2007年5月12日

魔法使い復活

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本日の担当:桜林 舞

中2、3日で行なわれた4連戦の最終日。故障者や欠場者、連戦の疲れもあり、2引き分け1黒星で迎えた本日。風もなく晴れ渡る日立台を勝利ダンスで飾ることができました!

日立台にいらしていただいたサポーターの皆さん、スカパーを見ながら応援してくださった皆さん、テキスト速報でレイソルの勝利を信じてくださった皆さん、レイソルのことを気にかけながら仕事に打ち込んでいた皆さん、レイソルに関わるすべての人の気持ちが一つになって、今日の勝利を手にすることができました。あ、このフレーズは前回の名古屋戦の公式トップでみたような。。。

勝点3を積み上げ、勝点は21に。勝利ダンスに沸くゴール裏には「地球滅亡まであと24」の横断幕。サポーターの皆さんの用意のよさに、いつも感嘆してしまいます。今日はいつも以上にゲーフラが多かったのではないでしょうか。勝利ダンスの音頭をとったのはDFの要、古賀選手。なんでも当初J1リーグ戦デビューとなった池元選手に拡声器が手渡されたそうなのですが、遠慮したのか、はたまた音頭の取り方が分からなかったのか辞退をしたとのこと。ピッチを降りた後のレイソル勝利の儀式も新鮮だったに違いありません。

そしてなにをおいても、4試合ぶりにフル出場したフランサ選手。立ち上がり、前半8分の復活弾。キーパーが倒れたのを確認し、ふわりと浮かした落ち着いたゴール。その存在感たるや、「魔術師」の言葉だけに集約するには余りあるぐらいでしょう。そしてフランサ選手と李選手でフランサダンス☆

その3分後にはセットプレーから李選手がどんぴしゃヘディングで合わせたチュンソンゴール。リーグ戦4ゴール目を決め、ダブルピースで喜びを示してくれました。レイソルの総得点17点のうち、菅沼選手5ゴール、李選手4ゴール、フランサ選手3ゴールとこの3人で12点。この勢いでU-22でも暴れてもらいたいですね。

そして本日の2ゴールを2アシストで演出した永井選手。1点目を中央から大谷選手→アルセウ選手→永井選手が軽やかに繋ぎ、フランサ選手でフィニッシュ。ボランチの連携も光りました。2点目は永井選手の左直接フリーキックがゴール前に正確に入り李選手でフィニッシュ。永井選手の持ち味が炸裂した瞬間でした。

蔵川選手のおしいシュートもありましたね。石崎監督と一緒に記者さんに囲まれ、「あのシュートはないじゃろ?」の監督の言葉に、「あれはボールを浮かそうとしてこう・・・」と言葉に詰まる蔵川選手。ビデオミーティングに出るなこれ、と頭をよぎったことでしょう。しかし「クラのところでプレスが利いていた」とそれ以外のプレーは石崎監督は褒め称えていました。

そんな石崎監督。「結果的には勝てたが内容はまだまだ改善の余地がある」といつものフレーズ。3月4日開幕戦の横井広報の日記を引用させていただくと、「とどのつまり、石さんは結果よりも内容なのです」。5月も半ば11節を終え、暫定2位。結果がついてきているからといって、おごり高ぶらず、慢心することのないように。石崎監督はいまでも初心に戻ることを忘れません。

ともあれ勝ちは勝ち。
最高の土曜日です。
祝杯をあげに参りましょう。

最後に、明日は日立台でサテライトリーグvs鹿島戦が行なわれます。14:00キックオフ、開場は1時間前の13:00からとなります。札幌@柏の葉(3月11日、○1-0)、仙台@ユアスタ(4月22日、○3-2)と2連勝中。サテライトも絶好調のレイソルです。今日と同様太陽が降り注ぐ中で行なわれそうです。UVケアを万全に、公共交通を使って、聖地日立台までお越しください。