2006年10月27日

日立台の力、一心同体の力

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本日の担当:種蔵里美

谷澤達也選手の結婚を発表しました。
唐突に思えるようでいて、前々から準備が進められていたので驚きはないのですが、いざお知らせするとなるとちょっと感慨深く思い、短いプレスリリースを何度もミスがないか確認してしまいました。
ちょっと前まで高卒の18歳だった気がしていたんですけれども。不思議な感じですね。
新人の頃はすごく人見知り。インタビューでいいことを言っても声がすごく小さくて周囲を心配させていた谷澤選手が、その後馴染んできて無邪気にジャカジャカジャンケンをやっていた谷澤選手が・・・新しい一歩を踏み出しました。
「22歳ってまだまだ若いのに」と心配される方もいるかもしれませんが、同じくらいの年齢で結婚した山根選手は「俺も結婚して子どもできて変わったもん。変わっていくんじゃない?」と言っていました。「『ヤザワは変わった』と言われるくらい頑張る」というその言葉を忘れずに、上を目指してほしい。実際今年になって、少しずつ変わってきた部分はあります。厳しい目と、温かい目、その両方でこれからもみなさんに見守っていただける選手であってほしいと思います。


さあ、横浜FC戦です。
いつもよりも1日早く、日曜からこの試合に向けてトレーニングをしてきたこともあり、今週は本当に長く感じられました。一日一日ふつふつとテンションが高まっていく。明日はチケットも完売、報道陣も恐らく今季最多の人数。どこもかしこもぎゅうぎゅうの熱気で包まれることとなります。
今日は午前中にコンディション調整をした選手たち。変な気負いもなく、特別な言葉もなく、明日の一戦に向けて着々と準備をしていました。いつもどおりのホームゲーム前のクラブハウスでしたが、チケットが完売したこと、「一心同体」パネル企画があることなど、心強いニュースが彼らの気持ちを盛り上げてくれます。

毎試合スカパーで中継がある今季のJ2。
レイソルの試合中継を担当している共同テレビのみなさんも、ここまで21試合、毎回ほぼ同じメンバー。浴衣デーのときに浴衣で撮影していた女性カメラマンはみなさんにもお馴染みですよね。今回、試合中継資料が送られてきた際、「試合、ぜひ頑張って下さい。スタッフ一同」と一文が添えられていました。「気合が入って、カメラを追加しました」とも。
その一文が、ものすごく嬉しかったです。
会場係員も受付スタッフも、「仕事」としてかかわっている人もみんながみんな、明日、横浜FCを倒す気でいっぱいです。

16名の選手たちを信じて、石さんを、スタッフを、このチームを信じて。
レイソルにかかわる全てのひとを信じて、私たち家族を信じて。
一心同体。
横浜FCが、「間違えて来ちゃったな」とたじろぐ熱と空気が、日立台にはある。
がんばりましょう。
絶対に。勝ちましょう。