2009年9月 2日

9月

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担当:大重正人

ネルシーニョ体制になって初めての連休。8月15日のジェフ戦から立て続けに5試合を戦ってきた選手、そして指折り数えるほどもオフがなかったコーチ・スタッフにとっても、心身ともに貴重なリラックスタイムを過ごしたことでしょう。9月になって、心機一転。日立台に集まってきた一同を待っていたのは、驚くほどの秋の涼しさ。

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世間的な衣替えは10月1日と言われていますが。。。ネルシーニョ監督以下、スタッフは冬用のピステを着ている人が多く、サポーターの方も「気温の差が激しくて風邪を引きそうです」と長袖にさらに一枚羽織っている方が多く見られました。

連休明けということで、今日はもちろん2部練習。しかも午前中はグラウンドと筋トレルームを行き来しながら、2時間にも及ぶフィジカルトレーニング。攻守とも全員がピッチを駆け回り、運動量が求められるネルシーニョサッカー。国際Aマッチウィークの中断期間を利用して、リフレッシュ→フィジカル→戦術ともう一段階上へ。残り10試合で怒涛の追い込みを見せるために、今日は身体をいじめ抜いていました。

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GK陣は午前からハードなメニュー。京都戦でゴールを守りぬいた菅野選手、サッカー各誌紙上でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたように、その勇気あふれる守備が高く評価されていました。普段の練習からこんなにも気迫あふれているからこそ、本番でのビッグセーブも可能となるのでしょう。

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午後はゲーム形式。基本は6対6の勝負ですが、自陣と敵陣に3人ずつが分かれ、攻撃時に敵陣に進めるのは4人。つまり常に4対3の状態で攻守が繰り返されます。さらにピッチの外にはドッヂボールの外野のようにフリーマンが並んでいて、攻撃側は圧倒的に数的有利となっています。「4対3だぞ!しっかり考えてプレーしろ!!」とネルシーニョ監督から繰り返されます。

ピッチは30?40メートル四方ぐらいですから、ボールを奪えばすぐにシュートレンジ。しっかりボールを回しながら、きちんとシュートで終わる意識付けです。守る側もむやみに飛び込まず、しっかりゴールを固めて、奪ったらすばやく切り替えて攻撃へ。外野も含めて休む選手を作らせない。どの選手も常に気を抜けないトレーニングが続いていました。

現在、U-18からトップチームの練習に参加している、茨田選手と川浪選手が、U-18日本代表に選出されました。5日から仙台へ向かい、「仙台カップ」で各国U-18代表チームと戦います。フランス、ブラジル、韓国と世界のトップクラスと戦える貴重な機会。ケガなく、大きな成長と経験をつかんで帰ってきてくれるよう祈っています。
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最後に、、、ゲームトレで田中選手は利き足とは逆の右足でも、得意の左足でもゴール連発。戦術的な途中交代が続いていますが、やはり好調。早くJ初ゴールが期待されるそんな背番号41レフティーが、雑誌NUMBERのWEB版のコラムで紹介されています。竹本強化本部長と本人の言葉を交えながらの興味深いレポート。そちらもどうぞご覧下さい!
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