2008年4月 3日

アシスト王、新加入!!!

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:桜林 舞

080403_02.jpg

「勝点3」をお土産に、京都から凱旋帰柏の選手たち。13時に日立台に到着し、13:30から練習を行いました。試合に出た選手は古邊コーチのもとでクールダウン。ウォーミングアップにランニング、ストレッチ。出場しなかった選手、出場が短かった選手は、日立台で待っていた選手たちと合流し、石崎監督のもとで、通常練習です。

080403_03.jpg

みごとなアクロバティック・ストレッチを披露してくれたのは、左から、イシ、オータ、クラ、カマジです☆

080403_01.jpg

「リーグ戦の札幌との試合のあと、石さんに(Jリーグ初ゴールを決めた)昨年の札幌戦の話をされて、気合が入っていました」と、今季初ゴールで先制点&決勝点を決めた李選手。

私はスカパーで京都戦をみていたのですが、李選手がヒーローインタビューで「試合の前に、石さんが涙ぐみながら熱い思いを語ってくれて、自分たち選手も『絶対勝つぞ』という気持ちになっていました」と語っていました。

というわけで石さんに真相を直撃してみると「泣いてはおらんぞ、泣いては」と涙は流していないと否定。「でもちょっと言葉と言葉の間を開けて、タメをつくって話してたかもしれんな」と否定とも肯定ともつかないお答え。「ま、フリじゃよ、フリ」と照れ隠しの一言。「「勝ててよかったよ!」と相好を崩しながらも、「でも次が勝負じゃな。連勝しないと本当の流れに乗ったとはいえんじゃろ」と中3日で迎える次なる戦い、新潟戦に向けて気持ちを引き締めていました。

スタメンで90分出場した鈴木達也選手についても「タツヤ、すごいよかったよ。2列目からの飛び出しが彼の良さだしね。守備面でも良く頑張ってくれた」と賛辞を惜しみませんでした。

疲れた身体を鞭打って、クールダウンを終えて引き上げる選手たち。今日も春休みの暖かな1日とあって、多くの家族連れが練習見学に訪れてくれていました。いつもありがとうございます。

と、その脇で、地面を耕す人影が。

080403_04.jpg

桜林「家庭菜園ですか?」
酒井メディカル「そう。ニンジン植えるの」
桜林「ミニトマトがいいな」
酒井メディカル「千葉だからピーナッツがいいかも」
という会話は50%くらいは創作です。

本当は、

080403_05.jpg

フランサ特製トレーニング場の整備でした。「キツイよ」と、ちょっとふらふらな酒井メディカル。酒井さんにとってもハードなトレーニングメニューになったようです。

そして、最後はこちらのお2人。

080403_06.jpg

左はお馴染みの下平スカウトですが、右は誰でしょう。

長年レイソルファンの方ならすぐにお分かりのことでしょう。渡辺光輝(わたなべ みつてる)さんです。元柏レイソル選手で、1997-2003に在籍。西野監督時代に3-5-2の右サイドを務めていた選手です。その後は04-05とガンバ大阪に加入されました。

手元にある『柏レイソル10年史』の全選手名鑑(158P)を覗くと「早稲田大学から鳴り物入りでレイソルに加入した右ウィングバック。スピードを生かした突破で西野監督時代にレギュラーとして君臨した。攻撃的な平山の動きを見ながら、バランス良く攻撃に参加。数々のゴールシーンを演出した。練習は熱心に取り組むが、無言で黙々とこなす職人肌。移動中のバスや電車内でも読書にふける姿が見受けられた。それでいて、サポーターにはしっかりと対応」と書かれています。

現役を引退されてからは母校の早稲田大学で勉学に勤しみ、この4月から柏レイソルに入社され、強化部に配属されました。長年一緒にレイソルで過ごした、下さんをはじめ、吉田達磨コーチ、渡辺毅コーチ、根引謙介コーチとも思い出話(?)に花を咲かせていました。ガンバ大阪時代にはロビンソンGKコーチとも一緒に過ごしていたようで、懐かしそうに挨拶をする姿も見受けられました。

「選手時代の経験を活かして、今度はフロントとしてチームの貢献していきたいと思います」と最初のご挨拶。1996年 関東大学サッカーリーグ アシスト王でもある渡辺光輝さん。今度はフロントとしてナイスアシストをよろしくお願いします!

そして広報日記を読んでくださっている皆様も、新潟戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを投稿して、ナイスアシストをお願いします!koho@reysol.co.jpまでメールにてご投稿してください。チームに勝利を呼び込む、熱い声援をお待ちしております!!!

2008年4月 3日

京都行脚

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加

担当:大重正人

午後7時からの京都戦。その前に……京都と言えば寺社。不運としか言いようのない負傷に見舞われ続けていることもあって、自分として何かできることはないかと思い立ち、ネットで検索して、あるひとつの神社へ参拝に行ってみました。

080402_sanpai.jpg

「護王神社」は別名「いのしし神社」と呼ばれる有名な神社だそうで、なんと足腰の健康、回復、安全に御利益があるというではないですか。これは行くしかありません。大きな神社ではありませんでしたが、こまいぬの代わりにいのししが2体並んでいて、写真のようにサッカーボールの絵も描かれていました。ケガを予防したり、治したりするのはスタッフのみなさんやドクターの先生で、私には何もできません。でも、願い、信じ、祈ることはできます。まずは思うことが大切ではないでしょうか。諦めたら、そこで終わりですから。

今日は、「絶対に負けられない」という気持ちがスタンドまで伝わってくるような選手たちの頑張りと、サポーター皆様の声援でした。この日ゲームに復帰し、相手のハイボールをことどとく跳ね返し続け、何ものにも代えがたい存在を改めて感じさせた古賀選手は「今日は、ある意味追い詰められた試合でした」と並々ならぬ決意で試合に臨んだ気持ちを話してくれました。李忠成選手もそうでしょう。ここまで4試合でノーゴール。FWとしてゴールのない日々が徐々に重圧を与えていたかもしれませんが、今日は思い切った飛び出しで相手の裏を突き、神業のようなトラップからシュートをたたき込みました。

今日の勝利は、安堵と自信を思い返させるものでしょう。だからこそ、次の試合なんです。次こそが大切なんです。鎌田選手はルーキーとは思えない口ぶりで次節に向けての決意を述べ、また自分たちのおかれた状況を認識しています。今日の勝利が意味深きものとできるかどうかは、日曜の新潟戦にかかっています。明日は、午後1時ごろに柏着で、到着次第リカバリーの予定です。

また京都に移籍した水谷選手がハーフタイムに声をかけてくれました。「レイソルの試合はよく見てますよ。モバイルレイソルもまだ入ってるし。この前はあんまり調子良くないみたいだけど、今日は調子いいすね!」。開幕戦2日前の練習で残念ながら負傷してしまったそうで、今日の対戦が実現できなかったのはとても残念です。でも京都も昇格組ながら堂々の戦いで好調を維持しています。日立台で待っているよと声をかけると、「日立台は怖いですよ」。味方になればこれほどまで勇気づけられる存在ですが、敵にしたらこれほどプレッシャーを与えられるものはないでしょう。とにかく元気そうな姿で、試合後にもレイソルの選手たちと旧交を温めていました!

最後に新潟戦のマッチデープログラムのサポーターズボイスを募集いたします。koho@reysol.co.jpまでメールにてご投稿してください。おまちしております!それにしても勝利がもたらすものって本当に大きいです。こんな笑顔が見られる幸せ。日曜日も感じたいものですね!

080402_smile.jpg