筑波大学戦
担当:大重正人
今日は、まずお知らせから。先日4月14日に撮影した、Jリーグファンサイト「J's GOAL」のGWファミリーJoinデイズ企画、「Mr.ピッチを描いてみよう!」のムービーがアップされました。「口」と「書き物」では天才的なセンスを発揮してきたキリが、今度はイラストで勝負しました。いったいその出来は??? 下記ページからご覧ください。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00099847.html
今日はトレーニングマッチ、筑波大学戦が行われました。久々の火曜日開催でした。日立台の公式戦では残念ながらレイソル全員のプレーを見ることはできません。日々努力を続けている選手たちの試合を一目見ようと、平日昼間にもかかわらず、多くのサポーターの方が来場されました。
西から低気圧が近づいているせいか、サクラの花びらがすべて散ってしまいそうな、かなり強い風。前半早々に筑波大に先制を許すと、その後向かい風に抗うように攻勢を強めたいところでしたが、思い通りにパスがつながらず、前半は無得点に終わってしまいます。
ようやく後半になってエンジンがかかってきたか、右サイドを爆走した藏川選手のGKのニアコースをぶちぬいたシュートを皮切りにゴールラッシュ。2点目の林選手は、藏川選手のクロスをニアでDFと競り合いながらねじこんだゴール。3点目の山崎選手は、ゴール前混戦から戻されたボールをエリア外からズドンと決めた右足ミドル。4点目は混戦から武富選手が押し込んで、最後の5点目は比嘉選手のクロスを、林選手が今度はニアできれいに合わせたヘッドで決めました。
しかし試合後の山崎選手の表情は、イマイチ輝きません。リンタロウ選手のカウンターからのプレゼントパスがありましたが、大事に行き過ぎたかGKブロック。「あれは、絶対に決めないと......」と悔しさありありの表情。「そのあとはしっかり押さえて打てました。強くいくところは強くいって、あとは今日みたいにゴールを決めてもっとアピールしたいです。次は公式戦でも」と闘志を燃やしています。
試合後、ひとりピッチを黙々と走り続ける選手がいました。2ゴールを決めた林選手です。1本目はDFともみ合いながら押し込んだ泥臭いゴール、2点目はピンポイントで合わせたきれいなゴール。激突を恐れずニアへ飛び込んで決めたヘディングシュートは、ともにらしさがあふれる見事なものでした。今日は45分だけの出場。前節は試合メンバーから外れ、公式戦で工藤選手がゴールを決め、フランサ選手も練習試合に戻ってきました。しかし、当然このまま引き下がるわけにはいきません。チーム内の競争は、今日も激しく続いています。