2006年11月20日

レイソルらしさ

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本日の担当:種蔵里美

仙台戦終了後クラブハウスで選手コメントをとっていたら、トレーナールーム前のソファでほかの選手たちと一緒にわいわい「神戸?横浜FC戦」を観戦するフランサ選手を発見。
仙台戦を振り返るコメントをもらい・・・
「そうそう、今日のマッチデー見て」と手渡すと
「ああー、試合前にロッカールームで見たよ(満面の笑み)。クールだったろ?」
「(マッチデーが?フランサが?)・・・うん。せっかくの写真小さくてごめんね」
「いや、だってみんな同じ大きさでしょ?知ってたよ(満面の笑み)」
(いまいちピンとこない方は、仙台戦のマッチデープログラムをご購入ください)

元セレソンであり、ブンデスリーガでプレーしていた一流の魔法使い、フランサ選手。公文通訳がよく「フランサは頭がいいからね」と表現しますが、今年の彼の順応性もまた一流かもしれません。ピッチ内の姿はみなさんご存知の通り。練習を見ているだけで、そのすごさにため息が出ます。
そして、繰り返し言う「ここでプレーすることを誇りに思う。レイソルに関わるひと、みんなのために、絶対にこのチームをJ1に上げたい」の言葉通り、決意をもってきっちり結果を出してくる。神戸戦の、ディエゴ選手へのアシストが決まったあとの、ベンチ前での雄叫びは見ていて鳥肌が立ちました。もちろんあのプレーにも。

ピッチ外でもまた、魅力あふれるキャラクターの持ち主なのです。
これもみなさんご存知ですよね。
ものすごくマイペースだけれど、こっちにもちゃんとあわせてくれる。試合後の選手バスの最後列で谷澤選手にイヤホンを片方貸してあげてヒップホップを聴いたり、筋トレルームで踊ってくれたり、マッチデー「俺の撮っておき!」企画に真剣に取り組んでくれたり、企画意図を説明したのになぜかすべて「オレ」の写真だらけになってしまったりする、そんなフランサを好きな選手・スタッフはキリだけじゃありません。

温かくて仲が良くて、熱いサポーターがいて、日立台があって、洗練されているわけではない、愛すべき「レイソルらしさ」。フランサがすっかり馴染んでる「レイソルらしさ」を、それを楽しむフランサを、いまさらながらとても大事に思います。

そして、レイソルというチームについて常に考えているこの選手の日記が、昨日アップされていました。
PCの方はぜひクリックしてください。必読です。 → 北嶋秀朗オフィシャルサイトDIARY
シンプルで力強くて、素晴らしいメッセージです。

さて本日チームは午前練習でした。心配された雨は小雨がぱらつく程度でしたが、吐く息が白く、手袋・ネックウォーマー・ニットキャップでフル装備の選手も。鈴木将太選手が全体練習に合流していました。
明日も午前練習のみです。夕方には、柳澤選手がレイソルオーレに出演予定。アジアユースの報告をしてきます。お時間のある方はぜひ、柏?島屋ステーションモール8階のスタジオK?WESTでお会いしましょう。