2006年4月14日

更新日:4/14 18:45

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本日の担当:種蔵里美

集中することとは、常に考え続けること。
愛することとは、「大切に思う」こと。

キャンプ期間中に石崎監督に「『愛すること』へのわしの答えは、キタジが知ってるから聞いてね」と言われ、聞かなきゃ聞かなきゃと思っているうちにもう4月。2ヶ月経過してしまいました。どうしても北嶋選手の顔を見ると「あ、取材の依頼」「鼻骨は?調子はどう?」ということが先にきてしまっていました。
で、石さんに聞いてきました。
「わかりやすいじゃろ。『集中』って試合で声をかけてもなかなかどうすればいいかわからんじゃろうし。(常に考えて動かなければいけない石崎サッカーをよくあらわしている言葉だと思います)
『愛すること』もこう言えば、わかりやすいと思うんだよ。相手を大切に思えば、どう行動するかもわかる。レイソルを大切に思う、家族を大切に思う。選手たちも同じだと思うしね」
石さんがチームを大切に思う気持ち、毎日伝わってきます。山根選手や岡山選手が「愛情深い人」というのも本当によくわかります。

愛のムチ(?)を与えることも忘れてはいません。
今週の初め、ヴィッセル神戸戦に向けて練習をスタートさせたとき、監督は選手たちにこう語りかけました。
「横浜FC戦、中2日でああいうゲーム内容になってしまった。我々はもっともっとやらなければいけないということ。だからもっと練習しよう、もっと走ろう」
レイソルの練習はきつい、と言われているさなか、選手たちがどんな表情をしたのか、想像つきますよね。
でも、レベルアップしなくてはいけないことは選手たち自身もよくわかっています。ケガ人の回復を待って選手層を厚くするとともに、チームのレベルアップを図っていくつもりです。

昨日の広報日記にもありましたが、走れなくなりそうなとき、悔しいとき、サポーターの声援が大きくチームを支えてくれています。
巌選手も言っていました。
「横浜FC戦、ああ負けたって思って挨拶に行ったら拍手と励ましの声をもらった。試合に負けて選手たちは落ち込むこともあるし、『次がんばろう』とも当然思う。それを支えてもらって嬉しかった。だから俺らも喜ばせたいなって思うし。勝つのが一番だけど、あの踊りもね、いろいろ変化加えていきたいしね」
レイソルは若いチームであるだけに、横浜FCに負けたことはどちらの方向にも向く可能性がある。「いまこそ俺らがしっかりとね」とも言っていました。日本人選手最年長として、チーム内のいろんなことに目を配る様子が伺えます。
ちなみに、もうすっかりレイソルの応援が大好きになってしまった巌さんがいま一番ほしいのは、「自分の応援歌(笑)」だそうです。