2006年11月18日

あと3試合、全力で

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本日の担当:種蔵里美

落とせない大事な一戦。南選手のあのセーブがあったからこそ、なおさら、絶対に勝ちたかった。フランサ選手が「仙台はレイソルのパスやワンツーなどをよく消していた。難しい試合だった」とコメントしていましたが、そんな状況のなかでも「今日はなんとしてでも」と、強く思わせてくれました。先制されても下を向くレイソルではなかった。みんなで掴んだ勝利です。

これで、一歩前へ、進むことができました。
1位とも3位とも勝点差は「1」の2位。まだまだ踏ん張って、全力を出し尽くして。

レイソルには、南選手にこう言わせた、みなさんがついています。
「ここ日立台ではいつも何かが起きる。こういう試合(終盤で試合が動く)を、何度もしてきている。今年はホームで負ける気がしない。J2に落ちてもこれだけのひとが応援してくれているし、それどころかサポーターが増えた気がする。去年まではここでなかなか勝てなくて野次や誹謗中傷もあったけど、今年は僕たちを後押ししてくれているとひしひしと感じる。それに僕たちが応えなくてはいけないと思う、いい関係が築けている。今日の勝利もサポーターのおかげです」

一試合一試合が、鮮やかに胸に刻まれてゆく、私たちの誇れるべきシーズンだからこそ。
J1に昇格するのだからこそ。
次の山形戦、絶対に勝ちましょう。

「みんなの願い、叶えます」(昨日のコメントです)と右ひざ半月板損傷の手術から2ヶ月たたずに復帰してきたチュンソン。
後半33分の「イ・チュン・ソン!!」コールとスタジアムの空気。本人は軽やかに風を切ってピッチに走り出していきましたけど、いつの間にか、ほんとに大きな期待を背負う選手になりましたね。
1年前の入れ替え戦第2戦、悔しくて、後半途中で「もうクラブハウスに帰る」とスタンドから一人降りてきたチュンソン。良くも悪くも感情がストレートに出るタイプ。試合にコンスタントに出るなかで「俺がやってやる」気質をコントロールできるようになってきた今季、彼独特の「意地」にも期待せずにはいられません。あのときのどこにぶつけていいかわからない気持ちを、この時期ここで発揮するんだと、真っ直ぐにゴールに向かっていっている気がします。2ヵ月半ぶりの出場に、試合後はちょっとはにかんだ、ホッとした表情を浮かべていました。

さて、モバイルレイソルは本日の試合もメンバー入りした16選手全員のコメントをアップしました。なかなか無謀に思えたこの企画も、ホームだとだいぶスムーズです。
ご協力いただいた柏レイソル選手のみなさん、ありがとうございました。

最後に。
いつもいつも、ブラジルトリオへのインタビューやフランサ選手への「俺の撮っておき」撮影のお願い、コメント取りなどで我々広報ズを助けてくれる公文さん、第一子誕生おめでとうございます!
すくすくと健やかに育ちますように。