担当：大重正人

今日は4年ぶりの「2月29日」、オリンピック開催年のうるう日でした。そんな珍しい一日に、珍しい白雪が降り積もってしまいました。ゼロックススーパーカップを控え、トレーニングの準備をしていたチームに思わぬアクシデントでしたが、そこは監督やスタッフが機転を利かせます。

同じ敷地内、体育館の半面をお借りしてのトレーニング。バスケットボールチーム、日立サンロッカーズの練習コートにマーカーをおいて、いつものどおりキリカエのパスゲームが行われました。狭い室内コート、ランニングシューズと勝手は違いましたが、レアンドロ選手の足技はまさに神業。北嶋選手も思わず「ニーヤン、やべぇよ」とうなるほど、ワンタッチパスやフリックなど、狭い局面から仲間へワンダフルなパスを連発。サッカーがうまい人はどこでプレーしてもうまい。おそらくフットサルをやってもMVPになれるのでは？と思うほどのプレーぶりでした。

1時間ほどのトレーニングを終え、ギャラリーへ上がってきた選手たち。

「俺達のスタンダードですから」と工藤選手。グアムから変わらない日課の練習後ランニング、体育館でもきっちりやり抜きます。そこへ加わった近藤選手は「ここを毎日使ってたから懐かしいよ」とユース時代に通い続けた居場所を見やります。渡部選手は雪国山形の出身です。「やっぱり冬は体育館の練習が多かったですよ。外でやるときは、まず雪踏み。みんなで並んで、足で雪を踏み固めていくんです。1時間半ぐらい頑張って、やっとペナルティエリアぐらい（苦笑）。」と北国ならではの苦労話を聞かせてくれました。

そして北嶋選手は、練習後に取材を受けます。京成電鉄の沿線情報誌「京成らいん」のインタビューです。習志野市出身のキタジ、八千代台駅から市立船橋高校へ通った日々。「いかに身体を休めるか、友達と2人でめっちゃ研究しましたよ」。過酷な練習を終えたあと、それでも「津田沼に行って皆で遊んでました。疲れてるのに高校生だからかな、行けちゃうんですよね?」と青春時代の思い出に笑顔がこぼれます。「京成らいん」は3月下旬発行予定で、京成線の各駅で無料配布されますので、お近くの方はどうぞお手元に。

またキタジは、2日のJリーグキックオフカンファレンスに、ディフェンディングチャンピオンの主将として臨みます。開幕戦相手のマリノスからは、あの中村俊輔選手が出演。高校時代、市船と桐光に分かれて冬の選手権を彩ったWスターの2ショットが実現します。ニコニコ動画でも生放送されますのでどうぞお楽しみに。

さらにピアノの取材ルームには、聞き覚えのある元気ハツラツの声が外まで響いていました。酒井選手がフジテレビ「めざましテレビ」の取材、インタビュアーはあの松木安太郎さんでした！プレー映像を見ながら、松木さんにお褒めの言葉をいただいたサカイはすごく嬉しそうな表情に。「いやあ、僕も同じポジションだったからね。右サイドのプレーヤーはいい男ばかりだよ（笑）」と松木さんの自画自賛トークに笑顔があふれっぱなしの時間でした。もちろん、ロンドン五輪出場を懸けた大一番、バーレーン戦へ向けた真剣モードの決意も。その試合が行われる3月14日前後に放送される予定です。朝一番、松木さんとサカイの笑顔に元気をもらって、職場へ学校へ繰り出しましょう！

担当：河原　正明

　ちばぎんカップから２日立ちました。が、早くも次の試合が目の前に迫ってきています。
トップチームは午前中にトレーニングを日立台で行いました。陽射しはあるものの風は冷たく、まだ冬将軍も粘り腰を見せています。
　
　今日はタイトルにもありますが、海外メディアが日立台に取材に訪れました。昨年のＦＣＷＣに続き、今度はＡＣＬ。先週にオフィシャルメディアクルーが来日、注目のクラブとして柏レイソルが取り上げられます。練習風景はもちろん、練習後には監督、選手に向けた取材も行われました。
　まずはレアンドロ選手。ＪリーグＭＶＰだけあって、やはり彼の知名度はバツグンで「レアンドロ抜きでは帰れない！」とお願いされていた選手の一人です。「ここ（レイソル）でプレーしている間はできるだけ多くのタイトルを取りたいし、それができると信じている。だから今季もとにかく自分たちのサッカーを続けていってＪリーグとＡＣＬの２冠を狙う」と冷静な口調で話していたのが印象的でした。
　

　その後監督の取材を経て、北嶋選手も登場。「チーム内で競争と団結を比例するのは難しいけれど、それが去年はできたので、今年もそれができるように。その上で監督の要求に答えることが大事。周りの見る目とか、遠いことよりも、去年と同様に目の前の練習や試合にしっかり取り組んでいきたい。もちろん今年はアジアのタイトルを意識していきます！」とアジアに向けてもアピールをしました。

　最後には酒井選手も登場、その後クルーご一行はサッカーショップＫＡＭＯ　柏店も取材しました。この模様は海外での番組で配信のＡＣＬ素材となります。事前に日本国内でも見られることが判った時は情報をアップします。
　明日は雪かも？来週には３０度を超えるタイに向う身には堪える寒さです･･･。練習見学にお越しの皆様も暖かい格好で起こしください。

担当：大重正人

日曜日の試合翌日。いつもなら月曜日はオフとなりますが、戦士たちに休息はありません。午前9時からGK、フィールドは2組に分かれてトレーニングが行われました。今日の日立台は本当に寒かった。真冬の寒気を帯びた強風がビシビシと吹きつけ、エルゴラッソのカメラマンさんは、寒さと強風を避けるようにわずかな木陰に避難しながらも、選手たちを撮影くださいました。ちばぎんカップ先発組は軽いランニングなど、それ以外のメンバーは走りこみを中心としたフィジカルメニューをこなしました。土曜日の富士ゼロックススーパーカップにむけて早くも始動です。

そのゼロックスカップ、日本テレビ系列で全国放送されます。クラブワールドカップでも大変お世話になったアナウンサー、スタッフ皆様には、その後も番組出演の機会をいただいて、この場をお借りして御礼を申し上げます。今日は実況やピッチレポートを担当される中野アナ、田中アナが日立台まで取材にお越しくださいました。そして、レイソルユース出身の山本紘之アナウンサーも。U-18直系の後輩である酒井選手、茨田選手らと談笑をかわしていました。

またコーチとして関わった吉田強化部長とも再会。「あいつは、中学時代に松戸にすごいやつがいるって聞いて、見に行ったんだよ。高校からレイソルに入って、センターフォワードだった。すごく頑張ってくれる選手だったよ」と目を細めます。さらに後日、まさに故郷のU-18チームも取材。ゼロックス当日10時40分から開催されるネクストジェネレーションマッチに出場する、秋野、中村、中川の3選手を訪ねる予定だそうです。

さらに、別のテレビ関係クルーも。こちらはスカパー！のCM制作班の皆様です。遠くグアムまでお越しいただいて、北嶋選手と田中選手を撮影したCMがついに完成しました。明日その記者発表があるのですが、その会場で放映するビデオメッセージ撮影にキタジが臨みました。まずは完成した映像を見て、「これ、本当にすごいですね☆いままでCMなんか出たことなくて、本当に今回出させてもらって嬉しいです。改めて思うのは、俳優さんってすごいってこと。あんな長いセリフをすらすら覚えて言える。ボクは短いのに噛みっぱなしでした」と苦笑。。。いや、そんなことはありませんでしたよ。グアムではディレクターさんの細かなアドバイスに対して、すぐに修正し、数々のセリフをよどみなく言いきったキタジ。ピッチでもカメラの前でも千両役者でした！

3月3日から放送されるこのCM。15秒バージョンと30秒バージョンがあり、「ちなみに一人15回ぐらいは目にする頻度で放送しますよ！」とのこと。開幕が待ち遠しいですね。どうぞお楽しみに?。

担当：大重正人

ちばぎんカップ、勝ちとりました！！
柏レイソルにとって、18回の伝統を誇る千葉のダービーマッチ。ネルシーニョ監督も「ここ2年負けている」と強く意気込み、選手たちも「獲れるタイトルはすべて獲りたい」と高いモチベーションで臨みました。しかしジェフも同じように強く気持ちを持って戦ってきました。「ジェフの方が迫力に勝っていた。ただ監督が求める『勝利』という結果を残せたのは良かった」と大谷ゲームキャプテンも、大きな大きな「ちばぎんカップ」を受け取り、安堵の表情です。

その隣の近藤選手。金曜日に嬉しい日本代表初出場を果たしましたが、翌土曜の昼には帰柏。田中選手と午後2時のチームバス出発に間に合わせ、そして中一日で先発起用されました。「でも疲れもないし、思ったより動けたよ」と完封勝利に貢献しました。ミックスゾーンでは代表の話に。惜しくもW杯予選メンバーには選出されませんでしたが「センターバックなんで15分だけじゃ難しいですね。もっと出たかったけど、まだ力不足だと思います。またチームで調子が良ければ選んでもらえるだろうし、日本を代表して戦うあの舞台、雰囲気のなかで試合をしたい気持ちが強くなりました。（久々のナショナルチーム選出に）ちょっと忘れかけてた気持ちがまた芽生えてきました（笑）」。また新たな向上心を持って、またレイソル最強のCBとして飛躍してくれるはずです。

前半は、ジェフの出足が鋭く、球際の競り合いやセカンドボールの奪い合いで後れをとり、相当な苦戦を強いられました。ハーフタイム、ネルシーニョ監督の逆鱗に触れました。「トレーニングレベルのゲームじゃないか！」。昨年12月21日の天皇杯名古屋戦以来の実戦、サッカーをプレーしているんだけど、どこかスピード感、試合勘が戻っていないような戦いぶりに、メスを入れました。

そして投入されたのが、ロボ選手と工藤選手。「相手に背後を狙うスピードがあるという印象を与えられたと思う」とDFラインの裏を執拗に狙う2人の動きから、徐々にリズムを引き寄せます。ロボ選手の力強いボールキープからのラストパス、また強烈なボレーシュート。その活発な運動量は、守備でも大きくものを言いました。前線でのフォアチェックから相手DFを追い込むと、レアンドロ選手がそれに続き、たまらず相手はバックパス。「自分のプロ初ゴールもバックパスをカットして決めた。今日も狙っていたかと聞かれたら、もちろん狙っていました」と貪欲ストライカー、工藤壮人がGKとの1対1を冷静にゴールゲット。見事MVPにも輝く勝負強さを見せてくれました！

試合やゴールに飢えていたのは、選手たちだけではありません。レイソルサポーターがアウェイゴール裏を中心に、フクアリの観客席へ大挙集結。試合前から、新加入のロボ選手、茨田選手の新曲、そして「応援歌作って！」イヤーブックアンケートにもお願いした水野選手へ待望の応援歌が盛大に歌い上げられ、すばらしい応援の雰囲気を作ってくださいました。そしてレイソルへの応援歌の一節にはこんな歌詞がありました。「柏から世界へ」。FCWCに出場し、ACLへ挑む自分たちの誇りと希望がこめられたサポーターからのメッセージ、選手たちの胸にも熱く響いたことでしょう。

来週3月3日は国立でゼロックススーパーカップ、7日は「柏から世界へ」タイ・ブリーラムでの記念すべきACL初戦。11日は我が家日立台のリニューアルオープンとなります。今年も共に歩み、一緒に戦い、そして勝利を。今年も選手たちへの熱い御声援をどうぞよろしくお願いいたします。

担当：河原　正明

今週２度目の代表戦、レイソルサポーターにとって待ちに待ったシーンが訪れました。国際親善試合　対アイスランド代表戦で近藤直也選手と田中順也選手が後半に出場、共に日本代表初キャップとなりました！近藤選手はプロ１０年目のシーズンでフル代表初キャップ。しかし15分間は正直、短すぎるデビュー戦でした。「前２回の召集時よりはアピールできたと思う。でも（ゴールを）決めたかった･･･」田中選手は手応えを感じながらも、本人としては不満の残る結果だったようです。昼過ぎにクラブハウスに戻ってきた二人でしたが、残念ながら29日のＷ杯３次予選　対ウズベキスタン戦には召集されませんでした。この経験をチームでの戦いに活かし、再び選ばれることを期待しましょう！

　さて、いよいよ明日は今季初の公式戦となる「第18回　ちばぎんカップ」です。これが今季初のプロチーム相手の実戦ですが「始動してから今日まで非常にいい練習を積むことができた。選手たちがプレーするリズム、練習のペースもとても良くなってきた」と順調であるとアピールしていました。「試合の中で勝つことと、昨年まで継続してきたことを持続させる力を養いたい」とポイントをあげ、プレシーズンマッチとはいえvitoriaを目指すことは変わりません。
　一方の選手たち。「ジェフに１人素晴らしい選手が加入した、という情報はもっていますよ」とニヤリと笑ったのは安選手。「対戦するのが楽しみです」と工藤選手。二人だけでなく多くの選手が兵働昭弘選手とピッチ上で再会することを楽しみにしています。ネルシーニョ監督も「視野も広くて、高いパスの配給能力に正確なプレースキックを持っていることは充分に判っている。自由を与えてはいけない選手」。工藤選手は「あれだけのプレーができる人。頼もしい味方だったが、相手になるとイヤらしいプレーをするはず」。すでに中心選手として活躍している兵働選手をしっかりと抑えて３年ぶりの勝利を目指します。

　さて、今日から柏駅前の WING BOOK CENTER、浅野書店や印度亭松戸店などで東葛毎日新聞社　フォトブック『柏レイソル　アニュアル2011-2012』が発売されました。写真を撮影したのはフォトグラファーの神宮克典氏。神宮さんには昨季も遠くアウェイにも数度訪れていただきました。私も読みましたが、神宮さんだけが捉えた、今まで未見の貴重なカットが数多く収録されています。２０１０年、Ｊ２時代のアウェイ戦ではレイソル側のフォトグラファーが神宮さんただ一人ということも数度･･･二人並んで試合を撮影した日々も懐かしいです。またＪ SPORTS　　番組制作でおなじみ、土屋　雅史氏のペンによるコラムも収録。渾身の力作となっていますので、レイソルサポーター必見です！下記からぜひお買い求めください！
　
　今日は寒い雨の中軽めの練習で切り上げたイレブン。午後には千葉に向けて出発しました。明日は雨もあがる予報です。まだチケットも購入できますので、お時間のある方はフクアリでご声援ください！なお、チバテレビでは同日録画で１８時３０分から、またスカパー！でも２９日（水）１４時３０分から録画放送されます。こちらでもぜひチェックしてください！さあ、Ｊリーグチャンピオンとして挑むシーズンがいよいよ幕開けです！

担当：大重正人

まず昨日、柏市内でキックオフパーティーを催しました。「柏の名前を日本全国、さらに世界中に発信してくれました。今年初出場するACL、平日夜ですがお仲間を誘って、スタジアムに応援にいきましょう！」と呼び掛けてくださった秋山柏市長をはじめ、ホームタウンの内外で柏レイソルをサポートいただいている皆様が多数お集まりくださいました。

その皆様に向けてネルシーニョ監督は「私自身3回目のパーティーに、ここに集まってくださった皆様に会えたことを大変嬉しく思います。スポンサー、サポーター、そして友人と思っている皆さんの支えがあって、去年はすばらしい成果を残すことができました。今年も皆さんの力が必要です。変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします」とごあいさつ。場内一杯の大きな拍手が起こりました。

今季はJリーグをはじめ、これまでにないほど多くの大会にエントリーします。そのスタートが、今週末日曜日のちばぎんカップです。昨日は非公開練習、今日はセットプレー、さらになんと、全員でPK練習まで行いました！2年前、PK戦で敗れたことを深く記憶しているのでしょう。「ちばぎんカップは2連敗しているし、なんといっても千葉のダービーマッチ。千葉の皆さんから大きな注目を集める試合に、勝つための最善の準備をして臨む」。言うまでもなく監督はいつもと変わらず「VITORIA」だけを追求し、選手たちにその精神を徹底しています。今季はここまで練習試合を組む機会がなかったこともあり、「シーズン開幕を前にジェフさんとレベルの高いゲームを経験できるのは非常に大きい」と、今後続く、ゼロックス、ACL、Jリーグに向けてもいいスタートを切りたい重要な大会と位置付けています。

常にベストの戦いをめざす監督のもとに、マレーシアからこの選手が帰ってきました。

ロンドン五輪予選で、貴重な先制ゴール＆1アシスト。最高のパフォーマンスを見せた酒井宏樹選手です。他の選手たちとほぼ同じメニューをこなし、最後は北嶋選手や工藤選手とランニングで締めました。「マレーシアではみんな追い込まれてプレッシャーを感じていたけど、ゴールが獲れて本当によかったです。ただすぐにちばぎんカップがあるし、そこでもいいプレーをしないと。レイソルあっての代表ですから」。フィジカル、メンタルとも、しっかり自己調整ができているようです！ただ、キタジやクドーからあのナイスゴールのイジリになると、サカイらしい笑顔が。「あそこ、よく決めたな！」「キーパーのあそこ一つしかコースがなかったんで迷わずに打てました」。今度はレイソルでも、、、「やってくれ?♪」。

明日土曜深夜26時10分、日テレ（関東）のサッカーアースで城彰二さんとの対談が放送されます。富士ゼロックススーパーカップの盛り上げ企画もあるそうです。そして、レイくんもスタジオ出演するかも!?　こうご期待です！

そして本日夕方に、英語ページを新設いたしました。日本語版の右上のリンク「English」よりご覧いただければと思います。昨年12月、FCWCに出場した1か月のアクセスは、前月のなんと2倍！おそらく国内はもとより、海外から相当数のアクセスがあったと思われます。世界から注目を集め、そしてアジアの初舞台へ。日本の柏レイソルを世界へ発信する一歩となればと思います！

本日お知らせしましたが、3月11日の開幕戦はメインスポンサーの（株）日立製作所、また日立グループ各社の協力をいただいて「HITACHI DAY」を開催いたします。寄せ書きサイン入りレプリカユニフォームなどが当たる「HITACHI DAY プレゼントキャンペーン」や"HITACHI inspire the Next"ロゴ入りイエロービブスなどのプレゼントもございます。リニューアル日立台こけら落としの開幕戦、スタジアムを黄色一色にしての御声援、どうぞよろしくお願いいたします。

そして最後に、日本代表戦。ジュンヤ、シュート惜しかった！ドゥー、待望の初出場おめでとう！レイソルサポーターとして日の丸をつけた2人を誇りに思います！

担当：河原　正明

　昨晩はTVの前で気炎を上げていた方も多いのではないでしょうか？ロンドンオリンピック最終予選・U23日本代表対U23マレーシア代表との一戦で、レイソルから選出された酒井選手が先発出場し、先制ゴールを含む１ゴール・１アシストの活躍で４?０の勝利に大きく貢献しました。
　チームメイトからも賞賛の声が。「ようやく『レイソルの酒井』らしいプレーが見れたね」とキタジ。いつもレイソルでプレーしているようなダイナミックな上下動に鋭いクロス、さらにはゴール前での冷静なシュートと魅せてくれました。レアンドロ選手も「サカイ？見たよ！クロスがね、良かった！」と身振り手振りで称えていました。
　これで首位突破の可能性が高まりました。３月１４日の最終戦に酒井選手は招集される可能性も高くなります。週末からチーム、代表と掛け持ちで連戦となりますが、この勢いをチームに持ち帰ってほしいものです。

　さて、今朝は雨の中恒例の「必勝祈願」を行いました。厳かな雰囲気の中、まずはネルシーニョ監督以下トップチームスタッフが祈願を。続いてアカデミースタッフ、そしてトップチーム選手たちと続きます。
　

　昨年同様、必勝＝vitoriaを祈念したイレブンたちは、そのまま雨のピッチへ向かいました。
　
　練習後、取材を受けたのはワグネル選手とレアンドロ選手のブラジリアンコンビ。週刊サッカーダイジェスト誌の開幕企画での対談インタビューです。意外なことにこのコンビでは「初対談」となります。
　終始リラックスした雰囲気で行われた対談、インタビュアーの言葉にひとつひとつ丁寧に返すジョルジに、「ジョルジが話してからしゃべるよ（笑）」と控え目なレアンドロ。昨年の振り返りから、オフを経てキャンプ、さらには今季にかける思いをたっぷりと話してくれました。再来週３月６日（火）発売号に掲載予定ですのでお楽しみ！

　本日はこの後クラブイベントのため短めで失礼します。その模様は明日お伝えします！

担当：大重正人

日立台に戻って2日目のトレーニング。昨日ほどの暖かさではありませんが、今日も冬晴れで太陽の光を浴びながらの午前中となりました。パスゲームからのシュート練習、いつものようにサイドからのクロスでスタートでしたが、今日は「頭を狙っていこう！」とヘディングシュートを重点的に。『ニアジマ』の異名を授かる北嶋選手得意のヘッドや、工藤選手の地上スレスレのヘッドなど、それぞれのアタッカーが持ち味を見せます。しかし、この人のヘディングも凄かった！！

レアンドロ選手です。パワー満点のゴール、コースを射抜く華麗なシュートと足技のイメージが強いニーヤン。しかしパワフルなヘッドが次々とネットに突き刺さります。先日グアムで収録したJ'sGOALインタビューでも、昨年11月エスパルス戦のヘディングゴールが話題になりましたが、やはり相当な背筋の強さ、前頭でボールのスイートスポットを捕える技巧があってのことでしょう。「サッカーがうまい人は何をやらせてもうまいんだな?」と一サポーターのような気持で見入ってしまいました。

そのシュート練習で使われていたのが、見慣れぬ模様のボール。これは「ACL」で使用されるボールです。今季はいろんな大会に出場するだけに、やれる準備はすべて整えるのがレイソルのスタンダードです。今日、3月7日に初戦を迎えるACL、敵地タイでのブリーラム戦会場が「ブリーラムスタジアム」と発表されました。（ネーミングライツが大会規約で認められていないためこの表記ですが、ブリーラムのホームスタジアムで間違いありません）。

タイ東北部のブリーラム県は、タイの首都バンコクから400kmほど離れており、3月3日のゼロックススーパーカップを終えて、7日の試合までの間の移動、滞在場所、練習グラウンドなど、いきなり過酷なアジアの洗礼となりそうです。しかしそれを乗り越えてこそ、予選突破や上位進出が見えてくるというもの。連戦についても監督は「選手はだれもが試合に出たいと思うもの。トレーニング、ゲーム、トレーニング、ゲームと逆にいいリズムで戦えるはずだ」と選手たちにも説いています。

会場未定のため、なかなか告知ができませんでしたが、JTBさんのご協力により、観戦ツアーも組まれました。締切2月27日が迫っていますが、チケットもパックになっておりますので、ミッドウィーク2泊4日の強行日程ですが、レイソルにとって記念すべきACL初戦への参戦をお待ちしております。
http://blog.reysol.co.jp/news/2012/013284.html

以前から告知していましたが、明日発売の「NUMBER」で『柏レイソルBookinBook』として特集されます。別冊付録ですので、当然表紙も！キタジ、ジュンヤ、クドー。みな力強く、世界を見据えるいい表情、鋭い眼をしていますね。メイン特集もJリーグ20周年ですので、ぜひお買い求めください！

最後に、林陵平選手の負傷リリースを発表しました。左股関節内転筋の肉離れで全治4週間の予定。グアムでは自ら志願しての居残り練習を続け、自らを追い込んでいた矢先のアクシデントでした。当然悔しさや無念も大きかったことでしょう。それでも、グアムにいる時から新加入の和田トレーナーと練習を再開しています。一日も早い回復、そしてピッチへの復帰をみんなで待っています！

※明日は非公開練習です。金曜日の練習見学ご来場をお待ちしております！

担当：河原　正明

　「ただいまー」と元気な声があちらこちらから聞こえてきた今日の日立台。真っ黒な顔から白い歯が目立つ選手にコーチら主が帰ってきて、再びクラブハウスに活気が戻ってきました。また、現地で取材いただいたライターの鈴木さんにエル・ゴラッソの田中記者ももれなくイイ感じに焼けていましたね。皆さん充実した取材活動だったようで、それぞれＪ'Sgoalとエル・ゴラッソでもレポートが上がりますので、皆さんぜひチェックしてください。
　「今までで一番充実していたキャンプでした！」と澤選手。一方では「今までのキャンプで一番きつかった！」と北嶋選手。具体的には「質・量ともに求められるメニューが多かった。（年長者には）キビシイよね（笑）」。同い年の安　英学選手も「グアムなのにバカンスの『バ』の字も無かったです。最後の日にやっと海が見られて、『ああグアムなんだ』と確認しました（苦笑）」とサッカー漬けの１０日間を振り返ります。
　とは言え帰国翌日の今日もいつも通りの練習メニュー。フィールド陣はフィジカルアップのメニューがピメンテウフィジコから出されます。どこまでも自らを追い込まれるメニュー続きに、さすがに険しい表情になる選手たち。そこですかさず「今までで一番いい走りをだそうぜ！」キタジが手を叩き、声をあげ鼓舞します。

　いよいよ週末にはジェフ千葉とのプレシーズンマッチ「第１８回　ちばぎんカップ」が行われます。現在代表組の近藤、田中、酒井選手が不在の中でチャンスを伺おうと、どの選手も必死のアピールが続きます。ネルシーニョ監督も「ここまでは順調、とても良かった！」とキャンプを振り返っていましたが、４日間のトレーニングで初戦に挑むメンバーが決まります。

　さて、先日、今シーズンの新ポスターを発表しました。すでに柏駅前の大幕広告も一新されご覧になられた方もいらっしゃるでしょうが、レアンドロ選手を中心に、大谷選手、酒井選手のプレー写真を使った躍動感ある一枚です。また今回も『イエロー作戦協力隊 2012前半戦』にご協力いただける方を募集しております。昨季ＪリーグＭＶＰのレアンドロ選手自ら「カッコイイネ！」とお気に入りの一枚、ぜひ多くの場所に掲出をしていただければと思います。ご協力お願いいたします！

担当：大重正人

ついに、グアムキャンプ全日程を無事に終了しました。最終日は9時に集合し、ランニングで軽く身体を動かしました。40分間、グラウンドを出て、思い思いのコースをゆっくりとジョギングし、燦々と輝くグアムの太陽を思いっきり浴びながら、気持ちいい汗を流しました。そして1時間弱で終了。歓声や拍手を上げながらの打ち上げとなりました。選手たちの表情、苦しいトレーニングを乗り越えた充実感と、日本へ帰れる喜びに満ちあふれていますよね?☆

11日間ものあいだ、レオパレスリゾートの皆さんには本当にお世話になりました。毎日3回の食事の準備をはじめ、グラウンドの整備やホテルの清掃など、いろんな方のお仕事のおかげです。「GOOD MORNING！」「THANK YOU！」なにげない挨拶ですが、いつも笑顔で答えてくれるグアムの皆さんの笑顔に日々癒されました。日本人スタッフの皆様にも細かい要望に応えて、迅速にご対応くださいました。改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

選手たちは、この後昼食をすませ、午後にはレオパレスを出発して帰国の途につきます。しかし戦士に休息はありません。明日、午後3時から日立台でトレーニングをおこないます。「ちばぎんカップ」は今季開幕までの貴重な実戦の機会ですし、もちろん「勝利」しなければならない、千葉のダービーマッチですから！温暖なグアムから、真冬の日立台へ。一番気をつけなければいけないのは体調管理です。練習後の写真撮影やサインの時間については、お気づかいをいただければ幸いです。ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、また日立台でお会いしましょう！

担当：大重正人

今日は日本から多くのJリーグ関係の方々がレオパレスにお越しでした。
今シーズンもJリーグ全試合を放送する「スカパー！」さんが、テレビCMの撮影を行いました。2012シーズンが開幕する3月上旬から、試合の告知、加入促進を図るイメージCMです。レイソルからは、この2人がご指名を受けて、収録に臨みました！

まずは北嶋秀朗選手！レイソルの顔として、Jリーグファンはもとより、サッカーにそれほどなじみのないお茶の間の方にも、柏レイソルを最大級にアピールできるのは、やっぱりキタジ以外にはいないでしょう。練習直後、日本から持参した新ユニフォームはまだ長袖のみで、手に持ったタオルで滴る汗を時折拭きながら、ベテランらしく力強い決意のメッセージを吹き込みました。

そして2人目は田中順也選手です！去年13ゴールでチーム2番目のゴールを挙げ、日本代表にも選出されたレイソル躍進の立役者です。テーマに合わせてご用意いただいたセリフをこちらもひとつひとつ収録。カメラ目線、しかもシリアスな表情で力強く言い切るのは簡単ではありませんでしたが「噛まずに言えましたよ！」と安堵の表情。さらにスタジアムビジョンで放映されるスカパー告知のメッセージも収録しました。実は、日本代表参加のため帰国がもっと早まっていたら収録できなかったかもしれず、ほっと一安心でした。

とはいえ、午前練習が11時ごろに終わり、13時過ぎにはレオパレス出発予定。こちらは練習中から結構焦っていたのですが、シャワー、ランチ、パッキングを終えて、なんとか準備を整えてくれました。同じく代表へ出発する近藤選手と最高のスマイルでフォトセッション。3時間のフライトを終え、無事に成田に到着したようで良かったです。明日はまた移動ですが、久々の日本食で心身をいやして、明日から日本代表チームに参加します。あらためて、レイソルの代表としてガンバレ、ドゥー＆ジュンヤ！

午後は6対6のボールゲーム、そして夕食後にはこのキャンプ3度目のミーティング。ピメンテウコーチとネルシーニョ監督、合わせて20分以上熱弁をふるいました。まずピメンテウコーチから「グアムにくる前と今では、プラン通り間違いなくコンディションが上がっている」。ネルシーニョ監督も「始動してからの3週間、よく持ちこたえてくれた」とと選手たちの頑張りを称えます。しかしこうも説きました。「周りから期待される声が多いが、それでいい気になってはいけない。Jリーグは本当に難しいリーグだ」。

これは選手、スタッフはもちろん、フロントやサポーター皆様にとっても、重く受け止めなければいけない言葉ではないでしょう。レイソルにかかわる全員がこれまで通り変わらず最善の努力をして、準備していかないといけません。浮かれず、地に足を付けて、目の前の試合にひとつずつ全力を注ぐ。このキャンプは肉体的な準備をする期間でもあり、シーズンに向けての揺るぎない心構えを整える時間でもあります。監督の熱い口ぶりと険しい視線が、ミーティング会場に集まった全員に緊張感をもたらしました。

ついに残すところ、あと1日となったグアムキャンプ。気を緩めることなく、最後の最後まで。

担当：大重正人

今日で残り3日となったグアムキャンプ。午前中はGKのみトレーニング、午後のボールトレーニングもいつもよりも短めで、ネルシーニョ監督やスタッフが選手たちの体調やコンディションを考えてのメニューです。トレーニングは追い込むだけでなく、心身のコンディションを上げていくという目的もあります。来週末2月26日のちばぎんカップへ向けて、計算された調整がこれからも続いていきます。

そのネルシーニョ監督が、サッカーマガジンのインタビューを受けました。先日からグアム入りしている鈴木潤さんが書き手です。今季の補強やACL、Jリーグなどを戦っていく目標などはもちろん、今回は監督のパーソナリティの部分にも迫りました。試合を読む戦術眼、選手から監督に転身するに至った経緯、大きな影響を受けた偉大な監督など、「ネルソン バプティスタ ジュニオール」の思想や深いところを探る内容となっています。

さっそく来週火曜発売号に掲載予定ですが、先日の酒井選手インタビューとともに4ページずつ、そして鈴木さんのキャンプレポ2ページと、合計10ページの「レイソル特集」と言っていいようなもりだくさんの内容となっています。また22日水曜にはエルゴラッソに監督インタビュー、そして23日木曜にはNUMBERのレイソル特集も発売。

また22日にはU-23マレーシア戦に酒井選手、そしてドイツから大津祐樹選手も出場。24日は近藤選手と田中選手が日本代表のアイスランド戦へ、そして26日には千葉のサッカーファンに「世界3大カップのひとつ」と親しまれている「ちばぎんカップ」と、J開幕前から大忙しの1週間が待っていますよ！　ちなみにちばぎんカップ当日夜18時15分からチバテレビで録画放送、またスカパーでも放送があります。29日の初回放送14:30?17:30では試合前セレモニー・表彰式模様を含めた完全放送となりますので、どうぞお楽しみに。それでは明日、ついに10日目、あと2日です！！

担当：大重正人

今日の午後、グアムにうれしいニュースが届きました。
近藤選手、田中選手が日本代表に選出されました！25日のキリンチャレンジカップ、アイスランド戦に参加します。

近藤直也選手にとっては、2007年にオシム監督に代表候補合宿に召集されて以来の「ジャパンブルー」となります。昨年のJリーグベストイレブンに選ばれたときもそうでしたが、今回も近藤選手自身はもちろん、その周りの仲間たちも自分のことのように喜び、嬉しさでいっぱいでした。「ドゥーは絶対に選ばれるべき選手なんだよ。オレはずっと言ってたからね！」と力説していた北嶋選手をはじめ、チームメイトの多くがツイッターで祝福。またライターの鈴木さんも田中さんも一報を伝えると、大変喜んでくださいました。

午後の練習を終えた近藤選手です。「今回日本代表に選んでもらえたことはとても名誉なことだし、自分はずっと代表を目指してきたので素直にうれしいですよね。オリンピック代表やワールドユースで一緒だったメンバーにも会えるし楽しみです。新聞とかでザッケローニ監督の守備戦術が細かいというのを読んですごく興味があるし、いろんなことを学びたいですね。ただ選ばれた以上は試合に出ないといけないよね。ディフェンスの選手だから途中出場は難しいし、先発で出られるように練習からしっかりアピールしていきたいなと思います。」

そして誰よりもこの選出を喜んでいたのが荒川トレーナーです。ドゥーの恩人と言ってもいいでしょう。故障で泣き続けた時代を二人三脚で乗り越えてきました。昨年のモバイルの岡田亜紀さんのブログにもありましたが、荒川トレーナーから近藤選手への質問の一節です。

「私には幾つか夢があります！
柏レイソルのJ1リーグ優勝と
ドゥーが日本代表でプレーすることです」

荒川トレーナーに代表選出を伝えると「ほんとに!?　いやぁ、うれしいよね?。。。」これぞ、しみじみという表現があてはまるような表情で、喜びを口にしました。「疲れもあると思うから、できるだけいいコンディションで行かせてあげたいよね」とトレーナーらしい気遣いも。ただ荒川さんの2つ目の夢はまだ半分しか叶っていません。ドゥーが『日本代表でプレーすること』ですからね。2人の思いが2月25日に叶うよう祈らずにはいられません。

そして、もう一人の田中順也選手です。「代表でもしっかり自信をつけて、得点を獲れるFWと監督に思ってもらえるようなプレーを見せたいです。ここまで練習試合をやっていない影響を心配されるかもしれませんが、レイソルで紅白戦をいっぱいやってますからね。ウチの紅白戦は日本一だと思ってますから。那須さんにマークされると本当にキツイですけど（苦笑）、でも裏を突いたりチャンスは作れてるんで、自分の調子はいいと思います。僕はいつも紅白戦にむけて、公式戦と同じ準備をしていますから」。過去2度の選出では、惜しくも出場できなかっただけに、これがラストチャンスだという危機感を持って合宿へ向かいます。

2人は19日の午前練習後に、チーム本体より一日はやく帰国。20日に代表合宿へ合流です。その後25日に長居スタジアムでのアイスランド戦、そして続く代表選考をクリアして、29日のワールドカップ予選ウズベキスタン戦へのメンバー入りを目指します！

明日のグアムキャンプは、午前9時からGKのみサブグラウンドで、午後4時から第1グラウンドです。

最後に明日18日は、第1回チケット販売の一般開始日となります。3月11日のマリノス戦は大変申し訳ございませんが、あまり残数がありませんのでご容赦ください。その他４試合分もローソンチケットにてお買い求めください！

担当：大重正人

7日目の朝は、GK陣も完全オフ。ただプールやジムなど、各々ジャージを着てホテルに帰ってくる選手をよく見かけました。そんななか、酒井選手は明日のU-23代表合流のため、今朝10時半にレオパレスを出発して、帰国の途に着きました。その出発直前ギリギリに、サッカーマガジンの取材をおこないました。いつもお世話になっているライターの鈴木潤さんに朝早くからお越しいただきました。

「去年出始めたころは勢いだけだった。でも6月のマリノス戦ぐらいから計算してプレーすることを意識し始めました。今ではクロスを先読みされて、相手が前に出てこないこともありますが、逆に考える余裕もうまれるようになりました」と言葉の一端を拾うだけで、内面の成長がうかがえます。昨年のグアムではリハビリが続き、練習試合出場すらなかったわけですから、本当に驚きの変貌です。出発前には、グアムにお越しだった永尾柏市サッカー協会会長からの熱い激励をいただいて、ホテルを後にしました。明日の午後に集合し、シンガポールで合宿をおこない、2月22日のアウェイマレーシア戦に挑みます。ちなみに明日はA代表アイスランド戦の代表発表です。いいお知らせができますように?

その後、鈴木さんには「J'sGOAL」のインタビューもお願いしました。昨年11?12月の月間MIPのレアンドロ選手の受賞インタビューです。本当は年末に行いたかったところでしたが、FCWC?天皇杯のハードスケジュールもあり、この時期までずれこんでしまいました。しかしニーヤンは、あの劇的な4試合のこと、優勝を手繰り寄せた4ゴールのことを情景や気持ちの面も交えながらしっかり振り返ります。大宮戦PK失敗のあとに任された新潟戦のPK、清水戦で多くの選手から「あれは難しい！」と絶賛されたヘディングなど、今でも鮮明にあのときの興奮と感動がよみがえってくるインタビューになりました。こちらも近日アップ予定です。

午後は、3度目の紅白戦。「今日は前線からしっかりセットした守備を意識してやるようにと言われていた（大谷選手）」。ゴールこそありませんでしたが、監督の要求通りに北嶋選手や茨田選手、増嶋選手らが球際で激しくアタックする姿勢が印象的でした。大谷選手はさらに「自分たちは去年から継続してきたことを続けて、そこに新しい選手がどうフィットしていくかというところ。去年はJ2からJ1に上がって試行錯誤するところもあったけど、今年は去年よりもチーム作りはスムースだと思う」と順調さを感じている様子でした。新加入選手が溶け込みやすいよう、彼らしいふとした気遣いも欠かしていないことでしょう。

そんな大谷選手が、今年もホームゲーム招待「TANI SEATS」を行います。今季で4シーズン目を迎えますが、「新しいサポーターの人に見に来てもらえたらと思います。例えばレイソルに興味があるけど、まだ日立台に来たことがない人へのきっかけづくりになったら嬉しいですね」とその目的を話してくれました。今季から来場される皆様の観戦歴や応募動機のご記入をお願いしています。また多くの人を誘えるように「4人一組」での募集も受け付けることになりました。「私はレイソルが大好きなんで、もっと仲間を増やしたいです！」という熱血レイソルサポーターの皆様、タニの意志に賛同いただける皆様のご応募お待ちしております！

明日は2部練習。午前はジムからサブグラウンドへ、午後は第一グラウンドでのトレーニングとなります。

担当：大重正人

今日で6日目、11日間のグアムキャンプの中日となりました。午前は、2グループにわかれてのトレーニング。キリカエのパスゲームをおこなうメンバーと、11人がピッチのポジションに広がってのフォーメーション練習でした。ロボ選手を除けば、去年からずっと主力だった選手たちのグループは監督が大きく指示を出すこともなく、スムースにボールを展開し、サイドからのクロスにFWが飛び込む形が作り出されます。

しかし、新加入の選手にとっては、初めての目の当たりにするネルシーニョ流のトレーニングです。監督はパスを受ける選手の名前を呼びながら、「2タッチでいいから丁寧につないでいこう！」と指導していきます。最初はスムースでなかったDFラインからボランチのボール回しにも徐々にテンポが生まれ、サイドからは藤田＆福井の新加入サイドバックコンビが鋭いクロス。北嶋選手が得意のニアで何本もきれいに合わせるゴールで大きな活気が生まれます。

「特に後ろの選手はボールの動かし方が特殊だったりして、慣れるのに時間もかかる。去年のマスもBチームで8割ぐらい慣れてから、残り2割のところを主力組で合わせていったよね」とチーム最年長らしく、新加入選手たちに気を配ります。誰が出場しても同じサッカーができる。そんなレイソルの強みは、こういう土壌を監督が少しずつ築き上げていったからこそ生まれたのです。

紅白戦、300×12本、また紅白戦。常に心身とも全力を注いできた選手たちに、ネルシーニョ監督が声をかけました。「午後はプールだ！」。このキャンプで一番の歓声と笑顔が弾けたのは言うまでもありません。監督がレイソルに来てから残してきた結果に対し、よく「ネルシーニョマジック」という言葉で表現され、「マジックではないよ」とやんわり否定してきた監督。しかし、選手たちの心と体を一気に癒し、また明日から頑張るぞと自発的に思わせる休息と魔法の言葉。これこそ「ネルシーニョマジック」ではないでしょうか。午後は30分ほどピメンテウコーチの指導のもとプールで身体を軽く動かし、しっかりと休養に努めました。

しかしキーパー陣は別でした。両サイドからのクロス対応に4人が臨みます。いつもの日立台のトレーニングではピッチスペースに限りがあって、このような練習ができるのもグアムならではです。さらにFPがプールのため、シジマールコーチに加え、井原コーチ、布部コーチの援軍もありました。

サイドからゴールへ向かってくるような"インスイング"のキックが繰り返されます。レイソルで言えば、左サイドのCKは右利きのレアンドロが、右サイドは左利きのジョルジが蹴るキックを想像してください。昨年10月のアウェイ広島戦でキタジのヘディングゴールをアシストしたジョルジのクロスもまさにこの形。「ニアに選手が入ってくると、キーパーにとって予測しづらい本当に難しいボールになる」とジョルジも言っていました。

しかも、このところ、グアムの天気は、午前はじりじり真夏の太陽、午後は雲が早く流れるような風が吹き付ける日が多いんです。今日はゴールに向かって追い風となり、クロスがゴール前でぐんと加速したり、鋭く曲がり落ちたり。右サイドからは井原＆布部コーチが利き足とは逆の左足でクロスを入れ、本当に今日は特別で有益なトレーニングに。休みなく頑張った「チームGK」からは自然と拍手が起こりました！

明日からグアム後半の5日間のスタート、引き続き第2グラウンドでおこないます！

担当：大重正人

日曜日に紅白戦が行われたばかりのグアムキャンプですが、今日も紅白戦が行われました。ネルシーニョ監督は「前回は20分2本だったが、今日は25分を2本。セットプレーも入れていく。苦しいときもあると思うが、ちばぎんカップまで練習試合がないし、この紅白戦でしっかりコンディションを上げていこう。ひとつのプレーもおろそかにしないようにやっていこう！」と選手たちを前に説きます。

前回はゴールがありませんでしたが、今日は流れの中からゴールが生まれました。ロボ選手、待望の「初ゴール」でした。ゴール前でくさびのパスをダイレクトではたくと、田中選手との息のあったワンツーでDFライン裏へ抜け出し、GKとの1対1を冷静に流し込みました。またセットプレーの練習からもファーでロボ選手が押し込み、近藤選手のヘディングも決まりました！今年もレアンドロ＆ジョルジのセットプレーが大きな得点源となりそうです。

今日は、また日本からレイソルサポにもおなじみの方が到着しました。
「やっと来たの!?」「遅いよ?！」「ウルサイよ?」。選手からは辛辣なあいさつばかりですが、、、（笑）これも日々のご取材への感謝と愛情の裏返しですからね、田中さん！エルゴラッソでのレポートもお楽しみに?

試合後、キタジは「紅白戦のレベルが本当に高い」、またマスの「練習試合より紅白戦の方が緊張する」というコメントからもこの紅白戦の充実ぶりが伝わってきます。キタジはロボのプレーを見て、「自分にないものを持っているよね。去年は工藤のプレーを参考にしたことがあったけど、ロボからも普通なら打てそうもないタイミングでボレーシュートするところとか、学ぶところが多いです」。

そんなFW陣を、マスは「みんなギラギラしてますね！」と評します。もちろん彼もCBのポジション争いの真っ只中です。「日立台ではやっぱり身体が動かなかったけど、グアムは暖かいから、足も高く上がるし身体がよく動く。足元のふんばりも効きます。その分、マメがすごいですけど」と足の裏を見せてくれました。ちょっと痛々しい跡でしたが、彼らしい熱いハートで闘うハードワークの証でもあります。グアムの美しい夕陽を浴びながら、充実のキャンプが送れている4ショットです。ひとりだけ目つきの悪い子がいますね、、、

「写真、一歩遅かったです」とそこへ通りがかったのが藤田優人選手。今日の紅白戦途中から主力組の右サイドバックで初出場しました。左サイドへボールが渡り、ボランチの大谷選手がキープした瞬間、今だ！という完璧なタイミングでサイドチェンジを引き出し、一気にオーバーラップする場面をたくさん作りだしました。「今まで対戦するなかで、他の選手の特徴を見ながらプレーしていましたし、初めての主力組でしたが割とすんなり入ることができたと思います。みんなうまい選手でボールキープできるので、思い切って上がることができました。本当に楽しかったです」とこちらも充実の表情です。

「何よりも増嶋くんの隣でプレーできて嬉しかったです！」。その前を歩いていたマスは「そこまで本気で思ってないですから、コイツ」とうそぶいていましたけど、「増嶋くんは本当にスーパースターですから」とすぐに打ち消します。何を隠そう2人は高校サッカーの超名門出身。マスは市船、フジタは国見。藤田選手にとって同じDFで1歳上の増嶋選手は憧れの存在だったことでしょう。高校サッカーでしのぎを削った2人が、プロになって同じクラブでプレーする。道はどこかでつながっているものなんですね！

明日はまた2部練習。第2グラウンドにて9時、16時スタートです！

担当：大重正人

「優勝すると違うんですね」キャンプの初練習の日、酒井選手がふっとつぶやきました。レオパレスリゾートさんがご準備いただいた横断幕に「Jリーグチャンピオン」と記されていました。それを見て、選手たちは昨年成し遂げたことの大きさを身をもって感じ、その称号に対する誇りと、またタイトルを勝ち取りたいという思いを強くしたはずです。酒井選手は本日五輪代表に選出されました。15日までグアムでのキャンプに参加し、翌日に日本へ戻ってからシンガポールでの合宿から敵地マレーシアに入ります。日本のプライドを懸けて戦う大一番に臨みます。

グアムでの3回目の朝を迎えました。昨日は全力の紅白戦を戦った選手たちでしたが、戦士に休息はありません。今日は300m×12本！日立台でも1000m×6本は多く組まれましたが、よりスピードを増したインターバル走です。疲労がたまってきた中、さらに身体を追い込みます。しかしネルシーニョ監督が「みんな厳しいトレーニングを、助け合いながら本当によくやってくれた。みんなに感謝したい」とねぎらいの言葉をかけるほどの奮起。キタジ、マス、タニのツイッターにも「みんなで頑張った！」と自らを褒めてあげたくなるほどのトレーニングでした。

午後は、レイソルサッカーの肝である「キリカエ」のパスゲームから、攻撃側は監督や布部コーチの指導でクロスからのシュート練習。ボランチとオフェンシブMFとサイドバックの連携から、中央に飛び込むFWが飛び込みます。パスを何本もつないでのクロスですから、ひとつひとつのシンプルなプレーもおろそかにできません。自然と集中が高まります。いいプレーには全員から声がかかり、シュートが乱れると監督から「枠へ飛ばそう！」とゲキが飛びます。

守備陣は井原コーチのもとクロス対応やフィードの個別練習へ。センターバックがペアになり、サイドからのクロスにヘディングでどれだけ遠く高く跳ね返せるか。サイドには井原コーチが構え、単純なクロスもあれば、一度バックパスをしてからのクロスも。CBは2人並んでバックパスがあればすばやくラインを上げます。どちらがボールにアタックし、片方はカバーリングへ。声をかけあいながら、息のあったコンビネーションが必要です。

写真は近藤選手と那須選手のペア。互いにJで大きな実績を積んできた2人、反復練習でコンビネーションを少しずつ深めていきます。もちろんレギュラーを張ってきた増嶋選手、復帰の渡部選手、急成長のハンジン選手も加わり、2人の枠を5人で争うセンターFWと全く同じシチュエーションの戦いが続いています。明日は午後4時からの一部練習、第2グラウンドでおこないます。

担当：大重正人

今日は午後練習のみとお知らせしていましたが、GK陣は午前練習がありました。しかも激しい激しい練習です。毎年恒例となっているビーチバレーコートを使ってのフィジカルトレーニング。バレーネットのポールにゴムチューブをつないで、それを引っ張りながらステップしてボールに繰り返し触れる。足場はもちろんゆるく、しかも砂場からの熱もあります。メンタルも鍛えに鍛え上げるグアム道場です。

フィールド選手は午前中休養となりましたが、4人の選手には昼食後に取材協力してもらいました。まず酒井選手が「NUMBER」の取材を受けました。先日の小見＆竹本GM論、BookinBookでもご取材いただいたライターの細江さんが、わざわざ遠くグアムまで来て下さいました。今回のテーマは「ジャパンスタイルの研究」。いろんなスポーツにおいて世界と互角に渡り合う日本人の特性にせまるものです。サッカーにおいて、注目を集めているのが「サイドバック」。そこで若い酒井選手と代表経験のあるベテラン選手から、その独特なポジションについて深く掘り下げようというものでした。これまでとは少し趣向の違う取材でしたが「きちんと答えられたと思います」とサカイ。発売は3月上旬予定です。

そして、昨日もお伝えしたJ's GOALのTVインタビューに北嶋選手、大谷選手が登場。旧知の桑原アナウンサーから、今のチームや個人のコンディション、チャンピオンとして挑むJリーグや初挑戦となるACL、またゼロックスカップ当日に国立競技場で放映される意気込みも。また政府からの大切な啓発活動への協力もおこないました。広報として安心して送り出せるWキャプテン、今年も頼りにさせてもらいます?

そしてもうひとり、田中選手が春から始まるサッカーアニメの告知CMに挑戦。得意のリフティングでプロの技を披露して、応援のコメント録りです。やべっちFC、少年サッカー誌の付録DVDと魅せてくれたジュンヤですが、「もうネタぎれです...」と考え込み固まってしまいました。まるで何かの銅像みたい（笑）

しかしアイディアを出し、全身を使った妙技「新ジュンヤスペシャル」を短時間でばっちり決めてくれましたよ！大津祐樹選手移籍後、ひとり王座に君臨し続けるさすがレイソルのリフティングキングでした?。午後にはネルシーニョ監督、ロボ選手のコメントも収録。J's GOALにて順次公開される予定ですのでどうぞお楽しみに！

そして午後4時からは、紅白戦が行われました。20分を2本、ゴールこそありませんでしたが、小見ダイレクターが「こりゃ激しいな」と舌を巻くほどの熱戦に。レアンドロ＆ジョルジら昨年の主力が中心となった赤チームのパスワークは安定感抜群、試合の多くを支配し続けました。ただ相手も指をくわえて待っているはずもなく、球際での激しいプレッシングで決定的なシュートは許しません。局面局面で激しいバトルが繰り返されました。

試合後には、各々個人トレーニングが長く続きました。選手たちの多くが引き揚げているなか、一番最後までピッチに残っていたのは、この最年長選手でした。キタジだけじゃありません。「負けねぇぞ！」という闘志と「うまくなりたい」という向上心をみんな強く持っています。まず自分との勝負。明日は第2グラウンドを中心に、午前午後の2部練習です。

午後4時からのトレーニングは「第2グラウンド」で行います！

担当：大重正人

昨日は予期せぬアクシデントに見舞われた、柏レイソルグアムキャンプでしたが、今日は午前午後とみっちりとトレーニングを積むことができました。

午前は9時からスタート。GKカルテットはピッチで90分ほどトレーニングジムに集合。ウェイトトレーニングなどを1時間こなし、グラウンドへ。ラダー（縄はしご）を使ったステップワークを15分。そしてピッチへ移動し、キリカエの鳥かご、コーン通しのパスゲーム。緊張感を漂わせるあっという間の2時間でした。

コーン通しでは茨田選手のプレーに引きつけられました。ルールは、コーンの間を通して、味方にパスしたら1点です。ゼッケンなしのフリーマン（つねに攻撃側です）に代わったバラは、フリーマンなので1タッチ制限があります。味方からのパスを自分の前へ流しながら、コーンの向こう側へ味方が来るのを待ちます。そこで間合いを測るのですが、どんどん角度がなくなってコースが狭くなっていくところ、それでも速すぎず強すぎず、柔らかなパスを通す技術に、改めてすごさを感じました。

宮本マネと「バラの後ろ姿って誰かとかぶるよね」とうなずき合ったのですが、もちろん髪型や髪の色のせいということもありますが、華奢だった身体が大きくなっているからこそ、そんな勘違いをさせるじゃないかと。サッカーセンスは高校生の時から天性のものがありましたが、身体の線はまだまだ細かった。3年目でしっかりと筋トレを積んで、プロの身体になってきました。もちろんその技術もさらに伸ばしながら。バラが右サイドを上がってきた酒井選手や水野選手へつける斜めのパス、これが私の一番好きなバラのプレーかもしれません。シンプルなインサイドキックのパスですが、一度注目してみてください！

南国らしいジリジリと肌を焼きつける太陽光線をいっぱいに浴びながら、肌の色はあっという間に変わっていきます。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、キタジの足。「オレ、焼けやすいんだよね?」。たった1時間ちょっとでソックスのラインの跡がこんなに！

午後は「コンディションをしっかり上げていこう！」という監督の号令とともに、4時からスタート。7対7＋7のスモールコートゲームから、シュート練習へ攻守別れての個人練習へ。ここでも成長を感じさせる選手がいました。クォンハンジン選手です。午後からグアムにやってきた小見ダイレクターが「おっ、ハンジンのヘディング変わったな！」と一目で見抜きました。

7対7の時から、林選手や田中選手といったハイボールに強い選手に対しても互角以上に渡り合い、その後の個人練習でも井原コーチが蹴ったフィードをヘディングで遠くまで跳ね返す。そのボールの軌道や姿勢が変わったと。小見ダイレクターの隣にいた森トレーナーが「背中やお尻の筋肉を鍛えることで、だいぶ良くなってきましたよ」と取り組んできたことを教えてくれました。「ナイス、ハンジン！！」7対7のときの仲間の声で、彼も気持ち良くプレーできたのではないでしょうか。CBはFWと同じぐらいの最激戦区ですが、今年はより存在感を見せてくれることでしょう！

明日は、グアムでの初取材があります。レイソルおなじみの桑原学アナウンサーが、J's GOAL用のテレビ取材にお越しです。またその模様は明日お知らせします?

担当：大重正人

グアムキャンプスタート！！
と言いたいところですが、実はまだスタートしてません。。。

朝7時半に2台のバスに分乗して、日立台を出発。9時過ぎには成田空港に到着し、11時のフライトまで軽食を済ませ、さあ保安検査場へ！というところで、まさかの遅延アナウンス。1時間後には出発できるという話で、時間に合わせて搭乗口の待合室で集合したレイソル一行でしたが、そこでまたアナウンス。機器不良に伴う、部品交換や確認でさらに遅れがあるとのこと...

ようやく13時30分に搭乗ゲートから機内へ案内され、さあ出発だ！と思いきや、エンジンが動く気配がありません。機長からのアナウンスで「運転の確認中です」。そこでCAの方が渡航書類を配布しはじめ、その記入を済ませるも、時間は過ぎていきます。ようやく離陸の準備が整い、成田の空へ飛びたったのは、、、なんと15時過ぎでした。

フライトは所要時間どおりで18時30分（グアム時間は19時30分）、グアムに無事着陸！入国手続きや100個近い荷物を全員でトラックへ運びこみ、19時20分（同20時20分）に空港からバスでレオパレスリゾートにむけて出発し、19時50分（同20時50分）にようやく長旅が終わりました。選手たちは足早に夕食を済ませ、それぞれの部屋に戻って休息につきました。

当初の予定よりも4時間の遅れ。グアム時間の18時からは最初のトレーニングが予定されていましたが、さすがにこの時間からのトレーニングは難しく、明日9時からの仕切り直しが決定しました。スケジュール通りに進まなかったことは当然想定外のことですが、もしネルシーニョ監督に「大丈夫ですか？」と聞いたとしても、おそらく「ダイジョーブ！問題ない」と答えるでしょう。だから私もそんな質問はわざわざしません。何の心配ないはずです！

実は今日のような想定外の出来事は、昨年11月20日の清水戦前日にも起こっていました。清水での最終調整、フットバレーで軽く身体を動かそうとグラウンドへ移動した矢先、突然の大雨で練習ができない状況になってしまったのです。

一旦選手をホテルへ戻す一方、主務は急きょ代わりの練習場所を探さなければならなくなりました。ホテルの宴会場？当然ボールを蹴るようなスペースは確保できません。さあどうしよう？気は焦る一方です。気を落ち着かせようとゆっくりレイソルバスを走らせてもらうなか、車中から偶然見かけた「スポーツクラブの看板」を見て、思いついたそうです。「室内テニス場」＝「フットサルコート」だ！と。

そこからi-phoneを駆使して近くのフットサル場を検索し、2件目でグラウンドを予約することができました。しかし、バスを停める駐車場がないとのこと。そこでホテルへタクシーを数台配車し、選手たちは大雨に濡れることなくフットサルコートヘ移動することができ、無事に最終調整を行うことができたのです。そして翌日、残り5分で逆転するという、あの劇的なエスパルス戦の勝利へと繋がったのです。監督は言ったそうです。「どんな困難なことが起こっても、ウチにはタクがいる」。

今年のレイソルは、3月7日からACLを戦います。タイ、中国、韓国とアジアでのアウェイゲームでは、もっと予期せぬことが起こるかもしれません。そんなときこそ気持ちを落ち着かせ、それぞれがその時にできる最善の行動をとれば、どんなこともクリアできる。今日のアクシデントもひとつの経験です。明日から、グアムでのトレーニングが始まります。9時から筋トレののち、第一グラウンドへ。午後は16時から第三グラウンドでの練習となります。さあ明日から皆でいいキャンプにしましょう！！

担当：河原　正明

　あっと言う間の１０日間でした。「日立台キャンプ」も今日で打ち上げです。午前午後としっかりと体を動かした選手は、疲れもあるものの誰もが充実感あふれる顔でした。このキャンプをけが人無しで終え、全員で暖かいグアムでのキャンプに臨めることは大きなアドバンテージです。ネルシーニョ監督は「選手たちはしっかりと自主トレを積んで、始動に備えてくれた。皆が良いモチベーションを保ち、とてもいい表情をしている」と高く評価していました。グアムではさらに戦術的なトレーニングでチーム力を上げていきます。

　そして今日はこの選手の誕生日でした。

　中島　崇典選手。「いやー、自分で歌っちゃいました（笑）」自らケーキを持ち歌いながらの登場「ハッピーバースデ?♪ディ?ア、ナカ?ジィ?♪」にみんな大笑い！さすがハズさない男は、昼から輝いていました！！その後はみんなに祝福？という名のいじりが炸裂。愛されキャラのナカジは今年も健在です。

　さて、日本を離れている間のチーム情報は公式サイト＆モバイルレイソルでお楽しみいただくとして、事前に収録したTV番組がいくつか放送されます。まずは１１日（土）夜のフジテレビ系「すぽると」ではJクラブキャンプレポートに北嶋選手と田中選手が登場します。さらには、１２日（日）の夜７時からスカパー！で放送の「UEFAチャンピオンズリーグ決勝リーグ開幕特番」には水野選手が登場。レイソルでは唯一欧州の大舞台でプレーした経験を持つコウキ。果たしてどんなトークが飛び出たのか？視聴無料ですのでお見逃し無く！
　そして１３日（月）夜のTBS系「スーパーサッカー」にもキタジが再び登場します。欧州リーグのスーパーゴールを選ぶ眼差しは真剣そのもの。「マニアック過ぎたかな?」とキタジ流のこだわりランキングにご注目ください！

　明日の早朝、チームはグアムへと旅立ちます。１０日間の戻ってすぐにちばぎんカップ、そして翌週にはシーズンインです。もうすぐ開幕･･･広報としては制作物や確認事項の締め切りに追われる日々でもあります。私は居残り部隊としてリーグ戦、ACLに備えます。明日からは大重広報の広報日記をお楽しみに！

担当：大重正人

今日のトレーニング、引き締まる紅白戦を見せてもらいました。1月30日の始動日から、8日目。日々の走り込みで疲労もたまっていると思いますが、いざ11対11のゲーム形式になると、もう週末に公式戦が控えているかのような真剣さと緊張感。今年も選手にとっては過酷さが増していますが、すばらしいトレーニングと競争があるからこそ、優勝を勝ち得たのは間違いありません。なかでも酒井選手のスピードが際立っていました！五輪予選の真剣勝負を戦ったこともあり、コンディションは他の選手よりも当然上がっていますし、グイグイと攻め上がる姿は迫力満点でした！

その後のシュート練習も、紅白戦の高まったムードのまま、酒井選手に負けじと好クロス好シュートを連発。左サイドバックには、橋本、中島、福井の3選手。こちらも激しい競争のスタートです。

センターからはコンビでクロスに飛び込みます。連携が抜群だったのが、キタジ＆ヨンハの同級生サーティーズ。彼らのようなベテランが必至の形相でボールに食らいつく姿は、周りの選手たちにすばらしい影響と向上心を植え付けています。

今日は久々の午前練習1本。午後からはJリーグ主催のレフェリー講習会でお勉強の時間。そのあとは各々取材を受けました。サッカーaiさんからご指名を受けたのは、工藤壮人選手です。「このオフは実家に戻って、ゆっくりと休みました。ユースの練習に参加したり、ランニングしたり、自分流でうまく調整できました。優勝メダルを親戚に見せて喜んでもらったり、いい報告ができました」と充実の時間を過ごせた様子。

しかしシーズンが始まれば、彼も競争の真っただ中です。レイソルでは5人のFWでポジションを争い、また今朝のスポーツ紙には五輪代表のストライカー発掘記事で、大きく取り上げられていました。「コンディションはいいですし、キャンプが楽しみです！」とクドーらしい野心も秘めていることでしょう。グアムは屈辱から這い上がって、大きな成長をつかんだ思い出の地。今年も飛躍の滑走路にしてくれることを期待しています。

そして、ネルシーニョ監督にも取材の依頼がたくさん来ています。今日は「Number」のインタビューを受けました。実は2月末発売の「Number」は、ものすごい【柏レイソル大特集】なんです。メインスポンサー日立製作所のご協力もあり、「別冊付録Book in Book」が挟み込まれます。

主な内容は、ネルシーニョ監督、北嶋選手、田中選手のインタビュー。チームメイトが語るレアンドロの凄さ、そして近藤選手や渡辺＆下平のOB選手が語る外国人選手の系譜。もちろん表紙もチャンピオンユニフォームを着た選手3人がモデルに、表紙を合わせれば全12ページの特別付録です！今日の監督取材でほぼ終わりかと思いきや、グアムキャンプでも練習撮影があるかもしれないとのこと。編集部の方には何度日立台に足をお運びいただいたかわからないほど、多くの皆様に時間と力を注いでいただき、深く御礼を申し上げます。2月23日の「Jリーグ20周年記念号」発売が楽しみでなりません！これは永久保存版ですよ！！

担当：河原　正明

　ようやく２０１２年のレイソル戦士が全員揃いました。昨晩、酒井選手が五輪代表予選　シリア戦を終えて帰国、今日の午前練習から合流しました。ヨルダンの環境は相当厳しかったそうで、試合結果もあいまってさすがにお疲れの様子でした。
　午前中は雨の中、同じく昨日から合流したレアンドロ選手とともに走力テストを。その後はフィジカルトレーニングを終えた他の選手と通常メニューに参加。ウォーミングアップに少しだけ遅れそうになった酒井選手に「おい！遅いぞ！」とチームメイトからすかさず突っ込みが。レイソルではイジラれキャラ健在です。

　練習後にも囲み取材に多くの記者から、質問が。その中でグアム合宿への意気込みを聞かれた酒井選手。「自分は他の選手から始動が早かったので、体は出来ています。まずは試合に出ることだけを考えています。グアムではもっと上のレベル目指して鍛えて行きたい」と短い時間での合流ですが、ポジション争いに負けるつもりはありません。

　そんな酒井選手が不在の間に、ロッカールームはこんなことに！なんと、サカイ明神として奉られています（笑）。「向こう（合宿中）でも知っていましたけど･･･」と本人は苦笑い。最近はメディアでの注目も高いのですが、「家」に帰ってくれば「弟分」キャラなのです。

　もう一人遅れてきたレアンドロ選手も、完全合流。現時点でリタイアしている選手が誰もいないことが、選手たちの今年にかける意気込みの現われでしょう。
　そんな、ニーヤンは個人写真の撮影を。さすがリーグＭＶＰ、右袖で光るゴールドパッチがまぶしい貫禄の一枚です。

　しかし、撮影が終わるとドクターの撮影を「センセイ、こっち向いて！」と声をかけ続けて邪魔をするお茶目な一面も。心配された体調もこの笑顔なら大丈夫でしょう。
　さて、グアムキャンプ前の日立台での練習もあと２日。明日は寒さが戻ります。練習後のファンサービスは行いますが、選手の体調管理にご協力ください。

担当：大重正人

ビシビシ身体を追い込んでいる「カシワキャンプ」。昨日久し振りのオフを終えて、今日から「第2クール」です。週末は少しだけ暖かさが戻った柏ですが、今日は午前中から冷たい雨が落ち始め、真冬に逆戻り...。選手たちは朝9時から15時半ごろまで、順番に筋力テストをおこなったのち、グラウンドで30分ほどのランニング調整となりました。

その中、我らのエースが柏に帰って来ました。体調不良により合流が遅れていたレアンドロ　ドミンゲス選手が、昨日午後に来日し、今日から北嶋選手と一緒にさっそくランニングを開始しました。2人で仲良くクラブハウスへ戻ってくると、キタジが爆笑のやりとりを教えてくれました。

キタジ「ニーヤン、罰金だよ、罰金！」
レアンドロ「病院でいっぱいお金がかかったから、払えるお金はないよ?」

まるでモバイルレイソルの流行語大賞にノミネートされた爆笑のやりとりの再現（笑）。今年もこのホットライン、ピッチの中でも外でも魅せてくれそうですよ☆心配されたサポーター皆様も多くいらっしゃったと思いますが、一安心ですね。さあ今年も愛すべきニーヤンには、2年連続MVPの大活躍を期待しましょう！

午後からは、サッカーマガジンの取材が。新加入のリカルド　ロボ選手の登場です。ピッチで長髪をなびかせる姿はまさにワイルドそのものですが、実はちょっとシャイかもしれません。栃木へ加入してからすぐに日本サッカーにフィットし、2年連続2けたゴールのストライカーのルーツに迫ります。実はその前高校生の時に、グアラニの一員として日本の国際大会へ参加し、豊田スタジアムでグランパスと戦ったこともあるそうで、その来日経験もあって、日本にすぐに馴染めたとのこと。名古屋の街の記憶、その時に買ったある日本製品の思い出を語ります。もちろんレイソル加入の経緯や今年の目標、「ロボ」という名前についてなど、笑顔を交えてたくさん話してくれました！2月中の掲載予定ですので、また改めてお知らせいたします。

最後にお知らせです。今年も女性にとっての一大イベント「バレンタインデー」が迫っています。この2月14日前後、毎年選手たちはキャンプのため、柏を不在にしてしまいます。もしプレゼントを！とお考えの女性サポーター皆さんは9日の練習までにお越しいただければ幸いです。

そしてクラブスポンサーの「そごう柏店」様でも恒例のバレンタインイベントが開催中です。明日2月7日から14日まで、そごう柏店でお買い上げいただいたチョコレートを「2階＝チョコレートパラダイス横」ご持参いただくと、そごうさんより、レイソルご希望の選手まで届けていただけます。さらに抽選で、「開幕戦ペアチケット＆スタジアムピッチでの選手との写真撮影：3組様」と「希望選手のサイン色紙：50名様」のプレゼントも。ささやかなではありますが選手たちからホワイトデーのお返しをゲットできるチャンスですので、どうぞイベントにご参加いただけばと思います！

担当：河原　正明

　冬晴れの日立台に、厳密には節分を過ぎましたので早春ですが、始動後初の土曜日ということもあり多くのサポーターの方が練習見学に訪れました。報道陣の方も「さすがに多いですね」と話していましたが、せっかくの週末が昨日までのように寒くなくてよかったです。

　選手たちは、今日も大きく変らないメニューの２部練習をこなしました。画としては昨日と同じですが、今日も走り込みました。先日取材を受けた桐畑選手が言っていたのが「サポーターの皆さんが見ていて面白くない練習が、一番キツイんです！」。まさにその通りです（笑）。

　午後はセンロク（昨日から公式のネーミングになった模様ですが）。５グループに分かれての測定です。これは１本目。まだどの選手にも少し余裕がうかがえます。

　今日はＧＫ陣も走ります。ちなみに川浪選手は「途中で（昼食の）ハンバーグが出そうになった」そうです（苦笑）。途中に設けられるチェックポイントを制限時間内に走り続けて1,000mが１本。これをインターバルを入れて計6本。タイムが良い選手はさらにスピードを上げていきます。今日はこの選手が目立っていました。

　藤田選手。他を大きく引き離してのランで、走力でもアピールです。チームに合流して一週間。「チームが変わって練習のやり方や、他の選手がどういう特徴なのか、まだ探りながらの練習です。気を遣うけどね」とここで「俺がいるから大丈夫だろ！」と林選手がサポート。この二人は共に明治大学を卒業後に揃って東京Ｖに加入、そして２年を経て再び柏でチームメイトに。「いや、本当に心強いです」と仲良し同級生コンビに注目ください。

　始動から１週間、徐々にトレーニングのペースは上がってきています。大谷選手は「メニューをしっかりと組んでいるので、早く去年の状態に取り戻したいけど、焦る必要はない」とここまで順調に来ていると振り返ります。一方、新加入の那須選手は「毎日が楽しいです。レイソルは競争が激しくて良いです」と充実した表情で話してくれました。「勝負にこだわっているチームが自分に合っている」と移籍理由を話していましたが、言葉の端はしに早くも自身が望む勝負にかける思いが伝わってきます。もちろんチームにも溶け込んでいます。
　明日はオフです。１日休んで、グアムまで４日間を日立台でトレーニング、そして１０日からは温暖なグアムでのキャンプとなります。

　さて、本日「柏レイソルシーズンレビュー2011」DVD発売の告知をいたしました。諸般の事情でなかなかオープンにできませんでしたが、ようやく皆様にお知らせすることができました。明日から予約受付です。先ほどまで特典映像のチェックをしていましたが、これまでなかなか映像化していないシーンも満載です。また本年度所属の選手インタビューや新体制発表会も模様も収録。ぜひお買い求めください！

担当：大重正人

寒い寒い冬の一日でしたが、空はこれ以上ない快晴。その青空に伸びる赤白のクレーン、そして白いNEW柏熱地帯が、熱のこもったトレーニングを続けている選手たちを見守っているかのようです。本日、1月31日に開催した新体制発表会の議事録を本日アップいたしました。スタジアム増築にともなうホームとアウェイの入れ替わりによる入退場方法の変更など、壇上でご説明した内容をあらためてご確認いただければと思います。ホームページでも図面などを含めたよりわかりやすいご案内を掲載する予定です。準備ができるまで、いましばらくお待ちください。

今日も午前午後の2部練習。午前は、レイソルの生命線であるパスのトレーニング。シンプルに止めて蹴る。そこにフリーランやサポートの動きが絡んでこそ、流動的なレイソルらしいパスサッカーが生まれます。もちろん激しい切り替えも。力を抜けるタイミングはまったくありません。昼休み、確定申告の時期に工藤選手が書類を送ろうと事務所へ。「いやぁ、練習きついっすよ。でもこれをやっているから、シーズンに活きるんですよ。午後はセンロクです！」。やったらやった分だけ自分が伸びることをここ数年で実感しているからの言葉でしょう。

午後には、今日も1000m×6本！ペースごとにグループ分けされますが、レイソルに駅伝部があったら間違いなくエース区間に起用されるであろう、このスピードランナートリオ。安、林、田中の3選手の疾走です！

そして、年が明けても取材が途切れる日はほとんどありません。今日は大谷選手が対談に臨みました。レイソルのスポンサーでもあります「日立ソリューションズ」様が発行されている法人向けの季刊誌「プロワイズ」の企画で、大竹七未さんが日立台にお越しくださいました。大竹さんと言えば双子の姉妹で、創成期の日本女子サッカーをけん引された名選手です。現在は東京国際大学女子サッカー部の監督を務められています。

この写真を見ると、学校の先生に呼び出されて怒られている生徒、のようにも見えてしまいます（笑）。でもお話は、お互いがサッカーの現場で戦ってきたからこそわかりあえる対話が続き、大谷選手にとっても普段では得られない経験ができたのではないでしょうか。このような機会を設けていただいた日立ソリューションズの皆様、誠にありがとうございました。本年も柏レイソルをどうぞよろしくお願いいたします。

担当：河原　正明

　耳が切れそうなくらい寒い１日でした。今日の日立台、陽射しはあるのですが風が冷たく、選手、コーチたちも一様に「寒い」を連発していました。

　午後からのトレーニングは、フィジカル系のメニューの後はボールを使った8vs8のゲーム形式のキリカエトレーニング。今季初めての対人プレーとなります。始動４日目ですがアグレッシブなプレーが随所に見られました。

　今季新加入のロボ選手を制しようと試みる渡部選手。すっかり栃木サポ向けの写真になってしまいました（笑）。ロボ選手も「寒いね。でも宇都宮はもっと寒かったよ！」と元気いっぱいでした。そのロボ選手、クラブハウスでは日本人選手に積極的話しかけています。もちろんナベもサポートする場面もありますが、本人の日本語も上手いですし、プレーだけでなくコミュニケーション能力は高い選手のようです。
　夕方の日立台はさらに風が強まり、練習見学に訪れたサポーターの皆さんも選手がクラブハウス戻るやあっという間に帰られたほどでした。明日も練習見学は可能ですが皆様防寒対策をお忘れなく！

　チームは朝・昼・晩の食事を共にする「日立台ミニキャンプ」中です。ここ数年恒例となりましたが、新加入の選手やスタッフがコミュニケーションを取るには有効です。またこの期間は選手たちには取材ラッシュの期間でもあります。昨年から溜め込んだ取材をひとつ片付けると、また別の取材･･･リストが減ることはありません。
　練習後には北嶋・近藤・田中の３選手がスカパー！月刊誌・情報誌の合同取材に。４媒体向けの対談を一気にやろうという多少ムチャな取材でした。それでも快くやり通してくれた３人、終わると「おなかが空いたー！」と食堂に駆け込んだのでした。今日の模様はＪ開幕に合わせて発売される各誌に登場しますので、お見逃し無く！

　さて、恒例といえば･･･いつもの「アレ」を本日撮影しました。皆様にお披露目するのはもう少し後になりますが、今年一番寒い日に頑張ってくれました！出来上がりをお楽しみに!!

担当：河原　正明

　今日から早くも２月１日です。そしてようやく今季初執筆です。このブログを読まれているレイソルファン・サポーターの皆様、今年もよろしくお願いいたします。また昨晩の新体制発表会にも多くのサポーターの方にご来場いただきましてありがとうございました。無事に皆さんの前でスタートを迎えることができました。
　
　その和やかな晩から一転、今朝は選手も険しい表情に。いよいよ本格的なサーキットトレーニングが始まりました！オフ中にどれだけ準備できているか、まるで抜き打ちテストのように力を試されます。「キツイー！」と１ラウンド終えるごとに息と声があがります。
　
　しかしインターバルの合間には「声出して行こうぜ！」「アガってきたよー！」と互いに鼓舞する声が響きます。その声を聞くと日常が帰ってきたなぁと感慨深いものです。そんな中、新加入選手たちは懸命にピメンテウフィジコのメニューについて行こうと必死です！
　
　
　もちろんＧＫ陣も早くもパワー全開でのトレーニングがスタートしています！シジマールＧＫコーチによるフィジカル中心のメニューはこの時期恒例ですが、ハードな内容に見ているだけでもなにか胸から上がってくるような感覚になるほど。それでもどの選手も懸命にボールに向かって飛びついていました！

　泥だらけ、芝だらけのユニフォームが証です。そんな午前練習を終え、午後の練習はインターン生の山本さんがレポートしてくれました。

担当：山本　千春

　皆さんこんにちは！本日の広報日記は麗澤大学インターンシップ生の山本が担当させていただきます。初めてなので緊張しております（笑）麗澤大学はあまり有名でない大学だと思いますが、実は昨年までレイソルのユニフォームのズボン左下に大学のロゴが入っていたのですが、ご存知でしたでしょうか？
　それはさておき、本日は午後の練習を見て参りました。天気は晴れまではいかず、少し曇っているような様子でした。当時の気温は９℃。そして風も強く、まさに２月の始まりを感じさせる天気でした。今年の練習が始まって３日目、寒い中練習場にはたくさんのファンの方々が見られました。午後の練習では、選手たちはいくつかのグループに分かれ走ってはインターバルをとり、その後また走ってはインターバルをとり...という繰り返しをし、走り込みを徹底していました。

　私は練習場の上から見ていたのですが、途中選手たちの走りながら息を上げているのが聞こえて苦しそうでしたが、それでも皆さんとても爽やかな表情をしていました。その後ストレッチや柔軟体操で体をほぐし、本日の練習は終了となりました。
　レイソルは２月２６日のちばぎんカップから今年のゲームが始まり、３月からはいよいよＡＦＣチャンピオンズリーグ、そしてＪリーグが開幕となります！新体制となり新しく入ってきた、または復帰した選手たちももちろんレイソルの選手たちには多大なご活躍を期待しています。私たち麗澤大学インターンシップ生一同も全力でサポートしていきますので、今年も是非よろしくお願いします！！（了）

　小春日和のようなさわやかなレポートでした。今年も麗澤大学さんとは協同でインターン生を派遣していただいています。昨晩の新体制発表会でも活躍してくれました。皆様の前にも登場することもありますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

　さて、明日の練習ですが14時30分からに変更となりました。お間違いのなきようお願い申し上げます。また、練習後のファンサービスについても、選手の体調を考慮し切り上げさせていただく場合もございます。キャンプ前の大事な時期ですので、何卒ご理解くさい。ではまた明日！

担当：大重正人

新体制発表会、今年も無事に終了しました！1500人の定員に対し、2000人近いご応募があり、すべてのサポーター皆様にご入場できず申し訳ございませんでした。その代わりになるかわかりませんが、第2部の模様をフォトギャラリーと動画にてアップいたしました。とりいそぎ、ウインドウズメディアのみですが、必要に応じて、別ファイルでもアップするかもしれませんので、どうぞお楽しみください。

その前、第1部ではいろいろとクラブからのお知らせを発表いたしました。
まずスローガン！もちろん我らが勝利の合言葉「VITORIA」です。「良いものを変える必要はないでしょう」とネルシーニョ監督の合図で恒例の御唱和。そして3月の開幕戦に合わせて改修中のスタジアムについて、入場方法や試合運営についての変更点をスライドにてお知らせいたしました。こちらの詳細ももちろん、ホームページやモバイルでお知らせいたします。

そして新しい取り組みです。「セーブ･ザ･チルドレン」への支援です。レイソルのクラブコンセプトに掲げている社会貢献活動のひとつとして、世界の子供たちが健やかに育つよう各種活動を行っている国際援助団体を、レイソルが支援することになりました。ユニフォームパンツに新しく赤いロゴを載せてプレーします。

2012ユニフォームの披露では、レイソルの顔である、北嶋、ジョルジ、田中の3選手がサプライズ登場！特にデザイン実物初披露となったACL2ndユニフォーム、ブラックの上下が本当にかっこいいです。「この新しいユニフォーム幸運をもたらしてくれるはずです」とジョルジの言葉も粋ですね?

そして新加入選手の登場。

今年はいつもの舞台袖ではなく、ホール最後列の入口からのサプライズ入場でした。大きな歓声で出迎えるサポーター皆さんの花道をさっそうと登場するリカルドロボ選手です。個性的な7人のあいさつ、桑原さん＆岡田さんの軽妙な司会に引き出されたキャラクターに場内から笑いが絶えませんでした。寒い寒い冬の夜に、とても温かい歓迎をいただいて、本当にありがとうございました！

またチームの強化・補強について、小見ダイレクターからお話がありましたが、限られた時間のなかでは、ご説明が足らない部分も多かったと思います。その分は、明日発売の「エルゴラッソ」にてたっぷり語られています。昨年の戦いを振り返り、新加入選手の特徴や補強の意図、未知のACLを戦っていく意気込みなどなど。先日のNUMBER誌に続き、必見ですよ！

最後に2月2日のトレーニングが、14時30分に変更となりましたのでご注意ください。