更新日：12/4 0:14
本日の担当：横井孝佳
近くて遠いカシマスタジアム。大勢のサポーターの方々に応援に駆けつけていただきましたが、リーグ最終戦に不甲斐ない戦いをしてしまい、誠に申し訳ございません。
手を抜いていい戦いなどあるわけがありません。もうリーグ戦の順位は確定しているから。そんな考えを微塵でも持っていたら、この先何年経っても低迷から抜け出せない。だが・・・水曜日に入れ替え戦を控えて、テンションを保つのが難しかったのかもしれません。それができない故のこの順位なのかもしれませんが・・・。全く不甲斐ない、今日のゲームでした。
救いは、テキスト実況にも書いたように、柳澤選手のプレーでしょうか。奇しくも故郷の茨城がデビューの地となりました。年代別の代表などで大舞台を経験しているせいか、アウェーの、しかも相手の優勝がかかる試合に出場したにもかかわらず、堂々としたプレーぶりでした。視野の広さ、局面局面でのチョイスの正確さ、足もとのうまさ、パスの正確さ・・・。本人曰く「もっと出来たはず」らしいのですが、なかなかどうして。上々のデビューだったのではないでしょうか。
トップページのイメージフォトにも使わせてもらいました。タイトルは「苦いデビュー戦」としましたが、今日の大敗の責任は彼にはありません。しかし、試合にやぶれ、自身のプレーにも納得できなかったためか、ロッカールームでは落ち込んでいました。それでも、「デビューおめでとう」と声をかけると、赤いほっぺたをほころばせて「ありがとうございます」と返してくれました。ああ、初々しいなあ、とこちらも敗戦のショックを一瞬忘れてほころんでしまいました。
そして。既に皆さんご存知の通り、入れ替え戦の相手が甲府に決定しました。長谷川太郎選手、杉山新選手と、レイソルに縁のある選手も在籍しているクラブです。広報の鷹野さんはいい人です。しかしそれとこれとは別。決して負けるわけにはいきません。明日、第2戦のチケットが後援会先行販売されます。皆さん、この愛すべきスタジアムをレイソルイエローで埋めてください。第1戦ももちろん勝利を目指す。そして第2戦では、プレーでも、サポーターの声援でも、われわれスタッフのゲーム運営でも。J1のレベルを見せ付けてやりましょう。
