2016年2月27日

開幕惜敗

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担当:大重正人

ついに迎えた2016シーズンの開幕戦!昨季ステージ王者の浦和レッズが相手で、チケットは完売。青空と太陽が広がる日立台と、最高のシチュエーションで迎えられたこの日。開場前から新しい応援歌の音声がスタジアムの中にまで届き、開場を待っている皆さんの耳と頭にしっかりと刷り込まれた歌声が、ウォームアップのスタートから全開で響き渡りました。そして何より度肝を抜かれたのが、新しいビッグフラッグでした。今季からチームスローガンにもなっている「柏から世界へ」の力強い太文字、レイソルのエンブレムと日の丸が柏熱地帯の2階席を覆いつくし、メディアの方からも歓声が上がっていました。

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メンデス監督率いる新しいレイソルが、強豪のレッズ相手にどれだけの戦いを見せてくれるのか。その期待感に後押しされ、レイソルの選手たちが日立台のピッチを駆け、相手との肉弾戦にも一歩も引かず、やや押し込まれる時間もありましたが、選手たちは強く激しく戦い続けました。

しかし0-0で迎えた後半立ち上がりに、相手シュートをGK中村航輔選手が反応よくはじきますが、これを詰められて先制を許してしまいます。ここですぐさまメンデス監督が動き、前線に田中順也選手を投入すると、レイソルの攻勢が強まり、迎えた64分。GK中村選手のスローから、右サイドバック・伊東選手のドリブル突破。この日一番スタジアムを沸かせたであろう、彼のスピードあふれるドリブルはこれからもレイソルの大きな武器となるでしょう。

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ディエゴオリヴェイラ選手の仕掛け、ペナルティーエリアで相手2人のマークをものともせず、大きな切り返しからのシュート!GKがブロックしたところを茨田選手がシュートし、さらにこぼれ球を大谷選手が左足で押し込んで同点ゴール。今日、初めて我が子を抱いて試合入場したこの日、大きなゴールになりました。

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そして65分、山中亮輔選手を投入されると、試合が一気にレイソルペースに。左サイドでボールを受けると、迷いなくドリブルでしかけ、クロスや思い切りよいシュートでゴールに迫ります。そして69分、自陣の増嶋選手のナイスカットから、秋野→大谷→田中と前線へ送り、これを左サイドから山中選手が猛然と追い越します。ドリブルからの強烈シュートをGK西川選手が弾いて右サイドへこぼれます。

これに大津選手が追い付いてさらに波状攻撃。左足のクロスにフリーとなった山中選手が渾身のヘッド。これがクロスバーに直撃し、こぼれ球をさらに秋野選手が頭で飛び込みますが、シュートはわずかに上。この日の日立台、最高潮のシーンでしたが、「レイソルペースの時だったので、あれは決めないといけない所だった」と秋野選手も悔しがり、90分終わって振り返ってみても勝負の大きな分水嶺でした。

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CKから勝ち越し点を許し、1-2。「追いついた後はどっちに転んでもおかしくない試合だった。ただこの日立台の雰囲気と場所にこれだけのサポーターの人達が来てくれていた中で勝ちきれなったのは、今の自分たちの力」。大谷選手はサポーターのすばらしい応援に感謝するとともに、期待に応えられず、チームとして及ばなかった悔しさを身体全体で震わせました。

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日本での公式戦初采配となったメンデス監督の会見コメントです。
「交代の選手が入ってからはさらに良くなったと見ています。山中のポジショニングがわれわれのトランジション(切り替え)、攻撃に出るタイミングで非常に有効で、相手のゴール前まで早くボールを持っていくことができたと思います。ボールが行ったり来たりを繰り返していたので、前線でボールをキープしてほしいという狙いを持って田中を投入しました。彼が前線でタメを作ってくれることで後ろからカウンターに出やすくなるだろうと。確かに後半になってからチームも非常に良くなったと思いますし、1対1に追いついてあわよくば逆転できるのではないかという流れまで持っていくことはできました。両サイドからの素早い崩しから相手のゴール前まで素早くボールを運ぶのが、われわれがこれまで取り組んできたことでしたので。しかし残念ながら個人的な対応に支障を来してしまったことが、1対2という結果になったと思います。

チームとしては守備の部分がしっかりできたと思いますし、トランジション、守備から攻撃のカウンターの部分もうまく機能したと思います。今日の選手たちの取り組みには私自身ポジティブに捉えています。 残念なのは非常に素晴らしい歓迎の雰囲気を作ってくれたサポーターに勝利を届けることができなかったことです。確かに勝利という形で結果を残せなかったところでサポーターの皆さんにご満足いただけなかったと思いますが、グラウンドの中で選手たちが一生懸命戦ってくれた姿勢は伝わっていたと思います。もちろん悲しい、つらい思いは当然あるのですが、また次の試合に向けてしっかり準備をしていかなければなりません。良くなかったところとはしっかりと次節に向けて修正し、良かった部分は継続していきたいと思います」

日本代表経験者が並ぶ浦和に対して先行されながらも、追い付き、あと一歩で逆転という土俵際まで追い詰めるなど、新しいレイソルの力を見せた時間帯もありましたが、最後勝ち切る強さが、相手にあって、今のレイソルには一歩足らなかった。彼らの試合後の姿から、大きな大きな悔しさが沸き出ていましたが、これを次につなげ、次こそ勝利をつかみ、届けてほしい。

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晴れやかな開幕戦にすることはできませんでしたが、これがまず最初の一歩。力強い日立台のサポーターが選手たちにはついています。また来週はアウェイの大宮戦、NACK5スタジアムで今季初勝利を懸け、全力で戦います。今日のすばらしいスタジアムの雰囲気、応援をいただき、誠にありがとうございました。今年も1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

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2016年2月26日

ついに明日開幕!

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担当:大重正人

ついに開幕です、Jリーグ!今季よりレイソルの指揮を執るミルトン メンデス監督。1月16日、我々のチーム、選手・スタッフ・サポーターが一緒になって写真を撮り、新生レイソルが最初の一歩を踏み出しました。日立台でのトレーニング、指宿でのキャンプ、トレーニングマッチを重ね、いよいよ迎えるは、昨年の1stステージ王者、浦和レッズです。

大谷選手は「ACL、浦和のシドニーとの試合を見ましたが、2チーム分の戦力があって、しっかり結果を残し、いいスタートを切ったと思う。中2日だけど、勝ったことで疲労も感じず、モチベーション高く、勢いをもって開幕戦に挑んでくると思う。今年で14年目だけど、やっぱり開幕戦は毎年楽しみだし、モチベーションは自然と上がっています」と32歳のシーズンを迎える大黒柱は今年も健在です。

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メンデス監督は練習前にメディア対応をおこない、明日への意気込みを語りました。
「浦和は、ペトロヴィッチ監督がここ数年指揮を執り、非常に完成されているチーム。技術の高い選手が揃い、攻守の切り替えにも長けており、短いパスをつなぐパスワークには注意しなければいけない。我々は始動から、ビルドアップや連携の向上などトレーニングをしっかり積んできた。ボールを速く動かすことや攻守の切り替えを速くすることに力を注いできた。我々も勝点を取るため、これまで取り組んできたことをしっかりグラウンドで表現したい」

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昨日は公式サイトのリニューアルをおこない、日中長い時間休止が続き、ご迷惑をおかけしましたことを改めまして深くお詫び申し上げます。スマートフォンやタブレットでもサイトをわかりやすくご覧いただけるように手を加えました。また、昨日のニュースでお知らせしましたが、日立台のスタジアムにて無料wifiサービスがご利用いただけるようになりました。日立台にお越しの際は、下記アクセス方法をご確認の上、ぜひご利用ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014355.html

2016シーズンのイヤーブックにつきまして、本日2月26日にアソシエイツ会員皆様への発送いたしましたが、開幕当日以降の到着となり大変申し訳ございません。また数日を経過してもお手元に届かない会員様がいらっしゃいましたら、大変お手数ですがアソシエイツ事務局までご連絡くださいますようお願いいたします。
【お問い合わせ先】
柏レイソルオフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」事務局
TEL:0120-266765(10:00~17:00、日・月定休、※4~11月は土・日・月・祝定休)

なお今季もアソシエイツ会員への特典として制作しており、一般販売はございません。ご希望の方はまだまだ会員受付中ですので、ぜひともアソシエイツにご加入くださいますよう、お願い申し上げます。
※アソシエイツへの入会方法・詳細はこちらから
/fan/supporters/associates.php

それでは最後に、明日2月27日は中村航輔選手、21歳の誕生日です。レイソルの2016年のスタートが最高の一日になるよう、最高最強の応援・後押しをよろしくお願いいたします!

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2016年2月24日

WEBサイトリニューアル作業のお知らせ

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担当:大重正人

午前中にホームページなどでお知らせいたしましたが、現在ホームページのリニューアル作業を進めております。明日2月25日の午前9時から午後7時ごろまで入れ替え作業をおこなうため、サイトの閲覧ができなくなります。試合直前の一時休止となり、ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

今回は、スマートフォンやタブレットへの画面自動最適化(レスポンシブサイト対応)を大きな目的のひとつとしております。現在レイソルサイトだけでなく、全世界的にもWEBサイトへのアクセスは、PCよりもスマートフォンの方が上回っており、モバイルレイソル終了に合わせて今回の改修を実施いたしました。モバイルでの一部コンテンツもHPに移行し、また試合速報は、すでに昨年末の天皇杯、ちばぎんカップでも実施しておりますように、土曜日の浦和戦からもツイッターを利用してお届けしてまいります。
https://twitter.com/reysol_sokuho

明日の夜には新サイト公開の予定ではありますが、作業の進行によっては公開が遅れる場合もございますので、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。緊急のお知らせにつきましては、下記SNSを中心にしてお伝えします。ご不便をおかけいたしますが、下記リンク先もご確認くださいますようお願いいたします。

★レイくんツイッター https://twitter.com/Rey_kun
★レイソル公式ニュースツイッター https://twitter.com/REYSOL_Official
★レイソル公式フェイスブック https://www.facebook.com/ReysolOfficial

また今季のマッチデープログラムも昨年同様、PDFファイルによるデジタル配信とさせていただきます。浦和戦のFOCUSインタビューはディエゴオリヴェイラ選手が、レイソルでの初インタビューに応えてくれました。「レイソルが自分に興味を持ってくれていると聞いていたし、レイソルについてもいろんな方が良いクラブだと教えてくれました。ここで必ず活躍するという気持ちでレイソルへの移籍を決断しました」。これまではモバイルに追加分を掲載していましたが、今季からはMDP掲載文にて完結するよう、文量を倍増しボリュームアップします。

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トレーニングマッチやちばぎんカップでは、力強いボールキープや突進、相手を置き去りにする鋭いターン、また身長179cmとは思えないほどの長い足を生かしたリーチ、懐の深さ、切り返しの大きさなど、特徴あふれるプレーを見せています。さらに周りを生かすプレー、また個人で仕掛けるプレーも自在で、攻撃のキーマンとして活躍が期待されます。ルックスは荒々しそうなワイルド系ですが、とてもフレンドリーでにこやかに挨拶をかわすなど、チームメイトにもすっかり馴染んでいます。土曜日のレッズ戦は、待望の初ゴールで、彼への応援歌が日立台に響き渡ることを祈っています!

最後に、新しいポスターデザインによる、柏駅東口の大幕が本日リニューアルされました!これで柏の玄関口も開幕戦受け入れの準備が整いました。開幕まであと3日、いよいよです!!

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2016年2月20日

東京ヴェルディ戦

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担当:大重正人

いよいよJ開幕まで、あと1週間。その予行演習として、今日明日とトレーニングマッチが組まれています。今日は東京ヴェルディを日立台のスタジアムに迎え、45分×2本の形式で戦いました。フェイスブックに試合の模様の写真をアップしておりますので、そちらもぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.835984549860866.1073741915.298491856943474&type=3

「今日は45分で全員交代するということで、前から行った」という大谷選手の言葉通り、前線から厳しく相手にチェックを続け、相手を押し込みます。前半18分、右サイドからのエデルソン選手のクロスにディエゴ選手のヘディングシュート!これは惜しくもバーに弾かれますが、こぼれ球を大津選手が難なく蹴りこんで先制。前半終了間際には、ディエゴ選手の鋭い突破、得点機会阻止のレッドカードが出てもおかしくないような状況のファウルを受け、フリーキックのチャンス。キッカーはエデルソン選手。助走はほとんどなく、すっと右足で蹴ったシュートを右隅へ大きく落ちながらの見事な直接ゴール。2-0で前半を折り返します。

後半は全選手が入れ替わり、またフレッシュなメンバーたちが躍動します。秋野選手の縦パスからチャンスが生まれ、田中選手、武富選手、山中選手たちが攻撃の起点となってゴールへ襲い掛かります。相手の背後をうまく突いて、武富&田中選手がGKとの1対1を落ち着いて制し、リードは4点差に。最後1点を返されますが、今日は4-1でしっかりと勝利をものにしました。

大谷選手は「今週のトレーニングの中で、選手同士や監督とも話をして、お互いに思っていること、こういう時はどうするといったことをディスカッションしてきた。今日は今日でまた新しい課題が出てきますけど、何かあれば1週間のうちに修正するという流れができていた。あとはプレーの質を高めたり、奪えそうなボールをしっかり獲りきるとか、クリアのミスをしないなど、そこは一人ひとりがしっかり分かってだろうし、また修正していけると思う」

また明日は、午前10時から流通経済大学とトレーニングマッチをおこないます。今日の後半、右サイドバックとして力強いアタック、球際の粘りで場内を沸かせていた湯澤選手は後輩たちとの対戦となります。今日と同じくスタジアム開催、メインスタンドを開放しますので、また日立台へお越しいただければと思います。ご観戦の皆様へのお願いがあります。本日もご協力をいただきましてありがとうございました。明日もどうぞよろしくお願いいたします。
※試合の動画撮影は禁止とさせていただきます。
※観戦者用の駐車場はありませんので、公共交通機関でのご来場をお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014335.html

そして今日からホームゲーム3試合のチケット一般販売がスタート。開幕の浦和戦は早々に完売となりました。2月27日の日立台は、黄色と赤のすばらしい闘いの雰囲気に包まれるでしょう!3/12の磐田戦、3/27のナビスコ仙台戦も同じく販売しておりますので、ぜひぜひお買い求めください!

2016年2月19日

ご支援のお礼、明日は練習試合

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担当:大重正人

まず昨日のことですが、この時期恒例の「柏レイソルキックオフパーティー」を開催いたしました。その模様は昨日のフェイスブックの写真にてご覧いただけたかと思いますが、過去最高ではないかという約400人ものご参加をいただき、スポンサー、ホームタウン、地域の皆様、またメディアや試合運営に関わる関連各社の方々、そしてメンデス監督以下、選手スタッフが一堂に会する、決起の場となりました。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.835075706618417.1073741914.298491856943474&type=3

柏市の関口隆明副市長様、マブチモーターの亀井愼二代表取締役社長様、柏市サッカー協会の永尾 鎮機会長様、柏商工会議所の寺嶋哲生会頭様、我孫子市の星野順一郎市長様、そしてJリーグ理事で、日中のJリーグプレスカンファレンスに続き、夜は柏にまでお越しの小宮山悟さんに熱く温かい激励の言葉をいただき、そして会の最後には、柏市商店会連合会の畔高敦司会長様のこぶしを突き上げながら、タイトルを「獲るぞ!」という全員の合唱で大いに盛り上がってのフィナーレとなりました。

レイソルからは瀧川社長、メンデス監督、そして大谷選手が壇上に上がり、集まりいただいた皆様に感謝の言葉を述べ、今季の飛躍を誓うごあいさつをしました。

瀧川社長「本日はお集まりいただき誠にありがとうございます、日頃からレイソルがこのように活動できておりますのも、皆様のご支援の賜物と、この場を借りて深く感謝申し上げます。しかし昨年の成績は皆様のご期待に沿えるものでなく、申し訳ございませんでした。今年はメンデス監督を迎え入れ、いい準備ができていると思いますし、ぜひご期待をいただければと思います。その期待というのは、柏から世界へ、ACL出場権獲得と肝に銘じております。チーム一丸となって、この目標達成に向けて頑張ってまいりますので、引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます」

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メンデス監督「コンバンワ!まず、チームを支えていただいている皆様に今日ここにお越しいただけたことに感謝いたします。スポンサーをはじめとする関連各社のみなさまの日々のご尽力ご協力のおかげで、我々は日々しっかりと練習に励むことができております。皆様に対して、選手、スタッフ、チーム関係者を代表してお礼を申し上げると共に、今季掲げている目標に近づけるよう、全身全霊でしっかり取り組んでいきます。もちろん昨年以上の結果を求めて、準備を進めています。柏から世界へ、という我々のメッセージは、常日頃から選手たちも念頭においている目標で、クラブの目標であります。それに少しでも現実に近づけるためには、ここにいらっしゃる皆様の力が必要です。今日はありがとうございます」

大谷秀和選手「本日はお忙しいなか、2016柏レイソルキックオフパーティにお集まりいただき、ありがとうございます。昨シーズンは、皆さんと同じように、自分たちも決して満足はしていません。今シーズン開幕から皆さんの期待に沿うような、結果を残していけるよう、日々全員で戦っていきますので、今年もご支援ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします」

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いよいよJ開幕まで1週間となりました。その前、大詰めのテストマッチとして、まず明日14時から東京ヴェルディと練習試合をおこないます。45分×2本、スタジアムで開催します。「選手たちが多くのお客さんの前でプレーして本番の雰囲気に備えられるよう、たくさんのサポーターの方々にスタジアムに来て欲しいです」とメンデス監督。13時からメインスタンドを開放し、SS席にてご観戦いただければと思います。入場はもちろん無料です。入場方法などご注意についてはこちらのニュースでもご案内しておりますのでご確認のうえ、日立台までレイソルの応援にぜひお越しください!
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014331.html

2016年2月17日

ポスター&イヤーブック完成

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担当:大重正人

まず、昨日お知らせしましたが、2016シーズン前期のポスターが完成しました。毎回選手数名をピックアップしてのデザインが続きましたが、今回はスローガンにもあるように、チーム全体が一体となってシーズンを戦っていく姿勢を表現し、監督&選手の集合写真を用い、また小型のB3サイズは横型のものとしました。

ポスターの配布は、明日2月18日から、「サッカーショップKAMO柏店」、「スーパースポーツゼビオ モラージュ柏店」、「スーパースポーツゼビオ かしわ沼南WOOWCITY店」、「かしわインフォメーションセンター」、「柏市民活動センター」の5ヶ所でおこないます。このポスターを町中に展開して「ホームタウンを黄色に染めよう!」という「イエロー作戦」へのご協力もどうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014325.html

さらに制作物のお知らせです。2016シーズンのイヤーブックがついに完成しました。今回のインタビューは、メンデス監督、鎌田選手、中村選手、安西&滝本のルーキー対談、新任の岩瀬アカデミーダイレクターの5本を収録。レイソルへの新加入、新任、復帰とそれぞれが今年に懸ける思いやこのレイソルで実現したい目標などを語ってくれました。ファンクラブ「アソシエイツ」会員の皆様へは、2月末の開幕戦までにお手元に届くよう発送の準備を行っておりますので、今しばらくお楽しみにお待ちください!
※ポスター、イヤーブックには締切の都合上、田中順也選手の掲載がどうしても間に合わず、大変申し訳ございませんが、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

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明日は、Jリーグ開幕に合わせての恒例イベント「プレスカンファレンス」が都内で開催されます。レイソルからは大谷秀和選手が出席いたします。今回初めてスカパー!、スカパーオンデマンドでも生中継され、視聴環境が整っているテレビやスマホなどでは無料でお楽しみいただけます。詳しくはJリーグ公式サイトのご案内をご覧ください。
http://www.jleague.jp/news/article/4976/
また「ニコニコ生放送」でも中継があります!スカパー!中継とは別の番組構成となりますのでこちらもどうぞ!
http://www.nicovideo.jp/

チームは、今日は午前午後の2部にわたり、ハードなトレーニングを行いました。明日明後日は午前10時からの1本練習で、土曜日のトレーニングマッチへ調整を続けます。当日は東京ヴェルディを日立台に迎え、スタジアムにて14時キックオフの予定です。スタンドを開放し、ご観戦いただけるよう準備いたしますので、両軍にとって開幕1週前の真剣勝負をぜひ応援いただければと思います。少し天候が悪いかもしれませんので、観戦場所については、当日のレイくんツイッターや場内にてご案内いたします。

最後に、2月27日の浦和戦をはじめ、3試合分のホームゲームチケットを会員先行にて発売中です。きたる20日(土)からは一般発売もスタートです。レッズ戦の会員発売分は本日時点で柏熱地帯以外はすべて完売ですが、まだチケットをお持ちでない方はぜひ柏熱地帯をご購入いただいて、日立台の黄色に染めて、レッズを迎え撃ちましょう!

2016年2月14日

ちばぎんカップ

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担当:大重正人

ちばぎんカップ。セットプレーから3点を失い、スコアは0-3と敗戦に終わりました。まずメンデス監督が会見で試合をこのように振り返りました。
「我々にとっての今季初戦ということもあって、選手の(試合への)入り方が非常にナーバスだったという印象を持っています。相当ナーバスになったこともあって、早々に失点を許してしまいました。昨年同様、セットプレーから失点を許してしまうような流れになって、3点、セットプレーでやられてしまいました」

ただ、昨日の前日コメントにもあったように「その中でこれまで我々が行ってきた取り組みのプロセスをしっかりと実戦に落とし込んでもらうというのがゲームの狙いでもありました」と続け、「もちろん今日のゲームに関して勝敗は重要な位置づけではありましたが、選手たちはグラウンドの中で我々がこれまで取り組んできたトリックプレーだとか、トレーニングでやってきたことをしっかりと実戦に落とし込んでくれたと思っています。ゲームは我々が思い描いていたようには進みませんでしたが、今後間違いなく選手たちは改善に向かってくれることを信じています」とさらなるチームの成熟に取り組んでいきます。

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昨年12月の天皇杯準決勝からいえば、当時と今日、先発だったのは輪湖、大谷、茨田、中谷の4選手で、そのほか7選手が入れ替わったイレブンでした。大変な強雨、強風の中、朝早くからフクアリまで駆けつけてくださった皆さんに勝利をお届けできなかったのは、監督も選手たちにとっても非常に残念なことでしたが、それでもメンデス新監督のもと、新しいサッカーにチャレンジし、新しいメンバー構成で挑む、初の有料観客試合で、いろんな発見や期待も見つけられたことと思います。

伊東純也選手は始動から右サイドバックのポジションにチャレンジしており、今日が初の実戦、90分フル出場でした。「ある程度はできたと思いますが、もう少し積極的に仕掛けても良かった。守備においてはやられてはいないけれど、まだまだこのポジションで修正できる部分はあるし、もう少し絞ったりとか、細かい所を修正していきたい」。やはり攻撃面で期待されるスピードとアタックは健在で、1対1のしかけ、突破からのクロスやシュートなど迷いなく、やりきろうとするプレーは、間違いなくレイソルの新しい飛び道具になっていくことでしょう。

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2点をリードされて迎えた後半、アップのテンポを上げていた田中順也選手が呼ばれ、ピッチへ投入されました。新しい背番号9。「レイソルでは9番は大切な番号。そういうのを背負わなければいけない年齢」と自分に課した大きなプレッシャーを、復帰してきたレイソルで見せていけるか。その第一歩の試合でした。直接フリーキックのチャンス。得意の左足を振りぬき、GKにはじかれたものの、しっかりと枠を捕らえた一撃は、サポーターを大きく沸かせたシーンでした。

しかし「自分が入って点を取れば追いつける点差でしたが、結果を出せなかった。自分が入って流れを変えたかったが、結果的にあまり流れを変えられなかった。コンビネーションはこれからまだまだ改善できると思うし、試合勘や、トラップなど細かい感覚の違いが多くあったので改善していきたい」と厳しい目で今日の試合を振り返りました。

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MIP賞に選ばれた大津祐樹選手。今日の90分フル出場した選手のなかで、間違いなく表彰に値するプレーを見せてくれたと思います。個人での仕掛け、ブラジル人選手たちとのコンビネーションやワンタッチパスなど彼らしい攻撃面の良さだけでなく、守備面でも激しいショルダーチャージからボールを奪い取り、そのままカウンターへ持ち込む場面という見せ場も多く作りました。

「自分のコンディションは身体も動いているし良い。ただ今日は得点という所で、ゴールチャンスがあった中で決めきれなかったのはチームとしてマイナス点。僕が決めなきゃいけないという責任を持ってプレーしないといけない。試合をする中で、エデルソンやディエゴとのコンビネーションは良く、形として見えたものがあった」と手ごたえを話した一方で、試合後のインタビュー待ちのとき、MIPではなく勝ってMVPを獲りたかったという悔しげな表情も印象的でした。

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チームはシーズンインからずっとトレーニングを重ね、開幕に備えてきましたが、サポーター皆さんもまずこの日のために多くの準備を整え、盛大な応援と歌声で選手たちを迎え入れてくださいました。幕開けは中村航輔選手の新応援歌。南選手や菅野選手に次ぐ往年の刑事ドラマのテーマで一気に火をつけ、伊東選手、秋野選手、輪湖選手、ディエゴ選手と新しいメロディがフクアリに響き渡りました。そして鎌田選手は7年ぶり、田中順也選手も1年半ぶりに懐かしい応援歌が戻ってきました。さらにチーム応援歌も「突き進め柏、止まらない柏、俺らは叫ぶ、ゆけ柏!」力強いサポートが続きました。

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試合後にはメンデス監督以下、ゴール裏へお礼のあいさつにうかがいましたが、2月27日のJ開幕戦では勝利の報告とダンスができるよう、明日からまたトレーニングを再開します。今日も本当に応援ありがとうございました。今シーズンも柏レイソルをどうぞよろしくお願いいたします。

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2016年2月13日

明日は「ちばぎんカップ!」

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担当:大重正人

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いよいよ明日、13時から「千葉ダービーマッチ ちばぎんカップ」がキックオフとなります。今日は10時からの練習を前に、9時からクラブハウスでメンデス監督の試合取材をおこないました。1月の就任会見では、質問されるメディアの方ひとりひとりの名前を確認し、その名を読み上げながら質疑応答しましたが、今日もそれは変わりありませんでした。「アヤキチ!」、「浦和レッズにも同じ名前の選手がいますね!」、「すごく大きな人がいますね!?」と明日チバテレビ中継で解説する佐藤大さんに触れるなど、親しみやユーモアを交えながらの時間でした。

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もちろん質問に対しては、言葉を選び、例を挙げながら、丁寧で強い意思をこめての返答。ここまでのチーム作りについては「今、我々が取り組んでいるクラブの再編の実現には時間がかかります。その中で我々の選手たちは知性を働かせながら、アイデアを構築し、成熟させ、実行に移すというプロセスに基づいて、取り組んでくれています。私が当初予定していたチーム作りはここまで非常にうまく実現できていますし、それは選手たちが献身的にトレーニングに励んでくれているからでしょう」。

ちばぎんカップでの目的や意気込みについてはこのように語りました。「もちろん勝負事ですから勝ちたいのは当たり前で、我々のサポーターにとっても大事なゲームで、どうしても勝たなければならないという思いもあります。ただ我々はクラブを強化していかなければならないですし、最重要目標はJリーグです。明日は、これまでトレーニングをしてきた全てのプロセスをいかに実戦に落とし込めているかに注視しています。いかにチームをコンパクトに保った上でトランジション(攻守の切り替え)を速くできるか。またクロスの精度、ビルドアップ、FK、CKなど、選手にはひとつひとつこだわってほしい。さらに、我々の戦い方がいかにうまくオーガナイズ(組織化)されているか、そこに着目してもらればと思います」

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そして今日も大変多くのサポーターみなさんが練習見学にお越しくださいました。メンデス監督も連日サポーターの方と親し気に、間近でふれあうのが日常になっています。「キャンプ中もここでの練習も、多くのサポーターが駆けつけてくれて、多くのお土産をいただき、声をかけてくださいました。私にとっては印象深いエピソードです。今日までたくさんのチョコレートをいただいたので、本当に嬉しく思います(笑)。サポーター皆さんに対し特別な感情を持っていますし、我々により近い家族のような存在です」と今シーズンの応援、サポートをあらためてお願いしました。

戦術練習やリラックスゲームのあとには、入念にクールダウンをおこない、そして練習後には明日30歳の誕生日を迎える、ジュリアーノ ミネイロ選手の「プレバースデー」をお祝い。ウォーターシャワーによる手荒い祝福にもかかわらず、笑顔で応えてくれたミネイロ。先週の「デジっち」でもお分かりのとおり、チームメイトともすっかり打ち解けています。今度はイエローのユニフォームを着て、やわらかな左足のプレーを見せてくれることをどうぞご期待ください。お祝いのムービーはこちらから!
https://www.facebook.com/ReysolOfficial/videos/vb.298491856943474/832402923552362/?type=2&theater

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そして明日のちばぎんカップ、当日券は朝8時45分からスタジアムにて若干数販売される予定です。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014311.html
心配された雨も午前中には降りやむ予報で、午後からは太陽が期待できそうです。そして気温はなんと20度を超え、そして非常に強い南風が吹く「春一番」が観測される日になるかもしれません。その強風による公共交通機関の乱れには、くれぐれもご注意ください。

最後にメディア情報です。あす2月14日の夜にテレビ朝日系で放送される「ビートたけしのスポーツ大将」にレイソルU-12の真家英嵩選手が出演しています。一流アスリートvsキッズアスリートによる対抗戦で、真家選手は、元レイソルコーチのシジマールさんとPK対決しています。ナインティナインさんや元日本代表の中田浩二さんも出演、どんな結果になるかどうぞこちらもお楽しみに!
http://www.tv-asahi.co.jp/sportstaisyo/

2016年2月12日

ちばぎん迫る!

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担当:大重正人

日立台に帰ってきてから、トレーニング5日目。日立台のグラウンドには、久々の選手たちの姿を一目見ようと、そしてレイソルに復帰した田中順也選手との再会を楽しみにしてでしょう、連日多くのサポーター皆様にお越しいただいています。練習見学の皆様には、フェンスを取り払ったファンサービスエリアでも毎日きれいに列を作り、マナー良く順番を守ってお待ちいただき、本当にありがとうございます。

いよいよ明後日日曜日、2年ぶりの「ちばぎんカップ」を迎えます。メンデス監督の就任から、キャンプ中にはハードに追込み、またトレーニングマッチの浦和戦では3-2と勝利。来たる準公式戦の千葉ダービーでどんなサッカーが展開されるのか。サポーターの皆さんはもちろん、選手たち自身も非常に楽しみでならない毎日を送っていることと思います。

今季は始動から順調にシーズンを送っている大津祐樹選手のコメントです。「去年とはほぼ違うやり方だけど、今までの良いところはもちろん残っていながら、今は新しいサッカーに慣れる、みんなでやっていこうというところです。この前のレッズとの試合でもいいゲームができているし、それを続けながら、日立台で1週間弱トレーニングしてきたので、すごく楽しみです」

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また大谷選手もちばぎんカップへ向けての思いをこのように語りました。
「新しい監督に変わって、試合に向けてつくっていくというのが、今回が初めて。1週間準備していく形、負荷のかけ方が違うので、選手たちはまず、この監督のやり方で身体がどれだけ動くかとか、開幕に向けてのいいシミュレーションになると思います。ジェフは選手がたくさん入れ替わって、ウチも監督と選手が代わって、こういうサッカーを見せるというのも大事だし、去年ちばぎんができなかった分、今年は両方のサポーターがすごく楽しみにしているし、やっぱり負けられないという気持ちもあります」

ちばぎんカップの入場方法のお知らせ、柏、千葉など地元の人気店舗が多数出展する「ちばぎんカップマルシェ」などイベントのお知らせもアップしております。日曜はぜひフクアリへ!
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014302.html
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014303.html

そして最後に、今季も選手による招待シートを実施します。まずは大谷秀和選手の「タニシート」。2009年にはじまり、今季で8年目の取り組みになりました。ホームゲーム20試合、SS席7名のご招待です。『もっと多くの人にレイソルを知ってもらいたい』『新しいサポーターを増やしたい』というタニの思いをご理解いただき、まだレイソルの試合を見たことがない、日立台に一回行ってみたかった、といった知人の方をお誘いいただき、一人でも多くのサポーターが増えますよう、ぜひご応募ご協力ください。
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014306.html

そして、もう一人。2014年からドイツへ旅立った酒井宏樹選手による「酒井宏樹シート」がスタートします。この柏で育ち、レイソルアカデミー、そしてトップチーム、五輪代表、日本代表、欧州挑戦と階段をぐんぐん駆け上がっていった中でも、常に心は柏とレイソルにあって、今回お世話になったサポーターみなさんや地元の方々に恩返ししたいという思いから、昨年夏ぐらいに相談を受けていました。去年12月に日立台を訪問し、いろいろ話を聞いて、今季の開幕戦から実施にいたりました。

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招待席は、サイドバックの攻防が間近で体感できる「MR席」というのもサカイならではのアイディアです!地域の子ども達に、もっとサッカーを好きになって、ぜひレイソルを応援してほしいという願いから、「中学生以下を含む、2名~5名のグループ。18歳以上の保護者・引率者必須」という形で募集いたします。こちらもたくさんのご応募をお待ちしております!
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014309.html

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「レイソルサポーターの皆さん、お久しぶりです。酒井宏樹です。僕は柏市出身で、レイソルアカデミーで多くのことを学び、レイソルのプロ選手になるという夢を叶えることができました。この柏市やホームタウンのみなさん、指導者の方々や多くの仲間たち、そしてレイソルサポーターの方々に大変お世話になり、何かお返しできればという思いで、今回『酒井宏樹シート』を始めさせていただくことになりました。
 MR席は、サイドの攻防を目の前で体感できる席です。特にサイドバックの僕にとっては、日立台でプレーした時の間近の声援が本当に心強かったです。このMR席で1対1の激しい闘いや、ドリブル、クロスといったサイドバックの迫力あるプレーをぜひ見て欲しいですし、多くの子供たちに何かを感じ取ってもらえればと思います。
 僕はいつも柏レイソルのことを応援していますし、一人でも多くの方に日立台のスタジアムに足を運んでいただいて、ぜひレイソルを後押ししてください」

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2016年2月 8日

田中順也、日立台へ還る

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担当:大重正人

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昨日の日曜日、田中順也選手の期限付き移籍でのレイソル復帰を発表しました。2014年6月の韓国キャンプ中にポルトガル挑戦が決まり旅立ってから1年半。彼らしい豪快なシュートやフリーキックは遠くヨーロッパでも多くのサポーターを沸かせましたが、今季から監督が変わり思うように出場機会を得られない状況で、柏への復帰を決意。6日に帰国し、今日から本格的にレイソルに合流しました。

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練習前にはチームメイトにあいさつ、やはりずっとここにいたような感じがして、自然な様子。その左足のパス、インサイドで丁寧にボールを扱う様子はまったく変わりありません。

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当時から入れ替わったメンバーもいますが、大半はジュンヤの元チームメイト。「とにかく日本語でコミュニケーションが取れるし、ポルトガル語でブラジル人とも喋れるし、コミュニケーションに問題はないです」。サッカーの経験はもちろん、ブラジル出身の選手や監督コーチと直接言葉を交わせるというのは、その左足と同じぐらいに、彼だけの大きな武器でしょう。

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「モチベーションはすごく高いし、『自分がやるんだ』という姿勢を全練習で見せていきたい。ポルトガルで培った感覚を忘れないように、常に100%で練習していきたいと思います。ポルトガルでは尋常じゃない身体能力を持つ人たちとやっていたので、本当に全力で追いかけてもボールが奪えない中でサッカーをやっていました。そのプレスの質、球際の強さ、そういったところで『違うな』と思ってもらえるような、プレーを体現したいです」

そして、背番号は移籍前からちょうど半分の「9番」に。
「自分にプレッシャーをかけています。レイソルでは9番は大切な番号。そういうのを背負わなければいけない年齢です。自分がやるんだ、自分が点を取るぞということを、すべての試合、態度で示していかないと試合では使ってもらえない」。レイソルでプロとして育ったからこそ、北嶋選手、工藤選手と日本人ストライカーが受け継いできたナンバーを、大きな決意と責任をもって背負うことになりました。

今日は施設休館日でしたが、明日の10時からのトレーニングはもちろん見学可能です。28歳となり、さらに精悍な顔つきとなり、力強さを増した田中順也選手のプレーをぜひ日立台でご覧ください!

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2016年2月 5日

指宿キャンプ14日目

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担当:大重正人

キャンプ打ち上げまで、あと2日。その総仕上げとして、トレーニングマッチが行われました。同じ指宿でキャンプを張る浦和レッズと2年ぶりの練習試合。30分×4本。レイソルは鹿屋体育大学戦と同じく、多くの選手が60分間プレーしました。

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1本目。立ち上がりから、相手のビルドアップに対し、レイソルが猛然とプレッシング。相手GKや最終ラインに激しいプレッシャーを与え、奪ってすばやくゴール前まで運び、リズムをつかみました。先制点もプレッシングから。ディエゴオリヴェイラ選手のプレスから大津選手が左足のクロス。中央でフリーになったエデルソン選手が右足で合わせ、最高のスタートを切りました。

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2本目。レッズの反撃、左サイドからのクロスをヘディングで押し込まれ、同点とされます。しかしすぐに反撃。右サイド裏へ抜け出したエデルソン選手が、中央へ折り返し。ここに大津選手が飛び込んで右足のシュートが決まります。エデ&ユウキのコンビで2点を奪い、再び勝ち越しました。2点目の直前、レイソルDFの背後をとられ、GKとの1対1の大ピンチ。これを中村航輔選手がブロック!この好守からのフィードが追加点の起点となりました。

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続く3本目。ここからメンバーが入れ替わり、フレッシュな選手たちがまた出足鋭く、レッズの選手たちに襲い掛かります。通算83分、右サイド太田選手のドリブルから前線へパスが通ると、これを受けた大島康樹選手が仕掛けます。前には日本代表DFの槙野選手。「自分の得意な形でした」とドリブルで半身かわすと、相手の足の間を抜くシュート、ゴールマウスをしっかり捕えるファインゴール!チームメイトもこのプレーに本当に嬉しそうにして、祝福に駆け寄りました。4本目は1点を返されますが、4本合計3-2にて勝利。メンデス監督の初陣を飾りました。

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大島選手に話を聞きました。「始動からの1週間、日立台でのトレーニングの中で、監督に自分のことをもっと印象付けなければいけないと意識していました。シュート練習も全部決める!とか、そういうふうに練習していました。このキャンプは身体づくりの面もあって、きつい練習も多かったんですが、この前も今日も身体が結構動いて、こういう練習はみんなと励まし合いながら、『終わった後にやりきった感』もありますし、今は状態もよく、ケガもなく、試合にベストのコンディションで出るためにいいんだと思います。

今日の1・2本目の相手のメンバーを見て、自分の対戦する相手を確認して、槙野選手もそのなかにいて。ちょうどおとといぐらいに昔のタニくんの記事を読む機会があって、1、2年目のころの話で、『練習でないと失敗できない。公式戦はみんなの生活が懸かっているし失敗できないけど、練習だからこそ失敗できる』というようなことを言っていて、それが自分の中にすごく響いたんです。だから思い切ってチャレンジしていこうって。

今日の相手に槙野選手がいることが分かって、でも怖いなという気持ちより楽しみだという気持ちが強く湧きおこって、ボールを持ったら仕掛けようと思っていました。ゴールシーンは自分の得意な形で、また抜きシュートがきれいに決まってすごく嬉しかった。試合に出ることが目標だし、そのためにはやっぱり点を取って、結果を出し続けることが大事で、監督にあいつを試合に出せば点を取ってくれると思われるようにならないといけない。点には今まで以上にこだわっていきたい』

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またメンデス監督もこの指宿キャンプまでの時間をこう振り返りました。
「ここまで強度の高いトレーニングをやってきた中で、選手たちは非常にやってくれた。このキャンプでも選手に求めてきた戦術の理解や考え方も、随所に見られました。まだまだ修正しなければいけないことや課題もあるが、常勝軍団の浦和と対戦して、非常に良いトレーニングができた。今季、新加入選手を含めて、我々は今チームの戦い方、構想、それらすべてを再編しているところ。これからチームの戦い方が統一され、うまくはまってくれば我々の戦い方はより強固になると思います」

ただこの日の目的について「大事なことは今日何点入ったかや、勝敗ではなく、我々がこれまでやってきたことを実戦で落とし込むことができたという点。それが今日の一番重要なところだった」と結果だけに一喜一憂するのではなく、しっかりと次の試合に向けての道筋をまた見つけた、そんな試合だったように思います。

明日で指宿キャンプは打ち上げです。午前のトレーニングは室内のみとなり、急な変更で申し訳ございませんが、グラウンドでのファンサービス対応はありませんので、あらかじめご容赦ください。日曜日はOFF、月曜は施設休館日ですので、また火曜日から日立台のグラウンドで躍動する選手たちの姿をぜひご覧いただければと思います。

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2016年2月 4日

指宿キャンプ13日目

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担当:大重正人

指宿でのキャンプは今日を入れて、残り3日となりました。これまでボールトレーニングのなかでもハードに走りこむメニューが多かったですが、明日のトレーニングマッチ、浦和レッズ戦を前にして、コンディションを整えながら、戦術の確認やセットプレーが繰り返されました。

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1月31日に帰国し、昨日指宿にやってきた山中亮輔選手。カタールでリオ五輪への出場権をつかみとり、2日の短いオフを経て、レイソルへ帰ってきました。今日はメンデス監督の指示もあってプレイスキッカーも務め、日本代表で見せていたキックの精度は健在。好調さと勢いをもって、今度はレイソルでの大飛躍が期待されますね!まずは明日のトレーニングマッチです。2月27日のリーグ開幕戦の前哨戦、浦和レッズ戦は指宿いわさきホテルで13時キックオフにて行われます。

トップチームはここ九州でサッカーに打ち込む生活を送っていますが、アカデミーの高校生たちも柏を離れ、世界への挑戦へ。「アルカス インターナショナルカップ」というU-17世代の世界大会に参加しています。レイソルとしては2年前、U-15チームが出場しました。4月から高校3年生になる世代が中心で、現在トップチームのキャンプにも参加している古賀太陽選手、また1歳年上ながら早生まれの安西海斗選手がキャプテンとしてチームを率いました。バルセロナ、パリサンジェルマン、ACミランなど世界的なビッグクラブのアカデミーチームと互角以上の戦いを繰り広げました。当時の試合ハイライトは、こちらのページに残っています。
/academy/result/2014/15_alkass.php

今回はU-17チーム、高校2年生の世代が出場。今季からU-18チームを率いる布部陽功新監督の姿も、大会公式ツイッターのテクニカルミーティングの写真にて見られます。参加12クラブが4つのグループに分かれ、グループ1位の4チームが、準決勝に進みます。レイソルはグループBにて、ポルトガルのベンフィカと2月6日に、カタールのアスパイアフットボールドリームスと2月7日に対戦します。今回も動画配信があるようですので、ぜひ、彼らの活躍をご覧ください。
http://internationalcup.alkass.net/u17/?

最後に、いよいよホームゲームのチケット販売がスタートします。2/27浦和戦、3/13磐田戦、3/27ナビスコ仙台戦の3試合が対象です。週末の日曜日、2月7日からまずアソシエイツ会員の先行販売です。特にJ1リーグ開幕戦、そしてメンデス監督の初陣となる浦和レッズ戦は完売必至でしょう。まずは会員の皆様、一般発売が始まる2月19日(金)までにぜひぜひお買い求めください!
http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014270.html

2016年2月 3日

指宿キャンプ12日目

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担当:大重正人

今日は午前1本の練習。まずトレーニング前に、昨日からお越しのレイソル後援会のみなさんへ、メンデス監督以下選手たちから、これまでのご支援、サポートへのお礼の品が手渡されました。改めまして、本年も柏レイソルへの後援をどうぞよろしくお願いいたします。

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このキャンプ、ボールトレーニングでも非常にランニング、全力疾走が求められる内容が多いのですが、球際での激しさも同様です。今日もトレーニングでも当たりあいの中で選手が跳ね飛ばされたり転倒するシーンが多くみられました。

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練習の最後には、サイドバックと前線の選手が居残りでのシュート練習。最後のゴールを決めたディエゴオリヴェイラ選手のもとへ、エデルソン選手が駆け寄り、まるで公式戦でゴールを決めたかのような抱擁。長年連れ添った兄弟のように抱き合う様子、すっかり打ち解けています。2人のストライカー、合わせて何点取ってくれるでしょうか!

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夕方には、この選手がレイソルに帰ってきました。

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山中亮輔選手です。日本中が歓喜に沸いた、リオ五輪アジア最終予選で見事優勝し、6大会連続出場を決めた日本代表の主力メンバーとして活躍。いよいよ今日からメンデスレイソルに合流です。「日本の連続出場を止めてはいけないというプレッシャーがありましたが、そこをチーム一丸となって乗り越えられた。日の丸をつける喜びを感じ、そして目標達成できた。大きな自信と経験を得ることができました」。ひとり撮影できていなかった個人写真、帰国した羽田空港で撮影され、これでようやく全員分が完了しました!

今日はヤマから五輪予選についての話を聞いて、その熱い言葉が冷めないうちに別の原稿を書きたいと思いますので、今日は短めですが、ここで失礼します。明日のトレーニング、午前は新人研修から戻ってきた3選手のみがトレーニング。午後は15時45分から全員参加でトレーニングと変更となりましたので、ご見学の方はご注意ください。

2016年2月 2日

指宿キャンプ11日目

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担当:大重正人

指宿キャンプは折り返しを過ぎ、今日を含めてあと5日。2部練習も多く、体力強化、戦術の落としこみなどメンデス監督が選手たちに求めるスタイル、サッカーの形が少しずつ見えてきたように思います。今日のトレーニングも、昨日同様に選手たちがピッチを全力疾走する、そんなトレーニングがメインでした。

片側のペナルティーエリア付近で選手数人ずつ2グループに分かれてのパス回し。数分プレーし、メンデス監督のホイッスルが鳴ると、猛然と逆サイドのエリアへ全員がダッシュ!!!

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そして逆サイドでは選手全員がパスゲームに参加し、またホイッスルの合図で逆サイドへ。これを何度も繰り返すようなトレーニングが続きました。守備から攻撃、攻撃から守備への切り替え、選手たちの息があがった中でどれだけ正確にボールを扱えるかというところも問われます。昨日今日と、TBSの土井アナウンサー、またジャイキリムック、Jフットボールデイズなどのサッカー雑誌でお世話になっているライターの原田さん、カメラマンの佐野さんほか、メディアの方が指宿に来られているのですが、「これは相当にキツそうな練習ですね。。。」と一同皆様も言葉少なになるほど。

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ただ、昨日今日と負荷の高いトレーニングが続いたこともあり、その後はリラックスゲームへ。またメンデス監督から「今日の午後は練習なしだ」と選手たちに休息の時間が与えられることになり、苦しい表情が一転して明るく晴れ晴れと変わります☆ メディアの皆さんからも「すごく元気で明るい雰囲気ですね!」と選手たちの姿に今度はたくさんの笑みが浮かんでいました。勝ったチームは、監督の一声「シャシーン!!!」からの記念撮影でした!

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そんな激しいトレーニングから回復するために大切なのは、やはり食事です。先日公式インスタグラムでもお伝えしましたが、今年もレイソル後援会の皆様からステーキの差し入れをいただき、選手スタッフにて大変おいしくいただきました。そこで得た栄養とパワーがトレーニングでの頑張りの源になります!宇佐美事務局長からは「皆さんへのお願いが2つあります。まずはケガをされないこと。そして一つでもタイトルを獲ってもらいたいと思います!」と温かい激励をいただきました。

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さらなる差し入れの目録をメンデス監督がいただきました。監督からは「今日はお越しいただいてありがとうございます。来ていただいたことを大変光栄に思いますし、目録をいただいたこともそうですが、ここに来ていただけたことが何よりありがたいことです。改めまして、ここでいただいたお肉をみんなでおいしくいただきました。タイトルをひとつでも獲れるように、一生懸命ここで取り組んでいます。皆さんにご安心頂きたいのは、ここにいる選手すべてがベストを尽くして、一生懸命トレーニングに励んでいます。いつも変わらぬ応援をよろしくお願いします」とお礼と抱負の言葉を述べました。

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明日も午前一回のトレーニング。午前10時からに変更となりますので、ご注意ください。あと4日、チーム一つになって乗り越えていきます。

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2016年2月 1日

指宿キャンプ10日目

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担当:大重正人

昨日の日曜日は、完全休養。偶然にも指宿に来て一番晴れ渡った気持ちの良い一日となり、選手や監督スタッフはそれぞれの思い思いの時間を過ごしました。夜食時に集まった際には監督から「みんな何をしていたんだ?」と質問が続き、「ホテルでゆっくり休んでいました」「近くを散歩しました」「ご飯を食べに行きました」など心身ともにリラックス。メンデス監督やブラジル人選手たちも指宿名物の砂蒸し風呂を体験したそうです。

また今日の午後には、瀧川社長が指宿へ到着。練習を見学。また夕食時には「厳しいトレーニングが続いていると聞いています。メンデス監督についていって、強い集団になっていってください。期待しております。頑張ってください!」と選手やスタッフを激励しました。

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そして今日から、また厳しいトレーニングがリスタートしました。今朝は、測定からスタートしました。スポーツ界で通称「ヨーヨーテスト」と呼ばれるものです。持久力や心拍脈拍数などのデータを収集します。20メートルの間隔をヨーヨーのように行ったり来たり、走って往復します。合図となる電子音に合わせ、最初はゆっくりのペースですが、少しずつテンポが上がっていきます。

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降り続く雨の中、息が乱れ、身体が横に揺れ、さすがの選手たちの表情が険しくゆがみます。なんとか必死に、歯を食いしばって電子音のペースに食らいついていきます。間に合わなくなった時点でひとり、また一人が抜けていきます。あと一本、あと一本と懸命に粘りこむ選手に、周りの監督やコーチ、チームメイトから檄や鼓舞する声が響きます。3組に分かれ、最後まで残ったのは中山選手、手塚選手、エドゥアルド選手。彼らの頑張りに自然と大きな拍手がありました。youtubeチャンネルでの動画もぜひご覧ください。

その後も午前、午後とボールを使ったトレーニング。そこでも何度もスプリントが繰り返されながら、ゴールへと素早く仕掛けていくような練習。メンデス監督の激しいゲキが飛び、熱血指導に導かれるように、選手たちは力を出し尽くし、午前午後の2部練習を終えました。

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