2006年10月28日

ごめんと言われる悔しさはわかってたはずだ

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

本日の担当:横井孝佳

あれは去年のいつだったか。J1リーグ戦の終盤に、敗れた試合の後のロッカールームで、あるチームスタッフに「ごめんな」と言われ、泣きながら逆ギレしたことがあります。
「ごめんなんて言わないでくださいよ! 俺たちだって、おんなじレイソルとして戦ってるんだから! 他人行儀なこと言わないでください!」と。
そういうことなんだよね、拓ちゃん。

これまで何度も、負けたり悔しい引き分け方をした後に、広報日記で「クラブを代表してお詫び申し上げます」なんて書いてきたけど、それっておこがましいし失礼だよな、と思いなおしました。あのとき、「ごめん」と言われて心底残念だった自分と、同じ気持ちになっているサポーターの方もいらっしゃっただろうと。
それに選手たちは、次こそピッチ上で挽回しようと前を向いている。ピッチ上でサポーターの思いに応えようと、汗を流している。私なんかが謝るのは、彼らの気持ちをないがしろにしていることに等しい。

今日の試合後、スタンドに挨拶する選手たちに、再び「一心同体」のパネルを掲げてくださった皆さん、ありがとうございます。勇気づけられました。うれしいときも楽しいときも、つらいときも、苦しいときも一心同体だよ、というメッセージですよね。
われわれは何も成し遂げていないけど、何を失ったわけでもない。明日のことなんて誰もわからない。
残り5試合、選手もスタッフもサポーターも一つになって、完全燃焼しましょう。

・・・って何だよタク。アップしてからもう一度見たら、前言撤回か。今日はタクブログに乗っかろうと思ってたのに。結構感動したのに。

前だけ向いていこう。