2006年10月12日

うーん、あと一歩!

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本日の担当:種蔵里美

唐突に、桐畑和繁選手がU?19日本代表候補合宿に追加招集(キャンプに参加できない選手が出たため)されました。これまでもU?17日本代表、U?18日本代表候補に選出されてきましたので、唐突に、という表現は正しくないですね。でもなんとも突然の、嬉しいニュース。「逆転V狙う気持ちで頑張ります!」と言っていましたが、どうかその言葉を空回りさせずに、U?19日本代表チームのためにしっかり頑張ってきてほしいと思います。

本日は先ほどまで、ここ日立台でJユース・対鹿島アントラーズ戦が行われていました。結果は0?1。初戦もジェフに敗れているだけに、残念な結果となりました。
須藤選手、大島選手、山本選手の3年生3人が出場。ベンチにはずらっと1年生が並びます。前半の序盤はアントラーズにペースを握られかけましたが、20分すぎからはレイソルがボールを支配。ただ、セットプレーで立て続けにチャンスを与え、32分にコーナーキックから失点してしまいます。
後半リズムを掴んだレイソルですが、アントラーズの壁を崩せず、決定的シュートまでなかなか持っていけません。それでも後半40分過ぎからは「あー!!」の連続。大島選手のフィードを受けた比嘉選手のシュートや比嘉選手のシュートがこぼれたところの山崎選手のシュートなど。中盤でポンポンとボールをつないでリズムを作り、ドリブル突破があり、最後の最後は本当にあと一歩でした。
輪湖選手や山崎選手の躍動感あるサイドの突破、比嘉選手の恐れずに突破していくドリブル。敗れはしましたが、今後がまた楽しみな選手たちを覚えていただくいい機会になったかと思います。さて、これからは一戦も落とせません。お時間のある方は、22日のアルビレックス戦にぜひご来場ください。

今日の一戦、個人的には、ロスタイムの御牧選手の途中出場がなんとも嬉しかったです。レイソルでは毎年多くの職場体験を受け入れているのですが、彼は中学2年のときに「ホペイロや広報など、クラブの裏方の仕事を取材したい」と明確な目標を持ってやってきました。質問がすごく的確で真剣なのに、「実は僕、ジュニアユースなんです」となかなか打ち明けてくれず(こちらも気付けず)、コーチに偶然遭遇して判明したのでした。御礼の手紙の、「ユースにいてレイソルのことはなんでも知っているつもりでいたけど、いろんな面が見れてまた将来の選択肢が増えた。一日でも早くプロになって皆さんと勝利を分かち合いたい」という強いメッセージを、今でもよーく覚えています。U?15からしっかりとU?18に昇格し、1年生として新たなスタートを切っています。

本日トップチームは午前練習のみ。約1時間半ほど、ヴェルディ戦に向けて最後の確認を行いました。昨日の決起集会を経てさらに結束力を高めたのか、昼食の際も賑やかで活発な声が響いていました。
さて、加藤選手ブログの写真後方に・・・乾杯(?)なのにカメラを持っている人物、誰だかわかりますか?昨日はこの選手に広報カメラを預け、マッチデー「ヴィトーリア」用に撮影をお願いしていました。それどころではなかったはずなのに、期待を裏切らないところはさすが!「俺の撮っておき!」楽しみにしていてくださいね。

ここまで書いて宮本先輩のブログを見たら、やらなきゃいけないこと、ぶわっと思い出しました。思い出すたびにポストイットにメモして。明日はヴェルディ戦の試合準備。柏の葉開催となるため、午後はレイソルフロント得意の「みんなで荷出し、みんなで体力仕事」です。
ヴェルディ戦まであと2日。
明日もがんばりましょう。