2008年7月 9日

長く付き合える彼女

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担当:桜林 舞

尾張の巨人・名古屋戦まであと3日。本日のトレーニングは、ビデオミーティングからスタートです。「すばらしいスカウティングじゃな。ワシがいうことはほとんど言ってくれた」と石崎監督が絶賛する平川テクニカルスタッフの説明を受けて、「過去2試合は勝ったけど、次は名古屋戦。昨年負けた悔しさをぶつけていこう」と選手たちの闘志に火をつけます。

昨年のアウェイ名古屋戦は0-2で完敗でした(●0-2、2007年9月29日@名古屋市瑞穂球技場)。

アウェイ・名古屋戦に関しては、2002年4月13日に●0-2で負けて以来、5試合勝ち星がないのです(4敗1分)!

アウェイ・名古屋戦で直近で勝利したのは、2001年6月23日(○4-1)でした。柏側で出場した選手で、現在レイソルに在籍しているのは、【南 雄太(選手)、渡辺毅(育成コーチ)、根引謙介(普及コーチ)、渡辺光輝(強化部スタッフ)】です。ちなみに得点者は、【渡辺光輝、柳想鐵、加藤望、大野敏隆】選手でした。もちろん名古屋のDFには【古賀 正紘(選手)】の名前があります。おそるべし、7年の歳月!ですね。


一覧にするとこんな感じです。
2001 6/23 J1-1st-12 ○4-1@瑞穂陸
2001 11/03 J1-2nd-12 ○3-2@柏
2002 4/13 J1-1st-6 ●0-2@豊田ス
2002 9/07 J1-2nd-2 △1-1@柏
2003 4/26 J1-1st-5 △1-1@瑞穂陸
2003 10/04 J1-2nd-9 △2-2@柏
2004 4/11 J1-1st-4 ●0-1@豊田ス
2004 10/17 J1-2nd-9 △2-2@柏
2005 4/23 J1-7 ●0-2@柏
2005 9/10 J1-23 ●0-4@瑞穂陸
2007 4/28 J1- 8 ○2-0@柏
2007 9/29 J1-27 ●0-2@瑞穂球

アウェイだけだとこんな感じ。確かに5戦勝ち星なし。。。
2001 6/23 J1-1st-12 ○4-1@瑞穂陸
2002 4/13 J1-1st-6 ●0-2@豊田ス
2003 4/26 J1-1st-5 △1-1@瑞穂陸
2004 4/11 J1-1st-4 ●0-1@豊田ス
2005 9/10 J1-23 ●0-4@瑞穂陸
2007 9/29 J1-27 ●0-2@瑞穂球

ホームだけだとこんな感じ。ホームでも結構分が悪いですね。。。
2001 11/03 J1-2nd-12 ○3-2@柏
2002 9/07 J1-2nd-2 △1-1@柏
2003 10/04 J1-2nd-9 △2-2@柏
2004 10/17 J1-2nd-9 △2-2@柏
2005 4/23 J1-7 ●0-2@柏
2007 4/28 J1- 8 ○2-0@柏

それだけ、名古屋が強いということなのでしょう。
でも、今年のレイソルは昨年の経験を活かして勝点を手にしてきています!


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データの話が長くなりましたが、今日の午前練習は、フルコートのゲーム形式で4本行われました。李選手が五輪合宿でいないこともあり、トップ下や中盤、DFも含めて、何通りもの組み合わせでトレーニングが進んでいきます。「選手が揃ってきましたね。石さんも頭が痛いでしょう」とメディアの方からお褒め(?)の言葉をいただきました。ガンバ戦の直前に練習で肩を痛めたアレックス選手も部分合流をしています。


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練習終了後、サッカーマガジンさんが今年も、全Jリーガーのスパイク特集を組むとのことで、フランサ選手のスパイクへのこだわりをインタビュー。黒いバンダナと赤いスパイクがトレードマークのフランサ選手ですが、意外にも「赤色」が好きなわけではないのだとか。それなのに、特注のスパイクをなぜ赤色にしているかというと・・・。続きは掲載されてからのお楽しみです☆

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もちろんスパイクの先端には、かの有名な穴が開きつつあります。「こういう状態になると、長く付き合える彼女になるのさ」とセクシーな解答のフランサ選手でした。


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昼食後には、石川選手会長と北嶋副選手会長がなにやらミーティング。8月3日(日)に行われる『柏レイソル夏祭り2008』の打ち合わせです。昨年とは趣向の違う夏祭りが煮詰まりつつあります。なんでもチーム対抗の頭脳ゲームが行われる予定だとか。もちろん、サポーターの皆様も、応援するチームを1チームお選びいただき、一緒になって熱くなっていただきます!是非、お友達をお誘いの上、いまからご予定ください。


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そして、サッカーマガジンさんは太田選手も取材です。次号はサイドの選手の特集らしく、日立台で撮影用にクロスを上げます。「今年は点をとることを意識しています」と太田選手。「サイドを走って、クロスを上げる。それだけだと敵にとって怖い選手ではないと思うんです。クロスも上げるし、最後は自分でシュートにも持ち込める。いろんな選択肢を持っている選手でありたいです。今年はかなりシュート練習もやりこんでいますね」。その言葉どおり、メディアの方も「いつも、いつ終わるんだろう」と呟くほどの練習量です。今日のシュート練習も、ボンボンボンボンゴールマウスを捉えていました。厳しい石さんの練習。自身に課した、自主練習。その積み上げで「これだけ練習した!」といえる自負があるからこそ、自信を持って試合に臨むことができるのでしょう。

太田選手はもちろん、
レイソルの本領発揮は、
まだまだこれから。

3年間の積み上げで得た自信を、
名古屋戦でも発揮して参りましょう。