2018年3月12日

ACL香港遠征2日目

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担当:大重正人

昨日、午前7時30分にクラブハウスを出発したチーム。羽田空港で少し遅延があり、11時ごろに飛び立ち香港へ。約5時間のフライトで16時、現地の15時ごろに無事香港国際空港へ着陸しました。ACLグループステージの第4戦、アウェイでの傑志戦に戦いの舞台が移っています。

こちらの今日の気温は23度。羽田から5時間も南下していますから、柏、日本とはまったく気候がちがいます。沖縄と同じぐらいの暖かさです。今年に入ってから、1月、2月、3月と顔をこわばらせ、肩をすぼませ、ネックウォーマーで顔を隠すようにしてプレーしていた選手たちが、嘘のようにここ香港では晴れやかな表情に変わっています。温かい気候と海外の雰囲気が自然とそうさせるのでしょう。

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「20年以上ぐらいまでに一度来たことがあるんだけどね」という下平監督。「香港に来て、まず気候が凄く良くて、今日の練習場も環境が良いし、チームは連戦で疲労があるはずだけど、雰囲気を明るくさせてくれるし、街の様子もいいね」という言葉通り、連戦や長旅の疲れを忘れさせてくれるような香港での2日目でした。選手たちの表情が物語っています。

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今日は「将軍澳運動場」というサッカー場を利用しました。香港プレミアリーグで使われる3000人ほどの収容ができるコンパクトなスタジアムでしたが、芝生はきれいに生えそろっていて、すばらしいスタジアムでした。現地のコーディネーターの方が教えてくれましたが、香港プレミアリーグのスタジアムは、毎年ホームスタジアムが変わるそうです。すべてのスタジアムが国有で、10チームで順位の良いチームから翌年使うスタジアムを選択していくシステム。日本では想像しづらいリーグ環境ですが、香港の面積は東京23区の2倍、札幌市を同じぐらいで、その中のプレミアリーグに10チームが存在するわけですから、そうしたシステムも成り立つのでしょう。

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明日は、試合前日トレーニング。試合がおこなわれる香港スタジアムでの予行演習です。記者会見の模様と合わせて、またお伝えいたします。