2006年5月 2日

更新日:5/2 23:14

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本日の担当:種蔵里美

草津戦のマッチデープログラムの取材で、フランサ選手が言っていました。
「サッカーの世界、結果がすべてなのだ」と。
なるほどその通りかもしれない、と今日のリカルジーニョ選手の表情を見ていて思いました。筋トレが終わってロッカーに向かうだけでも輝いている、なんだか嬉しそう。試合中の動きに関しては本人もまだまだ納得いかない部分があるにせよ、2ゴールという結果は明らかにいい方向に作用しています。チームにとっても、3連敗のあとの2連勝は、第2クールに向かうための大きなエネルギーです。
結果が出ないと、まとまるものも簡単にはまとまらなくなる。今年のレイソル、結果が出ないからといって簡単に諦めてしまうチームではないですが、プラスの作用をもたらす『結果』はやはり大事なのだとフランサ選手の言葉を聞いていて考えさせられました。過程も結果も積上げも、どれか一つだけが先に来るものではないのですが。

冷たい雨が降り、昨日と比べて一気に気温が低くなった今日。午前中は雷雨のなかフィジカルメニューを、午後は場所をあけぼの山に移してボールを使ったメニューを行いました。
明日3日は、レイソルにとってようやくJ2リーグの休みの節。次節まで一週間ありますからじっくりと準備が出来ます。

ここで残念なお知らせをひとつ。宇野沢選手が、ふくらはぎ肉離れにより数週間チームを離れることになりました。キャンプ期間中も足首に痛みが出て別メニュー調整をしていただけに、ここで離脱するのは本当に残念です。
午前練習が終わり、雨が一旦止んだピッチ上では、右太もも裏肉離れでチームを離れている北嶋選手がウォーキングを、石川&中澤両選手がランニングをしていました。いずれもリハビリは順調。北嶋選手はもうそろそろジョギングを始めようかな、といった段階、そして股関節部分に痛みが出る症状を抱えている石川選手は体にひねりを加えた動きも出来るようになってきました。ケガからのリハビリは、早いペースで回復に向かっていてもリバウンドや痛みが出て少し後戻りすることがあったりと日々状況が変化します。なかなか一覧などで「いつ復帰予定」と明記できないのには、こうした背景もあります。それでも、3人ともここまで順調にリハビリを進めています。