2014年7月20日

雨の仙台戦

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担当:大重正人

まず、夕方が激しい雨が降り続き、キックオフを 1時間ずらして、20時キックオフとなりました。キックオフ前の時点で電話などで天気の行方を確認し、雷雲が接近しているという情報もあったため、試合運営や選手、観客皆様の安全を考慮して、こういった変更に至りました。大変な雨にも関わらず、ご来場いただいたレイソルサポーター皆様、遠く日立台まで仙台サポーターの皆様におかれましてはお帰りの予定も当然あったでしょうし、身体を冷やしてお待ちいただいたにもかかわらず、試合を最後まで見られずお帰りになった方も多いかと思います。ご迷惑をおかけする形になってしまいお詫びを申し上げるとともに、急な天候の変化による決断についてご理解ご容赦をお願い申し上げます。

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2007年4 月28日。 16時キックオフの前に、強烈な雷雨に見舞われ 50分遅れとなって以来出来事。「一回アップに出て、またロッカーに戻るというのは初めてで、難しさもありました」という工藤選手。それでも両チーム選手は、 20時4 分のキックオフに合わせ、しっかりと集中を高めた結果でしょう。開始から、レイソル vsベガルタらしい、球際の激しい、一進一退の攻防が 90分間続きました。

ピッチに水たまりが多く残っていた前半は、ロングボールをうまく使っていたベガルタに押し込まれましたが、雨が弱まり、徐々にピッチが乾いていきます。すると「下でつなげるようになって、自分たちらしいサッカーができるようになった」と茨田選手らのコメント通りに、レイソルの優勢が最後まで続きました。

「いつもこういう拮抗した試合になる」というベガルタ戦への覚悟を決めていただけに、選手たちからは焦りよりも、より集中が高まっているように感じました。 MFを中央に3 枚配置するような形から、狩野選手や茨田選手が変幻自在に動き、「新しいシステムでの攻撃面でのいいところが出せた(増嶋選手)」という内容のゲームだったと思います。

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ただゴールを割りきれず、「引いた相手に対して、どう崩すか」というこれまでの課題クリアは持ち越しとなりました。もっと強引にシュートを打ってほしい、サイドからのクロスをなんとか合わせてほしい、そんな願望をお持ちの方もいるでしょうが、それでも中断期間から取り組んできた新しいチャレンジが少しずつ形になっていることも間違いなく言えます。明日はリカバー、そして広島へは恒例となっている前々泊にて万全調整を図ります。これからの暑い季節をどう乗り越えてくれるのか、チームを見守っていきたいと思います。

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さて明日は、 U-18チームの超大一番です。プレミアリーグの 9試合、1 位清水ユースと、勝ち点 1差で2 位のレイソル U-18による首位攻防戦です。応援マガジン Tikitakaの方に教えていただきましたが、レイソル U-18の選手たちは、エスパの選手たちと小学生の頃から戦っていたそうで「今年のエスパルスは上位に来る」と予想していたそうです。 16時から人工芝グラウンドにてキックオフ。クラブユース全国大会に出られない悔しさを、この一戦で大いに晴らしてほしいですね!明日は U-18への応援もどうぞよろしくお願いいたします。