2006年10月16日

Challenge8 2戦目へ

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本日の担当:種蔵里美

いよいよきたな、と。
先日の東京V戦は、多くの報道陣の方に会場に取材にいらしていただきました。試合後の囲み取材のカメラの台数に鈴木達也選手もちょっと驚いていたほど。注目されているチーム同士の戦いであること、関東で行われるJ1・J2の試合が少なかったことなども影響していますが、みなさん共通して「そろそろね」とおっしゃいます。
そろそろJ1昇格争いに注目が集まる時期だからね、そろそろ見ておかないとね、と。
昨年も一昨年も、また違った意味でこの頃に注目度がぐんと上がり、同じように報道陣の数が増えました。急き立てられるように、ひとつひとつの対応に追われていたのを、ミックスゾーンのカメラが並ぶ光景を見て思い出しました。何かを守るのに、必死でした。でも今年はどんなに忙しくなっても、意味が違う。いよいよ本格的にこれからだな、とさらに力が入りました。
またちょっと違った角度から「いよいよだな」と感じていたのは石崎監督。
午後練習後のちょっと暗い空の色と、冷え込んできた風や木々の感じから「3年前まで、毎年J1昇格争いしてたからね。ああこの時期はこういう感じだったな、と思うよね」と言っていました。

さてチームは明後日の愛媛戦に向けて、本日トレーニングを再開しました。抜けるような青空のもと、紅白戦を含めて約2時間汗を流しました。
練習を見ながら竹本GMが一言。
「愛媛に勝たなきゃ意味がないからな」
今季、愛媛には3戦3勝。ですが第1クール、第2クールともに、苦戦しました。第3クールもスコアこそ3?1ですが、先制するも追いつかれ、83分、87分にディエゴ選手が2得点をあげて、なんとか引き離すことができた試合。組織力があり、よく走り、いつもいい戦いを挑んでくる愛媛FCに対して、こちらはそれを上回る組織としてのまとまり、集中力を見せなくてはいけません。最後の最後まで、勝利のために。Challenge8の2戦目。愛媛には明日出発です。

クラブハウスには、約1週間の入院を経て鈴木将太選手が戻ってきました。まだあまり自由に鎖骨の周りを動かせませんが、その状態で、テレビゲームなどを選手たちとともに楽しんでいたようです。鈴木選手の退院で、ようやく選手たちが柏に揃ったことになります。
そしてこちらも嬉しいニュース。流通経済大学所属で特別強化指定選手のDF鎌田次郎選手がU-21日本代表候補合宿(10/17?18)に選出されました。初の選出に、いいアピールをしてきてほしいですね。