2008年7月12日

リセット

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担当:大重正人

シュート数はレイソル14に対し、グランパスは15本。レイソルのプレッシングvsグランパスのサイドアタック。気温30℃のなか、ミスもありましたが、ともに長所を出し合った互角の戦いだったと感じました。しかしゴールを挙げたのは、グランパス。ビルドアップでボールを奪われ、相手の速攻。レイソルの守備陣形が整わない間に数的不利を作られての失点でした。「自分たちのミスで、みずから流れを失った感じでした」。今日もしっかりと試合を振り返った大谷キャプテン、死力を尽くしたものの、勝てた試合だったという思いが表れていたミックスゾーンでした。

古賀選手にとっては、またしても苦しい試合となりました。「90分試合に出て、チームに貢献できなかったことがとても残念です」。「なんで!?」というレイソルサポーターの悲痛が聞こえてくるようだった後半42分。最後まであきらめず、前線のターゲットとしてパワープレーの先陣に立っていたときでした。次節は、この守り神を失っての戦いです。

9試合連続の無敗が止まり、古賀選手もいないなかでの大宮戦。ただ、この敗戦と痛手を受け止めたうえで、気持ちを新たに戦うため「リセット」するには最適の機会ととらえたい。去年のアウェイ名古屋戦からズルズル崩れてしまった昨季の課題を克服しなければ、上位をめざす!なんて言うのもおこがしいことです。まだまだ16節、五合目にも達していない中、沈んでなんかいられません。サポーターのみなさんもそんな選手たちと同じ気持ちでしょう。

古賀選手にとっては休養の機会とプラスに考え、その穴を埋める選手にとっては試合で貢献できるチャンスです。次は早くも木曜日の日立台。明日は移動で半休、月曜日からトレーニング再開。練習見学は火曜日からになりますが、今後とも夏の暑さを打ち負かす日立台パワーの源、サポーターみなさまの声援を宜しくお願い致します。

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