ゼッタイに…
担当:大重正人
昨日の新体制発表会・サポーターズカンファレンスから一夜。今日からメンバー指定トレーニングがスタートしました。22歳以下の選手、そしてオーバーエージの選手は自主参加で。
しかし、ごらんのように20人近い選手がスタートから参加。チュンソン&ミノルが先頭を切り、大学の試験で参加できなかった橋本選手を除くユース昇格組のルーキーらがランニングスタート。野球場の外周615mをまずはゆっくりとしたペースで5周、その後はおのおののペースで5周。あわせて6km以上のランニングでした。
その集団からは威勢のいい掛け声が!
「ゼッタイ、負ケナ?イ!」猛然と集団を抜け出したのは、新任のシジマールGKコーチでした。それに負けじと張り合っていたのが桐畑選手で、こちらも「絶対、負けな?い!」と応戦!雰囲気を明るく盛り上げるシジマールコーチの様子に、選手たちの顔は自然とほころびます。
その後、菅野選手が加わってのGKトレーニング。シジマールコーチの「イチ!ニ!サン!…」という日本語の掛け声にあわせ、ボールキャッチの基礎動作を繰り返すトレーニング。次第に熱を帯びていき、どんどん激しいものに。桐畑選手は「気合入りまくり。初日なのに普通のトレーニングだったもん」。でも、その顔は笑顔。久々の日立台での練習、そして新鮮な気持ちでサッカーを楽しんでいるかのような表情でした。
一方、高橋新監督が始めて指揮をとったフィールド練習。気づけば初日から90分ほどのメニューで、こちらも密度の濃い練習でした。ボール回しから、7対7+フリーマン2人を入れ、ゴールを二つずつ用意したミニゲーム。最初は動きが硬く、ゴールが決まらない中、高橋監督がすかさず笛を吹いて指導。「ピッチを広く使おう!」といった指示を細かく繰り返すと、次第にパスが回り、ゴールも決まり始めます。
初めてのトレーニングに参加したユース組。仙石選手は「やっぱり初めてなんで最初は緊張しました!」と感想を述べてくれましたが、「正確なキックを見てください」という言葉通り、先輩たちに混じっても落ち着いてプレー。高橋監督も「ユース出身の選手たちは、まずプロのスピードとパワーになれてほしい」とエールを送りました。また監督は「思ったよりも選手たちがよく動けてたよ、キタジや近藤、杉山とか中堅もね。レイソルにベテランはいないから(笑)」と初日の選手たちの動きに満足げな様子でした。
明日も同じメンバー指定トレーニングが行われます。時間はいつもより遅い10時スタートです。またバックスタンド下が工事中の可能性もありますので、通行禁止の場合はご面倒ですが、練習場(野球場)南側からお回りいただくようお願いいたします。