2006年10月26日

カムサハムニダ

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本日の担当:横井孝佳

突然の洪明甫氏来訪でした。
明甫さんは昨日のU-21中国戦を視察するために来日。今日、成田から韓国へ飛ぶ前に、柏へ立ち寄ってくださったのです。引退して韓国代表のコーチに就任された今も、相変わらずスターのオーラをまとってらっしゃいます。一言で言えばかっこいい!

しかし来訪時、チームはあいにくトレーニングの真っ最中。給水タイムなどに挨拶することもできたはずですが、明甫さんは野球場の木陰からこっそり覗いているだけで、選手の前に出たがりません。そうそう、すごく奥ゆかしい方なんですよね。一昨年の入替戦の折にスタジアムを訪ねてくださったときも、廊下の影から見ているだけで、決して自ら進んで選手の前に出ることはありませんでした。
でも、選手たちは皆気づいていました。平山選手や北嶋選手ら当時を知る選手にとっては懐かしかったでしょうし、その後にレイソルへ来た選手たちにとっても、刺激になると同時に誇らしく思えたのではないでしょうか。「すごいOBがいて、なおかつ今でも愛されているクラブなんだな」と。

韓国の英雄たちがレイソルに在籍しているころに韓国語通訳を務め、皆様ご存知の、高橋建登さんが同行されていました(レイソルカフェのミョンボ語録でもおなじみ。じつはミョンボ語録、まだ読めます。サイトマップのレイソルカフェバックナンバーをご参照ください)。ゆえに会話は高橋さんを通していたのですが、じつは明甫さん、日本語もとてもお上手です。薩川事業部員が来たときには「おうサツ、練習は?」と日本語で茶化してました。
個人的には、「明甫さんの写真をレイソルのサイトに掲載してもいいですか?」と伺ったところ、「ケンチャナヨ」と答えてもらいまして。うれしかったですね。

週末の横浜FCとの一戦が近づいてきた木曜日ですが、選手たちの表情に気負いや固さは見られません。ウソ偽りなく、とてもよい雰囲気だと思います。気持ちが入りすぎて空回りしてしまってもよくないですからね。そのへんの心理状況について言及した原稿を、吉田誠一さんが『ヴィトーリア』に寄せてくださいました。土曜日のキックオフ前にぜひご一読を。
土曜日の一戦を考えるとワクワクしてきます。きっと素晴らしいゲームになるでしょう。もちろん、レイソルが勝ってほしい、勝たねばならないと思っていますが、とりあえず当日のスタジアムがどんな雰囲気になるかを想像しただけでも鳥肌モノです。
「一心同体」パネル、楽しみですね。そしてこんな素晴らしい企画を立案し、費用を負担してまで準備してくださったサポーターの皆さん、本当に本当に、ありがとうございます。

さて、話は変わりますが、レイソルが献血に協力していることをご存じでしょうか。以前、柏献血ルームで献血にご協力いただいた方に、レイソルクリアファイルを進呈していることをお伝えしました。
今日、打ち合わせで柏献血ルームにお伺いした折、「よろしかったらいかがですか」と勧められて献血してきました、400ml全血献血。で、レイソルクリアファイルもらってきました(笑)。

そこで驚いたんですが、高校生の方が大勢献血しているんですね。雑誌や漫画が充実、飲み物やお菓子もフリーとあって、待合室はさながら漫画喫茶の雰囲気。事務所に帰って来て藤井ことじゃんぼに話したら、「知らなかったんですか? 今高校生の間で献血が流行ってるんですよ」とのこと。
何が言いたいかと言えば、じゃんぼは高校生の流行に敏感献血がすごく身近になっているということ。皆様もぜひ、献血にご協力ください。