2006年4月 6日

更新日:4/6 0:07

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本日の担当:種蔵里美

今日も勝つことができました。
一試合終わるごとに、ものすごい疲労感が押し寄せてきませんか?それだけ力を入れて試合を戦っているからなのですが。この雨のなか日立台にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。あと41試合。この調子で頑張っていきましょう!
愛媛FCはいいチームでした。「予想はしていたけれど、相手の中盤の戻り、守りへの引きが早かった(鈴木達)」、「カウンターも早かったし、危ないシーンもあった(大谷)」、「全員で守ってくる組織的なサッカーで、レイソルとしてはどこかで早く点を取らなければと思っていた(谷澤)」と、選手たちはそれぞれこの試合の難しさを振り返っていました。
愛媛にレンタル移籍している菅沼選手も光っていましたね。中盤の右サイドとして、幾度もボールを奪っていましたし、前線へもいいボールを供給していました。ユースの先輩である大谷・宇野沢にサイドを固められさぞかしやりづらかっただろうと思いますが、気合のこもったプレーを見せていました。試合前には、クラブ事務所にも広庭輝選手と一緒に挨拶に来てくれ、久しぶりにあの元気で甲高い声を聞けたのが嬉しかったです。

引いて守られるなか、今後もっと攻撃の精度を上げ、勝っていきたいですね。「勝っていくことが一番の自信になる。開幕戦(湘南戦)では下がってしまったけど、今日は1点を取ったあとでも意識的にラインを上げることができた」と大谷選手も語っていました。

今日は勝利のほかに嬉しいことがもう一つ。
鈴木達也選手が、A契約に辿りつきました!
プロA契約になるにはJ1で450分の出場、J2になると900分の出場が条件となります。昨季J1で記録した169分の公式戦出場分数は倍にして計算され、それにプラスして今季出場した分数を足し合わせると、本日の試合前の段階であと「88分」出場すれば達成でした。交代したのは、後半43分前後。試合後のロッカールームでは「1分足りなかった」説が叫ばれ、岡山選手が「石さん、気使ってあげてくださいよ」と懇願するシーンも(知らなかった石さんは困っていましたが)。ミックスゾーンでも引き続き「結局、達也足りなかったの?」「達成したの?おめでとう?」とわからないまま時間が過ぎていったのでした。
公式記録上、本日の出場時間は88分。ちょうど900分で、その後、めでたくA契約の締結条件を満たしたことがわかりました。
若手選手が一つの目標とするこのA契約。契約の条件等も変わってくるのですが、ロッカーが変わったり、退寮することができたりします。でも一番大きいのは練習着を自分で洗濯する必要がなくなること。レイソルの場合、A契約になって初めて練習着をホペイロが洗濯・管理してくれることになるのです。鈴木選手もこのポイントをあげ、「明日から洗濯しなくていいのかなぁ。ちょうど洗剤がなくなっていたんですよね」と少しほっとしていました。
それと同時に、「でも、いつA契約になるかということよりも、これからのほうがずっと大事。試合に出続けることが一番大事です」と気を引き締めることも忘れていませんでした。
正式にA契約となるのは、クラブとプロA契約を締結する明日以降となります。締結後、正式にお知らせも出します。
なので鈴木選手、あと数日は練習着の洗濯がんばってくださいね。