指宿キャンプ4日目
担当：大重正人
まず昨夜のお話から。シーズンインを前にして恒例の「ルール講習会」が夕食後に行われました。JFAの審判委員長を務められる上川徹さんによるレクチャーでした。悪質なプレー映像を見て、それがレッドカードに値するのか、イエローカードなのか、それともノーファウルなのか。これはハンドなのか、PKなのかを選手たちが議論し合います。輪湖選手のペナルティエリアでのシュートブロックが肩付近に当たるシーンがありましたが、これは正当なブロックで「ナイス、ワコ！！」とクリスからの賛辞が飛んで笑いも起こりました。
やはり実際のピッチでプレーしている選手たちの目や判断は大方正しく、ただ一方でルールの改正や解釈の変更があり、新しく学ぶ機会でもありました。レイソルは昨年異議による警告が1回もありませんでした。J1からJ3まで合わせて、5チームしかなかったそうです。試合の中では納得いかないことも時にはあるかもしれませんが、ルールへの理解を深め、相手やレフェリーを尊重する気持ちを持つことが、円滑な試合進行につながります。またサポーターのみなさんにも、ルールについて知っていただくことで応援に集中してもらうこともできるかもしれません。新しいことがありましたら、またお知らせしたいと思います。
さて今日は、午前はオフで、午後からのトレーニング1本でした。室内でフィットネスをおこなったあと、ピッチへ。明後日土曜日の練習試合へ向けて、フルコートでの11対11がおこなわれました。キャンプ序盤はまずディフェンスの意識や戦術を高める練習が続いてきたこともあり、まずはその部分で選手たちは大きな声を出し合いながらのプレーでした。試合の合間には、いたるところでコミュニケーションがあり、すぐに改善しようとか、新加入選手へのアドバイスなど、非常に活発な紅白戦になりました。メディアの方から「こんなに激しいんですか？」と言われるほどの熱戦でした。
その方々は、スカパー！の取材クルーでした。昨日もお知らせしましたが、スカパー！でのリーグ戦放送はありませんが、ルヴァンカップなどその他大会の国内サッカーは引き続き放送されることになりました。この時期恒例のキャンプ情報番組も放送されるそうです。今日は新加入のふたり、ハモンロペス選手とユンソギョン選手がインタビューを受けました。
「柏レイソルには、どんな時でも応援してくれる熱狂的なサポーターがいるクラブという印象がありました（ハモン）」
「Jリーグに所属している韓国人選手から日本のサッカーについていろいろと教えてもらっています（ソギョン）。
2月11日土曜日の21時から放送予定です。土曜の試合、2人の初陣叶うか、たいへん待ち遠しいですね！！
