グアムキャンプ最終日
担当:大重正人
1月28日から始まったグアムキャンプ。7泊8日の全日程を終えて、無事帰国の途に着きました。今日は9時半からのトレーニング、いつものサッカーグラウンドではなく、初日にトレーニングした多目的グラウンドへ移動。これまで選手たちが積み重ねてきた頑張りが認められたのか、今日は軽めのメニューで、リラックスした雰囲気でスタートしました。ボール回しや、チーム対抗でドリブルやボールを抱えてのリレーゲーム。
そしてコーチ陣が混ざってのミニゲーム。「アジアの壁」井原コーチや、「クモ男」シジマールGKコーチのプレーが、レイソルで見られるなんて、やっぱり不思議な感じですよね。ただゲーム自体は当たりも激しく、白熱したものに。ピッチが広かったこともあり、縦へ急ぎすぎることなく、ボールをしっかり繋いで崩そうとしているように見えました。
井原コーチの一本締めで、第1次キャンプは打ち上げとなりました。初めて監督としてキャンプを迎えた高橋監督は「いやぁ、1週間があっという間だったよ。やり残したことがあるんじゃなくて、やりたいことができた。80点ぐらいの出来だと思うよ」。選手たちはランニング中心のフィジカルメニューに、午後はこれまでとは違うスタイルのサッカーに挑戦。心身ともに疲労した1週間をみんなで乗り越えました。途中は「キツイっす」という言葉しか出なくなる選手たちにも、松原フィジカルコーチは「口ではああ言ってますけど、なんだかんだでやりますからね」とコーチと選手の間にはしっかりとした信頼関係があるんだろうなと感じました。
「あれだけ走れる選手がいるんだから、もっと考えて走れるようになったら、すごい可能性を秘めている。ウチはJ1で一番走れるチームだと思っているよ」。ストロングポイントであるフィジカル面をさらに強化し、そこに高橋監督が理想とするパスサッカー、緩急のメリハリがついたサッカーを色づけしていくのは、鹿児島キャンプから本格スタートとなります。
その前に6日、7日と日立台で午前午後の2部練習となります。別人のように黒々と日焼けし、たくましく成長した選手たちのトレーニングも見学できます。日立台はどんな冬につつまれているんでしょうか。グアム国際空港では、そんな寒さを忘れてしまいそうです。ただいま離陸50分前。現地で16時、日本では15時です。それでは、また柏で会いましょう!