2009年2月13日

鹿児島キャンプ5日目

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担当:大重正人

今日は、今季2試合目のトレーニングマッチが組まれました。そのため、午前は試合に備えた軽めのメニューということで、サッカーバレーでリラックス。古邊&松原コーチが綿密に準備した大会要項により、6チームによる対抗戦。世界選抜、ベテラン、中堅、オリンピック、若手、ユース新人の総当たりリーグ戦。

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このなかで老獪な戦いを見せたのがベテランチーム。タイム測定などにより別メニュー選手がいたことで、「ベテラン」と呼ぶには早すぎる太田&栗澤選手が、藏川&古賀選手でチームを組みました。スピードの太田、テクニックの栗澤で広く後衛をカバーして、前衛の30’sがアタック。このバランスが絶妙で、次々と相手を撃破。1試合5分制で、ボールが遠く転がった際には、時間を気にした栗澤選手がわざと戻りを遅くするなどマリーシアを発揮し(主審の井原コーチから警告)、5連勝でチャンピオンに輝きました。

その後、毎年の恒例となっている国分幼稚園のみなさんが応援に来てくれました。ピッチ上では厳しい顔を見せる選手たちも、無邪気でかわいらしいお子さんたちを前にすると、自然と顔がほころびます。写真撮影では先生と練習してきたのか、「ダブルピース」や「ういっしゅ」ポーズ。今年もたくさんの元気をいただきました。

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さあ、午後2時半から行われた東京ヴェルディ戦。天気予報では雨マークがついていて、午前終わりにはもくもくと黒い雲が。そして、キックオフ直前、バチバチと頭上から頭やジャージに何か落ちてきました。あぁ、雨か……と思ったら、何か違います。目が痛い。水滴じゃない。今ニュースで流れている黄砂??と思ったら、実は、なんと火山灰でした。強い風に乗った桜島の灰がやってきたそうです。霧島市職員の方も「いやあ、めずらしいですね?」とびっくりの様子。これが目に入ると、本当に痛くて開けていられません。「目も痛いし、息苦しかった」と藏川選手が話した通りで、選手たちにとっては非常にタフな試合でした。

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昨日、ディフェンスのトレーニングをした成果もあり、3本通して高いラインを敷いて、前線から激しい当たりを見せたレイソル。1本目のロスタイムの先制点も、杉山選手が見事なパスカットから前線へ、ここへフランサ選手宝刀のスルーパスが通り、杉山選手が左足でしっかり決めました。得点はこれだけでしたが、守備に関しては去年の土台もあり、120分間無失点に抑えられたことは好材料と言えます。「練習試合とはいえ、やっぱり勝ちたくなるんよね。アジアの大砲vsアジアの壁は、アジアの壁の勝ちよ」と1-0の初勝利に高橋監督も前向きな笑顔を見せていました。

話は変わりますが、明日からはアソシエイツ会員先行のチケット販売がスタートします。今季からはバックスタンドのAR席を「ホーム席」とさせていただきました。すなわち、ビジターグッズを着用しての応援はできないエリアとなっています。バックスタンド全体をレイソルイエローで染めて、思いっ切りレイソルを応援しましょう!というチームの強い思いを形にしました。さあ、日立台を黄色に染めましょう!!