2007年5月15日

晴れのち雷雨、のち晴れ

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本日の担当:桜林 舞

連戦を終えオフ明けの本日、4月24日ぶりに2部練習が行なわれました。今日はいつも練習が行なわれている野球場のグラウンドが芝生の療養のため使用中止となっていたため、今季初めて日立柏サッカー場でトレーニングが行なわれました。強い日差しが降り注ぐ午前練習が終わろうとするころ、雨雲が立ち込め雷の音が!先日の名古屋戦を髣髴とさせる雷雨にプラスして雹が!!一時は前代未聞の練習中止か、と思われましたが、練習は50分遅れで開催。ではなく、通り雨だったらしく、午後にはカラリと晴れ上がり、通常通り滞りなく行なわれました。

長めに行われた午後練習を終えると、古賀選手がメディアの方に囲まれ、代表候補合宿入りした近藤選手へのコメントを求められていました。「心からうれしいですよ。レイソルに帰ってきたら、うまくやってもミスをしても『さすが代表のプレーは違うね?』とからかいますよ」とリーグ戦最小失点のセンターバック相棒にエールを送っていました。

そして石崎監督。「1回切りの代表候補にならんといいね。代表(候補)入りするとメディアのみんなが持ち上げるじゃろ。レイソルに帰ってきたらワシがたーんとお灸をすえてやらにゃぁ。それがワシの仕事だからね」と言葉はいつもどおり辛口ながら名将も笑顔の応対です。午後からの代表候補練習を見に行く記者さんに伝言は?と聞かれると「ケガのないように」、そして「代表のトレーニングどんなんだったか、帰ってきたら教えて」とトレーニングを考えるのが好きと日頃豪語する石さんらしいコメントでした。

大分戦を振り返るチームミーティングで、「ここでチュンソン!いないからゆうてもしょうがないな」「ここはミノル!ミノルもいないんじゃったな」とつぶやいていた石崎監督。U-22について話を振られると「チュンソンとミノルの2トップでやればいいのに、ねぇ」と記者さんにも同意を求めておりました。大阪戦では合流するとはいえ、「ガンバ戦13時からじゃから晴れたら暑いじゃろな。遠征帰りの二人は持つんじゃろか?」と帰国を心待ちにしている様子でした。明日16日の香港戦、2人に出場機会が訪れればリーグ戦に劣らぬ活躍を見せてくれることでしょう。

雑誌取材とラジオ出演の2本だてだった小林祐三選手。練習中も笑顔が絶えないね、との記者さんに問われると「それがレイソルの最大の特徴なんで」と即答。「レイソルって本当にみんなの仲が良くて。用事なくてもクラブハウスにいる人が結構いるんですよ」とその後に取材を受けた大谷選手も。U-22や代表候補の人をねたんだり、嫉んだりする人はまったく見受けられません。

そして本日池元選手の負傷リリースを出させていただきました。ケガから復帰してこれからという時の全治6週間のケガ。本人が一番ショックだったと思います。クラブハウスで左膝をかばうために2本の松葉杖をついていた池元選手。かける言葉も見つからず、その姿を目で追うことしかできませんでした。しかし、起きてしまったことを悔やんでも状況は変わりません。ケガに次ぐケガから復帰し代表候補入りした近藤選手の「苦しいことも忘れてしまうほどうれしかった」の言葉もあります。ここは急がず、焦らず、慌てず、じっくりと前向きな気持ちでリハビリに臨んで欲しいですね。挫けそうになったときは、いつでも心強い仲間たちと、熱いサポーターがいることを心に留めて。どしゃぶりの雨の後には、晴天が広がっています。