2008年7月21日

風の声を聴け

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担当:河原 正明

大変遅くなりました。

今日の試合は、悔しい敗戦でした。味の素スタジアムからの帰り道、広報スタッフ3人が乗る車内も、最後まで心なしか重々しい空気のまま帰社したのでした。


今日はいろんな「風」が吹いたのかもしれません。でも、その風に向かって立ち向かう力が弱ければ、ただただ流されてしまうでしょうし、たとえ追い風だったとしても、準備ができていなければ、それは後押しをしてはくれず、ただ煩わしいだけでしょう。
まだまだ我々は「挑戦者」。風の所為だけにはできません。


今日は前半から、何かに気圧されたのか自分たちのサッカーができませんでした。今日を以って五輪代表で暫くチームを離れることになる李選手も「前半は何もできなかった」と唇を噛締め振り返りました。

ハーフタイム、石崎監督も「自分たちのサッカーを思い出そう」、即ち前線からのプレスで主導権を奪っていき、そして最後の最後まで献身的に体を張るディフェンスと、鋭いサイド攻撃のレイソルらしいサッカーを取り戻そうと、選手たちと送り出しました。

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後半、再び息を吹き返したレイソルイレブンは、猛攻を仕掛けましたが、残念ながら古賀選手の退場と追加点のビハインドを、ポポ選手のコーナーキックを大谷選手がピンポイントで合わせたゴールで1点返すのが精一杯でした。

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最後の最後まで、選手たちは死力を尽くして闘っていた。それを支えていたのは、ホームチームに勝るとも劣らないサポーターの皆様の声援があったからこそでした。熱い応援ありがとうございました。

すぐ26日には、次節京都戦が控えます。残念ながら古賀選手にポポ選手、そして李選手を欠くことになりますが、この苦しい時に立ち向かい、乗り越えていくことでチームはさらに成長することができるはずです。「UNIAO」が試される試合になりますでしょう。
明日はチームはOFFです。広報日記も火曜日に。では。

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