2008年3月 7日

あと2日

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担当:大重正人

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いよいよ、開幕の足音が。。。明日からついに2008年のJリーグがスタートします。1月の自主トレから、グアムキャンプを経て、鹿児島キャンプ。そして柏での総仕上げの2週間。振り返ってみれば、もう開幕なの!?と過ぎ行く時間の早さを改めて感じます。スタジアムではスポンサー看板が張り替えられ、ピッチでは青々とした芝生がきれいに刈り取られ、美しい濃淡のコントラストラインが浮き上がっています。

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練習場では、ジュビロ戦に向けて、最後の総仕上げ。ジュビロといえば、昨年の開幕戦で4-0と圧勝しながら、アウェイの最終節で0-4の返り討ちに……。中間の取材では鈴木達也選手も李忠成選手も「開幕で勝ったことより、最後に大敗したイメージの方が強くて…」と挑戦者の立場を崩すことはありません。今年は、それほど「挑戦」というフレーズが強調されることはありませんが、監督以下、選手たちの内面にはチャレンジスピリットが息づいているはずです。

相手の布陣を想定しての、フォーメーショントレーニング。攻守ともCKやFKのセットプレーを確認し、「鍛える」のではなく「整える」段階です。その後は攻撃選手と守備選手に分かれてのトレーニング。石崎監督が見守る中、守備側の選手は、サイドからのクロスに対する対応を2対2で。昨季の失点パターンとしてサイドからのクロスや、そのこぼれ球からやられるケースがありました。また、ジュビロのクロス数は昨季リーグ1位。ここに駒野選手という日本屈指のクロッサーが加入したわけですから、マークを怠ることはできません。

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そして攻撃陣は、シュート練習でゴールのイメージを高めます。ペナルティエリア内では、次々とゴールネットを揺らし、「ナイスシュー!」と声が連なります。そのなか、細かなパスや動き出すタイミング、身体の向きなどを指導していたのが、高橋真一郎ヘッドコーチでした。攻撃における指導を期待されて入閣した高橋コーチ。石さんの守備に、真さんの攻撃。同じ広島出身の同い年コンビだけでなく、石川コーチの的確なアドバイスや古邊コーチの厳しい叱咤も飛んでいました。それぞれの厳しい「目」がピッチに注がれてきたこの冬。レイソルの選手たちが成長した姿を、日曜日に日立台でお見せしたい!!と願うばかりです。

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最後に、練習スケジュールについてです。12日水曜日に予定されていた午後練習はなくなりましたのでご注意下さい。また先日、広報日記で「火曜と木曜が2部練習となります」という内容をお伝えいたしました。この件について迷われたサポーターの方から質問を受け、混乱を招きましたことをお詫び申し上げます。この場で補足します。選手の疲労やトレーニングの負荷を考えて、2日連続の2部練習を今季から変更しようという試みですが、試合と試合の間のトレーニング期間が十分に確保されているときとなります。実際、3月中は試合間隔が詰まっていることもあり、2部練習は週1回ということがほとんどです。ホームページやモバイルサイトでのスケジュールをご確認くださいますようお願い致します。