2007年5月27日

サテライト鹿島戦

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担当:大重正人

いきなりですが、まずお詫びから…本日のサテライト鹿島戦、ひたちなか総合公園まで遠く遠征したのですが、PCのネット通信設定がうまくいかず、速報をお送りすることができませんでした。急いで柏に戻って、熱戦の模様を遅ればせながらPC版速報にアップいたしましたので、ご覧ください。

さて、その試合ですが、結果から言えば、1-2の敗戦でした。そのなか光っていたのが黒豹ドゥンビア選手。試合開始0分にいきなり出鼻をくじかれる先制点を許しますが、後半、昨日のホムスタ神戸でJ1初ゴールを挙げた勢いそのままに、右クロスに鋭く反応して、2日連続のヘディングゴール!!そのドゥンビア選手、自然そのままのひたちなか公園に、再三「アベチャーン」と、阿部吉朗選手を呼ぶ声が響き渡り、スタンドの笑いを誘いました。そのキャラクター、そしてファインゴールに、交代時には鹿島サポーターからも拍手をもらい、ドゥンビア選手も白い歯を見せて、笑顔で応えていました。

ディフェンスラインの真ん中で先発出場の大河原亮選手。試合後のロッカールームでの談話です。「試合が始まっていきなりの得点を許して、あれでリズムに乗れませんでした。悔しいです。相手のクロスやフィードには自信のあるヘディングで対応できたと思います」と本職である守備面の反省。そして攻撃では、「阿部吉朗さんとドゥンビアがすごく速いので、積極的にフィードを狙って行きました。チャンスもまずまず作れました」と敗戦の中にも手応えを感じさせる試合後でした。

今日のキャプテンマークをまいたのは、石舘靖樹選手でした。前回ホームの鹿島戦で負傷した池元選手について話したとき「サテライトは、アピールするための試合です」と答えました。どのチームの選手にとっても、なかなかJ1の試合に出られない選手にとって、サテライトのゲームは試合経験を積んで、しかもアピールできる貴重なものです。だからこそ思わぬ激しさ&故障を生んでしまうこともあるのです。

その石舘選手、後半に思い切ったオーバーラップから、持ち味の左足のテクニックを披露して、ペナルティエリアへ突入!いつも以上にアグレッシブな攻撃を見せたところで、GKと交錯。そのまま左腕を押さえたまま、交代となってしまいました。脱臼とか鎖骨骨折などが考えられる激しい接触でしたが、試合後は左腕を押さえながらも「大丈夫です!打撲です!!」と、大事には至らなかった様子。このところ故障選手がまた増えてきたところで、ほんとに胸をなでおろしました。

関西アウェイ2連戦を落としてしまったレイソル。この後、キリンカップやU-22の代表戦のため、2週間の短いインターバルに入ります。嫌な流れを払拭すべく、石崎監督がきっちりとフィジカルを鍛えなおし、攻守の戦術をきわめて、6月9日の大宮戦へ向け立て直してくれるはずです!明日からは、チームはめずらしい2連休。ここはしっかり身体を休めて、心もリフレッシュ!!ですので、広報日記も2日間お休みさせていただきます。それではまた水曜日に……