オーツとスーツ
担当:大重正人
今日は冬に逆戻りしたような寒い一日でした。今日はメディアの方が多く来られるので、グラウンドにも早めに出かけました。しかしあまりの寒さに、手袋とマフラーをとりに帰るほどでした。ピッチでは「フィジテク」の真っ最中。ペアを組んで向かい合い、決められた回数をどれだけ早くリフティングでパス交換できるか競争です。終わった組がどんどん座っていくなか、最後に残ったのはこの2人。
石崎監督から「どうした!代表組!」と、昨日U-19日本代表候補キャンプに選出された大津選手と酒井選手に向かって、軽口が飛びます。そしてバービーの罰。トップチームに合流した高校生2人は、どんどんチームに溶け込み、チームの一員として大切な戦力となっています。紅白戦の合間には、大津選手が古賀選手となにやら会話。年齢でいえば10歳以上はなれた間柄ながら、臆することなく先輩とコミュニケーションをとる。他のチームならなかなか話しにくいところもあるかもしれませんが、それがレイソルの誇るべきところかもしれません。
今日は、ディフェンスのフォーメーション練習。開幕戦の相手であるジュビロを想定した守備の反復練習です。メンバーを交代させ、状態や組み合わせによって、開幕戦の先発メンバーが絞られていくわけです。まさに最後の競争。ここで頑張れるか、アピールできるか、監督の琴線に触れられるか。試合が近づいて緊張感に包まれる練習でした。
練習が終わると、いろいろと行事がありました。まずは、今年で5回目となる柏レイソル選手会によるチケット寄贈。選手会長の石川選手が、柏市の本多市長を訪問し、ホームゲームの年間チケット14席の目録をお渡ししました。石川選手は「このチケットは、地域の子ども達がレイソルに関心を持ってくれるように活用していただけると大変嬉しいです。今年から選手会長になって、レイソル選手会が地域や応援してくれる方々に対して、どんな貢献ができるかを考えて行きたい」と話しました。これに本多市長は「寄贈されたチケットは福祉に役立てていきます。勝点55の目標を目指して頑張って下さい」と、石川選手が熱い激励を受けました。
そしてスタジアムのホームアップルームでは……今季からオフィシャルスーツのスポンサードをいただく、株式会社佐田様による写真撮影が行われました。先日のキックオフパーーティでお披露目となりましたが、今日はパンフレットなどに使われる写真撮影です。モデルは、古賀、南、大谷、李の4選手でした。まずはひとりひとりのワンショット撮影。直立したり、すこし角度を斜めにしたり、足を組み替えたり……慣れないポージングに照れ笑いを浮かべながらも、慣れて来ればキリッとしまった凛々しいモデルに変身。スマートで足の長い選手たちは、やはり写真映えしますね!比べるべくもありませんが、うらやましい限り…
最後は4人並んでのショット。「みんなが揃うと締まりますよね?」という大谷選手の言葉どおり、美しいシルエットです。しかし「じゃあ、最後笑顔で!」というカメラマンさんのリクエストに「それが一番難しいです…」と苦笑。そこですかさずチュンソン選手が、おどけた笑顔。
場を和ませ、みんなもリラックス。そしてステキな笑顔の写真になりました!
この模様は、のちほどフォトギャラにもアップいたしますので、お楽しみに。日曜のジュビロ戦の新しいイベント企画のリリースもお待ち下さい!!