舞うように飛び越えた瞬間、多勢だった広島サポーターが静まり返り、レイソルイエローが飛び跳ねて喜びを爆発させました。

試合後のミックスゾーン。昨日19日に誕生日を迎えたチュンソン選手。昨日はホテルでバースデーケーキのお祝いを受けたそうです。石崎監督に「23歳になりました!23歳でサッカーができるのは監督のおかげです」と報告。「一生、そう言っとけ」。石さんとチュンソン選手らしい掛け合いを話してくれました。

そしてチームをまとめた大谷キャプテン。「この前のミーティングで石さんが、『ワシは昇格を決めた時にも涙は出なかった。日本一になったら涙が出るかも』と言っていました。だから国立で“泣かしたい”です」。いたずらっぽい笑顔で会見を締めくくりました。国立に石さんを連れていきたい。これは、いまレイソルに関わる人たちすべての願いです。でも、ここまで来たら連れて行くだけでは終われません。準決勝進出、ベスト4。国立に行くだけじゃなく、決勝で勝って天皇杯を掲げる。そう宣言してもいいところまで昇ってきました。頂上まであと2つです。

激闘を終えた選手たちは、今頃帰京したところでしょうか。明日のトレーニングは11時スタートに変更となりました。連絡が遅くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

個人的に、とても思い入れがあった岡山での試合。
最高の勝利をもたらしてくれた選手、スタッフ、サポーターの皆さん。
12月20日、最高の思い出をありがとうございました。

2008年12月19日

石さんを羽交い絞め

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担当:桜林 舞

明後日の広島戦メンバーは昨日、岡山へ。
日立台での試合前日練習と同様、
ミニゲームで天皇杯準々決勝の調整を終えていることと思います。

そのため、日立台で行われた午前練習は、コーチと選手がほぼ同数。
人数が少なくとも、いや、少ないからこそ力を抜くことができない練習となりました。

そして、傍らでは、サポーターの方々もほぼ同数。
なかには浜松からお越しのレイソルサポーターの方もいらっしゃいました。
メンバーはすでに出発してしまった旨をお答えすると「でも、明日勝って、次はエコパで会えますよね!」と力強いお返事をいただきました。


「負ければ、それで終わりじゃからな。
広島に勝たなければ、その次はない。
まずは、目の前の一戦に集中して戦っていく」
と、昨日、メディアの方に囲まれて、石崎監督。

「このチームには優勝できる可能性がある。みんなの力で、選手全員の力で、スタッフ全員の力で、サポーター全員の力で、勝ちに行く。あと3回勝って、みんなで日本一を手にしよう」
石崎監督がミーティングで選手たちに語りかけた言葉。

2008シーズンの積み上げに
石崎監督のもとでの3年間の積み上げ。

レイソルに関わる人々の思いを、
明日の桃太郎スタジアムで爆発させて欲しいと思います。


さて、話は変わって、来季より導入される「Jリーグ全試合対象観戦記録システム」のサービス名称・マーク決定のお知らせが本日Jリーグよりリリースされました。

簡単にいうと、非接触ICカードを、試合観戦時に利用していきましょうという、Jリーグ全体での試みとなります。JRの「suica」・私鉄の「PASMO」をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。


そのネーミングは「ワンタッチパス」。

「ダイレクト」に「スピーディー」にご来場者をスタジアムに案内するサービスをイメージしたネーミングです。矢印とボールによる「ワンタッチパスの軌跡」と「交通信号機の進め」のブルーグリーン系を取り入れたマークとなっています。

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柏レイソルでは、昨日のリリース・来年度のオフィシャルファンクラブ受付のお知らせでもご案内させていただいた通り、来季の年間シート(BIGアソシエイツ会員)をこれまでの紙チケットに替わり、ICカード(個人でご購入の方のみ・法人でご購入の方は「二次元バーコード付チケット」となります)で発行させていただきます。

また、年間シートをお求めいただいた個人購入者の方には、「ICカード」と「座席番号が記載された情報カード」がすっぽりと収まるネックストラップが特典となります。

熱さを増した「柏熱(はくねつ)」スタジアムを、さらに快適に。スタジアムの改修で個席化されるバックスタンド側およびMLホームと共に、「ワンタッチパス(つまりは、年間シート!)」のご利用もよろしくお願いいたします。


最後に本日は李忠成選手の23回目のバースデーでした。

「五輪にも出られましたし、そのあとケガはしてしまいましたが、リーグ戦終盤では復帰も出来ました。五輪とケガで出られない試合も多かったので、得点は4ゴールに留まりましたし、残念なところもありましたが、よい年になったと思います」と22歳の1年を振り返ってくれました。「それでも、今年はまだ天皇杯が残っています。元旦、国立で、石さんを羽交い絞めにします!」と意欲はばっちり。まずは明日、その一歩を踏み出しましょう。

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2008年12月18日

末永く

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担当:大重正人

12月6日の神戸戦から、もう2度目の週末を迎えようとしています。昨年のこの時期は、選手たちはもうオフシーズンに入っていて、閑散としていた日立台でした。でも今年は、冷たい冬の空気が身を引き締めるように、ピリッとした緊張感のなかで日々があっという間に過ぎていきます。もう18日です。今年は残り13日。元旦の頂上まで2週間です。

この2週間、広島戦へ向けてトレーニングを積んできたチーム。今日は紅白戦とセットプレーの確認のみと短い練習で総仕上げ。練習を終えてから1時間半ほどの間で身支度を整えて、12時半には日立台を出発しました。今日、昼食のとき、「前々泊した時って、調子いいよね」と話していたら、根引普及部コーチが「やっぱり身体をゆっくり休められるし、選手にとっては大きいよ」と説得力のある選手経験を話してくれました。慌しく出かけた分だけ、今頃選手たちは試合に向けてリラックスできていることと思います。

先日、石崎監督が選手・スタッフ全員を集めて、いまもう一度ひとつになるために、熱弁をふるいました。チームのなかで、メンバーに入れるのは18人、そのなかで先発できるのは11人、出場できるのもプラス3人だけです。「みんなを代表して戦っていることを忘れないでほしい」。コーチやスタッフやフロント、そしてサポーターの皆さんも……。全員が遠征するわけではありません。行きたくても行けない人たちがたくさんいるはずです。日立台の留守を預かる【柏レイソル】の仲間たちを代表して、決戦に向かう。そんな気持ちを持ってスタジアムへ向かいたいと思います。

話は変わって、来年度のオフィシャルファンクラブ受付のお知らせをリリースいたしました。昨シーズンからスタートした「アソシエイツ」ですが、「レイソルの一員として「選手たちとともに戦いたい」 という思いを持っている」多くのサポーター皆様に入会いただき、誠にありがとうございました。より喜ばれるサービスや企画を準備して、1年、2年、5年、10年と末永くいつまでもチームを後押しいただけるよう努力してまいります。

そのなかで、日立台の席種や呼称に変更があったことにお気づきでしょうか。
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メイン中央のSS席を除いて、すべてのエリアに「ホーム」か「ビジター」と名称追加しました。バックスタンドのSD、SF、AL、ARはすべて「ホーム」。これまでMR席と読んでいたメイン右側のスタンドをビジター専用の指定席に。特にバック右手のAR席は、両チームのサポーターが混在して、双方が熱く気持ちよく応援するのが難しいエリアでしたが、これで思いっきりレイソルのゴールに拳を振り上げて絶叫できるはずです!

今季は大きなトラブルが起こってしまい、それ以降はご観戦いただく際にいろいろとご不便をかけ、申し訳ございませんでした。イエローハウスやメールなどで貴重なご意見をいただくなかで、今の日立台を守りながら、よりよい観戦環境をご提供できるよう、手を加えられる部分から変えていきたいと思います。これでSS席から左回りでバックのAL席まで黄色一色にすることができます。相手チームにとっては、本当に驚異的なスタジアム!めざせ、日立台イエロークリフ! 石崎監督の言うように、サポーターの応援なくしてチームは強くなれません。これからもずっとずっと、ご声援を宜しくお願いいたします。

2008年12月17日

胸ニ刻ム言葉

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 寒いですね。取材に訪れる記者の方々も口々に「寒い」を連発していました。
氷雨の中、天皇杯 対広島戦に向けてのトレーニングがスタジアムで行われました。
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 石崎監督もご覧の防寒スタイル。指導に熱が入りだすと、口からは白い息が。
 
 取材ラッシュの今週、広報部隊はてんやわんやです。私は昼に22日夜に開催のJリーグアウォーズへの参加する選手とタキシードの試着にホテルまで。(あ、参加選手は当日までのお楽しみに!)
戻って来てからはスカパー!オフシーズン恒例の企画「J33?素顔のJリーガー達」の収録に立会いました。
今年は大谷、石川、菅沼選手のレイソルユースOBトリオです。役割としては長男 大谷選手、次男 石川選手、末っ子 菅沼選手 といったところでしょうか?
出だしの自己紹介から大谷選手がトークのハードルを上げていきますが、それを1学年下の石川選手と菅沼選手が大谷選手をヨイショと持ち上げるコンビプレーで?進んでいきます。

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トーク中も菅沼選手は、チラチラとカンニングばかり??

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仕切りはスカパー!中継でもおなじみの脇本カオルさん。三人のお母さん気分?てことはなく、楽しくも意外な話や、ユースっ子の絆を再確認した?話など予定時間をオーバーしての収録となりました。

O.A.は1月中旬頃を予定とのこと。放送日が決まりましたら当HPでもお知らせしますのでお楽しみに!

大重広報は石崎監督と千葉テレビに。年末放送のRising REYSOL特番「ぜんみせ」の収録です。内容は当日までの秘密です。こちらのO.A.は29日(月)夜9時です(千葉テレビが視聴できない方、申し訳ございません!)。


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桜林広報はアッキーとタカと取材に。J-com REYSOL TIMEの特番です。昨年に引き続き「公式イヤーブック2009」のコラボ企画です。
選手のプライベートにタップリと密着してきました。こちらも内容はO.A.(1月下旬予定)とイヤーブック発売までお楽しみに!

あっという間に一日が…という繰り返しですが、確実に試合日は迫っています。残り2日の練習で、選ばれたメンバーがチームを代表して岡山に乗り込みます。


「監督は、選手を鍛えることは出来るけれど、選手を成長させるのは、サポーターの皆さんの力です。」みなさんもよく覚えているこの言葉。これには続きと言いますか前段の言葉もあるのです。

今シーズン初め、勝ち負けが交互に…という時期のある一戦を前にしたミーティングで石崎監督が発した言葉。

「自分たちはそれぞれ責任を持っている。いいチーム作り、いい雰囲気作り、いいトレーニングをすることが監督の責任。そしていい試合をすることが選手の責任。だから(試合入りメンバーに)選ばれた選手には、みんなを代表して闘うという責任がある」。


選手もスタッフ、フロント職員も、それぞれがそれぞれの仕事に責任を持っている。
もう一度胸に刻んで、想いを一つにして、いざ闘いの場に。
選手たちは覚悟を持ってピッチに立ちます。
力強い後押しを、サポーターの皆さんにはお願いします。UNIAOで。
 

雨の中、沢山の方に練習見学にお越しいただきましてありがとうございます。風邪が流行っているようです。皆様も健康にはご留意下さい。では。

2008年12月16日

ハードワーク

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担当:大重正人

今日もスタジアムでの練習となりました。バックスタンド工事が進んでいることもあり、今日は大きなクレーン車が横付け。ベンチシートが撤去されて、少しずつリニューアルへ進んでおります。練習見学やファンサービスの際、通行経路やファンサエリアが日によって変わることもあって、来場された方にご迷惑をおかけしており、申し訳ありません。広報でも安全にご来場・ご通行いただけるよう対応してまいりますので、誘導などにご協力くださいますようお願いいたします。

さて今日のトレーニングは、恒例のフィジテクから、8人組の対抗戦へ。ライン突破のパスゲーム、攻撃のフォーメーション練習から、シュート競争。最後は室内でのウェイトトレーニング。しっかり走り、戦術を極め、ゴールを決めて、最後は肉体鍛錬。今日もしっかりとメニューをこなして、土曜日のサンフレッチェ戦に向けて調整が続いていきます。

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午後は取材です。21日以降の予定が未定ですので、とりいそぎ岡山へ出発するまでの間に完了できるものは終えておかないといけません。今日はオフィシャルDVDのインタビュー取材に、フランサ、小林、太田、菅沼の4選手が臨みました。フランサ選手は昨年も出演オファーがあったのですが、急遽帰国することになったため、2年越しのラブコールに応える形となりました。他の3選手は、たまたま13、14、15と背番号が並びましたが、いずれも2008レイソルの象徴的な存在!1年間何を思い、いかに戦ってきたのか。来年の発売をお楽しみに。

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私は、石崎監督のサッカーマガジンのインタビューに立ち会いました。理想とするチーム作りに向けて邁進してきた3年間を振り返り。「やっぱり石さんの話はおもしろいです!」と記者さんが時間を忘れてしまうほどに話は盛り上がりました。もちろん、苦しかった3年目のシーズンの苦労話もありましたし、愛する選手たちに対してあえて厳しい言葉をぶつける父親のようなゲキも。この模様は来週水曜日発売号に掲載予定です。今日はbay-fmの「レイソルオーレ」にも出演、さらに明日も……チバテレビ「ライジングレイソル」の年末特番に一緒に行ってまいります。監督には広報としてお世話になりっぱなしで、どんな感謝の言葉を並べても言い尽くせません。。。

最後に、新入団選手が発表されました。U-18チームキャプテンの仙石廉選手です。ボジションはボランチ、広い視野と巧みなパスセンス、展開力が光ります。夏のスペイン遠征、ビジャレアル国際トーナメントでMVPに輝き、ヨーロッパの強豪チームから高い評価を集めた逸材です。「将来、柏レイソルの中心選手となりクラブを引っ張っていく存在になりたいと思っています」と力強いコメントからキャプテンらしい意志の強さを感じさせます。これでユース6人がトップ昇格、最強世代がこれからどれだけ成長し、未来のレイソルを背負ってくれるのか。年末のJユースカップ、そして来季も彼らを後押しする声援をよろしくお願いいたします!

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2008年12月15日

着席

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担当:桜林 舞

「みんな、いい雰囲気で練習やっているよね?」
と呟いたのはこのお方。

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午後練習が行われたスタジアムのメインスタンド側の西日の眩しさに、思わず目に手をかざす下平スカウトです。

木村エクイップメントに「バックスタンドなら眩しくないですよ」と突っ込まれて、「いや、バックスタンド行ったら凍えてさ?」と青森県出身の下さん。


そう、今日は「寒い」というよりも「冷える」という言葉がぴったりの一日でした。その寒さは、スタジアムの端に行くと、より顕著に。日陰と日向の間には霜の降りているところとないところの境界線が。。。

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芝生のメンテナンスをしてくださる習和産業さんも「気温が低くて、全然芽がでないんだよ?」と冬芝の種を混ぜた土で目土(めつち)をしながら、仕方がないねの表情。

そんな中でも選手たちは元気いっぱい。施設休館日にあたる月曜日の練習とあって、練習見学の方はいらっしゃいませんでしたが、青空一色の日立台には選手とスタッフの声が高らかに響き渡っていました。

フィジカル中心の午前練習を練習グラウンドで行い、午後は14時からビデオミーティングからスタート。スタジアムでの午後練習には、あまりの西日の強さに選手たちも「本気でボールが見えない?!」と困った声も上がっていましたが、石崎監督のもとでのボールトレーニングは今日も笑いが絶えません。

なかでも白熱していたのは、ドリブルのないバスケットボールのように、手を使ってボールをパスしていき、ミニコートの両端に立てられた4つのパイロン(赤いコーン)を、ボールをぶつけて倒すというゲーム。黒とピンクに分かれた選手たちが上半身をひねりながら、いつもの足技ならぬ、手技を競っていました。北嶋選手が狙い済ましたボールでパイロンを倒し、「キタジ、ミラクル!」の歓声を浴びていました。

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その後行われたのは赤と黄色に分かれてのパスゲーム。イーブンで進んだ最後の最後に、大谷選手のパスを渡部選手が受けて、歓喜に湧く黄色チームです。

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そして、〆は全員参加のシュートゲーム。ここでもドラマが待っていました。3本目、4本目とトライするほどに、シュートを決めていく選手たち。最後は、山根選手と永井選手の一騎打ち。

先攻山根選手が外して、後攻永井選手も外して、もう1回戦。山根選手のラストシュートを菅野選手がゴール正面に弾くと、「まだある、まだある」と外野の声。山根選手、2度目の正直で枠を捉えますが、これまた菅野選手がゴール正面に落とします。2度目の「まだある、まだある」の声に、3度目の正直で右足を振り抜く山根選手。これまた菅野選手に弾かれますが、なぜかボールはまたもやゴール正面に転がります。そして山根選手の4度目の正直ゴールが決まり、笑顔がこぼれるイワオさんでした。

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続く永井選手のシュートは桐畑選手の好セーブに弾かれますが、ミドルレンジに転がったボールに「いっちゃえ、いっちゃえ」と起死回生のチャンスが与えられました。永井選手、決死のダッシュでボールに追いつき、渾身のミドルシュートを放ちますが、これは惜しくもゴールマウスの左へ。「やってもた?!」となぜか関西弁で頭を抱える永井選手でした。

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リーグ最終節も、
入れ替え戦も、
最後にドラマがありました。

クライマックスは、
これからです。

ブザーが鳴るまで、
席はお立ちにならないよう、
お願い申し上げます。

2008年12月13日

練習試合 対流通経済大学戦

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担当:河原 正明

 クラブ事務所には、多くのスタッフが集まり、先ほどまでJ1・J2入替戦第2戦の中継を見ていました。結果についてはコメントしませんが、試合後映し出された両チームのサポーターの悲喜交々とした表情が、いやでも3年前を思い出させます。オカや由紀彦、理ちゃん(佐々木GKコーチ)…彼らの胸中を思うと、何も言えないです。

さて、本日の練習試合、多数の方にご来場いただきまして誠にありがとうございました。しかし、残念なことに駐車マナーの悪い一部の方のために、他の施設利用者の車の出し入れに支障を来たす事態となりました。試合中に移動のお願いをさせていただきましたが、当スタジアムは自家用車でのご来場をお断りしております。皆様には公共交通機関のご利用とルールを遵守していただきますよう、お願い申し上げます。
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その練習試合ですが、流通経済大学は先発した7人の4年生が全員来季Jクラブ入りが内定、それ以外の選手も日本U代表候補が多数という大学屈指の強豪チーム。しかしプロとして負ける訳にはいきません。
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レイソルは前半立ち上がりからプレスを掛けてボールを奪いに行くも、連動しての攻撃が少なく、ポポ選手のクロスバーを叩く強烈なシュートや中盤の展開から太田選手の鋭いクロスに菅沼選手が頭で合わすも届かず など惜しい場面もありました。
一方、守備では小林・古賀のセンターバックと鎌田・石川の両サイドが相手の攻撃を抑え、厳しいシュートも菅野選手が落ち着いてセーブ。両チームシュートは打つものの、前半は無得点で終えました。


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後半はメンバーを少し入れ替えて望みます。試合内容は…取材があり伝聞になりますが、フレッシュな顔ぶれが、運動量で相手を徐々に上回り、対戦相手の流大卒・阿部選手のクロスに澤選手が頭で合わせて先制点を。その後は守備陣が踏ん張り、相手の攻撃を無失点に抑えて1?0で勝利しました。

さあ、次週はいよいよ天皇杯に向けての一週間が始まります。なお、月曜日の練習は施設休館日につき見学はできませんのでよろしくお願いいたします。


明日トップチームはオフですが、日立台では試合があります。Jユースカップ2008 第16回 Jリーグユース選手権大会 決勝トーナメント2回戦 柏レイソルU-18 vs FCライオスユースU-18戦が14:00キックオフです。
昨年同大会の決勝で敗れた悔しさを、先輩たちから引き継いで今年こそは!の思いでいる選手たち。しかし油断は禁物です。今年のJユースカップ、1回戦から今年の高円宮杯王者・浦和レッズユースが敗退するなど波乱が起きています。
来年トップ昇格が決まっている選手たちも、出場が予想されます。未来のレイソル戦士へご声援もよろしくお願いいたします。


最後にもう一度お願いですが、明日のJユースカップにご来場される方は公共交通機関のご利用をお願いいたします。 

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2008年12月13日

夢を叶えた話をしてきました

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担当:河原 正明

気づくと久しぶりの広報日記。今日は12 月にしては暖かな陽気で、「まだまだ太陽は元気!」と感じた日立台でした。
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チームは午前練習のみ。短くも充実したトレーニングです。攻撃を意識した練習では各選手が鋭いシュートを連発!ポポ選手も好調を持続しているようです。
その後のミニゲーム形式のトレーニング、イメージ通りのプレーができないときには「さっきの練習と同じだよ!」と監督・コーチから檄が飛びます。直前のメニューでの動きを意識しているかが問われます。明日は練習試合 対流通経済大学戦は日立台で13:00キックオフで行われます。なお、ご観戦はメインスタンドのみとなりますのでご注意下さい。

レイソルは天皇杯ベスト4進出を目指して日々トレーニングが続いていますが、サッカー界的にはJリーグ戦が終了してオフモード、なので取材依頼が多くなってきています。桜林広報も、大重広報も連日午後は取材対応に追われる毎日です。

そんな中パッパラー河合さん、行ってきましたよあなたの母校に。久々の「レイソルしま専科」、今回は大津・鎌田・村上の新人3選手とともに柏市立柏第一小学校へお邪魔しました。
車を降りたとたんに、たちまち選手たちは児童たちに囲まれてしまいます。熱烈な歓迎を受けた後、いよいよ体育館へ。「太陽は燃えている」をBGMに入場です。
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柏第一小では6年生が総合的学習で「夢仕事密着取材」というテーマで活動をしています。中でもサッカー選手やプロスポーツ選手になりたいという夢を持っている子が多くいるそうです。ぜひレイソル選手に来て欲しい!というオファーを5月に受けて以来、選手やスタッフとどういう形で実施しようか考えてきました。

レイソルでは毎年新人選手を対象にしたプロの講師を招いての「メディアトレーニング」を実施しています。実際に選手が受けた取材テープや、文字になったインタビューなどもチェックされていますが、小学校での講演はまたとない生きた素材でもあります。一年間の総仕上げの意味も含めて、前述の3選手の登場となりました。

大津選手は「プロサッカー選手になる夢が叶って1年目が終わる今感じていること」を児童たちに話しました。「プロ選手を目指す中、高校時代の恩師に言われて目が覚めた一言があった。言葉は大事、みんなも人の話は良く聞くように」とアドバイスを。
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また大津選手が「プロ選手になった」と実感できたことの一つが「自分の『トレーディングカード』が出来たこと」。自身も小さいときからサッカー選手のカードを集めていたそうで、自分のカードを一枚取り出し、それを会場の中から12月生まれの子にサインと今日の日付入りでプレゼントする一幕も。

続いて登場した鎌田選手も「夢を叶えるための秘訣」を、中学・高校のFC東京ユース時代そして大学時代に指導者が話した心に残った言葉と併せて披露。「うまくいかなくてもあきらめないこと」「家族・仲間を大事にすること」「好きだから負けないこと」。今も心がけているそうです。

村上選手は「人との出会いを大切に」。高校卒業後にプロではなく大学へ入学、その後社会人クラブでのプレー経験を経て順天堂大学へ再入学。そして今年プロ選手となるまでに出会った大切な人、2名との出会いのエピソードを紹介。「もしかしたら今隣にいる友達かも知れないよ?」といろんな人と出会う時の大切さを説いていました。

その後質疑応答に。女子から「レイソルでは練習の時に『罰ゲーム』があると聞いたのですが?」という質問が。すかさず大津選手が「僕は足が速いから罰ゲームはやらないです」と一言。続けて鎌田選手も「きっと村上選手がやってくれます」と振り合いに。仕方なく村上選手、小学生受け間違い無し?の「世界のナベアツ」ネタをまんま披露。さすがに小学校高学年になると3の倍数は完璧に判るので、「サン!」「ロクッ!」「キュー!」と体育館に約330人の生徒の声が大きく響き渡りました。

でもあれはもしかして「一発芸」で、「罰ゲーム」はバービーとかじゃないの?…と皆が気づいたのは帰りの車中でした。


「選手の体験談を聞いて夢に向かって努力する大切さを学んで欲しい」とは先生の言葉ですが、今日の活動を通じて参加してくれた児童の胸になんらかの灯がともってくれればいいなと思います。
柏第一小学校の先生、5・6年生のみんな、それから残念ながら今日は話を聞けなかった4年生以下のみなさん、またお会いできる日を楽しみにしています。ありがとうございました。

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 さて、本日来季の新監督、ヘッドコーチ、GKコーチ就任のお知らせを発表いたしました。しかしながら先ほども記したように、レイソルの2008シーズンは続きます。残り3試合の勝利を目指して闘っていきます。ご声援よろしくお願いいたします。

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2008年12月11日

本当によう走るなぁ

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担当:大重正人

昨日は夕方に選手全員出席の行事があったため、今日が2部練習となりました。午前は、この時期恒例の乳酸値測定でした。ピッチを3周して1000m走ったら、指先から血液を採取して疲労物質を測定します。2本目以降、徐々にペースアップするなかで、疲労物質の値が「4.0」を越えると、そこで終了となります。

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前回の結果をみながら、5つに組分け。後にスタートする組は、長い距離を走れる選手が揃います。4組目は、鎌田、石川、柳澤、大島、栗澤、酒井の6選手。5本目を終えて、「4.0」を越えなかったのは……石川直樹選手のみ。体力の限界のなか、一人で走るのは過酷極まりないこと。そこで石さんから鶴の一声!「シマ、ヤナギ、サカイも行けぇい!」ここは、ユース出身選手たちの堅い堅い絆でしょう。4人が力を合わせ、6本目にして1000mを約3分30秒の厳しいペースを走破しました!今日は太陽が顔を出していました。どの選手の顔も汗が浮き出て、まさに玉のよう。酒井選手のこの上気した顔を見れば、力の最後まで振り絞った頑張りが伝わってきます。

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最終組で走った精鋭の中で、太田選手は走り終えたあとでも、ほとんど息が乱れず、顔つきも変わりません。「あんなに走った後なのになぁ」と高橋コーチは驚くやら尊敬するやら。そんな太田選手にお願いを。柏市民新聞の新年号恒例、選手直筆の年賀状プレゼント。6000mを走った上で、熱のこもった筆とイラストまで。そしてファインダーにも収まってくれました。お正月をお楽しみに。

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フランサ選手はTVのインタビュー。やべっちFCの前田アナウンサーが今年のプレーについて、VTRを見ながら質問し、それを解説するフランサ選手。「とってもフレンドリーな方で驚きました」。テレビと変わらぬ明るく元気な雰囲気にフランサ選手も乗せられたようで、とても楽しく盛り上がったインタビューとなりました。今週日曜日深夜のオンエアー、内容は当日の放送までのおあずけです。

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「ワシは、できるだけ長く一緒に戦いたい」。午後のミーティングを終え、練習に向かう選手たちに、石崎監督は天皇杯に向けての熱い思いをぶつけました。フィジテクに始まり、休む間を与えられず本当にキツイ練習の4対4、そして8対8から、ペナペナ(小さ目コート)の紅白戦へ。

「コイツら、本当によう走るなぁ」。今日は午前、午後とハードなメニューが続きましたが、鬼軍曹・古邊フィジコがそう驚くほどに、選手たちの足は最後まで止まらず、好プレーが続きました。石川選手の素晴らしいクロスをフランサ選手がジャンピングボレーでゴール。柳澤選手のプレッシングや杉山選手のサイドチェンジなど、高橋コーチから「ナイスプレー!」の声がとても聞かれました。3日間の休日によって、身体的には疲労がとれ、精神的にもリフレッシュされてモチベーションも高まっている。天皇杯へ向かって良い方向に進んでいる。そう感じさせる充実の一日でした。

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2008年12月10日

あと3つ

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担当:桜林 舞

リーグ戦最終節を勝利で終えて、3連休のオフが明けました。
昨日夜に降り続いた雨で、練習グラウンドは水含み。
日立台に戻ってきた選手たちは、スタジアムで練習を再開しました。

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練習時間には、暖かな日差しが降り注ぎ、ウォーミングアップをする選手たちにも自然と笑みがこぼれます。

古邊フィジコのもとボール回しが行われたあとは、石崎監督のもとで赤・青・黄色と3色に分かれて8対8。

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黄チームが、興味深く眺める先には…、

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赤チームと青チームのゲームがありました。太陽の力か、フランサ選手はノースリーブにショートパンツ。冬を感じさせない熱い戦いとなりました。「ポジショーン!ポジショーン」と古賀選手の一際大きな声がスタジアムに響いていました。

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リーグ戦が終了したので選手たちはゆっくり…、する暇はなく、本日は応援番組ちばテレビ「ライジングレイソル」とJ:COM東関東「レイソルタイム」が、選手たちに『08シーズンを振り返ってひと言コメント』の収録にご来柏です。加えて、「サッカーai」さんや地元紙「朝日れすか」さんの取材も。

午前練習を終えて、筋トレ、昼食、インフルエンザ予防接種、その合間には取材の収録。そして、午後にはスポンサーやレイソル後援会のパーティーへの出席など、シーズン終了後イベントが盛りだくさん。

天皇杯と本日から行われる入れ替え戦に臨むチーム以外では、「解散式」や「チーム活動の終了」「納会」を行ったクラブも見受けられます。「ファン感謝デー」を行ったクラブもありました。

どのクラブも、今季の総括と、来季の準備と、年の瀬ならではの慌しい光景です。
でも、今季のわがチームを総括するには、ちと早い。

まだ天皇杯が続いています。
12月20日にサンフレッチェ広島と桃太郎スタジアムで。
それに勝てば、12月29日にエコパで。
それに勝てば、2009年元旦は国立です。

あと3つ。
あと3回勝てば、国立です。
まずは、10日後目指して、いい準備を積み重ねていきましょう。

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最後に、明日の午前練習は通常のトレーニングではなく、乳酸値測定が予定されています。4?6人のグループに分かれて、30分ごとにスタートしますので、練習見学にこられる方はご留意ください。

2008年12月 6日

寒い夜だけど

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担当:大重正人

ヴィッセルの最終戦セレモニー。退任される松田監督のあいさつは、まるでドラマのワンシーンのようで、空からはいつしか白い粉雪がはらはらと舞い落ちていました。レイソルもヴィッセルも、長らくともに戦って来た監督との別れを惜しむサポーターの気持ちを代弁するような、美しくけどどこかはかない粉雪でした。

キックオフからヴィッセルの迫力はすさまじく、そのプレッシングにレイソルは押され気味でした。しかしゴール前最後のところでしっかり身体を張って、ゴールを割らせません。最後まで続いた我慢比べに勝ったのはレイソルでした。今日奪ったゴールはともにラッキーなものでしたが「選手の気持ちが乗り移ったようだった」と石崎監督が振り返った言葉通りでした。相手との激しい接触にも気持ちを揺らさず、辛抱を続けた選手たちに幸運が舞い降りました。

今日で長かったリーグ戦が終了しました。13勝14敗7引き分けの勝ち点46。11位という順位でした。結果的には昨年を下回る勝ち点、順位となりました。その中で足りなかったところ、成長できたところ。しっかりと把握して財産にしていくことがチームの使命です。
たとえ監督が変わったとしても、チームとして理想とするサッカーやスタイルが揺らいでいけない。チームとして、サポーターの皆さんに示さなければいけません。

「今日は石さんと戦える最後のリーグ戦。どんなに苦しくても、やろうと思った」(杉山選手)
「石さんと一緒に国立へ行きたい」(大谷選手)
「天皇杯は、勝っても負けても、泣いて終わりたい」(李選手)

選手たちの思いはひとつです。サポーターの皆さんも同じ思いでしょう。
みんなで掴んだ勝利、みんなで飛び跳ねた勝利のダンス。
寒さに凍えた一日だけど、それぞれの心には、あたたかい思い出といつまでも冷めない記憶が残っていくことでしょう。

明日からチームは3日間のオフです。肉体的にも精神的にもしっかり休みをとって、リフレッシュして、12月20日の天皇杯、広島戦へ挑みます。まだ終わりじゃありません。最後まで、断固たる決意をもって戦い抜きましょう。大谷キャプテンが天皇杯を掲げ、国立の空へ石さんが舞う日を信じて。

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2008年12月 5日

集大成

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担当:桜林 舞

明日、Jリーグ最終節。

3月9日、ジュビロ磐田と日立台で、
2-0の勝利で幕を開けた開幕戦。

それから9ヶ月。
明日12月6日14:30キックオフで、J1リーグ全34節の幕を下ろすことになります。

J1優勝チームは、鹿島か、名古屋か、はたまた川崎か。
J2降格チームは、18位で自動降格が確定している札幌を除き、
千葉、東京V、磐田、新潟、大宮が17位(自動降格)と16位(入れ替え戦)になる可能性があります。

12:00からはJ2最終節。
広島(1位)、山形(2位)の自動昇格は確定していますが、
3位(入れ替え戦)には、仙台、C大阪、湘南、鳥栖がまだ可能性を残しています。

ありがたいことに、わが柏レイソルも、対戦相手のヴィッセル神戸も残留を決めています。世間的にはそんなに注目度の高い試合ではないかもしれませんが、石崎レイソルとしての最後のリーグ戦であり、その後に続く天皇杯へ、弾みをつけたい一戦です。

そして、本日2つのリリースを出させていただきました。

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アレックス選手の今季限りでの契約終了。
精度の高い左足がチームに馴染むまでにはそれなりの時間を要しましたが、特に終盤にきてからはポポ選手とともにセットプレーからの存在感を出していました。本日のミニゲームでも攻撃の起点として、自身でもシュートを狙いにと、労を惜しまず前に後ろに動きまわる姿が印象的でした。来日7年目の25歳。ブラジル選手の中でも、一番日本語が堪能で、フランサ選手とポポ選手の通訳をかってでるほどでした。日本語で話しかけても、「アー、ソウソウ」と日本語で相槌を打つ様子は、日本人選手と変わりないくらいです。

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そして、ロビンソンGKコーチの今季限りでの契約終了。
本日の午後にリリースを出しますと木村通訳を通じて伝えたところ、サポーターの皆さんに自身のコメントを伝えて欲しいとのことでした。

「今回の契約終了は、チームと話し合って、自分自身で決めたことです。ブラジルにいる家族のことを考えて、ブラジルに戻ることに決めました。2年間、柏レイソルで過ごせたことを本当にありがたく思います。そして、一緒に戦ってくれた選手とスタッフ、サポーターのみなさんに心から感謝しています」

温和な表情で、そう語ってくれました。頑固で不器用で、厳しくて優しいロビンソンコーチ。GK陣も「ホブソン、きつ過ぎるよ?」と時には愚痴を呟きながら、「え、まだ練習あるの!」と時には驚きながら、それでも練習が終わると「ホブソン!」とコーチと選手の間柄を超えて、気軽にちょっかいを出す光景がいつも見られました。

こうしたリリースを出さざるを得ないことが、シーズンの終盤を否が応でも意識させます。

シーズンは終盤。
でも、これで終わりじゃない。

明日は、Jリーグ最終節。
でも、天皇杯が残っていますし、
柏レイソルは続いていきます。


「去年の最終節は、アウェイ磐田戦で0-4で負けた。今年は、勝って、気持ちよくリーグ戦を終えよう」と石崎監督。

アレックス選手の1年の集大成を、
ロビンソンGKコーチの2年の集大成を、
石崎信弘監督の3年の集大成を、
それぞれの選手、スタッフにとっての今季までの集大成を、
今後も続く柏レイソルの2008シーズンの「UNIAO!」を、
明日の神戸戦で、
思う存分披露してくれるはずです。

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2008年12月 4日

日立台に流れるもの

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担当:河原 正明

気ぜわしい 12 月に入り、街を行き交う人や車も、日ごとに慌ただしさを増していきます。今日も朝から何やらで、気がついたらすでに夕方。そして夕方から先ほどまで外出と・・・私も師走力全開です。
この時期の柏駅周辺の道路は特に夕方の混雑が酷いのです。営業時代は渋滞が非常に憂鬱でした。行きかう車も人も、急ぎ足。


 でも、そんな世の中よりほんの少しだけゆっくりとした時間が、ここ日立台には流れています。
今日は練習開始直後のボール回しにスタッフ、トレーナー陣も参加していました。

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神田トレーナーも、高橋コーチも、
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大津トレーナーも見たことのない必死の形相です。この後、大津トレーナーはペナルティでバービージャンプも!

決して余裕をカマしている訳ではないのです。
残された「2008シーズンの柏レイソル」という時間を、今いるメンバーでサッカーを出来ることを喜んで、楽しんで大事にしている。それだけです。

その後の紅白戦は、いつものように白熱したものでした。
リーグ戦も最終戦。明日には神戸へ選手たちは向かいます。この前の土曜日、日立台での悔しい思いを晴らす。そのために最後まで「UNIAO」でご声援よろしくお願いいたします。

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練習後、菅沼選手にはサポーターの方から「10GOAL」と書かれたサッカーボール型のくす玉のプレゼントが。割ってびっくり、思わずニッコリ。
ファンの方の声援に菅沼選手も「もっともっと頑張ります!」と答えていました。まずはリーグ戦。年間の自己最多11ゴールの更新をめざして、次節神戸戦もミノルゴールに期待です!


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桜林広報は、午後取材に。レイソルの某選手宅を訪問しています。さて、この子は誰の子でしょうか?答えは・・・まだ教えられませんが、ヒントは「毎年恒例のアレ」です。

短くまた思わせぶりですが、今日は失礼します。

2008年12月 3日

接近中

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担当:桜林 舞

今日は、12月3日。
マジックを行う時の掛け声「ワン、ツー、スリー」にちなんで、奇術の日なのだそうです。

そんなわけで、レイソルの中の「ワン、ツー、スリー」を探してみました。

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こちらは「アラサー」トリオ。山根選手、古賀選手、藏川選手の3選手。ボール回しでは良く見かけるグループです。今日は栗澤選手、柳澤選手、大津選手と6人のグループでボール回しを行いましたが、一番大きな声で楽しんでいるのはこのベテラン「アラサー」トリオなのです。


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こちらはゆわずもがなの「ブラジル人」トリオ。フランサ選手、ポポ選手、アレックス選手です。日本語が堪能はアレックス選手。サインをもらいにいくと「イヤ!」と一瞬困ってしまう返事。でもその直後にニッコリ笑って「ウソ!」と快くサインに応じてくれました。ウィットに富んだアレックス選手でした。


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そして、こちらは、ワン、ツー、スリー、フォー、おっと、GKは不動の4人衆ですが、、、

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ロビンソンGKコーチ、木村通訳、假谷エクイップメントの「キーパースタッフ」トリオです。先日、ロビンソンコーチが駐車場の木を見上げているのでどうしたのかしらと声をかけてみると、小さく両手を羽ばたかせるジェスチャー。木の枝の間に目を凝らすと、しっかりみないとわからない小さな鳥の巣がありました。「最近枝葉が刈り取られているから、大丈夫かなと思って」と木村通訳。ロビンソンコーチの優しいまなざしが注がれていました。


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最後にこちらは天体ショーから。月と金星と木星のトライアングルです。

少しわかりずらいでしょうか。
拡大してみましょう。

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右下に見える2つ星、左の明るい方が金星(-4等級)、右の赤っぽい方が木星(-1.7等級)。2008年は、金星と木星が接近している年なのだそうです。最も接近したのは今年の2月2日だったらしいのですが、ここ最近では12月1日に一番近づいたのだとか。天体で一際明るく輝くこの2つの惑星が夜空に煌く様子は見ごたえ十分。みなさんも是非夜空を眺めに外に出てみてください。

メインスタンド側の方はご覧になったかもしれません。ホーム最終の大分戦の日にもバックスタンドの上空には2つの星が輝いていました。

レイソルのユニフォームに輝く「99年ナビスコ杯」の1つ星。
2009年1月1日に向けて「第88回天皇杯」の2つ目の星が接近中。

「ワン、ツー、スリー」の掛け声とともに、
取り出される2つ目の星。

そんなマジックの種が、今日も仕込まれつつある日立台です。

2008年12月 2日

師走

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担当:大重正人

12月、師走です。先週末の暖かさから一転、今日は季節どおりのお天気。「今日は本当に寒いよ?。北海道出身のオレが言うんだから間違いない!」午前練習を隣で見学していた佐々木直人スカウトが、なぜかふるさとではなく、柏の寒さを力説していたのがちょっとヒット(笑)だった朝。「やっぱり12月は忙しいんですか?」と聞くと、「大学はインカレがあるし、高校も選手権大会が。年末年始、正月はないんだよね…」。金の卵たちを探し当てて、他チームとの競合に勝ち、入団にこぎつけても、その選手が活躍して初めて評価されるスカウトの仕事。「でも、やっぱりやりがいがあるよね」。

そんなナオさんは、ユースチームの指導責任者をずっと務めてきました。やっぱり、練習を見る目はユース出身の選手のほうへ。ドゥー、タニ、イシ、ミノル、キリ、ヤナギ、シマ。もっともっと試合に出て成長して欲しい。少年時代からずっと目をかけてきて、息子のような存在なのでしょう。さらに今年は一気に5人が昇格します。レイソルの遺伝子はこうして受け継がれていきます。

午前はフィジカルトレ。午後は大分戦のミーティングから。「チャンスは作れたけど、バイタルエリアで崩しきれなかった」。そんな課題と反省を受けて、今日はパスゲームと攻撃を中心としたトレーニング。神戸戦までは今日を含めて4日しかトレーニングできません。短い時間で集中していこう。今日の寒さのようにピリッと引き締まった練習でした。

しかし最後は、みんな並んでのシュート練習。もちろん負けた選手はペナルティをかけて。

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一人一人のシュートにみんなが一喜一憂。本当に、いい表情をしてますよね!先のことは考えず、今日、いまこの時を大切に。今日はすばらしい雰囲気で練習を終えることができました。そして明日の練習も。このチームで戦える今を大切にしたいと思います。