2010年10月25日

J1撃破

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担当:大重正人

J1ベルマーレとのトレーニングマッチが行われました。週末の公式戦に出場したメンバーは互いに欠場しましたが、それでも貴重な力試しの機会に変わりありません。レイソルは持ち味のパスワークでペースを握る時間帯も多く、互角の戦いを繰り広げました。互いにゴールを奪えないまま迎えた後半40分、工藤選手が相手との競り合いに倒れることなく、力強い踏ん張りから左足でゴールゲット。さらに45分、今度はホジェル選手が豪快すぎるダイレクトシュートをネットに突き刺し、2-0で見事勝利しました。

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攻撃的な位置に入った山崎、比嘉の両選手も持ち味を発揮しました。比嘉選手はバイタルエリアでの密集地帯でもボールをうまく受け、シンプルにはたいたり、時にはスピード満点のドリブル突破で決定的シュート。また力強いミドルシュートも。観戦していた北嶋選手は「小さな体で、あんな強いシュート打つなんて、相手もビックリするよね」と舌を巻く一撃でした。山崎選手は中盤をよく動き、相手DFの間でボールを受けながらサイドへの展開、また2トップとのダイレクトパスでDFラインを突破して、決定的なシュートチャンスも。終了間際のFKピンチには、桐畑選手のキャッチ&ナイスキックから、バウンドしたボールをよく競り合ってマイボールにし、ホジェル選手へのナイスアシストを決めました。

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2試合連続でスコアレスが続いていますから、FWの2ゴールはチームにとって大きな光。「明後日もまた湘南戦ですよ」という工藤選手は明日あさってとU-21代表キャンプへ。オフがなくハードスケジュールが続きます。31日の水戸戦のあとは、2日から代表キャンプへ、そのままアジア大会のため中国へ発ちます。「水戸戦までに昇格決めたかったんですけど...」という願いは惜しくも叶いませんが、代表召集前に最後大仕事を果たして、私たちも見送りたいものですね☆

トレーニングマッチには、昨日のJユースカップに出場した、U-18の相馬、山嵜、山中の3選手も出場。2日連続のゲームに山中選手は「疲れがないわけではないですが、まだ若いですし、少しでも多く試合に出ることが大きな経験になると思っています」と若者らしい笑顔を見せてくれました。昨日は地をはうような強烈なフリーキックで見事同点弾を決めましたが、夏の高円宮杯でも、強烈な無回転シュートを決めています。「思い切って蹴っているだけなんですけど、夏ごろからは先輩から「お前が蹴れよ」っていう感じで蹴らせてもらってます」。171cmと大柄ではありませんが、強烈な左足のキック、そしてやわらかなパスセンスも持ち合わせた左サイドバック。Jユースカップを戦うU-18チームもどうぞご声援ください!

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