平常心で
担当:河原 正明
最初は残念なお知らせから。本日、ひたちなか市で行われました高円宮杯 第21回 全日本ユース(U?18)サッカー大会 予選グループで、柏レイソルU?18はサンフレッチェ広島ユースに2?4で逆転負けを喫してしまいました。グループ3位までは決勝トーナメント進出の可能性があったのですが、この結果、得失点差でグループ4位となってしまい無念の予選リーグ敗退となってしまいました。
レイソルU?18は夏のクラブユース選手権大会で準優勝をし、今大会も活躍が期待されていましたが、同じ組に入ったJクラブユースのレベルも高く、苦戦続きでした。最終的には僅差での敗退だけに悔しさが残ります。3年生にとっては残る大会はJユースカップのみ。悔いの無いよう戦うだけです。
さて、明日はいよいよ千葉ダービー。日立台にはサポーターの皆さんが大勢練習見学に駆けつけ、選手を励ましてくれていました。
明日は試合前の前哨戦から長い戦いが始まります。17時10分頃より、ピッチ内にて、ジェフ千葉対柏レイソルのPK合戦が行われます。これには両チームのOBやホームタウンの市長さまなどが参加するのですが、このPK合戦において、レイソルチームのキッカーを1名ずつ募集するとのことです。対象となるのは小学4?5年生で、当日のチケットを持っていること、ボールの蹴れる運動靴を履いていること(スパイク可)と自分が参加したいチームのユニホームまたはTシャツを着ていること、の3つです。PKを蹴れる自信のある子は奮って参加してみてください!なお、集合場所は16:00に南1ゲート横にお集まりください。お集まりいただいた方の中から、ジャンケンで参加者を決定します。ここでも負けられない!ちびっ子レイソルサポーターの奮闘に期待します!
今日はトップチームは試合前日恒例のミニゲームを。前半は黄色ビブス組が得点を重ねていきます。ゴールを決めたパク選手から珍しい飛行機ポーズが飛び出します!
しかし、赤ビブス組も橋本、近藤選手の連続ゴールなどでじわりじわりと追い上げます。実は密かに天皇杯 順大戦、前節富山戦と2試合連続ゴール中の近藤選手。「(前節は)アシストもしたから、ヒーローインタビューはオレかもと思っていたけど(笑)。明日はネットと谷沢のコンビには警戒したい。ゼロで抑えて勝つこと。自分もチャンスがあればセットプレーで得点を狙っていきたい」と闘志を燃やします。
ゲーム後半、レアンドロ選手、リンタロウ選手にホジェル選手のブラジリアントライアングルが絡んだ攻撃で息を吹き返した黄色ビブスチームが徐々に圧力をかけます。しかし、赤組もレアンドロ選手のシュートを田中選手がライン上でクリアするなど得点を許しません。そしてとうとう同点に追いつきます。
しかし、最後はホジェル選手が丁寧なゴールを決め、ケリをつけます。パク選手もボールが入る前に手を突き出して勝利を確信!とここで試合終了!黄色ビブス組が勝利をおさめました。
「ジェフは豊富な経験とクオリティが高く、当然、J1昇格争いをするであろうチーム。中盤から前線にかけてクリエイティブな選手が多く充分警戒したい。」とネルシーニョ監督も話すように、相手には個でもチームでも能力を高く発揮できる選手が揃っています。
実はここ何戦かジェフとの試合はドローが続いています。それについては「ダービーには独特の雰囲気があるので、毎試合拮抗した戦いとなっている結果だと思う。ただ今回の対戦は、千葉ダービーということ以上に、昇格争いという点で注目の集まる試合。ただでさえ好ゲームとなることが多いが、相手もモチベーションを上げているはず。しかし、厳しい戦いだろうが、戦いにくいということはない」と平常心で臨めば、我々に勝機はあると自信を見せていました。
今年2月、フクアリでのちばぎんカップで先制点を挙げた澤選手も「フクアリにはいいイメージがありますよ。ファーストシュートがゴールになったので」。しかしそれ以上にモチベーションが高い理由もあります。「前回対戦時(7月25日@日立台)は試合開始3分で交代になったので(笑)。あの試合は1回ボールが頭にかすっただけでした。あの時とは互いにチームの状態は違うけど、まずは自分の役割を果たし、得点で勝利に導きたい」と冷静にコメントを。もちろん黄色一色で染まったスタジアムには「いつもよりアドレナリンが出る(大谷選手)」けれども「僕らはいつも通り闘うだけ」と、選手たちは普段どおりに臨みます。
しかし、サポーターの皆さんにはいつも以上に気合の入った試合となることは間違いないでしょう。スタジアムに来られない方もTV中継で、あるいは携帯サイト・モバイルレイソルの速報で見守りながらご声援ください。では明日!