2008年7月18日

100勝と勝点29

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担当:桜林 舞

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記念すべきJ1ホームゲーム100勝は、リーグ戦初勝利となる大宮戦で達成されました。78分に芸術的なループシュートで決勝点をあげたフランサ選手は「ホーム100勝だとは知りませんでした。歴史的な勝利を自分のゴールで決めることができてうれしいです」とヒーローインタビューで語りました。フランサ選手にとっても、今季リーグ初得点。「あと1試合フル出場すれば、コンディションは完全に戻ると思う」と完全復活への手ごたえを口にしていました。「アレックスのおかげです。強さのちょうどいいあのパスでなければ、あのシュートは生まれなかった」とゴールシーンを振り返りました。

サッカーは90分で行うもの。

そして、

サッカーは18人で戦うもの。

それを改めて思い知らされた一戦でした。


「立ち上がりこそ良かったものの、フランサをケアされ、前半太田がマークされて前にいけなかったため、蔵川も上がれず、右サイドから展開することが出来なかった。ハーフタイムにフランサは出来るだけ高い位置をキープするように伝えた。また、中に切り込み展開力のあるアレックスと、出来たスペースに飛び出していけるスピードのある鈴木を入れてから、チャンスを作れるようになった」と指揮官・石崎監督は交代の意図を語りました。前半の耐え忍んだ状況から一転、後半の流れを引き寄せました。

「大宮は昨年とはがらりと変わって、シンプルにボールを動かして、前線にスピードのある選手がいていいサッカーをしていました。前半は自分も多少無理をしても前に出ようとしていたのですが、バランスを崩れることが多かったので、後半は多少相手に前を向かれることになっても、DFラインを崩さないように心がけた。でも、あせりはありませんでした。後半アレックスが起点となって前にボールが出るようになり、(鈴木)達也くんが裏に走る動きをしてくれたので相手DFラインを下げることができた。チーム全員でつかんだ勝利だと思う」と話すのは大谷キャプテン。

GK菅野選手の好セーブはもとより、190センチのラフリッチ選手を持ち前のスピードでがっちりと抑えきった小林選手、5月25日のナビスコ川崎戦以来のフル出場となった近藤選手、ピンチの芽を今日も摘み取り続けた山根選手など、18人が、そしてサポーターの皆様が一丸となって手にした勝点3です。

リーグ戦の半分、17節を終えて、勝点は29点。順位は勝点で並んだものの得失点差で名古屋、G大阪を押さえて3位に浮上しました。目標である勝点55まで、あと26点。あと17試合で、残り26点を積み上げましょう。


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そして、試合前には、本日の試合が五輪前の最後のホームゲームとなる李選手に、ご両親から花束が贈呈されました。「(両親から花束を受け取って)恥ずかしかったけど、めっちゃうれしかったですよ。今日は点を取ることはできませんでしたが、両親の前でチームが勝てたので良かったと思います。次のヴェルディ戦は味の素スタジアム。地元なので友達も見に来てくれると思うし、そこで点をとって五輪合宿につなげたい」。この激動の1年で培われた前向きさとタフネスさをプレーでも取材でも、遺憾なく発揮してくれた李選手でした。

最後に、ご意見の募集です。本日のレイソルホームパーティー「同僚誘って観戦しナイト!」にて今季初めて特製Tシャツを作りまして、限定100枚で販売させていただいたところ、キックオフ時には完売となりました。スタメン11名、そして試合前イベント「ふれあいタイム」に出演してくれた古賀選手と大津選手も紺色にネクタイという特製Tシャツを羽織って皆様をお出迎えです。

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このTシャツを選手入場時に羽織るという話は聞いていたのですが、目前にしたときのインパクトはすごいの一言です!イエローじゃなくて、紺ですからね。ネクタイもついてますからね。大宮のスタッフの方も「やりますね、レイソルさん」とどちらともとれる感想を漏らしていました。

皆様の感想はいかがでしたでしょうか?Tシャツの色・デザインについて、選手入場時の着用についてなど、感じられたこと思われたことどのようなことでも結構です。「同僚誘って観戦しナイト!」は8月28日のFC東京戦でも行いますので、皆様のご意見によっては同様の企画も検討したいと思っております。ぜひ感想をうかがわせていただければと思います。「同僚誘って観戦しナイト!のご意見」まで件名を変えずにご意見をお寄せください。