2017年1月28日

指宿キャンプ6日目

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

2017下平レイソルにとって、初の対外試合がおこなわれました。鹿児島ユナイテッドFC、J3に所属する地元のクラブをいわさきホテルサッカー場で迎えました。下平監督はこの試合の目的や狙いをこう話しました。「ここまでは順調に進んでいる。今日はまずそれぞれが60分間しっかりプレーしコンディションを上げていくこと。ゲーム勘を取り戻すこと。守備の仕方、に的を絞って臨みました」。

170128_shimo.jpg

30分×4本のゲーム。このキャンプ期間、重点的に取り組んできたチームディフェンス。組織的に連動して中盤からディフェンシブサードをどう守っていくか。今日の1、2本目の前線は、ハモンロペス選手と大島康樹選手が先発。相手ボールにプレッシャーをかけたり、またゾーンの先頭で相手のパスコースをふさぎます。その後ろのMF、DFはそれに連動したり、2トップを声で動かしたりと、まずは守備の意識を高めて試合を進めました。

そんな中、2人が役割を果たします。まず1本目の10分。その直前の大ピンチをGK桐畑選手が凌ぎ、相手ベンチから「チャンスのあと、気を付けろよ!」という声がまさに飛んだ直後のことでした。縦へ早くつなぎ、ハモンロペス選手が裏へ抜け出します。相手GKとの1対1を落ち着いて制し、「レイソル初ゴール」を決めます。「コンディションは100%ではないですが、レイソルの一員としてこの試合を迎えられたこと、そして少しでも自分の力を示せたことがすごく嬉しいです」。

170128_ramon.jpg

そして2本目の11分。右サイドを突破した伊東純也選手からの折り返し、大島康樹選手がきれいにボレーで合わせ、2点目となります。「今日の60分間、常にゴールを狙っていましたし、決められてとても嬉しいです」と笑顔がこぼれます。

170128_hiroto1.jpg

さらにメンバーが入れ替わった3本目の7分。中央、大谷選手からのスルーパスに中川寛斗選手が抜け出します。オフサイドぎりぎりの絶妙のタイミングからGKの動きを見てループ気味のキック。これがゴール右隅の枠を捉えます。最後、相棒のディエゴ選手が身体もろとも押し込んだのですが、「あれば僕のゴールだと思います!」というヒロトの言葉と、その一連の見事なプレーに敬意を表し、彼のゴールとしたいと思います。

170128_hiroto2.jpg

今日でキャンプの折り返し。今日のゲームとここまでのキャンプを下平監督に振り返ってもらいました。「今日は相手のPK失敗もありましたが、結果的には120分やって無失点に抑えられたのは良かった。新戦力、ハモンもソギョンもクオリティの高いところを見せてくれたし、かなりチームの力になってくれると思う。ここからはメンバーの組み合わせ、ベストなものを少しずつ見極めていきたいですが、頭を悩ませることになりそうです(苦笑)。ここまで大きなけが人は出ていませんし、選手たちのコンディションは上がってきている。戦術の落としこみをしながら、ここまでは順調に来られています。選手たちは本当に意欲的です」

170128_TM.jpg

明日日曜日はオフです。静養したり、少し市街へ足を延ばしたりなど、各々自由にリラックスした時間を過ごし、また月曜日からのトレーニングに挑みます。夕食後、今年も選手たちが何やら撮影していましたよーーー

170128_video.jpg