2006年1月20日

更新日:1/20 23:32

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本日の担当:種蔵里美

レイソルの2006年が、今日始まりました。
ここからが、本当に新しいレイソルのスタートです。

午前9時半。チーム始動は日立柏サッカー場4階ロイヤルルームから始まりました。選手、トップチームスタッフ、育成スタッフ、フロントすべてが、ピッチを見ながら顔合わせを行いました。
参加者全員がそれぞれ一言ずつ抱負を述べるなか、印象的だった言葉がいくつか。「選手として、皆さんの代表として戦えることを誇りに思います。頑張ります」(平山選手)、「昨季J2に降格させたという責任を強く感じ、強い気持ちで戦いたい」(中澤選手)、「今年の目標はシンプルに『J1復帰』。それ以下でもそれ以上でもない」(根引選手)。チーム、育成、フロント、それぞれの立場で仕事は異なりますが、同じ目標に向かって、決意を確認しあいました。
午前10時過ぎには、今季集合写真の撮影に臨みました。みなさんにも本日発表させていただいた、新しい背番号のユニフォームを身にまとっての撮影です。自ら引き継ぐことを望んだという背番号7、尊敬してやまない先輩がつけていた大好きな番号を引き継いだ背番号3、「ミョンボさんがつけていた背番号で、今年はしっかり頑張りたい」と抱負を述べていた李選手の20番など。これまでの選手たちが築いてきた歴史に自分の色をつけていくことを誓いつつ、それぞれの背番号があらたなスタートを切りました。

午前中の練習を経て、午後2時からは新体制記者会見を行いました。緊張していた新人選手も、堂々とアピールをしていました。新入団会見はプロになっての第一歩、一生に一度のことです。J2降格を受けて報道陣が減ることも懸念していたのですが、多くの報道陣にお集まりいただいて無事にお披露目できたことは、クラブにとっても彼らにとってもよかったと思います。
最後の写真撮影では、明るい性格の岡山選手がおおいに盛り上げてくれました。少々表情が硬かった選手たちを見て、「J1昇格するぞー、とポーズをとろう」と一言。掛け声もかけてくれました。その結果が、トップページの写真です。最初はこぶしを「おー!」と真っ直ぐ上げていたのですが、カメラマンから「後ろの選手たちの顔が見えないのでもう少しコンパクトに・・・」と依頼を受け、ああいうポーズに落ち着きました。この元気の良さ、勢い、そのままリーグ戦に持ち込みましょう。

苦しいことも大変なことも、たくさんあるシーズンだと思います。
ようやく始動の日を迎えられた、という思いもありますが、ここから、もっと長い道程が私たちを待ち受けています。長いシーズン、いいときもあれば悪いときだって当然訪れます。
それでも、この始動日に集まった選手、スタッフ、全員の「レイソルのJ1昇格の力になりたい」という気持ちを肌で感じ、静かな闘志がふつふつと沸いてきています。今日この日に各々が胸に刻んだ決意を、明確な目標に向かって頑張ろうと一致団結したこの想いを、これから始まるリーグ戦のなかでその都度思い出しながら、恐れることなく進んでいきたいと思います。