2006年11月13日

覚悟の前には、ジンクスなんて意味を成さない

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本日の担当:横井孝佳

1日のオフが明け、今日から週末の仙台戦に向けてトレーニング再開です。

午後練習に先立って、ミーティングが行われました。その前に、事務所へ寄った石さんとしばし歓談。
「知ってました? こないだの神戸戦で、44試合だったんですよ。ウチは勝ち点1差の3位、これはいわゆる『ノブリンポジション』じゃないですか! 石さんのジンクスは、44試合で勝ち点1差の3位ってことだったんですよ。ここから先は未知のゾーン、だからジンクスも関係ないですよ!」と私。
すると石さんは、ふふんと鼻で笑いながら(と見えた)、
「当然知っとるわい、自分のことじゃもん。神戸戦の前から思っとったよ。でも大分で(勝ち点1差で昇格を逃したとき)の1回目は36試合、2回目は40試合で、44試合やって3位じゃったのはフロンターレの時だけじゃよ」と完全否定。

自虐ギャグの一環として、夏ごろまで「わしゃあ3位が得意じゃから」みたいなことをよく言っていた石さんですが、今となっては「それがどうしたんじゃ」という心持ちなのでしょう。「覚悟を決めた」のだから。

その後のミーティングでは、神戸戦の模様を振り返りました。改めて見ると、レイソルのいいところと悪いところが噴出した試合だったことがよくわかります。今日のミーティングでは、ここ最近の失点数の多さについて、石さんから詳細な対策案が出されていました。
得点力はもともと高いし、最近は好調。だからこそ、セットプレーやカウンター、ミスからの不用意な失点を減らせれば、勝利がぐっと近づく。チーム全員で、失点防止への意識を高めました。

さて、本日午前練習と午後練習の合間を利用して、モバイルレイソルの選手動画メッセージ、着ボイスなどの収録を行いました。前回収録時にケガなどの理由で参加できなかった山下選手、根引選手、大谷選手、マルコス選手の分を、無事収録することができました。
データは一両日中にアップされる予定ですので、どうぞお楽しみにお待ちください。個人的には山下選手の博多弁バージョンがツボでした。
収録のときに大谷選手から「広報日記に書いておいてよ」とリクエストがありましたので、この場を借りてお知らせしたいと思います。大谷選手の負傷、鎖骨骨折の経過は順調なのですが(最近はレントゲンも撮ってない、と本人)、椎間板ヘルニアを発症してしまい、現在リハビリもままならない状態です。長年の疲労が蓄積したもので、どのタイミングで傷めた、というわけではないのですが。したがって、復帰はまだ先のことになりそうです。
チームが正念場を迎えている中、大谷選手の気持ちは察するに余りあります。しかしここは体をオーバーホールするチャンスと捉え、しっかり治して、再び万全な状態で日立台のピッチに立ってほしいと願っております。

明日は午後2時から、ジェフ千葉さんとの練習試合が行われます。場所は野球場のサブグラウンド。ぜひ大勢の方にご覧いただきたく。もしかしたら、あの選手が出られるかも、です。

最後に、宮本チーム主務のブログの件、本人も書いておりますように、以前のエントリで一部不適切な表現がありました。ブログ統括者としてわたくしからもお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
そして一点訂正を。平川コーチが「素晴らしい」と褒め称えたサポーターの応援、本人によるとあれは仙台の応援を指していたそうです。こちらもお詫び申し上げます。

しかし、先日の神戸サポーターの応援が素晴らしかったことは間違いなく真実です。選手も素晴らしかったし、そして私らレイソル広報ズと仲良くしてくださるヴィッセル広報ズのお三方にもお世話になりっぱなしで。ぜひ「トモニイコウ」!ということで。神戸の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。