2012年6月 5日

日立台キャンプ初日

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担当:大重正人

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4日間のオフ、選手やスタッフは家族や友人など大切な人と思い思いの時間を過ごし、心身ともにリフレッシュして、この日立台に帰ってきました。ACLでの悔しい敗戦を忘れることなく、そしてACL再挑戦のため、まずはJ1リーグで上位進出をめざす戦いがリスタートします。今日は筋力、持久力の測定+走り込み。1000mを6本走り込み、オフ明けの選手たちにとっては「キツイ」と表情をゆがめる初日でした。今週は水曜と金曜が2部練習、そしてピアノの食事は選手・スタッフが揃って摂るという、恒例の「日立台キャンプ」です。

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ここに不在の選手が2人います。U-19日本代表の山中亮輔選手は、U-18の後輩、GK中村選手とMF秋野選手とともに南アフリカに遠征。ケープタウンU-20トーナメントで見事グループリーグを突破し、惜しくも3位決定戦で敗れたものの見事4位に。ブラジル、アルゼンチンやアフリカの強豪とすばらしい戦い、経験を得て日本に帰ってきます。

そして彼らの先発、酒井宏樹選手は日本代表に参加中です。3日のオマーン戦、背番号21の後姿を確認したレイソルサポーターみなさん、本当に興奮されたことでしょう。思い切りよい攻撃参加、重戦車ドリブルからの高速クロス。記者さんによれば「いいクロスは1本しかなかった」と本人は悔やんでいたそうですが、十分に存在感を出していましたよね。ザッケローニ監督の期待の大きさは、最初の交代カードとして起用されたことでも十分に伝わってきます。日本最高峰のサイドバックが競争相手ですが、今はまちがいなくレギュラー奪取へのチャンス。8日のヨルダン戦、12日のアウェイ豪州戦、貪欲にチャレンジしてほしいですね!

その酒井選手の取材記事が、明日発売されます。小中の少年向けのサッカー専門誌「ジュニアサッカーを応援しよう」です。本人のインタビューをもとに、小学校時代はキャリアをスタートさせた柏マイティーの倉持代表、中学校時代はレイソルサッカーを叩き込んだ吉田達磨・現強化部長の話を加えた、日本代表サイドバック酒井宏樹の原点を振り返るよう内容です。ぜひご一読下さい。

そしてもう1本。スポーツ専門誌「NUMBER」、今週木曜発売号に、菅野選手の「ナンバーノンフィクション」が掲載されます。限られたアスリートだけしか取り上げられない、すばらしい企画から白羽の矢が立ちました。予定ではもう少し早い発売でしたが、他の記事の都合によりページが減ってしまうことから、しっかり6ページが確保できる今号まで待たれることになりました。菅野選手への取材はもちろん、これまでスゲが大きな影響を受けてきた方々への綿密な周辺取材をもとに構成されています。こちらもどうぞお楽しみに。

最後に、現在スタジアムの水はけ良化工事を実施していますが、明日からの工事エリア拡大に伴い、練習見学にお越しの方は、バックスタンド下が通行できなくなります。大変ご足労となりますが、野球場の南側を迂回いただくようお願い申し上げます。くわしくはニュースページよりご覧ください。