2014年10月20日

今度は柏で

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担当:大重正人

今日の食堂ピアノ、お昼過ぎに行くと、中村航輔選手と中谷進之介選手がランチをとっていました。「自分でもはっきり分かるぐらいに焼けました」と、ミャンマーの日差しを浴びたコウスケの褐色の肌。シンノスケにも「おかえり!」と声をかけたものの、やはり心苦しさがありました。日立台に戻ってくるには、まだ早かった。

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U-19アジア選手権、準々決勝での北朝鮮戦。1-1からのPK戦を落とし、日本サッカー界が待ちわびたU-20ワールドカップの出場は、またしても勝ち取れませんでした。「自分としてはいいプレーができていたんですが、、、」とシンノスケも悔しさと無念さを滲ませていました。2人とも全4試合に先発出場し、ディフェンスの中心としてチームをけん引。その経験は「今度はレイソルで」。残り6試合にレイソル初出場をめざしての再スタートを切りました。

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今週はミッドウィーク、水曜に試合があります。得意のホーム日立台で迎え撃つは、ガンバ大阪です。現在リーグ7連勝、中断明けのリーグ14試合を12勝1分け1敗と驚異的なペースで優勝戦線に加わっています。先週、マッチデープログラムのインタビューを受けた秋野選手も「いま、Jリーグで一、二を争う好調なチーム」と強敵を警戒します。宇佐美選手、パトリック選手と屈指のFWコンビがいますが、やはりチームの中心は遠藤選手でしょう。同じボランチで、パサーのアキも「トラップが本当にうまく、どこにでもパスを出せる場所にボールをおける」とそのプレーを注視。派手なプレーではなく、ひとつひとつの何気ないプレーやパスにこそ、その凄さを実感しています。

ただ、好調の相手にみすみす気持ちよくプレーさせるわけにはいきません。遠藤選手はもちろん、前線から最終ラインまでボールコントロールに長けた選手がそろうだけに、レイソルらしい激しい守備を90分間続けることはもちろん、そこから好調のFWレアンドロ選手を起点にゴールを陥れたいところです。鬼門中の鬼門だったカシマスタジアムで、しかも数的不利からの逆転勝利。このアウェイ勝利の勢いを、今度は「連勝」につなげたい。ゴールデンウィーク以来、連勝がないだけに、日立台でのこのチャンスを逃してはなりません。