2008年3月13日

準備

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担当:大重正人

いつものスタッフミーティング。ロビンソンGKコーチと木村通訳の姿がありません。「キーパーは9時から練習行ってます」。9時半スタートの練習に先駆けて、ゴールキーパー陣のトレーニングがスタートしていました。先週もそうでした。フィールド陣のトレーニングはセットプレーの確認など、試合に向けた調整段階に入っていますから、GKの練習としては、フィールドと同じ時間では足らない。地道な基本動作の繰り返しが、安定したセービング、そして強烈なシュートを浴びた時にスーパーセーブに繋がる。何事も練習と準備が大切です。

そしてフィールド陣は9時半スタートだったのですが、練習グラウンドには人影が。目を凝らしてみると、李忠成選手でした。ゆっくりとステップを確認しながらのドリブル、そしてシュートフォームへ。ボールをシュートするのではなく、そのフリだけ。李選手の頭の中では、九石ドームで青いユニフォームのDFを描いて、どうやってシュートに持ち込むか。そのイメージを膨らませているように見えました。たった一人で、黙々と反復動作。たぶん100mぐらい離れたところにいたのですが、すごいオーラというか集中力を感じました。彼もまた、しっかりと心と体の準備。

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広報も、いろいろ練習のこと、新鮮なチームの情報を広くお知らせできるよう、日々アンテナを張って準備しています。今日は絶対このネタで行こう、これを伝えたい!!と確信をもって夜パソコンへ。ただ、その伝えたいイメージが、受け手であるサポーター皆様の求めているものと違っていることもあり、悩むこともあります。チームの中と外とのギャップを少しでも埋めて、できる限り近づけるように。それが広報の仕事のひとつだと思っています。

「迷ったときは、進め!」。野球の星野仙一氏がおっしゃっていました。悩んだりうまくいかないことは選手がプレーしている時もあるだろうし、一般社会でどんな人でも体験するものです。そんな時だからこそ、しっかり自分の意志を持って、自信をもって、勇気をもってチャレンジする。日々戦っている選手やスタッフ、そしてサポーターの皆さんと同じように、広報も。明日、選手たちは大分へ乗り込みます。勝利を、勝点3を手に入れるために。大分へ旅立つ人も、柏をはじめ遠く大分へ念を送る皆さんも。結束して、団結して、一緒に勝ちましょう!