2009年2月15日

鹿児島キャンプ7日目

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担当:石本瑞奈

始めまして。最近ちらっと日記に名前が出ていた石本と申します。先月から柏レイソルの広報を担当しています。サポーターと選手に一体感があるのがレイソルの良いところだと思いますので、その輪に加わって、少しでも皆さんのお役に立てるように頑張ります。まだまだ不慣れではありますが、どうかよろしくお願いいたします。

鹿児島キャンプも残すところあと2日。グアムキャンプと合わせるとここまでのべ15日になります。その多くがフィジカルを鍛えるという苦しい練習の中で、選手たちの疲れもピークですが、時間は待ってくれません。プレシーズンマッチのちばぎんカップまであと1週間。今日はゲーム体力を養おうということで、鹿児島キャンプ3回目のトレーニングマッチを行いました。相手はFC東京。今シーズン初めてのJ1チームとの対戦です。

試合会場であるFC東京のキャンプ地、都城に着くと、子供たちが大勢選手バスを取り囲み、すごい熱気を感じました。「やった!選手に触っちゃった!」と喜ぶ子供たちはまるでテレビで見るお相撲さんの花道のようです。この子供たちがこれでもっとサッカーを好きになってくれるといいなと思いました。もちろんレイソルを好きになってくれるともっと嬉しいです。

そして、試合は気温20度を超える日差しの中、12時キックオフで45分マッチが3本行われました。やはり疲れからか、FC東京に2点を先制されます。しかしレイソルもボランチの杉山選手がタイミングよくパスカットし、そこからの展開で何度かチャンスメイク。キーパーの菅野選手から何度も「浩太、ナイス!」という声が飛んでいました。

そして、2本目に入ると、菅沼選手が高い位置でボールを奪い、そのままシュートに持ち込んでゴールを決めます。

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3本のトータルは1対4。残念ながらレイソルは敗れてしまいましたが、試合後、高橋監督は「今日のトレーニングマッチでケガ人がでなかったのは良かった。今日悪かったところは選手たちも分かっているし、これから修正していく。」と前向きなコメントでした。そして、その言葉通り、選手たちは自主的に円陣を作り、じっくりと自分たちでも改善点を話し合っていました。

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こうしたコミュニケーションはとても大事なことなのですが、それを選手たちが監督やコーチ陣に言われてではなく、自分たちでやっていけるところに、今シーズンにかける気持ちと頼もしさを感じました。選手たちは明日、午前練習を行った後に柏へ戻り、1日オフを挟んで18日からは日立台でちばぎんカップに備えます。