2006年12月 8日

昨日に続いてちょっといい話

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本日の担当:横井孝佳

皆さん、これから話すエピソードを聞いたら、もっと石さんが好きになりますよ。

本日、柏三中の生徒さん5人が職場体験学習にお見えになったのです。午前中は練習見学の予定。でも、ただ見ているだけでもつまらないだろうからと、練習の球拾いをやってもらったんです。
今日のトレーニングメニューは、選手が4?5人のグループにわかれ、筋トレなどのフィジカルメニューを室内で行い、その後野球場の練習グラウンドに出て、ボールを使ったメニューを消化する、というもの。時間差を設けて、グループごとに順繰りにメニューをこなしました。

最初は、石さんが外に出ていなかったのです。そこで、エクイップメントのカリカリに「この子たちに球拾いをさせてあげて」と言い残し、いったん事務所へ帰りました。その間際、マネージャーのタクちゃんが「あの子たちなんですか?」と聞きます。
「職場体験の中学生。ボール拾いやってもらおうと思って」と私。
「石さん何て言うかなあ」とタク。
そういえばそうだ。職場体験の子どもとはいえ部外者は部外者。監督の許可なしに練習グラウンドに入れたら怒られるかも・・・。と、一抹の不安を抱きつつ、事務所へ戻ったのです。

そして再び練習グラウンドへ顔を出すと、石さんが熱血指導中。ハードな「鳥かご」をやってます。しかしなんかおかしい。よくよく見たら、石さんが指導しているのは職場体験の中学生5人じゃないですか!!!

「ほら○○君、体の向きがおかしい! それじゃ左にしかパス出せんじゃろ!」
「○○君、サポート!! サポートせにゃ!」
と選手とまったく変わらぬ指導をしてらっしゃる。エー!!!! いいんですか!? とこっちがアタフタしてしまったほど。

最後に残った子には、やはり選手と同様、腕立てのペナルティを課したりして。三中の生徒さんたち、ものすごい職場体験、選手の仕事を体験してしまいました。

気さくな人柄にもほどがあります。でも、この子たちにとっては一生忘れられない体験となったでしょう。改めて石さんの懐の深さに感嘆した次第。
ちなみにこんなこと、過去にありませんでした。たぶん先にもありません。「選手と同じ練習が体験できる!」と職場体験を申し込まれても、非常に困ります。市内の中学生諸君、ぜひそこのところにご留意を。今日の5人はホントに運が良かったのです。

さて、本日選手たちは関東近郊の温泉に、納会へと出かけていきました。幹事役の選手会長、大谷選手の「大変そうぶり」が眼に焼きついています。今頃はまだ宴会の最中かな?
笑ったのは、選手たちの小ネタ仕込みぶり。覆面だとか変なおもちゃだとか。オカとクラは、600円で売ってたという馬の頭が付いたステッキがお気に入り。どんな芸を見せたのかな? 帰ってきたら聞いてみましょう。

明日、明後日はチームはオフ。広報日記もオフ、の予定です。何か書きたくなったらアップするかもしれません。それでは皆様、よい週末を!