2006年6月22日

更新日:6/22 23:45

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本日の担当:種蔵里美

湘南戦を終えて昨夜遅くにクラブハウスに到着したチーム。
連戦のさなかであること、また選手たち自身がコンディションを考えたうえで提案したこともあり、本日は時間を変更して午後1時から全体練習を行いました。昨日試合に出場したメンバーは軽くリカバリーののち、サッカーバレーなどで体をほぐしました。
明日の練習も急遽、午後2時からに変更となりました(場所は日立台で変わりはありません)。こちらもコンディションを考慮したうえでのこと。プラス、明日の午前4時からのブラジル戦を観る選手がいるだろう、との理由も含まれています。
日本戦だけでなく、ワールドカップが始まってからのクラブハウス内のテレビはサッカー一色。チャンピオンズリーグなどもそうですが、前日行われていた試合の録画ビデオが延々と流れ、選手たちは治療を待つ間や練習の前後に食い入るように観ています。
普段はドラマやバラエティ番組をわいわい賑やかに見ていることの多い、このトレーナールーム前のテレビスペース。最近は黙って夢中で見る姿が印象的です。

全体練習が行われた同じピッチでは午前中、新加入の深津康太選手(なんだかもう新加入と呼ぶにはふさわしくないほどすっかり馴染んでいる気がしますが)、佐藤由紀彦選手、そして近藤選手の3人を対象に乳酸値測定が行われていました。
設定タイムで走ってすぐ血が採れるよう、古邊フィジカルコーチ、田村コーチをはじめとしてスタッフが勢揃い。石崎監督も姿を見せ、3人の走る姿や数値を見守っていました。谷澤選手の数値に及ばなくとも、佐藤選手の数値がなかなか良かったようです。近藤選手はこれが今年初の測定。これからまた走り込みを重ねて、また数値が上がっていきそうです。

乳酸値測定が行われたすぐあとには、鈴木達也選手、柳澤隼選手がリハビリを。鈴木選手は最近、スピードを出してのランニングがメニューのなかに増えてきました。
「結構走ってるよ。ただの達也じゃなくて、スーパー達也になって帰ってくるから」とは酒井トレーナー。楽しみに待ちましょう。

2006年6月22日

更新日:6/22 0:13

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本日の担当:横井孝佳

タフな試合でした…。本当に勝ててよかった。今日の試合を落とす(たとえ引き分けでも)のと勝つのでは、キタジの言うとおり全く状況が異なってきますから。今日の試合に臨む選手たちからは、絶対に勝つ、第1クールと同じ轍は踏まないという強い意欲が感じられ、頼もしく見えました。
湘南の、連敗を阻止しようという意気込みも相当なものでした。ピッチ上では双方の意地と意地がぶつかり合い、キックオフ直後から激しい展開に。スタジアムの喧騒(メインスタンドには多数の学生さんがいらっしゃっており、声量がすごかったのです)と相まって、心臓の鼓動が通常の倍くらい早くなったように感じられました。

結果的には、先制したものの追いつかれ、李忠成選手のゴールで勝ち越し、そのまま逃げ切ったかたちになりましたが、最後まで息もつかせぬゲーム。それだけに、勝てたときの喜びと安堵は大きかった。ロスタイムの5分間は、ほとんど無呼吸だったような気すらします。
ロッカールームから出てきたチュンソン選手は、いつにも増して饒舌でした。じつは、先日の徳島戦の折、コメントを求める際に写真もお願いしたのです。いったんはOKしてくれたのですが、「いや、やっぱり今日は写真は勘弁してください」と断られてしまった。「何も出来なかった」と悔やむ表情を見せたくなかったのでしょう。「今日は写真いけるでしょ!」と声を掛けたら、最高の笑顔で頷いてくれました。あとでフォトギャラをアップしておきます。
チュンソン選手は、サポーターの皆さんへの感謝をことのほか強調していました。「平日なのに、アウェーゲームにこれほどの(人数の)サポーターが来てくれた。試合前から、選手同士でも話してたんですよ。『サポーターのためにも、今日は絶対に勝とう』って」まさに、選手とサポーターが一心同体になって戦い、掴んだ勝利ですね。バックスタンドの半分を黄色に染め上げた様は、メインスタンドから見ていても壮観でした。
なお、石さんが監督会見でコメントしていたように、リカルジーニョ選手が足の痛みを感じて交代となりました。バスに乗り込む前に声を掛けたら、腿裏をアイシングしていました。今晩は患部を冷やし、明日様子を見ることになります。大事にならないことを願っています。

なお、トップページでもお知らせしたとおり、明日の練習開始時刻が午後に変更となりました。突然の変更でご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。練習見学を予定されている方はご注意ください。