2008年4月10日

練習で競争、試合で協力

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担当:桜林 舞

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昨日同様、冷たい雨が降り注ぐ一日でした。さすがにこの天候なのでいつもよりは見学者は少なかったのですが、この天候でも日立台に足を運んでくださるサポーターの方へのちょっとしたプレゼントなのでしょうか、ファンサービスゾーンで選手を迎えるころには、不思議なことに図ったようにひと時雨が降り止みました。日頃の行いを雨雲が見てくれていたのでしょう。

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今日から大津選手も合流です。U-19の合宿から帰柏し、「楽しかったですよ」といつも以上のオオツスマイル。練習試合に関しては「FWは6人のいますからね。90分を三分割して2人×30分づつ出場しました。短かったのであっという間で」と、自分でもよくわかりませんと続ける正直な大津選手でした。プレーそのものだけでなく、レイソルとは違う環境で、同じ年代と交流することも意味ある経験だと思います。レイソルでは大津選手と同年代の選手はいませんからね(大津選手は90年3月生まれなので、学年としては89年世代。今季新加入の鎌田選手と村上選手も年齢的には年上ですし。88年世代の大島選手が学年では1つ上、比嘉選手と酒井選手は90年世代で学年は1つ下です)同世代と話をすることで、精神的にも吸収するものが多かったのではないでしょうか。

明後日に控えたアウェイ・マリノス戦。

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「マリノスには昨季3勝1敗ですが、どれも圧勝したとはいえません。劣勢の中で耐え抜いた戦いでした。強い相手にもやり方を変えずに臨むのがうちのサッカーですからね。真っ向勝負ですよ。非常に楽しみです。ひとつ結果がつけば、それも強い相手に打ち勝てば、精神的にも余裕がでる。マリノス戦はそういう意味で非常に重要な試合だと認識しています」と頼もしすぎる古賀選手。

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「現在リーグ戦は2勝2敗1分で、イーブンです。チームとしても、このところ勝利には足踏みしているけれども、内容そのものが悪いとは思いません。自分でも得点はもちろん決めたいけれど、パスやアシスト、裏へ飛び出す動きなど得点に絡むように全力を尽くします。まずはチームの勝利を最優先して臨みます」と意気込みを述べる李選手。

そして、マリノスといえば、このお方でしょう!

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「古巣対決?マリノスには4年お世話になったからね。気合? 気合なんて、どことやっても入っているよ」と穏やかに語る「シンさん」こと高橋真一郎ヘッドコーチ。「コウジ(山瀬功治選手)とロペスが調子いいね。大島(秀夫)も怖いしね。マリノスにいるときはレイソルのことを『攻守の切り替えが早くて、一体感のあるチーム』だと思っていたよ。そのレイソルのサッカーをどこまでできるかにかかっているよね」。「『練習で競争して、試合で協力する』という結束力・団結力を試合でも発揮して欲しい」と続ける高橋コーチにとっても、負けられない試合。まさに今季のスローガン、UNIAO!です。レイソルの真髄をめいいっぱい見せつけてしまいましょう!