2006年10月20日

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本日の担当:種蔵里美

予定よりも少し遅れて午後1時ごろ、チームは愛媛から帰ってきました。そのままリカバーへ、そして一部選手は佐川急便東京との練習試合に臨みました。考え事をしながらひきあげていく選手も、「お疲れ!」と言いながらキッと前を向く選手も、たくさんの想いを背負ってあえていつもどおり明るくしてくれる選手も、一喜一憂している暇はありません。前へ進みます。
「自分の経験から言うと、FC東京が昇格するときもかなり苦労した。しかし、J1に上がってからは(J2に)落ちていない。苦しんで上がったチームは、その経験が大きな糧になる。苦労して苦労して最後に上がれれば、このチームはきっと強くなる。」
試合後に残した佐藤由紀彦選手のこのコメントに、昨日は大いに勇気付けられました。いまは嵐のなかにいる選手たち。クラブ生え抜きの彼らや若手選手である彼らが、数年後にはこう語れるまでになっているよう。苦しむ姿、耐える姿、泣き顔、そんななかでも踏ん張る姿勢を、たくさん見てきました。蓄積してきた思いと、胸をかきむしられるようなあの悔しさを、また踏ん張るパワーに変えて。
みんなでついていきましょう。最後の最後まで。

本日は、AFCユース選手権に挑むU?19日本代表のメンバー発表日でした。レイソルからは、ユース出身コンビが揃ってメンバー入り。春のインド合宿の前に負傷し一時はU?19復帰も危ぶまれた柳澤隼選手、そして昨日までの国内合宿で急遽追加召集された桐畑和繁選手。21日からしばらくチームを離れる2人のコメントをここでご紹介します。
柳澤選手コメント:
「メンバーに選出され、素直に嬉しかったです。ワールドユース出場権を獲得して、アジアユースで優勝できるよう、チームのために頑張ってきます」
桐畑選手コメント:
「自分の立場がどういう状況かを自分で考えて、チームにとってプラスになれるよう頑張ります。インドからもレイソルを応援しています」
柳澤選手は「ワールドユースを通過点としたい」と以前言葉にしていました。そのワールドユース出場権獲得をかけて、二人ともに国際大会の経験を肌で感じてくる大きなチャンス。頑張ってきてほしいですね。

明日からの2日間、チームはオフに入ります。心身ともにゆっくり休んで、いいリフレッシュをしてほしいと思います。オフがあけた22日からは、28日(土)の横浜FC戦に向けて入念な準備をしていきます。

最後にひとつお知らせを。
トップチームが練習を再開する10月22日(日)、日立柏サッカー場では午後1時より、Jユースサハラカップ予選リーグ「柏レイソルU?18vsアルビレックスユース」の一戦が行われます。
トップ昇格が決まったDF大島嵩弘選手も出場しているこの大会。ここまで2戦2敗とあとがない状況です。予選リーグはこれが最後のホームゲーム。損はさせません。多くの皆さんのご声援で、弟分の後押しもよろしくお願いします!