残り2試合
担当:大重正人
過酷だったアウェイ3連戦3連勝。そして日月と練習がオフになった選手たち、今日から始動しました。朝から雨が降り続き、15度ぐらいと肌寒い一日。週のスタート、『身体をいじめ抜く』という言葉がぴったり、選手たちの非常がどんどん険しくなっていくハードトレーニング。6月前半の中断期間まであと2試合、前期のラストスパートを成し遂げるため、午前からみっちりとフィジカルトレーニング、午後はボールゲームと2部練習をおこないました。
「この2連休で疲労がとれました!」という増嶋選手。ずぶぬれになったトレーニングウェアから、さわやかな私服に着替えて、新潟戦マッチデープログラムでのインタビュー取材に答えてくれました。「内容は悪くないのに、どうして勝てないんだろう」という状態を乗り越え、セレッソ戦では「試合の運び方というか、しっかり守って、2点目3点目を取りに行く形ができた。試合が終わったとき、去年はこんな感じだったなぁって」と少しずつ手ごたえや自信を取り戻してきたようです。
この苦しかったであろう韓国遠征でも「食事がすごくおいしかったんです。韓国の辛めの料理で食欲が増して、みんなめっちゃ食べてましたよ。だから試合でもあんなに動けたのかもしれないですね」。来る蔚山戦もいいコンディションで臨んでくれることでしょう!
そして稲田選手も。読売新聞夕刊スポーツコーナーで毎週水曜日に連載されている「イブニングフットボール」のコーナーで取り上げられることになりました!4月28日の鳥栖戦、10時半に先発を言い渡され「世界観が変わった」という日々を過ごしてきた5月。そこから4試合、主戦キーパーとして2勝1分1敗という堂々の成績を収め、これまで取り組んできた練習の成果、自分でもやれる!と生まれてきた自信を、丁寧かつ思いのこもった強い言葉で記者さんにはっきりと伝えていきます。
菅野選手の復帰でリザーブになったことについても、一言もネガティブな発言はありませんでした。常に前向きで、自分を高めようとする向上心を持っているからこそ、試合出場のチャンスを掴み、そこでいつ出番が来てもいいように蓄えてきた力を出せる。本当にたくましく、頼りがいのある人です。そんなイナのストーリー、来週水曜日掲載予定の読売夕刊、ぜひご一読いただければと思います。
最後に、これまでお知らせしてきたDVDブック「柏レイソル名勝負ベスト10」が、明日23日から発売されます。5月26日新潟戦のスタジアム売店でも販売致しますので、レイソルの歴史をひもとくサポーター垂涎の一冊をぜひお買い求めください(なおスタジアム売り切れの場合はご容赦ください。またアソシエイツ会員割引も適用されませんのでご注意ください)