2008年4月 1日

誰かが見ている

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担当:桜林 舞

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雨は止んだものの、冷たい風が強く吹く一日です。「花冷え」というのでしょうか、4月とは思えない寒さです。そう、今日は4月1日!3月9日のレイソル開幕戦から、気づけばあっという間に4月です。

新社会人の皆様にとっては記念すべき新しい一歩を踏み出す日となったことでしょう。私自身の社会人初日を振り返ると、集合時間と式の開始時間を間違えてしまって、しょっぱなから遅刻してしまったことを今でも申し訳ない気持ちとともに思い出します。

小林祐三選手は自身のプロデビュー戦を「鮮明に覚えていますね。誰が出たかとかも覚えていますよ」とこう語っています。「試合前に増田さん(増田忠俊/元鹿島、現HOYAtletico ELAN監督)に「誰にだってデビュー戦はあるから」って言われたんですよ。その一言で、肩の荷が下りましたね。そりゃそうだなって。何百試合出ている人でも最初はデビュー戦なわけですから」(現在発売中のJリーグサッカーキング5月号のインタビューより引用)

1年目の人も、3年目の人も、10年目の人も、30年目の人も、誰もが通るデビュー戦。皆さんのデビュー戦はいかがでしたか?私のように、初日からやってしまった人も、これから挽回する機会はいくらでもあります。後から思えば、デビュー戦は、これから先の真価を問われ続けるための、スタートラインに立っただけのことですから。(と私がいうのもおこがましいですが。。。)

レイソルも毎年、いや毎試合、真価を問われています。昇格2年目、3月の5戦は1勝2分2敗。

正直、厳しい意見、辛辣な意見も寄せられています。と同時に「まだまだ」「諦めるな」「前向け」「これからだから!」とチームを鼓舞する声援もそれ以上に寄せられています。勇気付けられます。ありがとうございます。

3月のシーズンインから12月の最終戦までの9ヶ月間で結果を出さないといけないという事実は、プロスポーツの宿命として致し方ないことだと思います。でもあと8ヶ月。リーグ戦でいうと、あと29試合。諦めるには、まだ、早い。ですよね?早すぎますよね?

今までがダメでも、これから挽回していけばいいだけのこと。

社会人1年目の人も。
昇格2年目のチームも。

絶対、誰かが見てくれている。

まだ気づいていないどこかの上司や、
自分は知らない先輩など。

少し雲隠れしてしまった勝利の女神も、
いつ微笑もうかと機会を伺っているはず。

いまは、少しでも早く見つけてもらえるように、
気持ちを切り換えて。

寒さを超えて、
咲き誇る桜の花々のように、
期待を胸に、
じっとその時を待ちましょう。

明日の京都戦は19時キックオフです!

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