2007年7月 7日

キャンプ前夜

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本日の担当:桜林 舞

フィジカル測定2日目の今日は乳酸値測定。乳酸値測定は、グランウンド3周×4セットをコーチの指示する速度で走り、1セットごとに採血し、乳酸値の変化を記録するというもの。乳酸値が溜まりにくい身体=疲れにくい身体というわけです。キャンプ前恒例の測定というわけで、春季キャンプの前にも行いました。2007年1月25日の結果はこちら。

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じゃじゃん!

菅沼選手と石川選手のカタール遠征組が仲良くワンツーを飾っています。遠征後で身体が出来ていたからもある模様。3位は鈴木達也選手、4位に練習参加の武井選手、小林亮選手、李選手、佐藤選手、柳澤選手・・・と続きます。今回、4セット目で乳酸値が4.0を越えず5セット目に突入したのは、中谷選手、柳澤選手、太田選手、谷澤選手の4選手でした!

乳酸値の上がりぐらいもさまざまで、1,2,3本目とほとんどあがらないのに4本目でどーんと4.0をオーバーしてしまう選手。2本目まで一気に数値があがるのに、そのあとは少しずつしかあがらない選手。なかには、乳酸値が減る選手もいたりします!

古邊コーチが目を光らせて測定のタイムをキープするのですが、4本目が終わるごとに、「4.0のヤツいくよ!なんだよ、いないのかぁー」と、乳酸値測定の鬼になっていました。

春季キャンプ前に乳酸値測定が2番だった石川選手。田村コーチに「スピードも一番だし、測定もトップクラス。やるねー、イシ」と声をかけられると、「わかったのは、それとサッカーのうまさとは関係ないってことですね」とシニカルなコメントを呟いていました。

すっかり「ネコ」キャラで定着した感のある太田選手。チーム最小の乳酸値でスタートした1周目から、3周目まで数値が変わらず!!!データ状は筋肉に疲労が溜まっていないということになります。おそるべし。そのまま5周目に突入。4周を4.0以下で越えるのはこれだけ毎日トレーニングに励んでいるサッカー選手ですら難しいことらしく、5周目を終えた太田選手は、ハイタッチで迎え入れられていました。しかし、迎え入れるそのハイタッチが、猫ひろしの「ニャー」の手になっていました!!!わかりますかね、手を軽くグーに握ってそのまま、頭の上部に上げて、グーとグーの手でハイタッチ。フォトギャラ用に収めたかったのですが、あまりに一瞬で撮れず。。。無念です。それをみていたチュンソンくんと谷澤くん「あーいうハイタッチなんだ」と同じくニャータッチで太田選手を称えていました。

ラストグループとなった谷澤選手。採血は、医療用の針で指先を刺して血がプチっとでたところでその血を機械の先についた紙状のものに吸収させて測定します。その針は、小さいピストルみたいに、カシャっという音とともに最初に設定した深さに突き刺さるのですが、これが、意外と痛いらしく。谷澤選手は刺さるたびに「あぁーーーーーー!!!」という雄たけび。それにつられたのか李選手も同じく「あぁーーーーーー!!!」。谷澤選手、自分のことを棚にあげて「チュンソン、うるさいよ!!!」。それをみていた古邊コーチが愛の言葉を。「チュンソンはうるさいかもしれないけど、谷澤、オマエはウザイよ」。
おあとがよろしいようで。。。

明日からは泣いても笑っても地獄のキャンプ!どうしてもリーグ期間中はチーム全体の戦術の追求に終始してしまうから、「合宿では個人のレベルを上げていくことに重点をおく。そして、2-3人のグループでの連携の強化。フィジカル、技術、戦術面でね。」と石崎監督。

チームは午前中に和歌山上富田町に移動します。キャンプには大重広報が帯同しますので、キャンプ中の広報日記は大重広報よりお届けいたします。地獄のキャンプからの生還は無事なるのか、チームレイソル。逞しくなって帰ってきてくれることでしょう!!!